不思議な美少年くんに、僕はなる!   作:しろ猫

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 初めまして、猫峰にゃんこです。
 この作品を開いて下さりありがとうございます。
 正直、小説を書くのは初めてなので誤字脱字等は気づいたら報告をして下さると嬉しいです。


プロローグ
第一話 誕生


 やぁ、初めまして、みんな大好き僕が来たよ。

 

 え、誰だかわからない?やだなぁ『気紛れ』で有名な僕だよ?

 

 それでも分からないの?はぁ……仕方ないなぁ、じゃあ僕がこれまで生きてきた10年間の、短い『昔話』でも少ししようか。

 

 

◆◆◆

 

 

 

「オンギャァァァァァ!!!」

 

 幼子の泣き声が、生命の誕生する音が室内に響き渡る。

 そこには両親と思われる男女の二人と、助産婦と思われる一人の女性が、幼子のことを囲み、食い入るように見つめていた。

 

「若旦那様!産まれました!元気な男の子です!」

 

「おお!そうか男の子か!よく頑張ったぞ渚紗!!」

 

「……っええ……本当に…良かったわ……」

 

 そこに居る皆が、その子の誕生に嬉しさを滲ませ、喜びを露わにしていた。そんな中、当事者である幼子は……

 

(え、あ……?何、この人たち………?危ない人?え、ああ、転生かぁ。そうですかそうですか、テンプレですね。あ、僕寝るんであとよろしくお願いします)

 

 従来の図太さでふて寝を決めていた。

 

 

◆◆◆

 

 

 どうも、あれから5歳になりました。神風(かみかぜ) (めぐる)です。

 うん、それはもうしっかりと転生してたよ。

 しかも異世界転生かと思ったら、まさかの生まれたのが昭和23年の日本なんだよね。

 もう本当にびっくりしたよ。

 まあ偶に世界バグってるから、もしかしたら僕の知ってる世界じゃないのかもしれないけど。

 

 え、何がバグってるかって?いやだって、普通人間は空飛んだり、雲吹き飛ばしたり、大怪我して次の日にはピンピンしてるみたいなことなでしょ?あったとしてもそれ人間じゃないよね。

 まあうちの両親のことなんだけど。

 え、僕の親は人間じゃないの?僕人外なの?

 まぁそれは追々考えればいいか。今考えるの面倒くさいし。

 

「ほーら、巡?あんまり目開けてると水が目に入るよ?」

 

 え、僕が今何してるのかって?普通に母上とお風呂に入っていますが何か?

 ん、なんで受話器なんて持ってんの?なに?変態がいるから警察に電話?

いや、仮に僕のことを言ってるのならちょっと待ってほしいんだけど、僕今五歳よ?

 そりゃ精神年齢は二十歳超えてるけど五歳の体で、しかも実の親相手に欲情するわけないじゃない。

 

 それに僕も嫌がったよ?でもさ、母上が『恥ずかしがってるの?良いのよ、まだ子供なんだから』って聞きゃしないんだよ……

 いやね?確かに言ってることは正しいんだよ?でもさ、

 

「そしたら服脱ごうね〜」

 

 とか

 

「ほら、母さんが体洗っちゃうから早く此処に座って?」

 

 とか、もう僕の心折りにきてるよね……?

 僕まだ子供だし性欲はないけど、羞恥心はしっかりあるのよ。それでこれだからね。本当生き地獄だったよ。

 

 え?もう5年もやってればいい加減慣れるだろ?これでも慣れたんだよ?

 0歳とかの頃はもっと酷かった……お風呂どころかおしめの交換までやってもらって……いや、仕方のないことだとはわかってるんだけどね。やっぱり割り切れないところは多少あってさ……

 

 うっ、思い出したくもない記憶が……

 

「……もうお婿にいけない……」

 

「あら、どうしたの?そんな顔して。可愛い顔が台無しよ?」

 

 誰のせいでしょう?あ、誰かのせいではないですね。

 オウ、ジーザス。神は死んだ!

