転生して水になったので存分に楽し・・・・・・水っ!? 作:レイ1020
転生したものの・・・・・・
「(あ〜〜〜・・・・・・僕、死んじゃうのかな?)」
ふりしきる雨の中、日本の都会の中心地の道路脇で地に背をつけた僕は不意にそう悟る。僕の倒れてる周りには赤黒い液体が大量に流れ出て、頭や身体中からも激しい損傷が出ていた。こんな状態じゃ、大量出血で死ぬのも時間の問題だと言うのは明確だった。
「(でも・・・・・・後悔は無いかな?・・・・・・あの女の子はどうやら無事みたいだし・・・・・・)」
僕はそっと歩道の方へ視線を移す。そこには目に涙を溜めながらこちらを眺めている一人の女の子がいた。・・・・・・そう。僕はこの子を信号無視して突っ込んできたトラックから守ろうとして、轢かれたんだ・・・・・・。
「(こんな形で僕の人生が終わるなんてね・・・・・・。まだ高校生なのに・・・・・・やりたいことだってまだまだあった・・・・・・)」
悔やむ僕だったが、そんな事はお構いなしにと僕の意識はどんどん薄れて行った。・・・・・・あぁ、もうそろそろ限界らしいな・・・・・・。
「(死んだらどうなるんだろ?・・・・・・僕的には天国に行きたいけど、行き方わかんないしな〜・・・・・・せめてそれを案内してくれる人でもいれば・・・・・・)」
『確認しました。ユニークスキル『
「(あ〜でもそれだけじゃ心許ないかな?誰か一緒に来てくれる心のいい人っていないかな・・・・・・)」
『確認しました。ユニークスキル『
「(はは・・・・・・こんな状況だって言うのに、どこか降っている雨が体に染み込んでいくみたいで気持ち良いなぁ・・・・・・。死ぬ寸前だって言うのにこんなことで快楽を覚えるなんて・・・・・・何でか雨も・・・・・・冷たい水も悪くないって今更だけど思えるね・・・・・・今まで一度も思ったことなんてないけど・・・・・・)」
『確認しました。水を媒介とする身体の生成を実行します・・・・・・・・・・・・成功しました。』
「(なんかさっきから変な幻聴が聞こえてるけど・・・・・・まぁいいや。本当にそろそろ限界だ。ごめん・・・・・・父さん、母さん。親より先に逝く僕を許してね。それと、そこの女の子。・・・・・・せめて君だけは幸せに生きてね?・・・・・・僕は
そうして・・・・・・僕の意識は静かに闇の中へと落ちていき、僕の17年と言う短い生涯は終わりを告げるのだった・・・・・・・・・・・・。
『確認しました。ユニークスキル『
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・・・・・・かに見えたんだが、何故か僕は目を覚ます。それも全く知らない大自然の中でだ。目を閉じる前まであったビルや人の姿は、影も形もなかった。
「ここ・・・・・・どこ?僕ってさっき死んだんじゃ・・・・・・それに、やけに”視点が低い”気がするんだけど・・・・・・気のせいかな?」
《解。それは
「っ!?だ、誰かな?僕の頭の中に聞こえてくる気がするんだけど・・・・・・」
突如聞こえてきた僕以外の声に驚きを隠せない僕はそれとなく聞いてみることにした。
《解。ユニークスキル『
「そ、そう。じゃあ
《解。水魔人はこの世の”水”を媒介として生きる魔物のことです。水に関与するものであれば、エクストラスキル《水操作》で操ることもでき、エクストラスキル《水創造》では
「へ、へぇ〜〜・・・・・・」
うん。つまり、僕は水になったってことでいいかな?一応魔物らしいけど・・・・・・それにしてもまさか転生するなんてね。ラノベの小説とかでみた事はあったけど、あんなの絶対に無いって思ってたのに・・・・・・・・・・・・ん?まてよ?
「ちょ、ちょっと待って!って事は今、僕の外見って水そのものって事だよね!?えっ!?僕ってせっかく転生したのにずっとこの状態のまま生活していかなくちゃいけないの!?移動とかどうすればいいわけ!?」
そう。僕の外見は完全に水。それ以上でもそれ以下でも無い。だからこそ困る。そんなただの水に転生してしまった僕は今後どうすればいいわけ(自分が水になった根本的な原因だと言うことに気がついていない)!?
《解。水魔人は元来よりスキル《擬人化》を習得している為、
「あ、そうなのね。それならもちろんYesで!」
人型に変えることができるなら初めからやって欲しかったと言う言葉を飲み込み、僕は自身の変化を待った。
そして数十分後・・・・・・・・・・・・
《告。《擬人化》に成功しました。》
『
「まぁ・・・・・・人型になれただけ良しとしますか・・・・・・とりあえず・・・・・・・・・・・・”服”どうしよう・・・・・・」
僕の苦労はまだまだ終わりを見せないようだった。
柳生健斗
ユニークスキル
・『
エクストラスキル
・『水操作』・『水創造』
コモンスキル
・『擬人化』
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