ゾイドワイルドクロス アナザーZERO 作:オーガスト・アベラス
ゾイドが生息する惑星Ziが滅亡の危機を迎え、そこに住む人類は第二の故郷として地球を目指すが、あるトラブルにより、ゾイド因子が暴走し、それによって不慮のタイムワープを起こし、21世紀の地球に不時着し、地球にゾイドが現れ、ゾイドによる破壊と度重なる地殻変動で地球は一度滅びた。
サリーという謎の少女が持つペンダントの力によって復活し、更に進化を遂げた伝説のライジングライガーを相棒にした少年レオは強敵セードとジェノスピノを打ち破り、更にはジェノスピノ以上の力を持ち、その後は帝国の反乱組織真帝国を壊滅させた。
しかし、密かに帝国を牛耳り、帝国の反乱を引き起こしたゼロメタル帝国の神官プライドが遂にゼロメタル帝国の絶対神にして皇帝であるデスザウラーの分身、ディアベル・ギャラガーと古の皇帝龍ゼログライジスを復活させてしまう。 更なる絶望を迎えたレオはゼロメタル帝国にどう立ち向かうのか!?
エリア63の帝国軍基地を襲撃したコバたちの前にセードが現れ、セードの姿を見たコバは以前にジェノスピノ暴走形態と戦った時のことを思い出した。
「貴様は…あの時の!」
コバのバーニングライガーがセードに向かって突進し、セードは咄嗟に近くにいたスティレイザーに乗り込んでバーニングライガーの攻撃をエレクトフリルで防いだ。
「ちぃっ、」
「コバ!」
「下がっていろ! こいつは俺がやる。」
バーニングライガーの頭部のコクピットのハッチが開き、そこから現れたコバがオーガノイド体に変身し、バーニングライガーと融合すると、バーニングライガーの装備がインパクトガトリングからイグニッションブースターとレーザーガトリングに変わり、同時にそれに反応するかのようにセードの右腕がオレンジ色に発光した。
「!? こいつは…」
イグニッションブースターで加速したバーニングライガーはセードの乗るスティレイザーの周囲を走り回った。
「ほぅ、機動力でこちらを翻弄させるつもりか。」
スティレイザーがバーニングライガーの位置を把握出来ない時にコバのバーニングライガーはスティレイザーの背後を取るが、セードのスティレイザーは2連対空砲とショートレーザーガンを後方に向けて砲撃し、それを防いだ。
「くっ、機動力が無く、背後を取られやすいスティレイザーの唯一の弱点を補うために2連対空砲とショートレーザーガンを後方に向けて砲撃することで対応したのか!? ならば…」
コバのバーニングライガーが再びイグニッションブースターで加速し、スティレイザーの横腹を攻撃しようとしたその時、セードのスティレイザーは瞬時に横に向いてエレクトフリルで受け止めた。
「こいつ!」
「ほぅ、それなりにはやるようだな。俺の右腕が反応している通り、貴様、あの姿を変える妙な青いティラノサウルス種と同類か?」
「青いティラノサウルス…まさか、アドリア王国が何者かに襲われたという噂は聞いていたが、まさか、貴様だったのか!」
「だったら、ちょうどいい。あの時、不完全燃焼だった戦いをここで消火出来そうだ。」
コバのバーニングライガーは前足でセードのスティレイザーのエレクトフリルを引っ掻き、その場から離れ、
「戦うためだけが生きがいとしているのか? やはり、人間という者はどこまで野蛮な種族だな。」
「そういう貴様らは、何が目的で戦っている?」
「ゾイドのため…だと?」
「そうだ。我々は地球をゾイドの楽園、ゾイドのためによる惑星を築くために戦うのだ。」
「ゾイドの星だと…? ちぃっ、似たような言葉を言いやがって!」
ゾイドの星という言葉を聞いたセードは怒り狂い、2連対空砲とショートレーザーガンを周囲に撃ち込み、怒り任せに撃ったかと思いきや、計算した上での砲撃しており、しかもコバのバーニングライガーの動きも見切っており、コバのバーニングライガーにその砲撃が直撃した。
「そんな幻想的なものを言う奴こそが世界に混乱をもたらすのだ!
