知多娘。のキャラクターソング 大田メディ CV牧野佳々李

「心の場所」

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知多娘。のキャラクター 大田メディ CV牧野佳々李

が歌う「心の場所」という曲を勝手な解釈で文章にしました。

ただのおもいつきの暇つぶしで、さーっと書いた上に読み返しもろくにしていないため、誤字脱字、句読点のミスが多々あると思いますし、各キャラクターも知多娘。公式サイトをチラッと見ながら参考にさせて頂いたので違和感もあるかと思いますが、それを踏まえつつ読んで頂けたら幸いです。


是非知多娘。公式You Tubeより 「心の場所」聞いてみてください。


心の場所(こころのありか)

「スリープモードカイジョ」

 

「おはようメディ!」

 

朝の6時、元気な声と共に爽やか笑顔で彼女は言った、(東海しゅう)私を開発した人物だ、私には開発者である彼女でさえ知らないある秘密がある。

 

「オハヨウゴザイマス」

 

夜9時から毎朝6時あわせて充電が終わるスリープモードから目覚めた私は挨拶をした、彼女はどうやら今日も聚楽園公園の大仏様をロボットにする計画を立てているようだ。

 

「あそこをこうして、あっちをああして!」

 

ブツブツ言いながら、用意したお弁当のトマせん焼きそばとカゴメのトマトジュースも忘れて行ってしまった。

 

「リカイフノウデス」

 

今日はリポーターとしての仕事もあるし、彼女はきっと大仏様改造で頭がいっぱいだろうから、後で持って行ってあげることにしよう。

 

今日のお仕事は知多市の佐布里緑と花のふれあい公園で梅まつりの中継だ、読者モデルとしても活躍中の(知多舞子)さんをゲストに迎えることになっている。

 

「おはよう、メディちゃん、沢山の方々が梅の花を楽しみに来てくれて、みんな笑顔で、とても嬉しいわ。」

 

と言いながら、彼女は優しく微笑んでいる。

 

「ホホエミ、リカイフノウデス」

 

彼女にそう呟いた、そんな私に対して不快感を表すわけでもなく彼女は微笑み返し、優しい口調で

 

「リポート前に会場の様子を下見しましょう」

 

と、私の手を握ってくれた。

 

「おばあちゃんいくよ!!!うぉぉぉぉぉ!!」

 

「僕も負けてられないな!熱血!!!」

 

「私は最強になって、知多半島の平和を守るんだ!!!」

 

「僕だって必ず甲子園に行くんだ!!!」

 

(大府・ウェルネス・桃花)さんに(大府あかね)さんだ、広場でタイヤに付けたロープを腰に巻き付け、ひたすらダッシュを繰り返している、さすが健康都市大府にお住まいの二人だ。

 

「サイキョウ、ネッケツ、リカイフノウデス」

 

「あらあら、せっかくの梅まつりなのに、あの二人はいつも変わらないわね、ここはリポートの時には近づかないようにしましょう」

 

と笑いながら彼女は言った。

 

「リョウカイデス、ケイカイクイキヲセッテイシマシタ」

 

「じゃあリポートできそうな出店の方を見てみましょうか」

 

梅まつりでは様々な出店が立ち並び、ひとつの風物詩となっている、しかしそんな中、少々場違いな雰囲気の店を見つけた。

 

「ま、舞子さんにメディさん、なななんでこんな所に!」

 

焦った口調で早口に(阿久比ほたる)さんが言った、

 

「ほたるちゃん、こんなところでその本売って、また住職のお父様に叱られるわよ」

 

「こっこれはあくまでも歴史を新たなる視点から見た書籍であって!決してそのような、光秀と信長の……」

 

真っ直ぐに見つめる私の視線に彼女はようやく気が付いたようだ

 

「メディちゃん、恥ずかしいからそんな真っ直ぐな視線で私を見ないでぇ〜」

 

彼女は顔を真っ赤にして薄い本を抱えて走り去ってしまった。

 

「ハズカシイ、リカイフノウデス」

 

「これは理解しなくてもいいわよメディちゃん、私もよくわからない世界だもの、だけど彼女にとっては幸せな世界なんだろうね」

 

と、また微笑んでいる、彼女のふわふわした優しい雰囲気が私は好きだ。

 

「あらあら御二方、おはよう御座います」

 

(東浦未来)さんがいつも通り、おっとりた口調で挨拶をしてきた

 

「おはようございます未来さん、未来さんも出店なさっているのですか?」

 

「はい、ぶどう畑で倒れていたわたくしを介抱してくださった殿方への恩返しでございます、東浦産のぶどうの苗を販売させて頂いてます」

 

「オンガエシ、リカイフノウデス」

 

「メディちゃんレポートの内容が決まったわ、未来さん、後程こちらのお店を中継させて頂いてもよろしいでしょうか?」

 

