転生して水になったので存分に楽し・・・・・・水っ!? 作:レイ1020
視点 エリス
リムルやみんなに、前線で戦わせてもらうことを許可してもらった僕は、改めて気を引き締めつつ、自分にできる主な戦法を模索していた。そんな中、配下であるガビル達が近づいてきた。先に言っておくと、近衛兵であるセキガとカレン以外の
「エリス様、本当によろしかったのですか?自ら前線に出て戦うなどと言ってしまって・・・・・・」
「カレン、心配してくれるのは嬉しいけど、大丈夫だよ。僕だって何も考え無しに戦いたいなんて言わないよ。それに、僕には新たに”強い味方”が加わったからね!」
僕は徐に、懐に下げている”一太刀の剣”を誇示した。今まで気が付いていなかったのか、3人は少し目を丸くしながらこの剣を凝視していた。
「エリス様、我輩はこの剣を見たことはありませんが、見る限りかなり上等な代物と見受けられますな!」
「ほんとだ・・・・・・あ、もしかしてこの剣が以前からクロベエさんにお願いしてたって言う代物ですか?オレ、こんな剣作れるのクロベエさんぐらいしか思いつかなくって・・・・・・」
「うん、そうだよ。実は、オークロードとの戦いの後で、クロベエに剣を作るよう、お願いしてたんだけど、それがつい最近出来上がったんだ」
「なるほど、だからさっきは何処か自信に満ちた表情でリムル様に進言していたのですね?」
「そ、そんな顔してたの、僕っ!?」
「「「はいっ!」」」
3人から一斉に即答され、急に恥ずかしくなってしまった。あの時は別にこの剣があるから前線に出たいと言ったわけではない。さっきリムルにも話したけど、今回の相手は明らかにこれまでの相手とは違う事は大体わかってる。
ちなみにこの剣は、刀身は水聖剣とほぼ同じくらいある。斬れ味や軽さはやや水聖剣に劣るものの、この剣は水聖剣のように魔素を消費する事なく戦うことが出来、おまけに魔素を消費せずに戦える業物にしては十分すぎるほどに立派であったため、今回はこの剣を頼ろうと思ってる。・・・・・・クロベエには本当に感謝しかないよ。
「主様、来ました・・・・・・」
「・・・・・・あれが、
そうこうしている内に、今回の討伐目的である
「そうか?あんなのただのでかい魚ではないか。ワタシなら一撃で倒せるぞ?」
「そ、そうなんだ〜?ってか、ミリムいたんだ?あ、それならもう、ミリムに倒してもらった方がこっちとしても楽・・・・・・」
「お言葉ですがエリス様?この件は私たちの問題であり、友人関係に至るミリム様を頼るのは筋違いと思われます」
「ミリム様には、リムル様やエリス様がどうしても困った時にのみ、お力添えを頂きたく存じます。お友達のことを信じて見守ることもまた、お友達として大事なことですよ?」
「そうなのか?・・・・・・わかったのだ」
いや、シュナもシオンも何言ってるの!?それにミリムもそんな簡単に納得しないで!?僕今すっごく困ってるし、リムルもきっと困ってるよ!?・・・・・・って言ったところで、もう何も解決しないだろう。現に、ミリムはすっかり戦闘モードから逸脱して、傍で僕の水を美味しそうに飲んでるし・・・・・・。はぁ〜、楽して勝とうとはするなってことか・・・・・・。
「エリス。・・・・・・ミリムの説得は諦めろ。もう俺たちでやるしかなさそうだからな」
「だね。じゃあ、腹を決めて頑張るとしますか!」
––––––––––––––––––––––––––––––––––
《告。
「(となると、このサメ達にもよっぽど強力な魔法や物理以外は殆ど効力無しってことか・・・・・・厄介だな・・・・・・)」
開戦の火蓋は、ベニマルの
仲間がやられた事に怒ったのか、焦ったのかは分からないけど、他の
「(リムル!僕たちはこの
「(わかった。ベニマル!)」
「はっ!俺たちは先に
「僕は余った
「っ!わかりました。必ずやエリス様のその期待に応えて見せましょう!・・・・・・行くぞっ!殲滅開始!!」
ベニマルのその檄に、みんな一斉に
戦況の方はと言うと、まず、ゴブタ率いる
街道から少し外れた森の中では、ゲルド達オークの集団と、彼らに加勢するように言っておいたガビル率いる
僕の近くでは、ソウエイ率いる忍び集団と、ランガとシオンのコンビがそれぞれ
対して、ランガとシオンのコンビはそんな小細工は一切せず、真っ向から
戦況はだいたいこんな感じだけど、この時点でもう
「・・・・・・って、感心してる場合じゃないか。僕達も役目を果たさないと!行くよ、セキガ、カレン!」
「「承知!!」」
今まで傍観者だった僕達にも、どうやら攻撃の矛先が向けられたようで、残った2体の
さて・・・・・・やろう!