 

 

◆◆◆

 

 

 やぁ、みんな。7歳になった巡だよ。

 

 あれから特に何事も無く、無事成長しております。

 

 父上はめっちゃ熱血。凄くうるさい。『ガハハハハハ!!』って笑う人。けどめっちゃ優しい。

 母上はめっちゃ優しいけど天然。何も無い所で転ぶ人。『なんで魚は水から出ないのかしらね?お肌ふやけないのかしら?』発言をして、其れを聞いていた僕は思わず宇宙を背負った。えら呼吸は知ってるよね?

 

 そして何より、父上が気力と妖力、母上が妖力と魔力を使えるのだ。

 

 もうね、此の二人リアル大乱闘出来るんだよね。此の前いかにもお命頂戴しますよって人が来たんだけど、もうやばかったね。え?何がやばいって?だってねぇ……余波で山の表面削れるって何?正直ちょっとちびったよ……

 

 そんなクセ強両親から生まれた僕だが、まあ普通ではなく、妖力、気力、魔力の類いは全て使えなかったが、摩訶不思議なよくわからん力使えるようなのだ。

 

 此れに関しては父上も母上もよくわからんらしい。が、少なくとも魔力や気力、妖力ではないことを、父上と母上が太鼓判を押している。

 

 つまりね?此の力によるけど、もしかしたら僕の夢である『不思議な美少年君』になれるかもしれないのさ!!

 

 もうね、興奮したよね。年甲斐もなく叫んだもん。

 

 だってあれだよ?気紛れに人を助けたり、意味深な発言したり、危ないもの扱ってたり出来るんだよ?やばくない?男の夢でしょ!

 

 まあ僕の力がゴリゴリの戦闘系だったら最強とかになるのもいいかもね?

 

 因みに此の力を何に使うのかを親に聞かれて「(気紛れに)人を助けたり、僕にしかできないこととかしたいんだ!」と答えたら、親バカである両親は「流石俺の息子だな!ガハハハハハ!!」「そうねぇ、本当に流石だわ。此れならいつかお友達も出来るわよ。」と凄く褒めて……褒めて?くれた。若干一名あれだが。

 

 まあ何はともあれ今世の夢を見つけましたね。目指せ、不思議さん!

 

 え?そんな僕が今何してるのか?其れ聞く?ねえ其れ聞いちゃう?

 

 今はねぇ〜?(ょぅι゛ょヴォイス)

 

 

「ガハハハハハ!!街に降りるのも久しいのう!」

 

「そうですねぇ。いつの間にこんなに発展したのかしら?みんな頑張ったのねぇ」

 

 

 父上と母上と僕でお出かけに来ています!

 

 なぁ?健全だろぉ?でもなぁ?何処に来てると思うぅ?其れはねぇ?

 

 

「お?着いたな。此処だ」

 

「あらあら、懐かしいわ。其れにしても、此処だけは変わらないのねぇ」

 

「うむ。しかし、相も変わらずかび臭いのう。凰蘭(ここ)は」

 

 

 如何にもあやかしが出ますよ〜な雰囲気を持つ店に来ています!

 

 ヒェ……ユウレイコワイ……((((;゚Д゚))))ガクブル

 

 

「ねぇ、母上?本当にここに入るの……?」

 

「あら?大丈夫よ。此処に居る人は母さんの知り合いだから」

 

「ほ、本当……?」

 

 

 嘘だったら許さんぞワレェェェ!!

 

 

「ガハハハハハ!!まだまだ子供よのう!だが其処も愛いわ!」

 

「いざとなったら父上が守ってね……?」

 

「ッ!?………ああ!任せよ!巡には指一本触れさせん!」

 

 

 本当に頼むよ……?まだ死にたくないしね……

 

 あ、因みに此の世界には幽霊とか妖魔とか獣魔とかが蔓延っていたりする。要するに簡単に死ぬ。やばい。

 

 だから僕はこういう場所が苦手なのである。もう大っ嫌い。自分が死ぬのも親しい人が死ぬのも嫌なのだ。

 

 そんなビビって僕が尻込みをしている間に、いつの間にか父上は僕の横から、巨大なボロボロの扉の目の前に移動していた。

 

 そして其のまま扉に足の裏を当てると、勢いよく扉を開いた。というか蹴り飛ばした。

 

 

「たのも〜!!」

 

 

 ん?

