転生して水になったので存分に楽し・・・・・・水っ!?   作:レイ1020

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投稿頻度下がってる・・・・・・何とか上げたい。


心強き配下と豚頭帝(オークロード)

リムルが低位活動状態(スリープモード)に入って3日後、ようやく目が覚めたと知らせを受けた僕はリムルの家へと向かっていた(以前作ってもらったらしい。もちろん僕の家も)。

 

 

 

「やれやれ、やっと起きたか〜・・・・・・。やっぱり低位活動状態(スリープモード)に入っちゃうと不便でしょうがないね。今後はもっと気をつけるように言っておかないと・・・・・・」

 

 

 

「ですが、そのおかげで我らは貴方方の配下に加われたのですから、どうか多めに見てあげてはいかがでしょうか?」

 

 

 

「ん?あぁ、ソウエイか。まぁ、それはそうなんだけど、もうちょっとしっかりして欲しいっていうか・・・・・・はぁ〜」

 

 

 

リムルへの愚痴を隣にいた”鬼人”の部下に聞いてもらいながら僕は一つ溜息をついた。この人はリムルが名付けをしたあの6人の大鬼族(オーガ)のうちの一人で、蒼影(ソウエイ)と言う名を貰った人だ。リムルが起きたと言う知らせをくれたのはこの人だ。この人を含めたあの6人の大鬼族(オーガ)は、大鬼族(オーガ)の中でも上位種族とも呼べる”鬼人”へと進化を遂げ、全員が体格が大きくなり、身体能力及び魔素量などが大幅に上昇したこともあって、ますますチート並の強さとなってしまった。ソウエイもまた、進化前と比べると体格が大きくなっていて、迫力も増していた。・・・・・・多分僕よりもかなり強くなってると思う。

 

 

 

「そういえば、僕は君たちの直属の上司じゃ無い訳なんだし、無理にヘり降んなくてもいいんだよ?」

 

 

 

「そういうわけには行きません。貴方様はリムル様と同格のお方、たとえ直属でなくとも我らの上に立つ者と変わりはありません。ですので、決して無理をしているわけではありませんのでご理解を・・・・・・」

 

 

 

「そ、そう?それならいいんだけど・・・・・・」

 

 

 

その意見には従えないとでも言わんばかりに喋るソウエイにこれ以上僕は何も言わなかった。これ以上何か言ったところで結果は変わらないと踏んだためだった。一応彼らの正式な上司は名付けをしたリムルなんだけど、ソウエイもさっき言ってたけど僕もリムルとほぼ同格ということで、ほとんど同じような扱いを彼らから受けている。それもあってか、僕から彼らに対しての振る舞いに対しては強制的に変えさせられた。とは言っても単に敬語をやめたに過ぎないんだけどね?・・・・・・確かに上司である僕が部下である彼らに敬語を使うのは変だと思うけど・・・・・・そんなにうやまられる立場にいるとは思えないんだけどリムルに比べて僕って・・・・・・。

 

 

 

途中で、同じ鬼人である黒兵衛(クロベエ)をカイジンさんの工房前(最近入り浸ってる様子みたい)で拾い、そのままリムルの家へと僕たちは歩みを進めた(クロベエもまた、進化前よりも逞しくなったかのように見えた)。

 

 

 

 

––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

 

 

 

「いや〜、まさか名付けした途端に低位活動状態(スリープモード)に入っちまうとはな〜。とんだ誤算だった、悪かったなエリス。町のこと任せっぱなしにしちゃってさ?」

 

 

 

「それは別に良いんだけど、今後はもう少し考えて名付けをしてね?リムルに倒れられたら困る人もたくさんいるんだからさ。わかった?」

 

 

 

「ああ、気をつける」

 

 

 

リムルの家についた僕は、すでに目を覚ましていたリムルに一言注意をし、リムルの前に腰を下ろした。リムルの家には既にソウエイやクロベエの他の鬼人、赤い髪が特徴的で体格も一際大きくなった紅丸(ベニマル)、白に近い長い髪をポニーテールで結いあげていて何とも美しく進化したとも言える紫苑(シオン)、小柄なのは相変わらずだがその分進化前よりもさらに可愛らしくなった朱菜(シュナ)、白髪を靡かせ老人の雰囲気を醸し出しているが、少々若返ったかのように体が引き締まった様子の白老(ハクロウ)が既に集まっていた。

