悠仁が転生してから7年。悠仁たちは国立魔法大学附属第一高等学校に合格した。
悠仁「2回目の高校生活。今度は呪術じゃなくて魔法だけど、楽しみだなぁ」
宿儺『随分と浮かれてるな』
悠仁「だって、国内有数の魔法科高校だぞ?浮かれない方がおかしいよ」
宿儺『そうか。今日も付き合えよ』
悠仁「はいはいわかった」
宿儺『フン』
ここ最近ほど毎日精神世界で宿儺と戦ってる気がする。にしても、今の世界って転生する前より物騒だな。高校生でも戦いに駆り出されるわけだしさ。
悠仁が伏黒たちと再会した翌日、五条悟と七海健人にあった。その時に今の世界の状況を詳しく教えられた。簡潔にまとめると、彼らの敵は呪霊から人に変わったというわけだ。そして、場合によっては人間相手にも躊躇なく呪術を使えと3人に言った。
悟と七海は軍に所属しているが、十師族を超える強さを持ち、単体で戦略級の彼らは特別な待遇である。緊急時には駆り出されるが、それ以外は二人は自由である。軍として失格な状況だが、国、はたまた世界ですら二人の実力を恐れている。
そんな二人とほぼ毎日会い、稽古をつけてもらってる。強いに越したことはないと悟の提案でそうしている。そこに宿儺も加わった。宿儺自身は伏黒を強くしたいそうだ。
悠仁はもう一度呪力の操作から、釘崎は一つの釘に込める呪力と領域の開発、伏黒は領域の威力アップとメニューを決め行った。
結果から言うと3人すごく化た。悠仁は元々の素の身体能力がさらに上がり、50メートル走が3秒から2秒になった。呪力のコントロールも上達し、同じ威力の黒閃を少ない呪力で行えるようになった。宿儺の術式も問題なく使える。もちろん領域も。
釘崎はおそらく一番化た。釘一本でダムにヒビを入れるほどに呪力を込めれるようになった。これが黒閃ならダムを決壊させることもできる。格闘術も上等している。
最後に伏黒。伏黒は領域の威力も上がり、新宿テロで伏黒が召喚したが扱えなかった「
宿儺の魔改造によりそれぞれ単体で特級呪霊、その中でもトップレベルの奴らを一人で相手できるようになった。最早全員チートである。悟も現状を知ると「チートやww」と3人を指差し笑い転げた。
悟に七海も転生前より強くなったが、三人の成長がズバ抜けて早いからあと一歩で追いつかれるところだ。
知らず知らずにここに四葉家以外の「
話を高校に移そう。3人は呪術に関しては単独で戦略級だから問題ないが、魔法は苦手である。サイオンが呪力と反発して上手く使えない。だから3人は第一高校のニ科生として合格した。
因みに悟に七海も魔法は苦手だ。二人でもサイオンを上手く操作できない。
香織「悠仁ー!今日は入学式でしょー?早く降りなさーい!」
悠仁「はーい!」
悠仁は母親に呼ばれて一階に降りる。
香織「おはよう。朝ごはんできてるよ。ちゃっちゃと食べなさい。伏黒君達が待ってるでしょ?」
悠仁「わかった!」イタダキマス!
パクパク モグモグ
悠仁「ん〜!やっぱ母ちゃんの飯ウメェ!!」
香織「嬉しいこと言ってくれるじゃない!」
宿儺『俺にも食べさせろ小僧』
悠仁「わかってるって。ほい。半分食べたから残りの半分食べろ」ゴチソウサマ!