 

 

「ち、父上!?良いんですか、扉壊して!?」

 

「ガハハハハハ!!大丈夫だ!奴は旧友であるゆえ、そんな些細なことに一々目くじらを立てんわ!」

 

「い、いや、でも……」

 

「そうよ、ダメでしょう?貴方?」

 

 

 おお!流石(比較的)常識人!もっと、もっと言って!!

 

 

「巡の前で。巡が驚くわよ?」

 

 

 ちっがう!そうじゃない!そうじゃないんだよ母上!!

 

 

「おお!そうだな!確かに其の通りだ!今度からはもっと優しく開くとしよう!」

 

「ええ、そうしてくださいな。ねぇ?巡」

 

「ぇ、あ、ウン……ソウダネ………(濁った目)」

 

 

 残念、此処には僕の救いは無い様です。

 

 

「大丈夫じゃねぇわ。来る度来る度扉蹴り壊すのやめろって何回も言ってるだろ」

 

 

 両親の破天荒さに僕が軽く絶望していると、凛とした声が、扉の奥から響いてきた。

 

 其方に顔を向けると、黒髪翠目の美男が、柱に寄り掛かりながら此方に目を向け、其の整った顔を顰めて立っていた。

 

 え?何?めっちゃイケメン出てきたんですけど。誰、此の人呼んだの?

 

 

「おお!久しいのう雫玖(しずく)よ!息災で何よりだ!」

 

「久しぶりね、雫玖。今日はよろしく頼むわ」

 

「お前ら、人にもの頼む態度じゃ無いだろ……毎度いきなり手紙飛ばして来やがって………ほんとお前ら…………」

 

 

 ……何故だろう、さっきまでの凄く凛としたカッコいいお兄さんというイメージから、一気に苦労人という僕と同類の人種に見えてきたよ。

 

 

「……おい、其奴は誰だ。例の子か?」

 

「おお、そうだった!巡の名前は巡で、俺らの息子だ!」

 

「可愛いでしょう?流石は私と龍我さんの子供だわ」

 

「………えっと、初めまして。神風巡です。いつも父上と母上が本当にごめんなさい……」

 

 

 いや、すいません……言っても聞かないんです……本当ごめんなさい……

 

 

「…………いや、いい。巡と言ったな、よろしく頼む。其れにしても、この子がお前らの子か。何故お前らからこんなに礼儀正しい子が産まれる?正直もっと五月蝿いか、ぼーっとしてるような子が来るのを想像してたぞ」

 

「そうだろう!巡は可愛いからな!其れに、頭も良く運動も出来る。正しく俺と渚紗の子供だ!」

 

「其れに凄いのよ?巡は囲碁や将棋も強いの。ルールだってすぐ理解して覚えたし、記憶力もいいのよ」

 

「嗚呼、そうか、巡。お前も苦労しているのだな……」

 

「い、いえ、別に苦労という程では……僕は母上も父上も好きですから……」

 

「おお!俺も渚紗も巡のことが大好きだぞ!」

 

「ええ、そうよ。私も龍我さんも巡のことは大好きよ?」

 

 

 嗚呼!やめて!そんな憐れみの目で此方を見ないで!母上も父上も良い人ではあるから!良い人ではあるから!

 

 

「……まあ、いい。其れで?久々に顔を出すとは何の用だ?わざわざ無駄話をしに来た訳では無いだろ?」

 

「うむ!用はある!其れも重大な用がな!」

 

「……其れじゃ、さっさと上がれ。こっちは暇じゃないんだ。さっさと用事を済ませて帰れ」

 

「そうだな!では、失礼する!」

 

「失礼します」

 

「し、失礼します」

 

 

 あの、僕何も聞かされてないんですけど。重大な用ってなんですかね?

 

 

◆◆◆

 

 

「其れで?何の用だ?要件を言え」

 

「うむ!実は、巡が有している『謎の力』について鑑定をして欲しいのだ!」

 

 

 ああ、あれね?あの妖力にも気力にも魔力にも属さないよくわからん力ね?あ、此の人わかるの?って言うか鑑定?何其れ?どゆこと?