「もちろん、わたくしにできるこどがありますれば、遠慮せずお申し付けくださいませ」

 

舞子さんの提案はすんなり採用され、今日のリポートはスムーズ終わった。

 

「お疲れ様メディちゃん、よく頑張ったね」

 

「オツカレサマデシタ」

 

とは言ってみたものの、アンドロイドである私は疲労というものがない、便利なものである。

 

「ところでその荷物はしゅうちゃんに届ける物?」

 

多種多様な工具のデザインがあしらわれた手さげ袋にロボットの型をしたお弁当箱が中に入っていて、見る人が見れば誰の持ち物か一目瞭然だ。

 

時刻は昼を回っている、ここはアンドロイドの実力の見せ所だ

 

「ジェットエンジン、キドウ、イッテマイリマス」

 

私は梅の花を散らさないよう大地を蹴り宙を舞い、上空でジェット噴射を行った。

 

「本当に優しい子」

 

舞子さんはそう呟きながら手を振った。

 

「熱血!うぉぉぉぉぉ!!」

「最強!うぉぉぉぉぉ!!」

「光秀が信長に対して、更に蘭丸くんがぁぁぁ……」

「……リカイフノウデス」

 

数分後、上空から大仏様の近くにしゅうさんの姿を見つけた、ジェット噴射を停止し、着陸しようとしたが何やら私の名前を言っている、一緒にいるのは(太田川千代子)さんだ。

 

「メディには感情…が無い…スクラップ…メディ…パーツ…お金が必要なのよね」

 

「なるほど~私にできるとしたらあれしかないかな、やってみるねしゅうちゃん!」

 

そんな会話が断片的に聞こえた、大仏様を改造するのには費用がかさみ、私を維持、メンテナンスするための費用もしゅうさんの家計を圧迫してる?

私はどうやらスクラップにされるようだ、開発者の判断ならば仕方のない事である。

 

「シュウサン、オワスレモノデス」

 

「メディ!?私またお弁当忘れてた?ありがとうメディ!ところで今の会話聞いてた?」

 

少し驚きつつしゅうさんがそう質問してきた。

 

「ナンノハナシデショウカ」

「なっ、なんでもないの、お腹空いてたんだ〜ありがとうねメディ!」

 

しゅうさんは手先は器用だけど会話は不器用で誤魔化すのが下手だ、でも私なら大丈夫だ、アンドロイドだから。

 

 

 

「あ〜あーでもない、こーでもない、うぅ〜」

しゅうさんが何やら設計図を見ながら頭を抱えている、アイデアに行き詰まると、独り言が増えて行くが、私はこの光景が嫌いでは無かった、きっと大仏様の改造計画だろう。

 

今日は美浜町のリポートの仕事が入っている、悩んでいるのを邪魔するのも申し訳無いと思い、私は静かに地下の基地から出た。

 

「あれ?メディがいない?いつもなら挨拶してから出ていくのに、もしかしてやっぱり…」

 

リポート現場の美浜町に着いたメディは野間灯台についておさらいした、野間灯台は100周年を迎え、そこには「絆の音色」というモニュメントがあり、南京錠を掛けると恋愛が成就するというジンクスがある。

 

「愛ちゃーーーん!!早く早くー!!さっき素敵なイケメンがいたんだって!急いで追いかけて!一緒に南京錠つけてもらって!恋人という既成事実をつくらなきゃー!!」

 

「恋ちゃん落ち着いて!恋ちゃん南京錠も用意してないし、恋ちゃんが言うイケメンってあの人でしょ?」

 

「さぁ、おばあちゃん、健康の館に向かうんだろ?俺もそうだから、荷物運んでやるよ、ゆっくりでいいから一緒に横断歩道渡ろうぜ」

 

「ありがとねぇ、お若いのに親切にして頂いて、、」

 

「おばあちゃんだってまだまだ若いもんだぜ!車に荷物は積んでおくから、気を付けて安全運転でな!」

 

いつも賑やかな(美浜恋)(南知多まりな)さんに、落ち着いた雰囲気のあの方は(美浜愛)さんだ。

 

「せっかくイケメン見つけたと思ったのにぃぃ(泣)」

 

「私はまりなさん優しいしイケメンだと思うわよ」

 

「さっきから俺の話で盛り上がってるけど、相変わらずだなぁお前らは」

 

「レンアイ、シンセツ、リカイフノウデス」

 

「メディさん、おはようございます、美浜町をリポートして頂いてありがとうございます、野間灯台の他にも、今は旬ではないのですが、みはまっこ、さわみっこ、と言ったハウスみかんも有名なんですよ」

 

「アラタナジョウホウ、インプットカンリョウ」

 

愛さんから頂いた情報も交えて今日のレポートはいつもより上手く行った。

 

「ミナサマ、サヨウナラ」

 

仕事を終えたメディは帰路へついた。

 