だが、俺にはそんな幻想的なものは一切持ち合わせていない。 俺の目的はただ1つ、この世界の破壊と全ての人間の抹殺だ!」
「こいつ、人間のくせに人間憎んでいるだと!?」
セードのスティレイザーがコバのバーニングライガーに再び攻撃を仕掛けようとしたその時、突然、それに割って入るようにスナイプテラによる帝国軍の援軍がセードのスティレイザーやコバたちのバーニングライガーを砲撃してきた。
「何!?」
「援軍か! 流石に分が悪い。だが、修理に必要な物資は手に入った。もうここに用はない。」
状況を理解したセードはスティレイザーから降り、右腕でスティレイザーがバイザーを破壊し、自由になったスティレイザーが逃げ、その注意を引いている好きにラプトールに乗り移り、エリア61に向かってエリア63の基地から離れた。
「隊長! 敵が。」
「待て、逃げたスティレイザーを鹵獲とバーニングライガーの排除が先だ。これ以上、帝国の戦力を落とすわけにはいかない。私はスティレイザーは残りはバーニングライガーを!」
「はっ!」
「あの人間、他の奴等と違うのか…」
「撃て、撃て!」
「ちぃっ、流石に数が多い。ゾイドの解放は完了した。こちらも撤退するぞ。」
「コバ、あの人間は放っておいていいのですか?」
「ウルサス、貴様に1つ頼みがある。」
コバがウルサスに何か伝えた後、ウルサスのバーニングライガーがセードの後をついていき、コバ、オルド、ドッジのバーニングライガーはそのまま基地から離脱していった。
帝国の援軍を指揮していた2体のスナイプテラに搭乗しているマクラマカン大佐とシーガル中佐は基地の様子を眺め、
「酷い有り様ですね。」
「バーニングライガー以外に我が帝国軍基地を襲撃したのは誰だ?」
「身元は判明されていませんが、少なくともわが帝国軍でも共和国軍でもない者に襲撃されたのは確かです。」
「何処の馬の骨か知らないが、たった1人の人間に我が帝国軍基地を襲撃されるとは随分舐められたものだな。」
「これでは、国民の我が帝国に対する信頼を失ってしまいます。」
「最早、根本から我が帝国を変えるしかない。真帝国の反乱以降、国民たちはフィオナ陛下に対する信頼を失い、新たなリーダーの誕生を待ち望んでいるのだ。」
「しかし、それでは現陛下を蔑ろにするのでは…」
「シーガル中佐、皇帝というのは時には誰かが変わらねばならない時も来るのだよ。」
「はぁ…」
「ネオゼネバスに戻る。後始末は頼んだぞ。」
「り、了解しました!」
エリア61にいたキャタルガに乗り、エリア61及び63の帝国軍基地から奪取した物資を廃墟となったランドの研究施設に向かい、そこで待機しているジェノスピノのゾイドコアに自身の右腕をコードで接続させ、手に入れた物資で傷付いたジェノスピノの修理を行った。
コバの指示で尾行していたウルサスはバーニングライガーから降り、密かにその様子を見ていた。セードは研究施設に残っている道具でただ、ひたすらにジェノスピノの修理をし、ジェノスピノは作業をしているセードをじっと見詰めていた。
「心配するな。お前の傷は必ず直す。そして俺たちをコケにしたあのゼログライジスを倒す。俺たちの手で。」
グウゥ~。
「とはいえ、ランドの整備を見よう見まねでやっているが、これだけの物資と道具では、大型ゾイドであるお前を完全に修復させることはかなり骨が折れそうだ。
こうしている間にも、奴は更に力を得ているだろう。そうなれば、俺とお前でも太刀打ち出来ない。もっと力が必要だ。全てをねじ伏せる圧倒的な力が…」
ギュウゥ~…
ジェノスピノが何かに気付いて警戒しているのを気付いたセードは拳銃を取り出し、
「どうやら、ネズミが一匹迷い込んだようだな。」
セードが後ろを向かずに拳銃を発砲したその時、目標に命中したが、その目標はオーガノイド体になったウルサスだった。
「そうか…あの赤いライガーの連れか。しかも、ゼロメタル帝国と同じ類いのものと見える。」
