転生して水になったので存分に楽し・・・・・・水っ!? 作:レイ1020
リムルはともかくとして、エリスの相手はどうするべきか・・・・・・。
視点 エリス
僕の家の庭にて、僕はテスタロッサにある一つの命令を下していた。
「テスタロッサ、キミにはディアブロと共にヨウムさん達の援軍に向かってほしいんだ。頼めるかな?」
「クロと?・・・・・・あまり気が進みませんが、エリス様の命とあれば、その任・・・・・・引き受けましょう」
「ありがとう。後、モスには”レイヒム殺しの真犯人の捜索”を、シエンにはキミと一緒に援軍に同行して貰うよう伝えてくれ」
「承りました」
命を受けたテスタロッサは、少し不満そうにしながらその任務へと向かっていった。この問題に関しては彼女とディアブロを組ませた方が早く解決すると言う考えがあったから彼女を向かせた訳なんだけど、どうにかディアブロと派手な喧嘩はしないことを願いたい。・・・・・・で、その問題と言うのが何かって話なんだけど・・・・・・。
『大司教レイヒムが悪魔の謀略により殺害された』
今現在、周辺各国ではこの伝聞が拡散されてしまっているのだけれど、これがそもそもの問題なんだ。ディアブロの話だと、レイヒムが何者かの手に掛かって殺害されると、すぐさま上記の伝聞が周辺各国の国家に広がったのだとラーゼンから報告を受けたそう。その伝聞が広がってしまったことで、”レイヒムを殺したのがディアブロ”だと各国は判断してしまい、『大司教殺しの悪魔討伐』として事態が動くこととなってしまったのだそうだ。今、周辺各国の
勿論だが、ディアブロはそんな事はしていない為、真犯人は別にいると言うことになる。とは言え、現状ではその真犯人は不明で所在もどこかは把握していない。ディアブロもディアブロで真犯人を探すと言っていたが、一人では効率が悪いので、諜報に長けたモスにも協力して貰い、テスタロッサとシエンにはこちら側が派遣するヨウムさん達への援軍に加わって貰う事にしたんだ。ディアブロが後ろ盾とされているヨウムさんの軍へ、他国からの援軍が来るとは到底思えないので、僕たちの援軍が到着するまではヨウムさん達自身で戦って貰う事となる(ディアブロが冤罪だと言うことを証明出来れば話が違うが)。どうしても、援軍まで軍の状態が保ちそうに無さそうであれば、”僕の分身体”を『転移魔法』で送るつもりでいる。流石に、ヒナタさん達
ちなみに、援軍は既にベニマルが決めており、次の通りとなっている。
ゴブタを隊長とした
ホブゴブリンからなる
これに加えて、ディアブロやテスタロッサ達も参戦してくれるので、戦力としては申し分ないと思う。本当はガビル達
とは言え、ヨウムさん達もかなりの実力者だ。いくら実力者の揃う
「エリス、今すぐに執務館に集合だ。・・・・・・イングラシア国から、100騎の
「はぁ・・・・・・次から次へと・・・・・・」
唐突にやってきたリムルによって知らされた新たなるその問題に、僕は頭を抱えるしか無かった・・・・・・。
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視点 リムル
「みんな、集まって貰って感謝する。まず、先ほど・・・・・・イングラシア国から、100騎の
俺の口から発せられたその思わぬ情報に、すでに聞かされていたエリスや情報を持ってきたソウエイを除いた全ての重鎮達がどよめきを起こした。
「ソウエイ、その100騎の
「その意図までは不明ですが、少なくともその軍の到着時間はヒナタ達と似た時期になるかと・・・・・・」
ソウエイもこの出立の理由までは探れなかった様子だ。・・・・・・最悪の場合は、さっき言ったように戦闘になることも考慮しないとか・・・・・・。
「そうか、まぁ・・・・・・いい。とりあえず、ヒナタ達の方を先に考えるとしよう。ヒナタは俺が相手取るから良いが・・・・・・問題は残りの4人だ。アダルマンの話だと仙人級の強さだって言うし・・・・・・」
「リムル?それなら、前に僕と他のみんなが相手にするって言ったよね?僕一人だけならまだしも、みんなが居れば負ける事もないだろうから、それで良いんじゃないかな?」
「へ?・・・・・・え、あ、あぁ・・・・・・そうだなぁ・・・・・・」
どこか自身ありげにそう発言してくるエリスに、俺は苦い顔を浮かべる。確かに、エリスだけでなく他の重鎮達も一緒に戦ってくれれば問題無く勝てるだろう。エリス自身もまぁまぁ強いし。だがなぁ〜・・・・・・。
「はぁ〜・・・・・・あのね、リムル?心配してくれるのは嬉しいけど、僕は子供じゃないんだよ?リムルの手を借りずとも自分の身を守る事も、そして戦う事もできる。・・・・・・大丈夫、キミを心配させるような事は絶対にしないからさ?」