「なぁ、恋、愛、しゅうから連絡のあったあの話本当なのか?」

 

「私は本当だと思っていますけど、私にできることと言えば…」

 

「愛ちゃん、私メディちゃんの為なら協力するよ!このままだとメディちゃんが…」

 

涙を浮かべる恋に対し、

 

「二人共、俺の店で働かないか?バイト代は、好きに使えばいいからよ!」

 

二人は目を合わせ頷くと同時に、

 

「はい!」 「うん!」

 

「お前ら双子なのに息があってんだかよくわかんねぇな」

 

3人は笑いあった、その様子をメディは遠くから見つめていた。

 

笑顔、私には笑顔が無い、アンドロイドには必要ないのだから、なのに何で、こんな機能が私にあるのだろう……

 

「リカイフノウデス」

 

先日のしゅうさんが言っていた話を考えながら美浜の海岸沿いを歩いていたら、いつしか内海海水浴場まで辿り着いた。

 

「あなた面白いわね、魂が見えない、私のように幽霊なのかしら?」

 

「セイメイハンノウナシ、ケイカイモードハツドウ」

 

鳴り響くサイレンと共に私は臨戦態勢に入った。

 

「ちょっ!ちょっまって!私は敵意があるわけじゃないわ!ほらっ!」

 

眼の前にいた妖艶な女性は天真爛漫な少女へと変身した。

 

「ハッピーラッキー!私は内海お吉だよ!!」

 

「リカイフノウデス」

 

お吉は元の姿にもどった。

 

「あなた、名前は?3月のまだまだ寒い海岸で何をしていたの?」

 

メディは今までの出来事をたんたんとお吉に話した。

 

【なるほど、この子がメディね、数日前の夜中に飛んできた謎の矢文の正体がわかったわ、差出人が書いてなかったけど、どうやら、しゅうちゃんのようね、にしても、私がスマホを持ってないからって矢文だなんて、あの子も面白いわね】

 

「なるほど、あなたの現状はわかったわ、それで、スクラップにされるかもしれないあなたはしゅうちゃんの事をどう思っているの?」

 

そんなの決まってる、しゅうさんには感謝の気持ちしかない。

 

「…リカイフノウデス」

 

【これで確定ね、しゅうちゃんの予想は当たっている、ふふふっ】

 

「メディ、私から言えることはひとつ、これまでを思い返して見なさいあなたの歩んできた日々をね、さてとっ温泉にでも行こうかしらね、またねメディ」

 

そういって、お吉さんは鼻唄まじりに立ち去って行った。

 

〜半田市、クラシティ〜

 

「ちょっとしゅう!このメールはどういう事よ!」

 

年下にも関わらず、きつめの口調で数日前に届いたメールについて問いただす彼女は(武豊乙姫)ちゃん

 

「乙姫、落ち着きなさい、しゅうだってなんとかしようと必死に考えてるのよ、私も今日は休日だけど、お酒も飲まずに駆けつけたんだから」

 

乙姫ちゃんをなだめる彼女は(半田酔子)さん

 

「そうですよ〜ほら二人共うちの牧場で採れた牛乳をのんで落ち着いて、ね?」

 

「なんで今牛乳なのよ!時と場合を考えて!」

 

「そうよ!鼻から牛乳!」

 

「そっそんな〜ひどいよ二人共〜(泣)」

 

2人から責められてるのはちょっと間の悪い天然な彼女(知多みるく)さんだ。

 

そんなやりとりを聞いていると、なんだか安心できた。

 

改めて、メールの内容について、私は話した。

 

メディについて、ひとつの可能性に辿り着き、みんなにメール(一部矢文)を送った、文面はこうだ。

 

知多娘。のみんなへ

 

こんばんは。

 

聞いてほしいことがあるの、メディについてなんだけど…

 

私がカッコイイ!!と思って搭載した、ジェットエンジンやロケットパンチに予算と時間をかけ過ぎて、納期が間に合わず、カタカナしか話せない、感情の無いアンドロイドとなってしまった話はみんな知ってると思う。

 

当初は感情豊かなアンドロイドにする予定だったんだけど、私の技術力の無さと、カッコ良さに突き進んでしまった予算の都合でそれは実現しなかったの。(反省してます(泣))

 

ある日メディと過ごす日々の中である違和感に気が付いたの。

 

それは 「リカイフノウデス」

 

この言葉についてなんだけど、メディが喜、怒、哀、楽、そう、感情についての場面に直面すると、必ずこのセリフが出るの。

 

もしかしたら、メディは感情があり心を持っているかもしれないの。

 

だとしたらメディは凄く苦しんでるはず、感情を表す機能が無く、伝えたい言葉を表そうとすると回路エラーがでてしまい

 

「リカイフノウデス」

 

の言葉しか出てこない、幸い、今の科学は発達してメディの感情は表現することができるパーツが手に入りさえすれば、メディをアップデートできるはずなの!