「我々をあのデスザウラーの化身と同じにするなど、言語道断。我々はアーサー様によってオーガノイドの意思を受け継ぎ進化したヒューマンオーガノイドだ。」
「オーガノイドだと? これは興味深い。 まさか、人間でも、古代ゾイド人でもない勢力がこの地球にいるなんてな。」
「我々はこの地球にゾイドの楽園を築くために戦っている。そのためにはゾイドの人間の支配から解放するためにこの地から全ての人間を殲滅しなければならない。」
「これはまた、奇遇だな。人間を憎んでいるのか。その憎しみはお前たちを造った者に対してか?」
「いや、違う。ゾイドを我が子のように愛したアーサー様は我々に生を与えてくださった。あのお方はゾイドのエデンを築くために我々を造って下さったのだ。我々はその理想のために!」
「ほぅ、創造主に甘やかされて育ったということか…気に入らないな。ならば、貴様らもここでくたばれ!」
セードは引き金を引き、それに気付いたウルサスは咄嗟に回避したが、直ぐ様、回避したところに拳銃をぶっ放していた。
弾丸を避けながら、ウルサスはセードに近付き、引き金を引こうとした直前を狙ってセードに飛び掛かり、拳銃を噛み砕いて引き続き、セードの身体も噛み砕こうとした。
しかし、セードはウルサスの顎を金属化した右腕で受け止め、その隙にその場から脱し、ウルサスを羽交い締めにした。
「親に甘やかされた貴様らごときに、この俺が負けるわけがない!!」
締め上げる右腕を通じてウルサスは何かを感じとり、
「この腕から感じるこいつの闇、丸で底無し沼のように永遠に続き、そこに凄まじい憎悪が眠っている。これがこいつの力の源だというのか! だが、」
ウルサスはそこから脱しようと必死に抵抗し、セードもウルサスを絞め殺すまで決して離そうとしなかった。
両者が絡み合っていくと、ウルサスの背中がコントロールルームの作動装置にぶつかり、それによって不用意に研究施設の中枢が作動し、そこから紫色の雷を放ち、その雷が投棄されているゾイドの破片に宿り、その破片から次々とジャミンガが生まれていった。
「何!?」
それに気付いたセードとウルサスは離し、
「何故、ジャミンガが!」
「そうか…ランドの奴、俺の右腕から得たゾイド因子を使い、ゾイドの復元と強化を謀り、ここはそのための実験場だったのか。
そして、その実験が失敗して廃棄され、ここにあったゾイドの残骸はその成れの果てということか…」
俺を実験台にした研究成果が未だに息をし、またあのようなゾイドのなり損ないを生み出すとは…
誕生したジャミンガはゼログライジスによって受けたダメージのために動けないジェノスピノに狙いを定め、次々と群がってきた。
ジェノスピノの身体に一体のジャミンガが噛み付こうとしたその時、セードがそのジャミンガの顔を殴り、そのボディに傷を付け、一体のジャミンガが吹っ飛ばされて壁に激突した。
それに気付いたジャミンガの群れは今度はセードに狙いを定めるが、セードはなりふり構わず、次々と襲いかかってくるジャミンガを殴り付け、蹴散らしていった。
セードの目にはジャミンガしか映らず、ウルサスには丸で眼中になく、ウルサスはただじっと見詰めることしか出来なかった。
「あいつ、まさか、ジェノスピノを…」
セードは倒した一体のジャミンガの顔に殴打し、丸で復讐の相手を見つけ、その恨みを晴らすかのように何度も何度も殴り続けた。
「ランドの産物が、俺の分身に触れるな~!!」
しかし、その隙にもう一体のジャミンガがセードの右腕に噛みつき、セードは動きを封じられ、そのジャミンガはそのままセードの右腕を噛み砕こうとしたが、セードはそのまま身体を一回転させ、右腕に噛み付いたジャミンガの首を手刀でへし折ってみせた。
