※物語として盛り上げる為に、実プレイでは困難、もしくは不可能な行動や展開、戦力規模を設定しています。
その銀河はかつて、幾つもの戦乱の戦火に包まれた。
数百年もの戦乱の果てに13の星間国家と3の
中でも脅威として見られていたのは2つの浄化主義国家。その国家群は自種族以外の全種族を「銀河の異物」と認識し、数多くの戦争を生み出した。そうして拡大を続けていった果てに、現在では2つの浄化主義国家同士が殲滅戦争を行なっている最中であり、殆どの各国はその泥沼っぷりに喜んでいる。
しかし近年、新たに各国が恐れる国家が現れた。
その国家の名は「マイトロン神聖連合」。銀河南東部に存在し、銀河の約2割を支配する閉鎖的な巨大星間国家であり、その実態の殆どは謎に包まれていた。80年前に勃発した第一次銀河大戦に於いてもその戦火を免れており、ほぼ唯一の中立国故に決して少なくない難民が神聖連合に流れていった。更に人道的支援と称し、殆どの陣営に問わず多くの国家に貯蓄されていた食料や消費財を無償で配布。その総数は通常星間国家の数十年分の生産量に届き、それを以て各国の友好関係の構築、中立国の立場で銀河大戦の終戦の仲裁を務めた他に、終戦後には復興支援として一定量の合金も各国に無償配布した。
その後も中立国として様々な国際問題の仲裁を行なって一定の存在感を保っていたが、ある事をきっかけにその存在感は全く異なる形で爆発する。
銀河南部に存在していた3つ目の浄化主義国家「ハルムァナ帝国」。それが拡大の末、遂に神聖連合と国境を接する事となった。
彼の国は既に3つの星間国家を滅ぼし、推測される戦力は通常星間国家の中で最も大きいと言われていた。故にその国は銀河の中で一番恐れられている国家でもあった。
神聖連合の戦力はどれ程かは、一度も星間戦争による戦火に巻き込まれた事が無い為に一切不明であったが、万が一神聖連合が滅ぼされたら、浄化主義国家が銀河の3割を支配する事となってしまう。
それを恐れた各国…特に神聖連合に一番近くにある「活発連合」は神聖連合に対して防衛協定の締結及び国境の開放を提案していた。
しかし、どんなに神聖連合に譲歩した提案でも返事は以下の通りだった。
「我が国は国境開放はしない、故に防衛協定の締結も出来ない。案ずる事はない、我が国は如何なる存在に対しても必ず勝利する」
神聖連合の意思は硬く、どんなに説得を試みても首を縦に振る事は無かった。
その間にもハルムァナ帝国は前戦争に消耗した戦力を回復、それどころか更に戦力を拡大。5個宇宙艦隊と2個輸送艦隊による侵攻計画を作成し、銀河の2割を手に入れる準備を整えつつあった。
銀河共通歴2341年2月19日。
遂にハルムァナ帝国はマイトロン神聖連合に対して宣戦布告。同時に侵攻艦隊が神聖連合側境界線の要塞へ攻撃を開始。
そして7ヶ月後、ハルムァナ宇宙軍侵攻艦隊は遂に要塞を突破する事が出来ず、神聖連合宇宙艦隊によって壊滅した。要塞及び駐留艦隊との戦闘はハルムァナ帝国がやや優勢に進められていた。しかし到着した神聖連合本艦隊の戦力は、僅か3個艦隊でありながらハルムァナ帝国の5個艦隊を圧倒。到着後僅か数時間で侵攻艦隊の9割が爆沈する事となった。
その勢いで開始された神聖連合の逆侵攻は、銀河の歴史を塗り替える程の電撃的かつ破滅的速度で侵攻した。ハルムァナ帝国の悉く前哨地と防衛基地は壊滅し、悉くの惑星は占領され、悉くの防衛戦力は殲滅された。
2年7ヶ月。
それは、ハルムァナ帝国とマイトロン神聖連合間に於ける休戦協定が結ばれるまでの時間だった。
星間国家同士による星域戦争は、如何なる場合でも10年単位で繰り広げられており、第一次銀河大戦に関しては最初の開戦から完全な終結までに30年もの間、銀河ほぼ全域が戦火に晒されていた。これは星域国家の国力や戦力は殆どのケースで対等であり、そして戦場が星系単位で繰り広げられる程に広大であったからこそ、10年単位もの長い戦争になるのが、星域戦争の常識だった。