 

だけど、やっぱり最先端技術となると予算が無くて、みんな相談に乗ってくれないかな??

 

                  東海しゅう

ひとしきり話し終えた段階で、

 

「まっ、まぁメディがリポーターとしてみんなから愛されてるのを知ってるから、その、心配になっただけよ…その…ごめん」

 

冷静さを取り戻した乙姫ちゃんが言った。

 

「まぁそうね、メディはしゅうが開発した凄いアンドロイドであって、その功績は認めらるべきよね」

 

そういい終えると、みるくさんが用意した飲み物を口にする酔子さん。

 

「ちょっと何よこれ!アルコールが入ってるじゃない!?みるく牛乳に何混ぜたのよ!」

 

「ごっごめんなさい〜酔子さんお酒飲みたいのかなって思って〜牛乳に知多酒を注いでしまいました(泣)」

 

「悪く、無いわね、美味しい、ありがとうみるく、さぁメディの為にひと肌脱ぐわ、作戦を考えなきゃね」

 

酔子さんは普段酔った状態で、逆にお酒を飲むとシラフになり、頭が冴え、真面目になる特異体質だ。

 

「やったねしゅうちゃん」

 

みるくさんが耳打ちしてきた、どうやら作戦通りのようだ、やるときはやる子だ。

 

「普通に稼ごうとしても私達には限界がある、なにかヒット商品、誰からも好まれる何か、無いかしら、それを広める人脈なら、あるわよね、みるく?作戦ももう思いついてるんだけど…」

 

「作戦って何よ?話してくれたっていいじゃない、私だって、協力したくてここに来たわけだし。」

 

「協力する??しゅう、みるく、今の聞いたわよね?」

 

「なっ何よ?勿体ぶらずに教えなさいよ!」

 

「しゅーーちゃぁぁぁぁん!みーるーくさぁぁぁぁん!!!」

 

パタパタパタパタと走りながら、遠くの方から叫び声にも近い大声が聞こえた、声の主は(広小路クララ)ちゃんだ。

 

「できたのです!できたのです!!できたのです!!!」

 

興奮した様子でぴょんぴょん跳ねながら嬉しそうに笑っている。

 

「待ってくださいクララちゃ〜ん」

 

遅れてやってきたのは(太田川千代子)ちゃんだ。

 

「しゅうちゃんしゅうちゃん!できたんだよ例のアレが!」

 

どうやら先日聚楽園公園の大仏様の前で話していた、新しい東海市の名物スイーツが完成したらしい。

 

どうやら食べる事に関してスペシャリストのクララちゃんとパティシエ見習いの千代子ちゃんでタッグを組み、完成させたらしい。

 

「じゃじゃ〜ん!キャラブキ、トマト、イチジクのロールケーキだよー!」

 

「……千代子、これのどこがロールケーキなわけ?」

 

乙姫ちゃんが呟く。

そこに出されたものは、ロールケーキとよべる代物ではなかった。

 

「え〜っとですね、クララ甘いものじゃなくて、お肉が食べたかったのです!!ですので、ですので、千代子ちゃんの作ったいい香りのソースでハンバーグを煮込んでもらったのです!!」

 

「ちょ…ちょっとまって、千代子、あんたこのソース何が入ってるの??」

 

恐る恐る聞く乙姫ちゃん。

 

「え〜っと〜、キャラブキに〜トマトに〜イチジクに〜玉ねぎに〜唐辛子に〜にんにくに〜それからそれから〜」

 

 

「ストップストップ!も、もう大丈夫、あんた、それをロールケーキにしようとしてたわけ?」

 

「私はロールケーキが作りたくて作ってたのですが、クララちゃんがお肉!お肉!お肉が食べたい!って言うから仕方なく、実家が酪農家ねみるくさんに頼んで、知り合いの農家さんから格安で知多牛を頂いて、ハンバーグにしました、私はパティシエだからスイーツがいいのにぃ」

 

「フッフッフこれで準備は整ったわね!私の作戦のパズルは完成したわ!!」

 

酒に酔ってシラフの酔子ちゃんはノリノリである、翌日には記憶がなくなっているらしい。

 

「乙姫!その煮込みハンバーグ、食べてみなさい!」

 

「なっなんで私が食べなきゃいけないのよ!そんな危険なまねするわけがな……あっ……」

 

酔子さんがスッとボイスレコーダーを差し出し再生ボタンを押すと

 

「私だって、協力したくてここに来たわけだし。」

 

ピッ

 

「私だって、協力したくてここに来たわけだし。」

 

ピッ

 

「私だって、」

 

「もうわかったわよ!!食べれば良いんでしょ食べれば!なんでボイスレコーダーなんて持ってるのよ!」

 

