転生して水になったので存分に楽し・・・・・・水っ!? 作:レイ1020
リムルの方はほとんど原作と同じになってます。
それから約数日後、リムル達は予想よりもだいぶ早く村へと戻ってきた。何でも、
リムルから事情を説明して貰い、僕や他のみんなもこのドワーフ達を歓迎することにした。これから色々と世話になる訳だし、歓迎しないわけにはいかないよね。
「リグルやランガ達には紹介したが、まず始めにこいつが武具製作職人のカイジン。こいつが3兄弟の長男のガルムで防具製作の職人だ。で、次男のドルド。細工の仕事はこいつに任せるつもりだ。最後に3男のミルド。建築や芸術に詳しいみたいだからそれを任せるかな。一応こいつらが今回ドワーフ王国から連れて来た職人達だ。みんな、仲良くしてやってくれよ?」
リムルの言葉に僕たちは静かに頷いた。『意外と素直だなぁ〜』ってリムルが少し驚いていたけど、実はすでに僕が村のみんなのことをある程度説得しておいたんだよね。リムルが誰を連れて来ても仲良く接して欲しいってね。それもあって、リグルドを始めとしたゴブリン達や
「・・・・・・本当に良いのですか?彼らが信用に足りる存在かは測りかねませんが?」
「大丈夫だよ。リムルは変な悪人とかを連れてくる様な奴じゃないから。・・・・・・ヒョウガは嫌かな?」
「いえ・・・・・・主様がよろしければそれで良いのですが・・・・・・」
「うん。すぐに彼らを信じてとは言わないよ。でもさ?いつかは彼らをちゃんと仲間として認めて欲しいかな」
「・・・・・・分かりました」
ヒョウガはやはりリムルが連れて来た者達と言う事で、少し嫌な顔をしていたが最後には頷いてくれた。この子ももっと他のみんなと仲良くして貰いたいな。もちろん常に僕のそばにいてくれるのは嬉しいけど、やっぱり僕以外にも気さくに接せる仲間はいたほうが良いはず。この子にそんな気は今のところ全くないため、時間はかかるかもしれないけど、この子がその気になるまで、僕がそばでこの子に寄り添っていてあげよう。
その後、4人の歓迎会を兼ねてちょっとした食事会が開かれ、僕たちは盛大に盛り上がったのだった。
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「・・・・・・で、何でこうなっちゃうのかね?」
森の中の一つの”だだっ広い開けた土地”の中で、今までの
「まさかここまでゴブリンたちが増えるなんて予測外だった・・・・・・」
事の発端はリムルたちが帰ってくる2日前。僕たちがいつもの様に村で呑気に過ごしていた頃に、まさかまさかの近隣のゴブリンの村からたくさんのゴブリンたちが庇護を求めて大勢で押し寄せて来たんだ。その数はおよそ500人弱と言ったところで、とてもじゃないがこの村では到底収まり切れたものじゃ無かった。だから、僕はリムルたちが帰って来て歓迎会も終わった後でリムルに相談をしたんだ。新たな広い土地に移動をしないかと。リムルもそれを考えていたのかそれを快く受け入れてくれて、すぐさま僕たちは引っ越す事になったんだ。
引っ越す前に、500人いるゴブリン達に僕とリムルは半分に分けて名付けを行った後、改めて広い土地へと移って行った。そして数日後、僕たちはようやくこの大所帯でも生活できそうな土地を見つけることができた。数日かけて見つけたその広大な土地は、立地的にも問題は無く、うまく建築や開墾、整備などをすれば街を作ることも可能に見えた。そのことをリムルに相談した結果、その案が見事に採用され、この土地に僕たち魔物の街を作ることになり、今に至るってわけだ。
「リムルは暇だからってどっかに行っちゃったし、ヒョウガは昼寝中だし・・・・・・僕も暇だから・・・・・・少し寝よ」
僕は今のところ特に仕事はないから暇なんだ。それに話し相手もいなかったから、とりあえず寝る事にした。別に『水魔人』は寝なくても大丈夫なんだけど、元々寝ることが好きだったため、僕は寝る事にした。僕は、ドワーフたちが作ってくれた僕専用の”巨大な壺”を持ってくると、そこで『擬人化』を解いた。すると、途端に僕の体は人間の体からただの液体の水へと変わり、その壺の中へ入り込んでいく。こうして置かないと、あたり一面に僕の水が流れ出てしまい、大変な事になってしまうんだ(実際、転生直後もあたり一面に大量の水が流れてたわけだし)。意外とそんな事ないだろって思われがちだけど、見た目に反して、僕は水を大量に擁しているため平地でそれをやると大惨事になりかねないんだ(洪水など)。また、水の状態で外に出ると、いろんな意味でひどい目に遭うからだ。よくあったのは、水溜りと間違われて踏まれる事、間違って飲まれる事、などなど。
とにかく、そんな事は絶対に嫌だったからドワーフたちに頼み込んで作ってもらったんだこの壺を。これならみんなに迷惑をかけることもないし、僕にも何も問題はない。はぁ〜〜このツボって落ち着くな〜〜っとぼやきながら、僕の意識はゆっくりと沈んでいった。
