達也達とバカ一科生との騒動で生徒会長と風紀委員長が出て、その場を収めた。事情聴取で達也が誤魔化そうとし、どうにかできたようだ。
深雪「ちょっとした行き違いだったんです。お手を煩わせてしまい申し訳ありませんでした」ペコ
伏黒「俺も場を収めるためとは言え、式神を出してすみません」ペコ
二人は場を収めるために生徒会長と風紀委員長に謝った。それに風紀委員長の摩利は狼狽える。
真由美「もういいじゃない摩利」
生徒会長の真由美が間に入りそう言い、達也の方を向いて
真由美「達也君。本当にただの見学だったのよね?」(ゝω・)
真由美はウィンクをして達也に言う。あえて言おう。あざとい!!
真由美「生徒同士で教え合うことが禁止されているわけではありませんが、魔法の行使には細やかな制限があります。魔法の発動に伴う自習活動は控えた方がいいでしょうね」
摩利「ゔゔん、会長がこう仰せられていることでもあるし、今回は不問にします。以後このようなことがないように」
その場の全員が頭を下げる。
摩利「忘れるところだった。君の名前は?」
達也「1年E組司波達也です」
摩利「覚えておこう」
そう言って摩利は去っていった。それに続いて真由美も去る。
悠仁「も、もういいよな?」ウズウズ
釘崎「楽にしていいよね?」ウズウズ
伏黒「はぁ……もういいぞ」
伏黒がそういうや否や二人は伏黒の式神に飛びつく。
悠仁「もう〜〜!ホンッット可愛いんだよな〜〜!」ナデナデ
釘崎「そうそう!毛も手入れされてるみたいでナデ心地がいいし!」ナデナデ
ハッハッハ ブンブンッ
悠仁と釘崎は前世から白をいたく可愛がってた。まぁ、一回だけだったけど。転生してからは伏黒に白を出すようにねだる。白も撫でられて嬉しそうに尻尾を振っている。
伏黒はそんな二人を見て呆れている。かく言う伏黒も家では白と黒を出してブラッシングなどをするぐらい好きなわけだが。たまに2匹を抱きしめて寝ることもあるようだ。
森崎「借りだなんて思わないからな」
ありゃ、まだ根に持っていたか。
達也「貸してるなんて思ってないから安心しろ」
森崎は達也向き
森崎「僕は森崎駿。森崎の本家に連なる者だ。僕はお前を認めないぞ、司波達也!」ビシッ
森崎は達也を指差して言う。
森崎「司波さんは僕たちといるべきなんだ!」
釘崎「それは深雪ちゃんの自由とさっきから言ってるんだけど」
森崎「うるさい!」
森崎はそう切り捨てて去る。釘崎は森崎に一言言った後に白をまた撫で始めた。
深雪「お兄様、もう帰りませんか?」
達也「そうだな」
釘崎「あ、私たちも一緒にいいか?」
深雪「はい、構いませんが」
釘崎「やった〜!あ、深雪ちゃんも白を撫でる?めっちゃ撫で心地いいよ!」
深雪「えっと……」
達也「いってきなさい」
深雪「は、はい!」
深雪はそっと白の毛に触れた。
モフ
深雪「わぁぁ!すごく柔らかい!こんなの初めてです!」ナデナデ
悠仁「だよな!伏黒が召喚したとは思えないぐらいだ!」
伏黒「おい、それはどう言うことだ」
釘崎「そのまんまよ。栗頭がモフモフの犬を召喚できるなんて思わないでしょ」
深雪「えっと……すみません、私も少し……」
伏黒「お前ら……」プルプル
釘崎「げっ」
ギャーワー
いつもの3人が騒ぎ、深雪はそのそばで宥める。ちなみにレオ、エリカ、美月は白を撫でている。白の人気すごい!(小並感)
?「あの……」
一科生の女子二人が達也に話しかける。
?「光井ほのかです。さっきはクラスメイトがすみませんでした」ペコ
ほのかの謝罪で悠仁達も喧嘩を止める。
ほのか「森崎君はああ言いましたが、大事にならなかったのはお兄さんのおかげです」
達也「君が気にすることではないと思うが。謝罪は受け取る。でも『お兄さん』はやめてくれ。これでも同じ一年生だ」
ほのか「わかりました。では、なんとお呼びすれば……」
これは達也に惚れてるな。エリカと釘崎はそれに気づいた。
達也「達也でいいから」
ほのか「はい!それで……その……あの……」
釘崎「どうした?」ニヤニヤ
ほのか「駅までご一緒してもいいですか?」
ほのかは頬を赤らめそう言う。積極的やな〜。ほのかの申し出に釘崎とエリカ以外驚いた。
ほのかとその友達の北山雫を入れて一緒に下校している。話は主に達也のことだ。
ほのか「じゃぁ、深雪さんのCADを調整しているのは達也さんなんですか?」
深雪「ええ、お兄様にお任せするのが一番安心ですから」
達也「少しアレンジしているだけだよ」
美月「それだって、デバイスのOSを理解できるだけの知識がないとできませんよね」
レオ「CADの基礎システムにアクセスできるだけのスキルもないとな。大したもんだ」
エリカ「達也君、私のも見てもらえない?」