酔子さんは以前お酒の席で記憶を無くし、クララちゃんに全財産分の知多牛ステーキをおごってしまった過去があったため、何かの役に立つかもと、防衛策としでボイスレコーダーを持ち歩いているらしい。

 

「いっ頂きます、ゴクッ」

 

乙姫ちゃんは覚悟を決めてハンバーグを口に運んだ。

 

「うっっ、こ、これは、千代子、あんたパティシエやめたほうがいいわよ。」

 

「そっそんな、ひどいです(泣)ロールケーキさえ作れたら完璧だったはずなんです!」

 

「そうよ、ロールケーキを作らなかったのが完璧なのよ!トマトの酸味に玉ねぎの甘み、アクセントになるキャラブキの食感と甘辛さ、最後に感じるイチジクのフルーティな香り、他に何をいれたのか、気になる所だけど、パティシエとしてはろくでも無いけど、まさかこんな才能があるなんてね」

 

「クララこれがあればご飯何杯でもおかわりできるのです!!」

 

「しゅう、早く帰ってメディのパーツの設計図を完成させなさい、いつものんきなあなたが私達を呼び出して相談に来たってことは、何かほかにも訳があるんでしょ?」

 

シラフの酔子さんはとことん冴えている。

 

「メディの様子がこの頃おかしくて、もしかしたら感情を表せない反動で負荷がかかって、メディは自身をコントロールできなくなるかもれない、そうなれば、強制停止しか手段がなくて、もう2度とメディを起動できなくなるの。そしてもっとも感情の負荷がかかる日…」

 

「5月8日、ですね。」

 

みるくさんがそう呟いたことにちょっと驚いた。

 

「わたし、みんなの誕生日覚えてるんだ、大切な記念日だから、もちろん、メディちゃんも私の大切な人だから、こっちのことは任せて、しゅうちゃん。」

 

みるくさんが優しく微笑んだ、そしてメディを 人

と言ってくれた。

 

「みんな、ありがとう!何としても、メディの感情を表現できるパーツを組み込んだアップデート設計図を必ず書いてみせます!」

 

「よし!みるく!若者支援をしてるあなたなら、色々な人脈があるわよね?カメラマンや音響さん、それにYou Tubeに詳しい人、心当たりはない?この、東海市ハンバーグ に一気に火をつけるのよ、私達には時間がない、短期間で勝負をかけるために一気に宣伝するの、人は期間限定に弱い、1ヶ月限定で行くわよ」

 

酔子の作戦とはこの事のようだ、私にはすぐに頭に浮かんできた。

 

「それなら心当たりがあります、皆さんすぐにでも協力してくれますよ必ず、酔子さんも心当たりがあるはずです」

 

「なるほど、その手があったわね、乙姫、あなた歌いなさい!」

 

「それにしても、ださい名前ね、でもまぁ、わかりやすくて認知はされやすいか……え?今私に歌えって言わなかった?なななんで私がハンバーグの歌なんて!」

 

ピッ

 

「私だって、協力したくてここに来たわけだし」

 

「やめてよ!それずるいわよそれ!わかったわ、歌えばいいのね、メディのためだから、仕方ないわね」

 

素直には受け付けない、乙姫ちゃんらしい。

 

「千代子、この東海市ハンバーグ、レシピは大丈夫?店を構えてる余裕はないから、お弁当にすれば、それなら知多半島のありとあらゆる名産品を詰め込んで…みるく、知多娘。のみんなに連絡して食材を確保するのよ!それから、ファンの皆さんにライブ告知を!」

 

「クララは何をすればいいのですか?そろそろお腹がすいたのです!!」

 

「あんたはひたすらお弁当たべてれば?」

 

呆れながらも、笑顔で乙姫ちゃんが言った。

 

ファンとつくる

地域とつくる

知多娘。

 

私の目指す目標までもが、現実になろうとしている、頑張ってきてよかった。

 

〜数日後〜

 

「聞いてください!知多半島クエスト!」

 

乙姫ちゃんが綺麗な歌声で歌う横で、クララちゃんがひたすらお弁当を食べまくっている、なんだか異様だけど、宣伝にはもってこいだ、東海市ハンバーグをメインに、知多半島の色々な食材を駆使したお弁当、期間限定だからこそできる、贅沢な企画だ、地域の皆様のご厚意から、食材費もそこまでかさむこともなく、知多娘。のみんなが、リポーターのアシスタント、バイトや薄い本の販売、公開トレーニングによるおひねり、などで稼いだお金を持ち寄りことたりた、それにファンの皆様がSNSで宣伝してくれた効果もあり、このお弁当人気は一気に火が付いた。

酔子さんの作戦は大成功だ、本人は記憶にないみたいだけど。

みるくは大盛況のライブを見つめながら微笑んだ。

そして電話をかけた。

 

「しゅうちゃん、パーツの資金、なんとかなりそうだよ!」

 