悠仁は俯いてしばらくすると顔にタトゥーが現れ、目に下にもう一対の目が現れる。
パクパク モグモグ
宿儺「上手い!」
香織「宿儺くんも美味しいそうに食べるのよねぇ。まるで兄弟みたい」フフフ
宿儺「俺は小僧と兄弟など吐き気がする」
香織「でも似たもの同士よ?」
宿儺「むぐっ、否定できないのが悔しい…」ゴチソウサマ
悠仁は中学校に上がる頃、母親と父親に宿儺の事と転生したことを打ち明けた。もし、拒否されたら悟が引き取るなど、準備を入念にしていた。その準備も無駄に終わったが。
宿儺は食べ終えたので悠仁に体を返す。
香織「今の時間は七時半…そろそろ出た方がいいんじゃない?」
悠仁「多分そう!着替えてくる!」
悠仁は自室に戻り制服に着替える。しばらくしてリビングに戻る。
ガチャ
香織「あら、でも思ったより似合わないわね」
悠仁「俺もそう思った。呪術高専の時の制服が良かったな。白と緑は似合わねぇ」
悠仁の制服の腕のエンブレムは空欄になってる。ここに花のエンブレムがあれば一科生、なければニ科生と分けられている。
悠仁「もう時間だから行ってくる!行ってきます!」
香織「行ってらっしゃい!頑張ってきてね!」
悠仁「はーい!」
悠仁は家を出て集合場所に向かう。
悠仁「おーい!伏黒ー!釘崎ー!」
伏黒「やっと来たか虎杖」
釘崎「遅いよアンタ」
悠仁「にしても、やっぱり制服似合わんな!俺たち!」
釘崎「マジそれ!」
伏黒「それには同感だ」
やっぱ俺たちにこの色は似合わんな……。
しばらく雑談していると。
悟「おっはヨーヨー!」
悠仁「あ、おはようございます!五条先生!」
伏黒「おはようございます」
釘崎「はよー」
悟「うんうん!いい返事!」
七海「一人やる気のないものですがね」
悠仁「ナナミンもおはようございます!」
七海「毎回言ってますがそれはやめてください」
釘崎「いいじゃねぇかナナミン」
七海「はぁ……」
悟「ははは!やっぱ一年ズはこうでないと!久しぶりにこの姿の君たちを見たよ。いやぁ感慨深いね!」
伏黒「それより、もう行かないと遅刻してしまうんですが」
悟「問題ない問題ない!僕が送るから!明日は君達だけで言ってもらうけどね」
釘崎「おぉ、あれか!今度こそ目で追いついてやる!」
悟「じゃ、行こうか!」
悟がそう言うと一瞬で第一高校についた。
釘崎「うがぁぁ!途中のパン屋しか見れんかった!」
伏黒「見れただけすごいと思うが」
釘崎「はっきり見えるアンタに言われても嫌味にしか聞こえないわよ!」
悟「はっはっはっ!」
七海「笑いすぎですよアンタ」
周りの学生は突然現れた5人にビックリしている。そして5人を遠くから見ている。多くは悟の変な格好を見て不審者のような眼を向けている。自業自得だぜ!
