転生して水になったので存分に楽し・・・・・・水っ!? 作:レイ1020
リムル達とは一旦別れ、ソウエイを連れてリザードマン達の頭領さんがいる湿地帯の住処へと赴いていた僕。この場所へはヒョウガに乗って来たこともあって、1日と掛からずに到着することができたことに内心ホッとしていた。何にかって言うと、もちろんオークの大群のことで。あまりに行くまでに時間が掛かって行く前にリザードマン達が壊滅!ってなったら洒落にならないからね。
そんなわけで、今僕たちはリザードマン達の頭領さんと面会をしています。・・・・・・やたらと、周りのリザードマン達からは睨まれて空気はかなり悪いけどね。
「ほう?20万のオーク供と戦う為に、我々と同盟を結びたいと申すのだな?」
「そうです。オーク達を迎え撃つのはこの湿地帯にして、僕達とあなた方達リザードマンで共闘してあのオーク供を討ち取ります。既にこちらではオークやオークロードに対する対策も十分に練っているので不都合でも起こらない限り、問題なく駆逐できると思います。それに、こちらは
「(つまり、
「決断は早めにして貰おうか。リムル様もエリス様も忙しいのだ」
「分かった・・・・・・」
そう呟きながら暫し考える仕草を見せる頭領さん。やっぱり頭領という立場から言って、そう簡単に頷くことはできないよね。自分の一言で下手をすれば一族全員を破滅させる可能性だってあるんだから。それだけの戦いなんだよね・・・・・・今回のオークロード討伐は。
「首領!こんな訳もわからぬもの達と同盟など、意味などありませんぞ!それになんだそのリムルと言う輩は!聞いたこともないようなそんな輩と我らリザードマンとで釣り合うと思っているのか!?それに、責任者とかほざいていた貴様もどうせ単にオーク供が怖くて我らに泣きついて来ただけなのだろう!?そうならそうと最初から言えば・・・・・・っ!」
「口を閉ざせ・・・・・・それ以上の主たちへの侮辱は許さんぞ?」
とうとう我慢出来なくなったのか、一人のリザードマンが僕たちに向けて色々と苦言を言ってきた。その中にリムルや僕の悪口みたいなことも入ってたから、隣にいたソウエイが憤り、『鋼糸』でそのリザードマンの頸を刎ねようと、糸を勢いよく巻きつけていた。既に頸からは血が滲み出ていて、あとちょっとでもソウエイが力を加えれば、すぐさま頸が飛びそうな状況へとなっていた。・・・・・・流石にここで殺すのは良くないから止めに入ることにしよう。
「ソウエイ。僕たちの目的は同盟の締結でしょ?戦いに来たわけじゃないんだから、糸を締まってくれる?」
「・・・・・・失礼いたしました。あなた方を侮辱されたことに少し腹が立ちまして・・・・・・」
「怒ってくれてありがと。その気持ちだけで充分だから、今は抑えていてね?」
「御意に」
怒りは鎮まったのか、ソウエイは絡み付かせていた糸をしまい、そのまま僕の後ろへと下がった。
「僕の部下がごめんなさい。それで、返事を聞かせてもらいたいんですけど?」
「・・・・・・分かった。同盟を受け入れよう。これほどの強者達とともに戦えるのだ。これほど心強いことは無い。だが、一つだけ条件を出しても良いか?」
「なんでしょうか?」
「先ほど其方達が話していたリムルという輩に会わせてもらいたい。一度同盟相手として話してみたいのでな」
「分かりました。ソウエイ、リムルに頭領さんとの面会にかかる時間を聞いてもらっていい?」
「分かりました。少々お待ちを・・・・・・」
ソウエイはそう言うと、僕たちから少し離れ『思念伝達』でリムルと連絡を取り始めた。
「エリス殿・・・・・・で良かったかな?」
「はい。どうかしましたか?」
「あのオーガは其方とリムル殿の部下であるのか?」
「正式にはリムルの部下なんですが、一応僕もリムルと同じ責任者という肩書を持っていますので、僕の部下ということにもなっていますね。あ、それと、今の彼はオーガでは無く鬼人となっていますよ?リムルが名付けをして進化したので」
「な、なんと!あのオーガから稀に出るオーガの上位種族が彼の者であるというのか!?では・・・・・・その名付けをしたリムル殿というのはそれ以上の・・・・・・化物か」
「あはは・・・・・・それは言えてますね」
リムル・・・・・・キミはとうとう化物呼ばわりされ始めたみたいだよ。ま、あんだけ規格外のスキルや能力を持ってたら誰だってそう思うよね?