「本当!?ありがとうみるくちゃん!そうと決まればあの人に連絡しないと」

 

「メディ!お仕事よ!東海市ハンバーグを使ったお弁当をリポートするのよ!知多半田駅のクラシティに行けばクララちゃんがひたすら食べてるわ!」

 

「カシコマリマシタ」

しゅうさんが元気な声で私にそう言った、最近ずっと悩んでいた様子だったけど、どうやら大仏様改造の手立てができたようだ、そうなれば、私はスクラップ……考えるのはよそう、しゅうさんのためにできる事をしよう。

そう考えながら私は無言で地下基地を出た。

 

「やっぱり、また行ってきます、の挨拶がなかった、メディの様子はおかしい、設計図、急がないと」

 

 

〜1ヶ月がたち〜

 

「Hello!しゅう!待ちくたびれたわよ。私の有給休暇、もう後がないわ!」

電話先で明るい口調に英語まじりの喋り方、(常滑セラ)さんだ。

メディに必要なパーツを購入してもらうために語学堪能なセラちゃんに海外の現地に行ってもらっていた。

 

「OKどうやら資金は確保できたみたいね!私もクライアントとの商談を進めるわ!かならずパーツは届けるから待ってなさい、Goodbye!」

 

「ふぅ、安心したわ、メディを助けるためって名目でカジノに私の財産ほとんどを注ぎ込んで一攫千金!パーツをもって颯爽と帰国して華麗なHEROに!……甘くなかったわ、欲張らずにあそこでやめておけば…」

 

とうなだれるセラ。

 

「まぁいいわ!ギャンブルなんて時の運よ!クライアントと契約も終わったし大切なこのパーツを知多半島に持ち帰らなきゃ!Here we go!」

 

「…飛行機のフライトまでまだ時間があるわね、イチかバチか…あら、しゅうからメール?」

 

…ギャンブルは程々にねರ_ರ

 

「…さぁ空港でみんなへのお土産でもみようかしらね!Here we go!」

 

〜次の日〜

 

「ありがとうセラさん!」

 

「You're Welcome!困った時はお互いさまよ!あとはあなたに任せるわ、SeeYou!」

 

無事にパーツも届き、ようやくメディアップデート用の装置作製にかかれる、メディのためにも頑張らないと、メディの誕生日まであと2週間…

 

「勇なるかな勇なるかな、勇にあらずして何をもって行わんや!!よしっ!!」

 

私は昼夜問わず作製に取り掛かった。

 

最近、しゅうさんが何やら新しい物を作っている、いつもより真剣でしゅうさんらしい笑顔が見られない、どうしたんだろう?

私に手伝える事はあるだろうか?

 

「シュウサン、ナニカオテツダイハアリマスカ?」

 

「大丈夫よメディ!あっ今日から2週間、リポーターのお仕事も入ってないわ!仕事は気にせず、ゆっくり休んでね!それから、2週間後にメディのメンテナンスをするね」

 

「リョウカイシマシタ」

2週間後にメンテナンス、5月7日、どうやらその日が私の最後の日になるのかな、2週間休み、ゆっくり休む、アンドロイドである私には夜間の充電時間さえあればじゅうぶんだけど、私の最後、もう皆さんに会うことも、感謝の気持ちを伝えることも出来なくなる…

嫌だ…

 

ふとお吉さんの言葉が頭をよぎった。

 

「思い返してみなさいあなたの歩んできた日々を」

 

私は、皆さんに優しくされてきた、たくさんの笑顔を見せてもらった、私は…私は皆さんに感謝の気持ちを伝えたい!

 

「…リカイフノウデス」

 

だめ…感情が…表現できない…笑顔になれない…涙がでない…

感謝してるのに…伝えられない。

 

しゅうさんも知らない、私の秘密、私には感情がある、だけど、伝えたくても、エラーが生じて伝えられない。

 

感情だせないけど感謝してる。

 

会いに行こう、みんなに、感謝の気持ちは伝えられないけど、せめて最後に。

 

2週間かけて、私は知多半島の至るところを巡った、しゅうさんが教えてくれた、巨大ロボットで私のお友達の白い風車にも、知多娘。の皆さんにも会いたくて。

私が会いに来るなんて、初めてのことで、みんな驚いていた、だけど笑顔で

 

「来てくれてありがとう」

 

と言ってくれた。

 

 

私はこれまで歩んできた道に悔いはない、皆さんにもしゅうさんにも感謝しかない。

 

ありがとうございました、心の中では、ちゃんと伝えた。

 

メディが地下基地に帰る頃、工業地帯は夕陽にてらされ、オレンジに染まっていた。

 

「できた…やった…やっと完成した、これがあればメディに感情を表現する機能を与えられる!」

 

「タダイマカエリマシタ」

 

「メディ!おかえりなさい!早速だけどメンテナンスに入ってもいい??」

 