悟「とまぁ、茶番はこんなもんにして、入学式頑張ってきなさい。頑張るほどのことじゃないけどね」
七海「最後ので台無しですよ。前回にはなかった入学式。存分に味わってきなさい」
悠仁「うっす!ありがとうございます!」
伏黒「ありがとうございます」
釘崎「まぁ、楽しんでくるよ」
悠仁たちはそう言って正門から入る。
悠仁「やっぱ広いなぁ」キョロキョロ
伏黒「キョロキョロするな。変に思われるぞ」
釘崎「いや、すでに虎杖の目の下のタトゥーみたいなもので目立ってるけどな」
悠仁「けど、これ消えないしな」
そんなことを話しながら歩いていると
?「納得できません!何故お兄様が補欠なのですか!?入試の成績はお兄様がトップだったではありませんか!」
二人の男女、おそらく兄弟の声が聞こえた。
悠仁「なんだなんだ?」
伏黒「聞いてる感じ、妹の方が兄が補欠だということに不満みたいだ」
釘崎「へー、妹ちゃんは一科生で兄はニ科生ということあるんだね。双子にしてはあまり似てないね」
伏黒「二卵性だろう」
悠仁「でも別に喧嘩してるわけじゃないし大丈夫だな」
伏黒「そうだな」
釘崎「んじゃ、さっさと行こう……って流石に早すぎるか」
伏黒「確かにそうだな。さっき放送で入学式のリハーサルをやるって聞いたし」
悠仁「どこかに座って時間を潰そうか!」
しばらく3人は時間を潰し、入学式の時間になった。
悠仁「やっぱ広いなぁ。さすが国内有数の魔法科高校!」
釘崎「けど、どうやら差別意識は高いようだけどね」
伏黒「前半分が一科生で後ろ半分がニ科生か…。くだらん」
釘崎「それには同感」
悠仁「一番見渡せる後ろの方に座ろうぜ!」
伏黒「おい、はしゃぎすぎるな虎杖」
伏黒と釘崎は先に歩く悠仁を追いかける。
悠仁「ここ、失礼するな!」
?「ん?あ、あぁどうぞ」
悠仁「ありがとな!」ニッ
伏黒「俺も失礼する」
釘崎「失礼するぜーって、アンタさっき妹ちゃんと騒いでた人じゃない」
?「見られたか…恥ずかしながら妹が俺がニ科生ということに不満でな」
釘崎「いいじゃない仲がよくて」
悠仁「俺は虎杖悠仁!同じニ科生だ!」
伏黒「伏黒恵。父親に女と間違えられてこの名前をつけられた」
釘崎「私は釘崎野薔薇!よろしく!」
?「俺は司波達也。こちらこそよろしく」
虎杖「おう!達也!」
宿儺『ほう、この男面白いな』
何がだよ宿儺。
宿儺『この男、体質かほぼ不死身だ。その影響で感情が薄いがな』
へぇ、そうなのか。後で五条先生にも聞いてみるか。
?「あの…」
悠仁と宿儺が話していると眼鏡をかけた新入生が立っていた。後ろにおそらく友達の子を連れて。
?「お隣は、空いていますか?」
達也「あ、あぁ、どうぞ」
?「ありがとうございます」ペコ
眼鏡の子はそう言って達也の右側に座る。因みに悠仁たちは左側に座っている。
?「あの、私は柴田美月と言います。よろしくお願いします」
達也「司波達也です。こちらこそ」
?「私は千葉エリカよろしくね、司波くん」
エリカは強調して達也を呼ぶ。
悠仁「俺は虎杖悠仁!よろしくっす!」
伏黒「伏黒恵」
釘崎「私は釘崎野薔薇。よろしく」
3人も自己紹介すると
美月「え、ひっ!」
美月は悠仁を見て悲鳴をあげる。
千葉「ど、どうしたの?美月」
美月「い、虎杖くんの後ろに……」
宿儺『ほう、この女は六眼に似た眼を持ってるようだ。六眼より弱いがな』
てこは……どういうこと?
宿儺『貴様の後ろに俺の呪力が見えるということだ。色として』
なーるほど!そういうことか!けどこれ、引っ込めれないよな?