そんな中、リムルとの思念伝達が終わったのか、ソウエイがこちらに戻ってきた。
「エリス様、リムル様は7日あればこちらに合流できるとのことです」
「うん、ありがと。というわけで頭領さん、リムルに会えるのは7日後になりますけど、よろしいですか?」
「構わぬ。それまではなるべくこちらは籠城して凌いでいるとしよう」
「それでお願いします。では、僕たちはこれで失礼します。7日後にまた会いましょう」
「うむ」
大体の予定を決め、同盟の締結も出来た僕たちは、そろそろお暇しようとその場から去ろうとした。だが、その場から去る前にソウエイが一言・・・・・・。
「”背後にも気をつけろ”との伝言を受けた。用心するのだな」
そう言い残して、今度こそその場を後にした僕たちだった。”背後”・・・・・・ね?後でリムルに確認してみようかな。
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それから3日後、無事に町まで戻った僕たちを加えた総勢100騎程の町の精鋭達は、オーク達との決戦の舞台となる湿地帯へと進軍を開始していた。一応目的としては、僕たちはオーク達を殲滅するわけではなく、オークロードのみを討伐することを目的として行動をしている。いくらベニマル達鬼人やリムルがいたとしても、流石に多勢に無勢なことには変わりないため、そういう決断に至ったわけだ。
「あれ?そう言えばリムルは?さっきから姿が見えないみたいだけど?」
「リムル様なら先ほど突然翼を生やして空へと飛んで行きましたよ。なんでも、オーク供やオークロードの位置などを確認したいがためだとか」
「そ、そっか・・・・・・(リムルったら、またそんなスキルを・・・・・・。そんなスキルばっかり習得してたらいつの日か、これ以上にないくらいに規格外な存在になっちゃうよ?・・・・・・まぁ、今でも十分規格外なんだけどさ?それにしてもいいな〜・・・・・・僕も空飛んでみたいよ・・・・・・)」
《告。『
そんな僕の願望に
「(お願いします!)」
《了。スキルの作成を開始します・・・・・・・・・・・・・・・・・・作成を中止しました。》
「(えっ!?何でっ!?おかしくない!?)」
《対象のスキルを獲得する際、
「(じゅ、10%!?あ、そう言えばユニークスキルって言ってたっけ?ユニークスキルはエクストラスキルとかよりも強力な分、消費する魔素もそれなりに多くなるって言ってたもんね・・・・・・。はぁ〜、現実そう甘くはないか・・・・・・。とりあえず、今のところは空を飛ぶことは諦めよう・・・・・・)」
「エリス様?浮かない顔をしていますが、どうかしましたか?」
「ううん、何でもないよ。さて、リムルが先に行ってるなら僕たちも先を急がないとね!」
ユニークスキル獲得はならなかった僕だけど、今はそれに落ち込んでる暇がないことは自分でもよく分かってるため、すぐに頭を切り替え進軍を再開するのだった。
オークロードとの決戦は近い・・・・・・・・・・・・。
次回でオークロードの話は終わりに・・・・・・したいですが、場合によっては続く可能性もあります。ですが、なるべく早くこの話は終わりにしたいと思っています。
早いとこ先に進みたいので!
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