これで最後、私は役目を終える、しゅうさん、ありがとうございました、私を開発してくれて。

 

心の場所 私は見つけました。

 

「ヨロシクオネガイシマス、シュウサン…」

 

「工具はこれでよし!行くわよメディ!あれ?メンテナンスモードに入ってる、メディ準備が良いわね、さぁ〜はじめるわよ〜!!」

 

「勇なるかな勇なるかな、勇にあらずしてなにを持っておこなわんや!!よしっ!!」

 

「これでよしっと…メディが喜ぶといいなぁ〜笑ってくれたらいいなぁ、明日は新たなるメディの誕生日、いつものように、スリープモード解除の時間を朝6時にしなくちゃ、ふぁぁぁ………Zzz…」

 

スリープモードを設定する前に、私は眠ってしまった。

 

〜5月8日深夜0時〜

 

「メンテナンスモードカイジョ」

 

私はメンテナンスモードから目を覚ました、体を動かしてみたが変わった様子はない、しゅうさんが作業台に倒れ込んだような体勢で眠っている、きっと疲れているのだろう。

 

私はしゅうさんを起こさないよう静かに地下基地を出た。

 

メンテナンスはきっと私のバックアップデータを採取したのだろう、この先の研究開発のために、しゅうさんが起きたらきっと私は…

 

空を見上げると明るいお月様が目に入った、メディは夜に一人で外に出るのは初めての体験だった。

 

しゅうさんが前に好きな場所だと案内してくれた、聚楽園公園の大仏様のいる広場から見渡す工場の景色、夜景もすごく綺麗だと言っていたことを思い出した。

 

しゅうさんが改造を企てていた、大仏様にも挨拶をしよう、しゅうさんを見守ってほしいから。

 

私は聚楽園公園のベンチに腰かけた、柔らかい風に吹かれ水面の蓮の葉がゆれる、優しい月あかりがそれを照らし、賑やかな日中とは違い、静寂に包まれ、街は静かに眠っている。

 

大仏様の広場に付き、工場地帯の夜景を見渡した、キラキラと輝くその景色は言葉では表せないものだった、私はめに焼き付けた、もう2度と見られない、この景色を。

 

「シュウサンにチタムスメノミナサン二…アイタイ」

 

メディの瞳から1筋の涙が頬を伝った。

 

「ナ…ミダ?」

 

自分に何が起きているのか分からなかった、涙がボロボロと溢れて止まらない、私は故障してしまったのだろうか。

 

「ウッ…ウゥゥ…グスッ…ウワァァァァン…」

 

「ワッワタシッ…ワタシハスクラップ二ナリタクナイ…」

 

「モットミナサントイッショ二イタイ…ウッ…ウゥゥ」

 

 

大泣きする私の元に、一人の女性が近付いてきた。

 

「あら、あなたスクラップにはならなかったようね」

 

内海お吉さんだ。

 

「それに涙、しゅうは成功したのね、良かったじゃない!」

 

私は自分の身に何が起こったのか理解できず、思わずジェットエンジンを起動しその場から逃げ出してしまった。

 

「あらあら?どうしちゃったのかしら?一度しゅうちゃんに話を聞いたほうが良さそうね」

 

お吉が急いで地下基地を訪れると、しゅうちゃんはまだ作業台に倒れ込んで眠っていた。

 

「しゅうちゃん、しゅうちゃん、起きて!起きて!」

 

目を覚ました私の目の前には子供お吉ちゃんがいた。

 

「あれ?お吉ちゃん?どうしたの??」

 

寝ぼけまなこをこすりながらしゅうちゃんが聞いた。

 

走って移動するには元気な子供姿が最適であったが、事の次第を説明するには大人のお吉さんが適任なためか、大人お吉さんに戻った。

 

そして私に内海の海岸でメディから聞いた話と先ほど聚楽園公園で泣いていたメディの話を聞かせてくれた。

 

「そんな!私が大切な家族であるメディをスクラップにするはずないじゃない!」

 

あのときメディが聞いた私の言葉。

 

【メディには感情…が無い…スクラップ…メディ…パーツ…お金が必要なのよね】

 

正しくはこうだ、

 

【メディには感情を表現する機能が無い、でもスクラップの寄せ集めでメディの大切パーツはつくれない、輸入するしか、だからお金が必要なのよね】

 

メディをさがさなきゃ…

感情ひ表現できるようになった今、きっとどこかで泣いてる、

ごめんメディ…辛い思いをさせて。

 

「二人で何話してるのよ、ふぁぁあ、私朝早いの苦手なのよね、あれ主役のメディはどうしたのよ?みんなサプライズの準備はできてるわよ?」

 

乙姫ちゃんだ、それに他の知多娘。もみんなそろってる。

 

メディがスリープモードから目覚める朝6時にサプライズで誕生祝いをするため地下基地に集まっていた。

 

