デイビッド達を道案内しながらミスティの店に到着する。
ドアを開け、中に入るとミスティが声をかけてきた。
「どうしたの?」
亡霊が纏っている雰囲気を感じてか、ミスティがそう投げかける。
「ヴィクターに頼みたい事があってね」
そう亡霊が返事をすると、ミスティは分かったとだけ言い、裏手の方に手招きをしながら移動する。
それに付いて行くように亡霊、デイビッド達は歩き出し店から出て裏手に出てから階段を下りヴィクターの診療所の中に入る。
ドア、仕切りを通り診療所内にいるヴィクターを見つけ、声をかける。
「申し訳ない。診てもらいたい患者がいまして」
そう一言告げた亡霊に対しヴィクターは症状は?と返す。
「恐らくですが…トラウマ、又はPTSDによる
「それならトラウマチームに任せればいいんじゃないか?」
「根本の解消は無理でしょう?」
「で、その根本はなんだ」
「サイバーウェア」
「それでウチに来たって訳か…患者を座らせてくれ」
ヴィクターが患者をシートに座らせるよう催促をし、それに従いデイビッドをシートに座らせる。
「それじゃあ診断していくぞ。繋いでくれ」
「あぁ」
ヴィクターが診断を行う為にジャックインしてくれと、プラグを渡す。デイビッドは少し不安そうな声だがそれに応えプラグを刺した。
「……成程な」
「どうですかね?」
「インプラントは問題ない。だが入れ過ぎじゃないか?もはやボーグだぞ」
「そんなに?」
「見て見ろ」
そう言いヴィクターがディスプレイから退いて亡霊に見せる。
「……うっわぁ…」
診断結果を見た亡霊は思わず素で声を漏らす。
サンディヴィスタン、ゴリラアーム、プロジェクタイルランチャー、強化足関節、皮下アーマーetc,etc…
その中でも特に目を引くのが体格を大きくしている事だ。
「ヴィクター。体格を大きくするクロームの負荷は如何程ですか?」
「かなり高い。むしろここまで入れて無事な方がおかしいくらいだ」
その解答は聞き、亡霊はデイビッドの方に向きこう言った。
「成程。確かに"特別"というのに不足はないね」
「だろ?」
亡霊がデイビッドを特別だと認めると、それを聞いたデイビッドは不遜な顔になりそうだろうと言う。
「だが、ここが限界だ。平穏な人生と栄誉もない死、どちらを選ぶ?」
「俺は…」
亡霊がそう質問に対し悩むデイビッド。
「ここが分水嶺だよ。答えは直ぐには出せないのは分かっている。チームの皆とよく話をして決断してほしい」
「俺からも言っておくが、お前さんはかなり危ない所にいる。それを忘れるんじゃないぞ」
「ああ…分かった」
二人の言葉を聞いた後、デイビッドはプラグを外してシートから降り、外に向かって歩いていく。デイビッドが外に出るまで目で見送った後、ヴィクターが亡霊に対して質問をする。
「とんでもない奴を連れてきたな」
「いやはや…申し訳ない限りです」
「……ジャッキーの時みたいなお節介か?」
「……分かります?」
「……はぁ。アイツの容体が変化したらすぐに連絡しろ」
「ありがとうございます」
「後、ミスティやジャッキーの様に俺にも敬語じゃなくてもいい」
「……分かった。では私もこれで」
ヴィクターとの軽い話の後亡霊も診療所を出たのだった。
(……特別特別とデイビッドが言っていたがそこまでだとは思っていなかった。幾ら何でも入れ過ぎだろう)
診療所を出てから考える。診断結果をみた時から思っていたがもうほぼアダムモドキじゃないか。まだ"肉"がある分マシな気がするけど。
(さてどうしようか…流石に肉体を大きくしている以上交換なんて事は確実に無理に近い。サンディヴィスタンをダウングレードしてランチャーをゴリラアームにしてコストを下げるしかないか…?骨格を縮めるのは何か月もかかるだろうし金もかかるし…)
そう悩みながら診療所を出てミスティの店の裏口から店内に入る。店内を見渡すとレベッカがミスティと話しているのが見えた。…診療所に居ないと思ったらここにいたのか。
「亡霊、どうだった?」
「経過観察。ただ、ここが分かれ道だろうね」
デイビッドの診療結果がどうだったか確認するミスティにそう返す。その言葉に対しやっぱりとミスティが言う。
「やっぱり?何か"感じた"?」
「うん。なんというか…表現し辛いんだけど、何かに引っ張られてる感じ」
「やばそうな感じ?」
「多分」
「どういう事?」
何か感じたミスティに話を聞いていると、レベッカがどういう事と会話に入ってきた。
いや、確かにどういう事と思うだろう。
「タロットで占ってみたら?」
「本人がいないとなんとも言えないかな」
「連れてこようか?」
占ってみたらと言ったら本人がいないとと答えるミスティにレベッカが連れてくるか?という。
「…今度でいいんじゃないかな?気落ちしてるし今は休ませてあげた方がいいでしょう?」
「レベッカ、彼をよく見てあげてね」
「……分かった。じゃああーしはこれでいくね。亡霊も、またね」
自分が休ませた方がいいんじゃないかと言い、ミスティがレベッカにデイビッドをよく見ていてあげてと言う。…打ち解けるの早くない?
レベッカはもう行くと言い、別れの挨拶をしてから店を出た。
「私も行きますかね」
「うん、わかった。また来てね」
「もちろん」
ミスティと別れの挨拶をして店を出る。時間は…早朝付近かぁ。帰って寝るとしましょうか。
DLCクリアしました(塔ルート)
なんというか…うん。サイパン世界の闇を追加で見せられましたね。
そしてさらっとブラックウォールを出すんじゃあないとも思いました。
武器に関してはパワー系がかなり使い辛い環境だな感じました。後、一部アイコニックも
サタラ、サタラとネコマタしか勝たんとなりながらベリハ攻略してましたw
さて、この話のデイビッド君の分水嶺です。
話しの中で亡霊が言った通り"平穏な人生か名誉なき死"か。
この話のデイビッド君はどうなるんでしょうね?
R18描写(ジョイトイ、ロマンス描写)の需要
-
ある
-
ない
-
エッジランナーズとの絡みマダー?