転生して水になったので存分に楽し・・・・・・水っ!? 作:レイ1020
色々と書くことが多く、大変でした・・・・・・。
「話は聞かせて貰ったわ!この国は、滅亡するっ!!」
「「「な、何だってーーっっ!!?」」」
会議も順調に進みつつあった状況の中、聞き慣れない一つの声がテラス内にこだました。・・・・・・その声の主が叫んだ内容に反応したリムル達は、揃って大声を上げつつ動揺していた。その声の主は、”金色の髪”を三つ編みにした可愛らしい妖精だった。・・・・・・妖精なんて初めて見たけど、滅ぶって・・・・・・どう言うこと?
ちなみに、僕は声は出さなかったものの、当然驚いてはいるよ?勿論。
「リムル様、
「クロ、その害虫をわたくしに渡しなさい?わたくしが直々に可愛がって差し上げますわ」
入ってきたその妖精は、無礼講を働いたと見られたのか、ディアブロに羽を摘まれ身動きを封じられつつ、圧をかけられていた。隣にいたテスタロッサは、満面の笑み(目は笑ってない)を浮かべながらディアブロに捕まえている妖精を渡すよう要求していた。・・・・・・彼女が何をするのかは大体は想像つくけど、とりあえずやめようね?二人とも?
「さっきから羽虫だの害虫だのって、アタシを誰だと思ってるわけっ!?・・・・・・っていうか、さっさと離してよ!!アタシが何したっていうのさっ!」
「ディアブロ、ラミリスを離してやってくれ。そんなナリだが、一応は魔王らしいからな」
「一応って何よっ!?アタシは一大事の事態をわざわざ・・・・・・」
まだ何か言いたい様子のラミリス(?)という妖精だったけど、とりあえず今は会議の邪魔になると思ったのか、リムルはひとまず彼女を漫画に夢中となってるヴェルドラさんに相手をするよう半ば強引に押し付け、会議を再開させた(ヴェルドラさんは渋っていたが、漫画の犯人をリムルにネタバレされると言う何とも悪どい攻撃を施されたこともあり、仕方なく引き受けることとしたみたい)。
ラミリスさんは、ヴェルドラさんの存在に気がつくと、すぐに気絶をしてしまったけど、護衛で一緒について来ていた”魔導人形”が落ち着いて対処を行なったこともあって、落下の際、地面に頭をぶつけると言う事態は免れた。多分、あれがリムルが以前『悪魔召喚』で呼び寄せたと言うベレッタなんだろう。
リムル曰く、彼女も一応魔王らしいから、変に目を付けられないよう可能な限り、魔素を引っ込めた僕は、会議へと意識を移した。
「さて、今後の方針だが、まず俺たちは魔王クレイマンと事を構えるつもりで居る。理由は勿論・・・・・・」
リムルは魔王クレイマンと臨戦する理由を全て打ち明けた。友好国である
また、既に始末をしてあるファルムス王国はともかくとして、西方聖教会については、向こうが手を出してこない限りは、こちらも何もしないと言うことに決まる。変に敵に回して仕舞えば、色々と面倒ごとが増えると危惧したが故だ。
「クレイマンは魔王。幾多もの魔人を配下とし、己自身もかなり強力な力と権力を保有していると見ていい。・・・・・・それでも、勝てる自信はあるのですかな?リムル殿?」
「そんなの関係ない。クレイマンは俺を怒らせた。俺たちの国を荒らそうとしただけでなく、ミリムを勝手に利用しやがって・・・・・・」
「うん。ミリムを勝手に利用したことに関しては許せないよね?・・・・・・ミリムはそんな事する子じゃないし・・・・・・」
ミリムは少し気が短く、喧嘩早いところがあるけど、基本は良い子だ。ちゃんと言い聞かせ、約束を守るように言っておけば、唯の優しく可愛らしい少女なんだ。そんな彼女を勝手に利用し、国を消滅させるって言う愚行をやらせたと言うことが、僕たちにとっては何よりも許せなかったんだ・・・・・・。
その後、地下牢に閉じ込めてある捕虜達の元へ情報収集に行ってたらしい、シオンが今回の襲撃の件の黒幕が誰かを発表し・・・・・・ようとしてたんだけど、情報収集をした名前を忘れてしまったのか、言い淀んでしまっていたシオンに、リムルは静かにため息を吐いていた。結局、ミュウランさんが代弁して黒幕のことを説明してくれたけど、これじゃシオンが行った意味が無いんじゃ・・・・・・?