私は事情を話した。

 

「みんな、心当たりはないかな?メディが行きそうな場所」

 

不安そうに話すしゅう、普段なら1番にその回答が導きだせるはずなのに、動揺して思考が回らない。

 

真剣に考え出す知多娘。

 

「私、心当たりがあるわ、新舞子マリンパークの風車、前に砂浜から風車を眺めてるメディちゃんを見かけたから話しかけてみたら『トモダチデス』ってメディちゃんが教えてくれたことがあって」

 

「風車が友達?言ってる意味がわからないわよ」

 

乙姫ちゃんが割って入る。

 

私はメディが風車をトモダチと言った理由を知っていた

 

「メディは故障した風車の復旧作業を私と一緒に手伝ったの、そのときメディが『コノコモメンテナンスヲスルノデスカ?』って言ってきたの、だから私はお友達直してあげようね!って伝えたんだ。」

 

新舞子マリンパーク、きっとメディはそこにいるはず。

 

「おい!早く乗れよな!メディを迎えに行くぞ!」

 

動揺している私の不安を取り除くような元気な声で、まりなさんが呼んでいる。

どうやらみんなはまりなさんがレンタルしてくれたマイクロバスに乗って地下基地へ来ていたようだ。

 

「待っててねメディ…」

瞳にたまった涙を拭い去り、新舞子マリンパークへ向かった。

 

〜新舞子マリンパーク〜

 

私は風車に身を寄せ、溢れ出す感情に戸惑うばかりだった、涙はボロボロと止まらない、みんなに会いたい気持ちが溢れてくる、私はみんなに優しくされて幸せだった、感情を出せない私にも笑顔を見せてくれた、なんとなくだけど、生まれてきた意味が、そこにはあった気がする、私は気が付いた、

 

私の心の場所は、優しくしてくださるみなさんの心だ。

 

ふと気がつくと、朝陽が砂浜を照らし、風を受けて風車が回っている。

 

いつしか涙は止まって、私は晴れやな気持ちだった。

 

「あー!メディちゃんいたのです!!」

 

「クララサン?」

 

「みなさ〜んこっちなのです!」

 

その声を聞いて、真っ先に走ってきたしゅうさんが私にとびこんできた。

 

「メディ!ごめんなさい!悲しい思いをさせて…」

 

瞳から大粒の涙が溢れている。

 

「ダイジョウブデスカ?ドコカイタイノデスカ?」

 

「スクラップになんかしないよ!する訳ない!メディはずっとずっと一緒!私の大切な家族なんだから!」

 

冷静に考えてみれば、いつも優しくしてくれたしゅうさんがそんなことするはずがない、私は大仏様改造により、しゅうさんが取られてしまうことを嫉妬していたのだろうか。

 

私の為にこんなに涙を流してくれている、素敵なご主人様だ。

そうだ、私の故障について報告しなきゃ。

 

「シュウサン、メンテナンスイジョウガアリマス、ヒトミカラ、スイブンガアフレマス」

 

「違うのメディ、それはあなたの涙よ、みんなが助けてくれて、感情を表せるようアップデートしたのよ!」

 

周りを見渡すと、知多娘。のみなさんが勢揃いしていた。

 

「せ〜の!」

 

「メディちゃん!誕生日おめでとう!!!」

 

「タンジョウビ?」

 

「そうよ、今日はあなたの誕生日でしょ、おめでとうメディちゃん」

 

舞子さんが優しく頭をナデながら、そう教えてくれた。

私は幸せ者だ、感情が出せても出せなくても

 

「ミナサン、ダイスキデス、アリガトウゴザイマス」

 

心の底から、感情を込めて、私は言った。

 

みんなが拍手やおめでとうの言葉をくれて、なんだか嬉しくもあり恥ずかしかった。

 

「シュウサン、カンジョウヲアラワスキノウハ、オフニデキマスカ?」

 

「え?どうしてメディ?」

 

「コノママデハ、シゴトニシショウガデマス」

 

感情をだす機能によってわかった、私はどうやら恥ずかしがり屋のようだ。

それに、感情が出せなくても私は幸せだ、感情ならみんなが出してくれる、しゅうさんが開発してくれた、自慢のアンドロイドだ!

それに…そんな私を好きで選んでくれて、必死に命を吹きこんでくれる彼女のためにも。

 

しゅうの心の中

 

『どっどうしようかな、そもそも感情を出す機能をオフにする設定なんてプログラムしてないよ、でもメディから頼み事されるなんて初めてだし、そっか!後から設定ができるようにアップデートしてあげよう』

 

「わかったわメディ、今からオフに設定するわね(設定し忘れた夜9時から朝6時のスリープモードをセットしてっと)できたわメディどうかしら??」

 

「リカイフノウデス♪」

 

そういって、彼女は満面の笑みをみせた。

 

〈了〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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