しかしこの戦争は、その常識を超越した。逆侵攻を開始してから僅か2年でハルムァナ帝国の半分の星系と3つの惑星を占領し、ハルムァナ帝国の艦隊戦力をほぼ殲滅させると、目的は果たしたと言わんばかりに
この戦争によって神聖連合の支配領域は118星系14惑星へと広げ、そして強大な力を周辺国家に示した。中でも周辺国家を震え上がらせた一つの戦略兵器が存在する。
対惑星戦略兵器「コロッサス」。この巨大兵器は惑星そのものに対して攻撃を可能とする唯一無二の戦略兵器であり、この兵器によって3つのハルムァナ帝国惑星の住民を
これに対し特に怒りを抱いたのは、神聖連合に最も厚い友好関係を結んでいた活発連合だった。元々、活発連合は軍事国家同士が連合した存在であり、銀河の覇権を常々狙い続けていた。しかし彼等にも彼等なりの道義というものが存在しており、その道義は神聖連合の所業から真っ向に対立するものであった。
活発連合は即座に神聖連合との通商条約、研究協定、不可侵条約、並びに準加盟国認定を解消し決別。並びに解放していた国境を封鎖して国交を断絶。神聖連合との敵対姿勢を取り始める。更に同じく神聖連合に対して危機感を持っていた「天体同盟」との友好関係の構築を開始、共同体制を取り始める。
神聖連合は活発連合に対して再度の友好関係の構築を望んで交渉を行ったが、幾度の交渉でも対決姿勢を崩すことの無い活発連合の姿勢に、
少しずつ神聖連合も対抗姿勢を取り始め、交渉は一時的に打ち切られた。
交渉打ち切りから1年後の共通歴2343年12月1日。
活発連合と天体同盟は銀河全体に対して共通声明を発表。活発連合と天体同盟はこの日を境に解体。そして民主星域国家「バザルボーズ合衆国」、星域企業国家「ギランシュ」、軍事星域国家「アンバラー王国」及び「ジュンバー帝国」、計4ヵ国による銀河連盟「ラルバーム連盟」の誕生を宣言した。
これによって支配星系143星系22惑星、銀河の約2割4分を占める巨大勢力が爆誕すると共に、マイトロン神聖連合との全面対決の始まりを告げる合図となった。
しかし、その後は長年に渡って冷戦状態が続く事となる。
神聖連合に劣るラムバーム連盟は、対神聖連合のドクトリン作成や戦力再編及び増強、規格統一や共同研究、秘密のベールに包まれている神聖連合の調査を行う為に。
ラムバーム連盟に勝るマイトロン神聖連合は、ハルムァナ帝国との戦争によって手に入れた新領土に対する行政整理やラムバーム連盟の戦力調査、及びラムバーム連盟の交渉の為に。
奇しくも双方の思惑が一致した結果、不思議な平和が訪れる事となったのだ。
それから20年後の、銀河共通歴2364年。
この物語は、そこから語るとしよう。
銀河の広さ=大(600星系)
国家構成
プレイヤー国家=1
NPC通常国家=10
NPC没落帝国=3(開始時点からほぼ全てのテクノロジーを保有し、圧倒的な戦力を保有する眠れる獅子達)
マイトロン神聖連合=プレイヤー国家
ラムバーム連盟、ハルムァナ帝国=NPC国家達
国家志向(この志向が違うと初期関係が敵対になったり友好的になったりする)
マイトロン神聖連合=狂信的精神主義、権威主義
バザルボーズ=平等主義、受容主義、物質主義
ギランシュ=軍事主義、平等主義、物質主義
アンバラー王国、ジュンバー帝国=狂信的軍事主義、精神主義
ハルムァナ帝国=狂信的軍事主義、精神主義(但し特殊な国是「浄化主義」により、他国との外交不可。関係も最低-1000となり、全国家と敵対不可避)
※実プレイに於いて事実上不可能な行動
2つの連邦が合わさる事による勢力の統合。
マルチプレイかつプレイヤーのみという前提ならば、連邦を2つ共解体し、改めて連邦を作って前連邦構成国家が加入すれば可能といえば可能。(だがそんな事をするなら最初から一つの連邦にしておけば済む話であるし、わざわざ2つの連邦を解体するメリットが無い)