 

 

「父上、鑑定って?」

 

「おい、お前まだ此処が何処だか言ってないのかよ」

 

「おお、そうだった!うっかりしていたわ!此処は鑑定屋『凰蘭(おうらん)』。そう有名では無いが、腕だけで言えば日本一の店だ!」

 

 

 はぇ〜そうなんだ。

 

 

「腕『だけ』は余計だ」

 

「でもまぁ、もっと愛想良くして、お店の場所を人通りの多い場所に移動すれば、少なくとも名店凰蘭として名を挙げられると思うけどねぇ」

 

「俺は別に、誰彼構わず店に入れる気はねぇよ。俺が相手すんのはある程度の礼を弁えてて、俺が気に入った奴だけだ」

 

「ほう、つまり俺達は雫玖の御眼鏡に適ったわけか!ガハハハハハ!良かった良かった!」

 

「あ?調子乗んじゃねぇぞ?」

 

「ふふふ。そうねぇ、雫玖ちゃんは素直じゃないものねぇ?」

 

「うるせぇ。嗚呼、クソ。言うんじゃなかった……」

 

 

 ……なんか、良いよね。こういうやり取り。ほっこりするよねぇ。僕前世には別に親友と呼べる程仲がいい人いなかったからなぁ〜

 

 

「で?巡が持ってる『謎の力』の鑑定、だっけか?お前らだったら全部持ってるんだから解るだろ。其れとも何か?新種の力だとでも言うのか?」

 

「うむ、俺らはそう思うておる。しかし、確信はない。何かは感じるが、其の何かが解らん故、ここに来た」

 

「少なくとも禍々しいものではなさそうなんだけどねぇ……餅は餅屋って言うでしょ?だから雫玖ちゃんの所に来たのよ」

 

「……はぁ………まあ、今に始まったことじゃないか……いいだろう。付いてこい」

 

 

 ……急にスイッチ入ったなぁ。そういえば有能マンだったよね…‥なんか色々残念で忘れてたよ……

 

 

◆◆◆

 

 

 其処は、不思議な所だった。

 

 明るくもなく、暗くもない、そんな場所。

 

 壁からは淡い光を纏った水晶の様なものが所々に突出し、辺りを照らしている。

 

 

「此処は、人の本質を覗く場所。まあ、人の鑑定の仕事が舞い込んで来た時の仕事場だ」

 

 

 まじすか。めっちゃ綺麗なんですけど……

 でもなんだろ?此の光が、もの凄く落ち着く。

 

 廊下のように少し長い道は、中心に透明な台のある、八畳位の大きさの部屋まで続いていた。

 

 雫玖さんは、透明な台を挟んで自分達と対面の位置に移動し、手を此方に差し出してきた。

 

 

「巡、手こっちに出せ。」

 

 

 言われた通りに僕も手を差し出すと、手を握られ、其のまま台の上に置かれた。

 

 

「其れじゃあ始めるぞ。巡、幾らビビっても絶対台上から手離すなよ。死ぬぞ」

 

 

 ……ん?今結構やばいこと言わなかった?

 

 

「あの、雫玖さん。死ぬってどういう───」

 

 

 ことですか。と、続くはずの言葉は次の瞬間、台や水晶の様なものから発生した強烈な閃光によってかき消された。

 

 目も眩むような閃光は、長い様にも短い様にも感じられる時間、衰えることは無く、辺りを眩く照らしていた。

 

 其の後、徐々に光の激しさは鳴りを潜め、やがて元の静かな空間に戻っていた。

 

 ……やっばぁい。めっちゃびっくりした……思わず手を引っ込めようとしちゃったよね。まあ雫玖さんが手を握ってくれてたから離さなかったけどさ。せめて説明が欲しかった……

 

 

「どうだ?何か解ったか雫玖?」

 

 

 僕がそんな風に思い耽ていると、父上が先に雫玖さんに結果を訪ねていた。其のことにハッとし、雫玖さんに顔を向けると、さっきまでと変わらず、凛とした表情で、

 

 

「巡。お前、神と人間の混血だぞ」

 

 

と伝えてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……………………はい?