引き続き、他のジャミンガも襲いかかろうとした時、セードはへし折ったジャミンガの頭を襲いかかってくるジャミンガに投げつけ、次々と殴打しながら、ジャミンガを蹴散らしていった。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ。」
セードがグロッキー状態になる中、まだ生き残ったジャミンガがセードの背後を狙い、一斉に襲いかかってきた。だが、その時、横から火炎放射が放たれ、背後からセードを襲いかかろうとしたジャミンガが一瞬のうちに焼き尽くされていった。セードを救ったのはジェノスピノだった。
「すまないな。お前にまたランドの匂いを染み込ませるわけにはいかないのでな。」
しかし、新たなジャミンガが次々と誕生し、セードとジェノスピノに襲いかかろうとしたその時、襲いかかってきたジャミンガが突然、次々と紫色の霧を放出しながら消滅していった。セードが気付くと、オーガノイド体から人間態になったウルサスが作動装置を破壊していた。
「何故、わざわざ装置を破壊した? あのままにしておけば、俺を始末出来たというのに…」
「さっき、貴様の腕を噛み付いた時からデスザウラーと同じ感覚を感じなかった。それにジェノスピノを守ろうとしたお前のその行動は我々が今まで会った人間とも違う匂いも感じた。
さっき、ランドという名前を言ったな…貴様、そいつとはどういう関係だ?」
「俺とジェノスピノを生み出した者…そして、俺を捨てた男だ。」
「そうか…その名前は我々も聞いたことがある、ZOバイザーを開発し、帝国がゾイドを戦争兵器として利用するようになった元凶であるということを…
いずれ、そいつは我々が地球をゾイドの星にするための障害として始末するつもりだったが…」
「だが、そいつは俺が殺した。」
「貴様の腕から感じた憎しみとお前がジェノスピノと共に人間を殺したビジョン、あれがそうなのだな。」
「そうだ、そして確信した。奴のような下らない欲望を持った人間共が蔓延るこの世界を終末に導く。俺とジェノスピノの手でな。」
「1つ聞こう。貴様にとって、そのジェノスピノは何だ?」
「俺の分身…俺の同士…そして、俺の相棒だ。」
「相棒か…そんなことを言う人間は初めてだな。」
「俺にはこいつしか信じない。だから、俺はこいつとだけで戦う。だが、そのためにはもっと力が必要だ。ユウトから奪ったD因子だけでは足りない、ゼログライジスを倒せる程の圧倒的な力が必要なのだ。」
「あの時、貴様がD因子を宿していたのは、貴様もユウトと同じデスザウラーの分身と思っていたが…」
「そうだ、俺を利用したプライドを、そしてゼログライジスを操るデスザウラーの化身を潰すためだ。だが、その前にこいつを修復しなければならない。」
「この施設と物資だけでは、到底ジェノスピノを修理することは出来ない。ましてやゼログライジスを倒すこと等、ほぼ不可能だ。もっと同士を集める必要があるのではないか?」
「何が言いたい?」
「我々の技術なら、ジェノスピノの修復どころか、ゼログライジスを凌駕する程のゾイドにすることは出来る。」
「フ、フフフ…ハハハハハハ、ハーハッハッハッハ!! 何かと思えば、俺と手を組むだと? どういう風の吹き回しだ?」
「貴様のその復讐は我々の目的の最終到達点だ。それにゼログライジスを倒すには貴様の力は必要不可欠だ。ゼロメタル帝国を倒したいのは我々も奴等も帝国や共和国同様、邪魔な存在なのだからな。」
「(ゼロメタルを潰すために一時共同戦線を組むというのか…) フフフ、そこまで俺を信用してもいいのか?」
「俺が仮りにゼログライジスを倒した時に貴様らにまで牙を向いたらどうする?」
「お前のその憎しみはあくまで人間に対してのみ。そして我々は人間ではない、同じ人間を憎む者だ。」
「その通りだ。」
その時、コバ、オルド、ドッジの乗る三体のバーニングライガーも現れた。
「貴様はさっきの…」
「我々ヒューマンオーガノイドは同士の意思を共有することが出来る。貴様のことはウルサスから全て聞かせてもらった。」