 

 

 

「リムル様、改めて我ら一同は貴方様、そしてエリス様の配下に加わります。今後は如何様でもご命令を下しくださいませ・・・・・・」

 

 

 

「そんな硬くなん無くていいって。・・・・・・で、早速なんだけどさ?なんでお前らの村が襲われたのか聞きたいんだけど?」

 

 

 

「それは我らにもいまだに分からんのです。・・・・・・ですが、もしかすると奴らの中に・・・・・・豚頭帝(オークロード)が混じっていたのかも知れませぬ」

 

 

 

「「豚頭帝(オークロード)?」」

 

 

 

ハクロウから出たその単語に聞き覚えがない僕とリムルは同時に首を傾げた。

 

 

 

豚頭帝(オークロード)というのは数百年に出るか出ないかと言われているオークの特殊個体(ユニークモンスター)です。何でも味方の恐怖の感情すらも喰らうため、異常に統率力が高いんだとか・・・・・・」

 

 

 

「なるほど・・・・・・つまりキミたちの村を襲ったオークたちは、その豚頭帝(オークロード)に影響されて向かってきたってことかな?」

 

 

 

「・・・・・・可能性はゼロでは無いでしょう」

 

 

 

「そうだな。そんな奴が出てきたんだとするとこっちも対策を考えないといけなくなる。一応その線のことも考えて、対策を練ってみよう。当面の目標はそれでいいか?」

 

 

 

リムルはその場にいた全員に確認するが、特に反論は出なかった為、今日のところはここでお開きということになった。豚頭帝(オークロード)・・・・・・いったいどんな魔物なんだろ?僕もそれなりに準備をしておかないと・・・・・・。

 

 

 

 

 

––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

 

 

 

【エリスの日常日記 ミニ】

 

 

 

 

「それ、『散水』!」

 

 

 

 

リムルたちと今後の方針を決めた翌日、僕は日課である畑の水やりをしていた。以前に比べて畑の面積が広くなったこともあって、育てられる作物も増えた。ちなみにそういった作物の種子は、以前手に入れた『種子生成』のスキルを使って生成している。今水をあげてるのはジャガイモの畑で、隣にある畑はキャベツの畑だ。他にもまだまだあるんだけど、それは後のお楽しみということで伏せておく。今はまだ収穫の時期では無いからそのままだけど、その時期になったらみんなと一緒に収穫しようと考えている。

 

 

 

「エリス様、お疲れ様です」

 

 

 

「ん?・・・・・・シュナか。お疲れ。どうかな?結構育ってきたと思うんだこの野菜達。もう少ししたら収穫するからその時はみんなで一緒にしようね」

 

 

 

「ふふ、それは楽しみですね」

 

 

 

畑の見物にでもきたのか、シュナが僕の隣に佇んだ。シュナは進化してから何故かいろんなことに興味を示し始めた。昨日も解散した後に絹織物を自分で作っていたり、僕たちのために料理を振舞ってくれたりしてくれた程だ。今回も多分だけどそんな所だろう・・・・・・僕にとっては嬉しいんだけどね?

 

 

 

「よかったらシュナもやってみる?水やり」

 

 

 

「え?良いのですか?でも、肝心の水をやる道具が・・・・・・私はエリス様のように水を出せるスキルを持っていませんし・・・・・・」

 

 

 

「あ、それなら心配ないよ。待ってて・・・・・・・・・・・・はい、これ使って」

 

 

 

シュナに僕は『水操作者(ミズオペレーター)』で簡易的なじょうろを作り出し、水を八分目程まで入れた状態で手渡した。

 

 

 

「すごい・・・・・・エリス様は何でもお作りになれるのですね!」

 

 

 

「何でもって訳じゃないけど・・・・・・それなりに作れるものは多いと思うよ?」

 

 

 

「そうですか。ありがとうございます!」

 

 

 

満面の笑顔を見せながら、シュナは畑に水をやりに向かった。そのシュナが水をやる光景は何とも・・・・・・とてもとても・・・・・・可愛らしかった。

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  • モンスターハンター
  • ポケットモンスター
  • ドラゴンクエスト
  • クロスオーバーは無しで!
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