 

 

 




神風(かみかぜ) (めぐる)
 本作主人公。人間ではなく半神半人。
 性格は気紛れで真面目。但し嫌いな人、気に入らない人にはもの凄く当たりが強い。
 頭がキレて、運動も同年代の中では出来る。さらに、人間じゃない為体力という概念がない。夢ができて、その夢に向かってこれから努力する。実は精神が身体に結構引っ張られてる。本人は気づいてない。
 容姿は銀髪というより雪の様な白銀色の髪に、ルビーのように輝く緋い瞳の絶世の美少年。身長は七歳の頃で100cmと、昭和三十年の同年代の子と比べると少し小さい。
「不思議な美少年目指して頑張ります!」

神風(かみかぜ) 龍我(りゅうが)
 主人公の父親。普通ではない人間
 性格は大雑把で熱血。「ガハハハハハ!!」と笑う。好きなものは渚沙と巡と雫玖とその他数人。嫌いなものは渚沙と同じく実家。実家の格式は龍我の実家の方が高い。というか頂点。駆け落ち済み。歴史上振り返っても五人しか居ない力の複数持ちの一人。めっちゃ珍しい。超強い。(因みに巡は複数持ちが珍しいことを知らない)
 容姿はまるでカラスの濡れた翼以上に美しい黒髪にルビーのように輝く緋い瞳の絶世の美男。
巡が可愛すぎて毎日幸せ。つまり親バカ。さすめぐが止まらない。
「流石は俺と渚紗の子だ!ガハハハハハ!!」

神風(かみかぜ) 渚紗(なぎさ)
 主人公の母親。普通じゃない人間
 性格は天然で抜けている。雰囲気はしっかりとしているけど何も無い所で転ぶ。好きなものは巡と龍我と雫玖とその他数人。嫌いなものは龍我と同じく実家。実家の格式は渚沙の実家の方が低い。駆け落ち済み。歴史上振り返っても五人しか居ない力の複数持ちの一人。めっちゃ珍しい。超強い。(因みに巡は複数持ちg(ry)
 容姿は銀髪というより雪の様な白銀色の髪に、まるで空の様に綺麗な蒼い瞳の前世の美女。
 巡が可愛すぎて毎日幸せ。つまり親バカ。さすめぐが止まらない。
「ふふふ、流石は龍我さんと私の子供ね」

夜闇(よやみ) 雫玖(しずく)
 主人公の両親の親友。普通ではない人間。鑑定屋『凰蘭』の店主。
 性格はクールでツンツンしてる。でも結構な頻度でデレる。つまりツンデレとクーデレを両立している。自由奔放で、気に入った人にしか心を開かない。龍我と渚沙のストッパー。常識人枠。因みにこの人も実家は格式が高い。渚沙の実家と同レベル。勝手に抜け出してきた。目が特殊で、物の本質を捉えることが出来る。が、余りにも情報量が多い為、補助具(あの透明な台と、周りの水晶の様なもの)が必須。眼を生き物に使う場合、相手にもダメージが行く為、必ず相手にも補助具を使わせる。簡易的な補助具もあるが、其方を使う場合は多少脳に負担がかかる為余り使わない。妖力がつかえる。普通に強い。
 容姿は緑の黒髪に、エメラルドの様に輝く翠の瞳の美男。主人公の両親に比べるとそこまででは無いが、それでも充分なイケメン。
 マイペースな龍我と、同じくマイペースな渚沙の息子である巡には若干憐れみの感情を向けている。其れにしても巡がしっかりしてるのがちょっとびっくり。
「またか……はぁ、仕方ねぇなぁ」

鑑定屋『凰蘭』
 主に物や人の鑑定、魔具、妖具、霊具などの買い取り、呪具、想具などの引き受けをやっている。買い取ったり、引き受けた物は、危険性が比較的無いと判断すれば、売却する。ただし、危険な物と判断すれば、宝物庫に封印する。
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