黒幕の名はニコラウス・シュペルタス枢機卿。その人物からの親書を決定事項と西方聖教会に説明をし、挙兵を後押ししたのもその人物だったらしい。
「西方聖教会としても、まだ決定的な判断を下す前だったに違いない。であるならば、交渉次第では、敵対を回避はできるやもしれんぞ?」
「交渉でしたらブルムンドが引き受けましょう。
「感謝する。なるべく西方聖教会とは・・・・・・特に、ヒナタとは敵対したくないしな・・・・・・」
「・・・・・・?リムル、ヒナタって?知り合いの人?」
「あぁ、話して無かったな。実は・・・・・・」
リムルの言うヒナタと言う人が気になった僕は、徐にそう尋ねてみる。その人の名はヒナタ・サカグチ。異世界から、日本から召喚されてきた女性で、西方聖教会の騎士団長でもあるらしい。リムルの話だと、この国に帰ってくる前に、その人と一戦交えたようで、”妙な結界”のせいで弱体化していたとは言え、リムルを死の直前にまで追い詰める程の実力を持っているそうだ。・・・・・・うん、確かに、敵対はしたくないね。
「リムル様を襲うとは・・・・・・なんて無礼な・・・・・・」
「まあまあ、抑えてシオン?とりあえず、そんな人が今度こそ本気で僕たちのことを敵対視してきたら危ないだろうから、うまく立ち回りを決めないとね」
「だな。・・・・・・それと、エリス?ヒナタには気をつけろよ?あいつ、お前のことを随分と殺したそうにしてたからな。・・・・・・俺が悲しむからだとか何とか言って・・・・・・」
「・・・・・・」
呆気に取られるしか無かった僕は、なんて返したら良いのかわからなくなっていた。せっかく生き返ってこの世に戻って来たって言うのに、またあの世送りになんてなりたくないんだけど?・・・・・・と言うか、襲撃の際にも思ったことだけど、なんか僕の命を狙う人がやたらと多い気がするんだけど・・・・・・改めて思うけど、何か僕って悪さ・・・・・・したっけ?
「安心してください、エリス様。どんな事があろうと、どんな敵が現れようとも、オレ達が必ず守って見せますので!」
「任せてください!」
不安な表情を見せ始めた僕に対し、後ろで控えていた近衛兵の二人が揃って意気込みを語り出す。・・・・・・以前から頼もしかったけど、この襲撃が起こって以来、さらに逞しさが増したように感じる。・・・・・・本当に、心強いよ。
「ありがと。あ、そういえばリムル?捕虜はファルムス王国のエドマリス王と西方聖教会の大司教レイヒムさんでよかったんだっけ?」
「いえ、エリス様?捕虜は全部で3人でしたが、もう一人の男は、あの”異世界人の若造”なのでしたが、どうにも気弱で非常に怯えた様子でして・・・・・・私が会話をしようとしても、ほとんど会話にならなかったのです」
僕の質問に答えたのは、リムルではなくシオンだった。・・・・・・そういえば、リムルがディアブロに、生き残ったその捕虜を連れてくるよう命令してたって言ってたっけ?