「エリス・・・・・・」
俺を安心させるかのように柔らかい笑みを浮かべながら、そう口にするエリス。
「それに、僕には背中を預けられる頼もしい配下が大勢いるんだ。負ける気なんて一切しないさ。・・・・・・だから、こっちのことは任せてリムルはヒナタさんの相手に集中してほしい」
「リムル様。エリス様のおっしゃる通りです。残りの4人は俺たちに任せてください。ご安心を、人間どもに遅れを取る気など毛頭ありませんので」
「エリス・・・・・・ベニマル・・・・・・分かったよ。じゃあ、4人は任せた。ヒナタの方は俺が何とかするから、任せておいてくれ!」
二人の強い意志に流石の俺も根負けし、ヒナタ以外の4人の相手はエリス達に一任させる事に決定した。さて、残るは100騎の
じゃあ、その100騎の相手を・・・・・・一人一人がAランク並みの実力を誇る奴らの相手を誰にするか・・・・・・だが、俺が思い付いてるのはエリスの配下に当たるガビル達
「リムル様!その100騎の騎士達のお相手・・・・・・私たち
「どこがだよっ!?お前の配下達の実力はせいぜいCランク止まりだろ!お前らじゃ相手になるわけねーだろうがっ!?」
ドヤ顔でそう意見してきたシオンに盛大にツッコむ。確かに、シオンの配下は100人キッカリいる。だが、それだけであって実力が相手と全く釣り合っていないので、当然その案は却下だ。
「いや、ここはシオン達に任せてもいいと思うよ?時間稼ぎであれば特段問題ないだろうし」
「ほら!エリス様もこうおっしゃっていますし!」
「エリスっ!?シオン達を死なせたいのかよっ!?」
思わぬエリスの擁護に俺も耳を疑った。エリスも
「リムル、今の彼らはもう前までの彼らではないよ?
「はい!日々の鍛錬により、前よりも遥かに強くなっています!Aランク・・・・・・とまではいきませんが、Bランクの中でも上位に位置するくらいには強くなっていると思っています!」
「・・・・・・おい、ほんの数日前までお前は配下達の力の無さに悩んでいたはずだろ?・・・・・・だって言うのに、何でこの数日にそんなに実力をつけてんだよ?」
強さのランクというのは簡単に変えられるものではない。それこそ、何年、何十年と鍛錬を積んだものであったとしても、ランクを上げられずに終わる奴だっているのだ。その事について、シオンは以前俺の元に相談に来ていたんだが、結局俺はまともな答えを見つけることは出来なかったんだよな〜。それを見越して、今度はシオンはエリスの元に相談にいったらしいけど・・・・・・って、おい?
「エリス、また何かしたか?」
「いや、僕はちょっと、彼らに手を貸しただけで、彼ら自身が強くなったのは己の努力が故さ」
エリス曰く、
「エリス様・・・・・・また凄まじいお力をシオン達に使われたものだ。これは俺たちも、うかうかしていられないぜ・・・・・・」
何故か、ベニマルが闘志を燃やしている様に見えるが・・・・・・今は放っておこう。
「お前が手を貸すこと自体が、やばいってんだよ・・・・・・。はぁ・・・・・・つまり?
「はい!その通りです!ですので、私たちに相手はおまかせを!もしもの時は、私が全員まとめて斬って眠らせてやりますので!」
「・・・・・・おい?」
「じょ、冗談です!とにかく、相手はお任せください!」
「・・・・・・ったく、しょうがねーな・・・・・・。分かった、じゃあ
「はい!ありがとうございます!」
シオンがこうなった以上、梃子でも譲る気のない事は付き合い的に分かりきっていた為、俺は内心で溜息を吐きつつ、それに許可を出した。まだ少し不安だが、エリスとシオンのお墨付きだし、問題ないんだろう。そう割り切った俺は、既に目前にまで迫りつつあるヒナタ達に意識を集中させることとし、気持ちを少しばかり引き締めるのだった。
と言うわけで、100騎の
ヒナタ達に関しましては、リムルの言ったようにリムルはヒナタを、残りの4人はエリスや幹部達が相手取る事となります。原作ではスフィアやアルビスも参戦してくれますが、今回はテスタロッサを除いたエリスの配下が揃ってる事ですし、今回は見学になるかもです。
さて・・・・・・後は、それぞれの相手をどうするかですが・・・・・・今のところは考え中です。次回にはその答えが出ていると思いますので、それまではお待ちください!
ロキはテンペスト陣営(エリス陣営)に加入させるべき?
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是非加入させて欲しい!
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それは絶対にダメ!