転生して水になったので存分に楽し・・・・・・水っ!?   作:レイ1020

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前回が長かったので今回は短めになります。


名付けと村の開拓!

「ところで、主様。早速一つ、お願いしたい事がございます」

 

 

 

「何かな?何でも言って良いよ?僕にできる事ならするからさ?」

 

 

 

早速のお願い。初めて配下になった彼女のためにもここは僕が一肌脱ごう!

 

 

 

「ありがとうございます。・・・・・・その、よければワタシに”名付け”をして欲しいのですが・・・・・・」

 

 

 

「ああ・・・・・・そうだね。僕もキミのことを何て呼べば良いか分からなかったしちょうど良いや。・・・・・・そうだなぁ〜、リムルは嵐の牙ってことでランガのことをランガって名付けたらしいけど・・・・・・・・・・・・(『指導者(ミチビクモノ)』さん、僕が名付けをした場合、彼女はどんな進化をするの?)」

 

 

 

《解。名付けをした場合、個体《牙狼族》は《氷牙狼族(アイシクルウルフ)》へと進化を遂げます》

 

 

 

氷の牙狼族になるってことかな?リムルとは違うな・・・・・・。僕が水だからそれに関与する属性になるってことなのかな・・・・・・まぁ良いか。名前は・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし、単純だけどこれで行こう!

 

 

 

「キミの名前は”ヒョウガ”。氷の牙と書いてヒョウガだ。・・・・・・この名前で良い?嫌なら別のに変えるけど?」

 

 

 

「いいえ。主様が決めた名であるならばどんな物でも嬉しいです。わかりました。今日からワタシの名はヒョウガです。以後、よろしくお願いします」

 

 

 

「うん。よろしく!」

 

 

 

リムルに似たような名付け方だったけど、彼女は気に入ってくれたようで、尻尾をふりふりと降っていた。無事に名付けが終わると、ヒョウガも他の牙狼族同様、進化を始めた(その際、急に虚脱感が襲ってきたけど何とか耐えた)。今までの黒に近い藍色をしていた身体が、純白ともいえるほどに綺麗な白色に変化を遂げ、額には今までなかった一角の青い角が生えてくる。そして体長も今のランガとさして変わらぬほどに大きくなり、僕の3、4倍ほどの大きさになってしまった。正直、これだけの進化を見せられると流石に驚くね・・・・・・。

 

 

 

《告。ユニークスキル『魔物使い(マヲスベルモノ)』の効果が発動。個体名『ヒョウガ』よりスキル『思念伝達』及び『魔力感知』を習得しました。》

 

 

 

そんな中、『指導者(ミチビクモノ)』さんからスキルの獲得の知らせを受けた。こんなに突然・・・・・・何でだ?

 

 

 

「(何でスキルを獲得できたの?それもヒョウガの)」

 

 

 

《解。ユニークスキル『魔物使い(マヲスベルモノ)』は、一部の魔物を除き、自身に服従させると対象が持つスキル全てを獲得する事が可能です。また、このスキルを持つ事により、魔物の服従率が格段に上がっています。》

 

 

 

あんなに頑なだったヒョウガが意外にも簡単に肯いた理由はそれか。スキルについては・・・・・・なるほどね。つまり僕は、”魔物を従えさせる事でスキルを獲得できるスキル”を持っているってことか。そのスキルに関しては嬉しいの一言に尽きる。スキルが沢山あるに越したことは無いし、やれることも増えること間違い無しだからだ。・・・・・・このスキルは重宝したいな。

 

 

 

 

––––––––––––––––––––––––––––––––––

 

 

 

 

「え?この村に鍛冶士や建築士を連れてくるためにドワーフの王国に行ってくるの?」

 

 

 

僕がヒョウガに名付けをした数日後、無事に低位活動状態(スリープモード)から回復したリムルから唐突にそんなことを言われた。確かにドワーフって鍛冶とか技術をたくさん持ってるイメージだけど・・・・・・。

 

 

 

「ああ。この村にもそんな技術を持った奴がいないと成り立たなくなってきてな。・・・・・・お前も見たろ?リグルドたちに作らせた家がどんなのだったか・・・・・・」

 

 

 

「・・・・・・確かに、あれじゃ僕たちも困っちゃうね・・・・・・あはは」

 

 

 

苦笑いを浮かべながら僕とリムルはリグルド(リムルが名付けたゴブリン・ロード)達に先日作らせた家を思い出していた。その家は、家というよりただ木材を繋げて簡単に組み立ててできた小さなテントのようにしか見えないほど酷かった。これではリムルもドワーフを頼りたくなる理由もわかるというものだ。それに、この村にはまともな武器も防具も無く、万が一また牙狼族のような魔物が攻め入ってきてしまえば今度こそ滅亡してしまうかも知れないんだ。だからこそ、そうならないためにもまともな武器や防具を作れる鍛冶士も必要なんだろう。

 

 

 

「それでさ、俺たちがドワーフの国に行ってる間、エリスには村の留守番をしていてもらいたいんだ。俺たちが出かけている間に村に何か起こったらまずいからな」

 

 

 

「う〜ん。正直僕も行きたかったけど、村に何かあったら嫌だしね。・・・・・・分かったよ。その代わり、お土産も忘れないでね?」

 

 

 

「ああ、任せとけ!」

 

 

 

その後、リムルはランガ、その他の数名のゴブリン達を連れて、ドワーフの国へと出発して行った。ここからドワーフの国『ドワルゴン』までは徒歩では2ヶ月はかかり、嵐牙狼族(テンペストウルフ)達の足でどのくらいかかるかはわからないらしいけど、少なくとも帰ってくるのは少し先になる。そうとなれば、その間僕は僕のできることをしておこうと思ってる。ただ村でじっとしててもつまらないしね。

 

 

 

「さて!まずは”あれ”を作らないとね!」

 

 

 

早速僕は、”あれ”を作るため行動を開始するのだった・・・・・・。

 

 

 

 

 

 




ユニークスキル


魔物使い(マヲスベルモノ)


魔物の持ち主への服従率が格段に上がるユニークスキル。さらに、一部の魔物を除き、その魔物が持つスキルや魔素が自分も使えるようになる(スキルを奪うわけでは無いため、対象がスキルを使えなくなるということは無い)。


オリキャラ  


・ヒョウガ  種族『氷牙狼族(アイシクルウルフ)


ランガの妹。元牙狼族で、エリスの直属の部下。自分の父を殺した仇としてリムルに忠誠を誓う事が出来ずあまつさえ死のうとしていた時、エリスに助けられた狼。そのエリスの姿勢と心優しさに心を撃たれ、エリスに忠誠を誓うことを決める。エリスに”名付け”をされた事で『氷牙狼族(アイシクルウルフ)』へと進化を遂げる。エリス以外の者とはあまり関わろうとはせず、素っ気な態度をとる事が多い(リムルや兄であるランガも例外では無い)。基本的に物静かで優しい性格をしているが、エリスの敵を発見すると即座に排除に向かうほど戦闘意識は高い。



おまけ

・ヒョウガの外見は、モンスターハンターの幻獣『キリン』が狼風な感じになって大きくなった感じとなっています。

クロスオーバーする作品はどれが良い?

  • モンスターハンター
  • ポケットモンスター
  • ドラゴンクエスト
  • クロスオーバーは無しで!
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