「シオン、そいつの名前は聞き出せたか?」
「はい。確か・・・・・・
「「・・・・・・」」
・・・・・・うん?ラーメン?ラーメンってあの中華の・・・・・・って、そうじゃなくて!おかしくない?・・・・・・だって、確かあの異世界人の3人組の中にそんな名前の人は居なかったはずだし、そんな変わった名前の人がいればすぐに気がつくはずだからだ。
「ふむ・・・・・・ラーメンか。そんな名の者は聞いたことが無いが、”ラーゼン”と言う英雄の名であれば知っておるな」
「私も、王宮魔術師であるラーゼンであれば認識がありますね。現在ではかなり老齢ですが、彼の扱う魔法の技術や威力はかなりの物であることは間違い無いかと・・・・・・」
「はて?私が捕縛したのはシオン殿のおっしゃったように、若齢の男でしたが?・・・・・・それに、その男は多少魔法を操れるだけの小者に過ぎませんでしたので、そこまで気になさる必要は無いのでは?」
ガゼル王やエラルド公爵は、そのラーゼンさんと言う魔法使いをかなり高く評価している様子だけど、実際に対峙し、捕縛をしたディアブロは全くと言って良いほどそのように思っていないようで、終いには”小者”と言い放つ始末。そのディアブロの反応に、苦笑いを浮かべるしか無かった僕達は、内心で深く溜息を吐いた。英雄とまで呼ばれてる人を”小者”って・・・・・・やっぱりディアブロってかなり強いんだね?
と言うか、さっきからシオンやディアブロの発言と、ガゼル王達の発言に矛盾が発生してるんだけど、どう言う事なんだ?
《告。恐らく、”精神系魔法の秘技”を用い、肉体を乗り換えたものと推測します》
「(精神系って・・・・・・じゃあもしかして、シオンやディアブロの言うその若い男の人と、ガゼル王達の言うラーゼンさんって言う英雄は・・・・・・)」
《是。同一人物である可能性が高いです》
なるほどね?・・・・・・ようやく合点がいった。つまり、ディアブロが捕らえてきたその人は、異世界人の体を乗っ取ったラーゼンさんなのだろう。乗っ取った経緯までは不明だけど、何かしらの意図があってやった事なのは間違い無いだろうし、ガゼル王達の言う通り、かなり魔法に智のある人と見て間違い無いだろう。
次第にリムルもみんなも、ラーゼンさんとその異世界人が同一人物であることがわかったようで、納得の意を表していた。
リムルはその後、ディアブロの力量を見込んで捕虜三人を連れてファルムス王国へと戻るヨウムさん達の護衛をお願いした。ディアブロは『左遷でもされるのかっ!?』みたいな感じでひどくショックを受けてたようだけど、リムルやテスタロッサに言いくるめられ、渋々従うことと決めた。
さて、これで大方の方針は決まったわけだし、最後にラミリスさんの話を聞こうとしたんだけど、ラミリスさんは今、絶賛漫画に夢中となってしまっていて、この場にきた目的などどうでも良いと思わんばかりに、漫画を読むことに没頭していた。・・・・・・この人、本当に魔王なんだよね?
「ラミリス?その漫画の事の顛末をバラされたくなければ、ここにきた目的を・・・・・・」
「待ってっ!?言うから言うからさっ!?・・・・・・コホン、アタシがここに来たのはここの国がこのままだと近々滅亡するってことを伝えにきたのと、『
「『
聞き慣れない単語に、僕達はみんな、揃って首を傾げる。
「その名の通り、魔王達が集合して会合を行う場よ。今回は・・・・・・魔王を名乗ったあんたを制裁するって言う目的で魔王クレイマンが提案したの」
「なるほどな。だが、それは想定内だ。魔王を名乗る以上、他の魔王達から認められなければ意味がないわけなんだし。別に名乗ったことを後悔なんてしてないからな?」
「違うのっ!確かに名目はそれなんだけど、クレイマンはすでに軍事行動を起こしてあんた達全員を始末する気でいるのよ!もう制裁どころじゃなくて、戦争をおっ始めようとしてるわけっ!だから、
「ああ、わかってるさ。俺たちに対して、しっかりとした敵意を見せてくれて感謝するぜ?・・・・・・魔王クレイマン」
これから戦争が始まると言うのに、リムルは何故かニヤついた笑みを浮かべていた・・・・・・。
先に言っておくと、ラミリスは今のところはエリスが魔王どころか、存在にすら気づいていません。エリスが存在を薄くするために魔素を抑えてる為でもありますけどね?
ただ、その事実を知った時のラミリスの反応がどんな物になるかを見てみたくはない・・・・・・と言えば、嘘になってしまいますね。
先の展開をお楽しみに!
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