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視点 リムル
広い土地に引っ越して数日経った。俺は今はその土地の近くでいろんなスキルを試し打ちしたりして、何が使えて何が封印した方がいいかってのを探っていた。封印ってのは主に威力が強すぎて周りに危害が出そうなスキルのことで、基本的に今後使う事は少なくなるかもしれないスキルでもある。
そんなことをしていると、俺は一つの冒険者?らしきパーティーと出会した。見るにそのパーティーは以前、俺がヴェルドラと会った洞窟内で見かけたパーティーであって、どうにも魔物と交戦していて苦戦気味であるのがわかった。だが妙なのは、あの時見かけたのは
それはともかくとして、苦戦してるなら助けてあげようと思い、俺はスキル『黒雷』を使ってそのパーティーを助けた(このスキルも威力が計り知れなかったため、封印決定となった)。そのパーティーの連中は、最初俺のことをスライムだからといって警戒して来て、お礼の一つも言ってこなかった。それに俺は少しむかっとしたけど、一応俺の方が年上みたいだし(精神年齢が)多めに見る事にした。・・・・・・だが、そんな中俺が気になっていた仮面の女の人が俺へと近づいて来た。
「助かったよ。ありがとね」
「っ!・・・・・・うん。どういたしまして!」
彼女はすっとしゃがむと、顔につけていた仮面をとり、微笑ましい笑顔を見せながらお礼を言った。俺が驚いたのは、何も彼女が一瞬見せた仮面の中の顔が綺麗だからとか、美しいからとかそんな理由じゃ無い。俺が驚いた理由・・・・・・それは、この人がドワーフ王国『ドワルゴン』で占ってもらった俺の運命の人・・・・・・シズエ・イザワだったからだ。まさかこんなに早く会えるなんてな・・・・・・。
「やれやれ・・・・・・ここ最近ほんとついてないことばかりだぜ・・・・・・」
「ん?何かあったのか?」
「いやそれがさ〜・・・・・・」
聞いたところ、こいつらはこの森の調査に来ていたらしく、運悪く
だが、やはり魔物の町と言う事に抵抗があるのかこいつらは何処か嫌そうな顔を見せる。・・・・・・仕方ない。ここは敵じゃ無いアピールでも見せて警戒心を解くとするか!俺はとっさに思い出した、スライムにとっては馴染みのある”あの台詞”を言い放った。
「『俺はリムル!悪いスライムじゃ無いよ!』」
「っ?・・・・・・ふふっ」
・・・・・・なんかシズエさんに笑われたんだけど?俺の敵対ゼロアピールは結構良かったと思うんだけど?そんなことを呑気に考えていると、何故かシズエさんに持ち上げられた。
「この子は信用できる。お邪魔しよう」
「えっ?・・・・・・そ、そうなのか?・・・・・・・・・・・・それなら、行くか」
どうやら大人しくついて来てくれる様になったみたいだな。なら良かった。・・・・・・にしても、シズエさんはなんでこんなにあっさり俺のことを信用してくれたんだ?それだけが疑問だ。
「ねぇ、スライムさん。貴方の国はどこ?」
「国?・・・・・・はは。まだ国なんて呼べるものじゃ無いさ。あくまでまだ町を作ってるレベルでいずれは・・・・・・・・・・・・」
「そうじゃ無くて・・・・・・貴方の
「・・・・・・」
そう言うことか。この人はどうやら俺がこの世界の者じゃ無いことを知っているんだ。・・・・・・もしかして、さっきのセリフに聞き覚えがあったのか?
「・・・・・・日本だよ」
「やっぱりね!私もそうよ。さっきのセリフ、同郷の子から聞いたことがあったのよ。だからもしかしてと思ったけど、そうだったんだ・・・・・・会えて嬉しいよ」
「ああ、俺もだ」
シズエさんの笑顔に俺も自然と笑顔になる。占ってもらった時から名前的に日本の人かなって思ってたけどどうやら当たりみたいだった。にしても、運命的な出会いがこうも立て続けに起こるなんてな。1回目はヴェルドラ。2回目はエリス。3回目はシズエさんだけど、こんなに早く運命の人たちと会っていいのかな?・・・・・・まぁいいか。それにしても・・・・・・こんな優しそうな人が『爆炎の支配者』だなんて二つ名を持っていると言う事に違和感しかないが、それはいずれ聞いてみる事にしよう。
俺たちは、街に向けて歩を進めるのだった。・・・・・・エリスは今何やってるんだろ?
「Zzz・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「思ったんだが、寝るときは『擬人化』した状態で寝たらどうだ?それなら水が出る心配もないだろ?」
「う〜ん。それも考えたんだけど、『擬人化』って常に魔素を消費していないとなれないんだ。僕の体質上、魔素を消費しながらだとなぜか寝ることが出来なくてね?だからそれは却下って事になったんだ」
「へ〜?じゃあお前が寝るときはあの壺が必需品ってなるわけか〜。なんかめんどくさいな?」
「それはしょうがないよ・・・・・・」
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