宿儺『できんな』
マジか……
悠仁「あぁ……これは気にしないでくれ。別に害はねぇから」
美月「わ、わかりました…なるべく気にしないようにします…」
千葉「美月が怖がるってことはもしかして……」
「これより、国立魔法大学附属第一高校の入学式を撮り行います」
こうして入学式が始まった。
生徒会長の送辞が終わり
「続いて新入生代表答辞」
釘崎「あ、あの子。達也の妹ちゃんじゃない?」
悠仁「お、ホントだ!あの時は上手く見えんかったが、美人じゃん!」
伏黒「兄に似て美形て所か」
「新入生総代、司波深雪」
美月「綺麗……」
エリカ「悔しいほどに美人…!」
悠仁「てか、双子か?」
達也「いや、よく間違えられるけど兄妹だ。俺が4月生まれで深雪は三月生まれだ」
美月「だから二人のオーラはとても似ているのですね」
悠仁「へぇ、柴田は五条先生みたいに見えないものの色や感情を色として認識できるんだな」
達也「!?(何故虎杖はあの五条悟を知っている!?)」
美月「え、私に似た体質の方がいるんですか!?」
悠仁「おう!」
伏黒「ただ、アンタより強いがな」
釘崎「その影響かずっと布で眼を覆ってるかサングラスつけてるしな。不思議なことにそれでも見えるらしいけど」
千葉「へー、世界は広いねぇ」
達也「(この子とずっといれば俺の秘密がバレる可能性が高い。そしてこの3人にも要注意だ)」
達也は美月に警戒心を抱き、悠仁たちを要注意人物として入学式は終わった。
校舎に入り、達也は妹の深雪を待つ。
悠仁「妹を待ってるのか?」
達也「あぁ」
美月「なら、私たちも一緒待っていいですか?」
達也「構わないが…」
千葉「なら決まり!仲良くできるかなぁ」
釘崎「それは私も思う!あんな綺麗な子と仲良くしたい…!」
悠仁「てか、全員同じクラスだな!」
伏黒「不思議なことにな」
?「お兄様!」
達也「深雪」
深雪「お待たせしました」
深雪の後ろには生徒会長と男がいた。生徒会長の名前は七草真由美。十師族の名家の生まれである。
真由美「こんにちは。また会いましたね」
深雪「所でお兄様、そちらの方々は?」
達也「クラスメートだ」
深雪「そうなのですか。初めまして司波深雪と言います」ペコ
美月「柴田美月です。こちらこそよろしくお願いします」
千葉「あたしは千葉エリカ!エリカでいいわ」
悠仁「うっす、虎杖悠仁っすよろしくお願いします!」
伏黒「伏黒恵。よろしく」
釘崎「私は釘崎野薔薇!よろしくね!深雪って呼ぶね!」
深雪「お好きなように呼んでください」ニコッ
釘崎「おぉ!笑顔も綺麗!全女子の憧れ!」
深雪「お、大袈裟です……」
達也「深雪。生徒会長の方々のようは終わったのか?」
深雪「え…?」
真由美「大丈夫です。今日はご挨拶させて頂いただけですから」
?「か、会長…!」
真由美「深雪さん。詳しい話はまた、日を改めて」
深雪「はい…!」
深雪「司波くんも。その内ゆっくりと」
真由美はそう言って去っていった。一緒にいた男は達也を睨んでから去っていった。
悠仁「感じ悪いやつだなぁ」
深雪「すみませんお兄様……私のせいで……」
深雪は申し訳なさそうに言うが、達也は深雪の方に手を置いて
達也「お前が謝ることじゃないさ」
深雪「お兄様…」
何故か二人だけの空間で出来上がってしまった。
美月「あわわわわ!」
悠仁「確かこう言うのをブラコンシスコンっていうだっけ?」
釘崎「兄妹なのに違和感がない…!」
伏黒「はぁ……二人とも」
伏黒は二人をピンクに空間を割る。
千葉「そろそろ帰らない?」
達也「あぁ……すまない」
深雪「わ、私としたことが……///」
悠仁「あはは!面白いな!二人とも!」
そんなこんなで7人は帰っていった。
ここまで。
今回は悠仁たちと達也たちの邂逅でした。
3人を魔改造しすぎたか?とにかく悟たちを合わせて全員とてつもなくチートです!
美月は呪霊見えますよね?あれは悟の六眼の劣化版みたいなものだと思いますし…。
あと、サイオンと呪力は反発しあうという設定を追加しました。けど呪力を持つ人間には害はないようにしました。人という部分がサイオンと呪力の仲介を担ってるとします。
次回は両者の入学式後の様子です。
お楽しみに〜