Good morning,NightCity.   作:銀翁玉

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少々短いですがこれにて引っ越し完了です。
次からはまたエッジランナーズ編に再突入していく流れになります。


新居 引っ越し完了 返却

 

 

 積み込みが終了した後、時間が時間という事で一度駐車場を出て食事…時間的には昼食をH10メガビルディング前で取り、食べ終わった所で亡霊は積み込みが終わったコロンブスを呼び出した。呼び出したコロンブスが目の前の道路に停車した事を確認し、助手席にジャッキーを乗せ発進しグレンの新居への道を走り出した。

 

「いやー食った食った。悪いな、昼飯の金も出してもらって」

「元々そこ出すことも含めてたから問題はないよ」

 

 昼食を奢って貰ったジャッキーが亡霊に対し感謝を述べると亡霊は元々出すつもりだったと返した。ジャッキーはそれに対し助かると言った事に対し、亡霊はふと疑問が生じた。

 

(そういえばコーポ開始だと数年来の付き合いだったみたいだけど"この"ジャッキーはどの開始のジャッキーだ…?ちょっと探りを入れてみるか)

 

「そういえばジャッキー」

「なんだ?」

「お礼…というか報酬はエディーと銃なんだけど今何を使ってる?」

「マジか!助かるぜ…っと銃だったな」

 

 亡霊がジャッキーに対する報酬の話を持ち出すと、ジャッキーは喜びながらジャケットの内側のホルスターから一丁の銃を抜いたのを亡霊は横目で確認した。

 

「ツナミのヌエか。ちょっと借りるよ」

「おう」

 

 亡霊がジャッキーにヌエを貸してくれと言うと、二つ返事でジャッキーはヌエを亡霊に渡した。

 ヌエを右手で受け取った亡霊はスナップを利かせてヌエを持ち替え片手で遊底(スライド)を少し引き、薬室(チャンバー)内を確認する。薬室に実包が装填されていない事を確認した亡霊は再び持ち替え、親指でマガジンキャッチを押し弾倉(マガジン)をリリースし太腿に落とす。引き金(トリガー)を数度引き、プルを確認し次に撃鉄(ハンマー)を持ち上げてから再度トリガーを引く。最後に最初でやったようにヌエを持ち替え、今度は遊底を引き切りホールドオープンさせてから持ち替えてヌエを耳に近付けて親指でスライドストップを下ろしてホールドオープンを解除した。

 動作確認を終えたヌエを太腿に置き、マガジンをヌエに装填してから亡霊はジャッキーに返しこう言った。

 

「整備はいつ行った?」

「一週間程前ぐれぇだな」

 

 亡霊の質問にジャッキーはヌエをホルスターに戻しながら一週間程前と答える。それを聞いた亡霊はふむ…と考える素振りを見せた。

 

(音は問題ない…がトリガープルが少し重く感じたな。ハンマーも少し動きが悪く思えたしこれは品質の問題か…?それに普通のヌエだな…"あの"ヌエにしたのは端折られた数か月の時か…なら"渡しても"構わないな)

 

 何か納得したような笑みを浮かべながら亡霊はジャッキーに渡す銃を決めたのだった。

 

 


 

 

 何事もなくグレンの新居に着いた亡霊とジャッキーはコロンブスを降り、バックハッチから台車を取り出し組み立てて地面に置き、コロンブスに積んだ荷物を台車に乗せて移動しエントランス内に入っていく。

 ドアの音に気付いたのか、受付の女性が先にエントランス内に入った亡霊に気付き声をかけた。

 

「ご用件はなんでしょうか?」

「今日から12階の部屋の住人になる亡霊です。よろしくおねがいします」

 

 12階と聞いた受付の女性は目を大きく開けた後姿勢を正し、畏まりましたと言った。

 それを聞いた亡霊はそのまま台車と共にエレベーターまで移動し、乗り込みそれに続く形でジャッキーが乗り込んだ事を確認した後12階へエレベーターを移動させた。

 エレベーターが12階に軽い振動と共に止まり、横開きのシャッターが開いた事を確認し二人は台車と共にエレベーターを降りる。二人は台車を適当な場所に停め、窓際まで移動し外の風景を確認した。

 

「いやーこれは買ってよかった…!男の子の夢が詰まった最高の空間だ」

「すっげぇな!」

 

 いい買い物をしたと喜ぶ亡霊、見える景色や部屋に感動するジャッキー。しばらく二人は興奮が収まらずはしゃいでいた。

 しばらくはしゃいだ後、亡霊が次の荷物を移動させますかと言い、それを聞いたジャッキーも了承し引っ越し作業に戻る為台車から荷物を下ろし、空になった台車と共に再びエレベーターに乗り込み1階に移動した。

 

……

………

 

 無事コロンブスから全ての荷物を居室に移動した後、亡霊が報酬の話を持ち出した。

 

「先ずはエディーから。どうぞ」

「2000€$!?幾らなんでも多すぎねぇか」

 

 引っ越しの報酬金に驚くジャッキー。それに対し亡霊は先行投資だよと答え、次は銃だと言いガンケースの中身を確認していく。渡す銃を見つけた亡霊はガンケースを持ち上げてジャッキーにガンケースごと渡してこう言った。

 

「銃はこれにしたよ。確認してくれ」

「お、おう」

 

 ガンケースを渡されたジャッキーは先程の報酬金に困惑しながらもガンケースを開ける。ガンケースの中には金装飾がされた遊底とマズルブレーキが付けられたヌエが二丁入っていた。

 

「焼夷弾対応のヌエ二丁だ。受け取って欲しい」

「……いいのか?」

 

 あまりの事に冷静になったジャッキーに対し、亡霊はその方がこの銃も喜ぶと返す。ならありがたく貰うとジャッキーは言い、ガンケースを閉じた。

 これで引っ越しは終わりと言いジャッキーを帰す。ジャッキーがエレベーターに乗り1階に向かったのを確認し、ソファーに移動し腰を下ろした。

 

「確かに、返したぞジャッキー…」

 

 亡霊は感無量の気持ちを押さえつけ、顔に出さないようにしていたがジャッキーが帰った今、押さえつける必要がなくなった為独り言ちる。

 サングラスで目は見えないが、頬には一筋の透明な液体が流れていた。

 

 





感想にてありましたが、ジョイトイやロマンスの詳細(R18ノーカット)って需要ありますかね…?

R18描写(ジョイトイ、ロマンス描写)の需要

  • ある
  • ない
  • エッジランナーズとの絡みマダー?
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