「最初から、そのつもりで…」
「気に食わないのはわかる。だが、一番気に食わないのは我々ではないだろう。我々はシーザーの言う人とゾイドの目指す理想の世界という幻想的なものを望んでいない。
我々はこの星の全ての人類を駆逐する。 ただ、それだけだ。そして我々はアドリア王国ではない、それから分岐したアンチアドリア王国だ。」
「ふ、これまた面白い冗談だ。でもそれから分岐したっていうなら、その名前はいらないだろう。せめてつけるなら、アンチ帝国だ。」
「アンチ帝国か…中々面白い名前をつけてくれる。」
「そういえば、お前の名前を聞いてなかったな。」
「コバだ。バーニングライガーの分身のヒューマンオーガノイドだ。」
「ほぅ、それがそのライガーの名前か…」
「お前の名は?」
「セード…セード・コルディアスだ。」
その夜、廃棄された帝国軍基地、そこには帝国のバイザーの制御に逆らい、暴走し、野生化した野良ゾイドが住み着いた場所となっていた。
その野良ゾイドが施設にあるもので生活し、繁栄していた。野良ゾイドたちが平和そうにしているその時、突然地響きが鳴り、野良ゾイドたちが戸惑う中、いきなり地面が割れ、そこからゼログライジスが現れ、すぐ側にいたキャノンブルをGグラップクローで掴んでしまった。
ゼログライジスは口を開き、掴んだキャノンブルをそのまま口の中に放り込んで呑み込んでしまった。呑み込まれたキャノンブルがエネルギーにされるかのようにゼログライジスの紫色のラインが発光した。
怯えた野良ゾイドたちが一斉に逃げ出すが施設の周囲からデスレックス型のジャミンガ、レックスジャミンガ無数に現れ、野良ゾイドたちの逃げ場を防いでしまった。野良ゾイドたちは抵抗として果敢にレックスジャミンガに立ち向かうが、レックスジャミンガは丸で飢えた肉食獣のように野良ゾイドたちに襲いかかり、野良ゾイドたちは一体残らず、レックスジャミンガによって無惨に補食されてしまった。
バキバキと野良ゾイドたちの身体が噛み砕かれる音が数十分続いた後、ゼログライジスとレックスジャミンガたちの周りにはゾイドのパーツだらけが散乱していった。野良ゾイドたちを補食したレックスジャミンガが跪くかのようにゼログライジスに寄り添ったその時、突然、ゼログライジスは一体のレックスジャミンガをGグラップクローで掴み、そのまま先程、レックスジャミンガたちが野良ゾイドたちを補食するようにレックスジャミンガをバリバリと喰ってしまった。
それも一体だけでは飽きたらず、ゼログライジスは一体にまた一体と次々と野良ゾイドたちを補食したレックスジャミンガを、それはまるで人が掴んだ肉を食べるような動作でレックスジャミンガを補食していった。
全てのレックスジャミンガを喰い終わった後、ゼログライジスの紫色のラインが勢いよく発光し、それはコクピット内でゼログライジスとコードで接続しているディアベル・ギャラガーにも届いた。
「う~ん、喰った、喰った。やっぱり食後のデザートは最高だね。でも、もっとボクの腹を満たしてくれるのは別にあるんだけどね。 ハハハハハ、ハーハッハッハッハ!!」
ブオォ~ン!!
ディアベル・ギャラガーの高笑いとゼログライジスの咆哮が漆黒の夜に響き渡った。
To be continued
次回予告
アドリア王国の端末によって新たに開発した発信器を頼りにレオたちは端末のある廃棄された共和国軍基地に向かっていった。しかし、そこに待っていたのはエンヴィーたちゼロメタル四天王だった。
レオはシーザー、クラウスと共にエンヴィー、グラトニー、スロウスと戦うが、二種類のゾイドと掛け合わせたエンヴィーたちのキメラゾイドの予測不可能な動きに翻弄され、苦戦してしまう。
だが、そんなレオたちの元にギレル少佐とディアス中佐の乗る新たなゾイドが現れた。
次回「新たなゾイド」走り抜け、ライガー!!