Big Gr∞ve-ビッグ・グルーヴ-

始まりは西暦∞(ダブルス)400年。
手に負えないまでに発展してしまった世界は、権力争いが各地で当たり前のように起こっていた。
その世界の、どこかの島に、「神ノ溝(かみみぞ)」という小さな街があった。街の4割を占める研究所では、発展を大いに利用した計画を進めていた。

──人類消滅計画──

荒(・)れ(・)果(・)て(・)た(・)世界をまっさらな状態にし、最初からやり直すというあまりにも極端な計画だ。当事者の所長は人類の信仰対象であったため、反対派も虚しく、強制的に決定されてしまったのだ。
計画の実行は、さらに発展が進み、其れが迷信として扱われる200年後。
研究所の地下に眠る「兵器」に未来を託して、世界は終わりを始める───。

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重要人物紹介

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