––––––––––––––––––––––––––––––––––
「1体は僕が引き受けるから、二人はもう1体をお願い!」
「わかりました!倒したらすぐに加勢しますのでお待ちを!」
「すぐに終わらせます!一気に片付けるよ!セキガ!」
「ああ!」
僕が1体を相手にし、二人にはもう1体の方を相手に取ってもらった。これで、僕の邪魔をする
「『身体強化』発動・・・・・・っ!すごい、戦闘では初めて使ったけど・・・・・・体が一気に軽くなった感じだ。以前から、使い勝手がありそうなスキルだって思ってたけど、これは・・・・・・って、危なっ!?」
以前、『
「喰らえ!『
僕が横なぎに剣を振ると同時に、幾多もの水の輪っか・・・・・・水輪が勢いよく
「あ、そういえば二人は・・・・・・」
「『
「『
「大丈夫そうだね、うん」
剣をしまい、二人の方へ視線を向けると、すでに
「エリス様!こちらは終わりました!そちらは?」
「僕も倒したよ。・・・・・・それにしても、相変わらずキミたちは強いし、凄いね?上司として鼻が高いよ」
僕がそう二人を褒めると、途端に二人の顔が赤く紅潮した。・・・・・・照れてる姿も可愛らしいな。
「そ・・・・・・そんなことは・・・・・・え、エリス様の方こそ、素晴らしい戦いぶりでした!改めて、エリス様の偉大さ、凄さを実感しました!それに、あの戦ってるお姿はまるで・・・・・・”水を司る聖女様”の様で、かっこよかったです!」
「オレもそう思いました!なんかこう・・・・・・”戦う女神様”みたいな感じで、すっごく可憐でかっこよかったです!」
「う、うん?褒めてくれて嬉しいけど・・・・・・」
お返しと言わんばかりに、僕を褒め称えてきた二人だったけど・・・・・・・・・・・・改めて言わせて?僕・・・・・・・・・・・・
”男”だからねっ!!!?
エリスは、リムルよりも女性に近い容姿ですからね。二人の感想もどこか納得してる自分がいます。
それと、勘違いしている人もいらっしゃると思いますので、ここで言っておきます。エリスは決して本人が言っているほど弱くはありません。流石にリムルほどは強くはありませんが、少なくともそれに次ぐくらいの力を持っています。ただ、エリスは基本的にサポートに徹していることが多いため、あんまり”強い!”と言う描写を書くことが出来なかったのが、もしかすると読者の皆さんに勘違いを促してしまう原因となってしまったのかもしれません。今後はもっと戦闘の描写を増やしていこうと思っているので、今後のエリスの活躍にご期待ください。
『
エリスのオリジナルの剣技。横なぎの一閃で敵に対して無数の水輪を飛ばし、一気に対象を斬り刻む技。水輪を辺りに多数飛ばす事も可能なため、広範囲に攻撃をする事も可能。この剣技は今の段階では、エリスは『身体強化』と『
『
セキガの技。螺旋状に回転しながら敵の下方から上方へ向かって勢いよく槍を突く技。彼が持つ『剛力』を加えながら放つと、さらに殺傷力が向上する。
『
カレンの技。自身の魔力を槍に付与し、攻撃力を上げたことで紫色の光を纏う様になった自身の槍で、次々と敵に刺突を浴びせる技。刺突の速度が増しているため、回避するのは非常に困難。
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