達也「無理。一瞬しか見てないが、あんな特殊な形状のCADをいじる自信はないよ」
エリカ「アハッ、やっぱりすごいね達也君は」
達也は立ち止まり
達也「何が?」
エリカ「これがCADと分かっちゃうってこと」
エリカは警棒みたいなCADを見せて言う。
一行は近くのジャンクフード店で食べ物を注文する。
さて、ここでエリカのCADの説明をしよう。
そのCADは刻印型の術式を添付している。柄以外は空洞という作りになっている。これを使うためにはサイオンを注入し続けないといけないが、エリカの場合は
エリカ「振り出しと打ち込みの瞬間だけ、サイオンを流してやれば問題ないよ。兜割りの原理と同じよ」
伏黒「なるほど、俺たちでいうところの黒閃か」
悠仁「あぁ、それならわかる」
エリカ「よくわからないけどこんなもんよ。……って、みんなどうしたの?」
深雪「エリカ」
エリカ「ん?」
深雪「兜割りって秘伝とか奥義に分類される技術だと思うのだけど。サイオン量が多いよりよほどすごいわよ」
たしかにそう言えるだろう。黒閃も打撃を打ち込んだ0.000001秒以内に呪力が衝突すると威力が2.5乗になる者だ。それを狙ってやることは不可能に近い。それを狙って行うようなものだから、深雪の言う通りすごいものだ。
美月「もしかしてうちの高校って一般人の方が珍しいのかな?」
雫「魔法科高校に一般人はいないと思う」
レオ「俺としては悠仁達が気になるぜ。確か、古式魔法だっけか?」
美月「でも古式魔法でもサイオンを感じるけど、恵君が召喚した時サイオンを感じなかった」
達也「どういうものなんだ?」
悠仁「あぁ、まず、俺たちのは古式魔法に分類される呪術だ」
レオ「呪術?人を呪うのか?」
伏黒「それもできるが用途は呪霊と呼ばれるものを祓うための術だ」
エリカ「霊媒師みたいな者だね」
伏黒「おおよそ合ってる。呪術にも術式があるが、それは生まれ持つものだ」
達也「つまりは才能か」
伏黒「そうだ。呪術の八割は才能によるものだ」
深雪「では、皆さんの呪術はなんですか?」
伏黒「まぁ、いっても問題ないだろう。俺の術式は『
悠仁「白はその1匹だ!」
釘崎「次は私ね。私のは『
悠仁「最後は俺だな!俺のは強いて言うなら『調理』らしい」
達也「らしい?」
悠仁「俺は特殊だから」
宿儺『俺がいるからな』
「「「なっ!?」」」
悠仁「いきなり出てくんなよ宿儺」
レオ「ゆ、悠仁……その頬にある口はなんだ……?」
悠仁「こいつは柴田が俺をみて怖がった原因だな」
エリカ「どう言うこと…?」
悠仁は宿儺の説明をした。
達也「俺は一回聞いてるが、にわかに信じがたいものだな」
ほのか「え、達也さん知ってたんですか?」
達也「今朝に知った。俺の武術の師匠が悠仁達の先生と友人でな」
レオ「そう言えばよ。呪霊ってのはここにもいるのか?」
宿儺『残念ながら今の世では呪霊は存在できん』
雫「どういうこと?」
宿儺『呪霊にとってサイオンは毒だ。昔ならともかく今はサイオンがありふれている。それよって呪霊は特級に属するものも存在できん』
エリ「特級って?」
伏黒「呪霊は四級から特級の五段階に分類される。四級は木製バットで余裕に倒せるレベル。3級は拳銃が有ればまぁ安心。二級は散弾銃でギリ倒せる程度。一級は戦車を持ってしても心細いレベル。そして特級はクラスター弾での絨毯爆撃でトントンという感じだ」
悠仁「特級の中でも天と地の差があるのもあるけどな」
深雪「特級はたとえばどんなのがいますか?」
釘崎「まず呪霊の説明をすると、負のエネルギーから生まれたものだ。嫉妬、怒りとかね。特級はたとえば自然をモデルとしたものとか」
達也「自然……確かに人間は大昔から自然を恐れてきた。それをモチーフとした呪霊がいてもおかしくはない」
悠仁「発見されてないけど、伝承にある妖怪なんかも仮想呪霊というのに分類されてるらしい」
レオ「まぁ、されそうだな。たとえば九尾の狐とか」
エリカ「気になったけど、なんで呪術は使えるの?サイオンと相性悪いんでしょ?」
宿儺『不思議なことに人を介すれば問題ないようだ」
エリカ「へぇ、変わってるんだね」
その後は一行は別れ帰宅した。
翌日、途中で達也と深雪は悠仁達と合流して登校している。すると
真由美「達也く〜〜ん!」
悠仁「あれ、生徒会長?」
釘崎「達也ってモテるのか?」
伏黒「昨日のこととかだろう」
真由美「達也君、おはよう。深雪さんや3人もおはようございます」
悠仁「おはようっす!」
釘崎「はようございまーす!」
伏黒「おはようございます」
達也「おはようございます、会長」
深雪「おはようございます」ペコ
真由美「深雪さんにお話ししたいことがあるんだけど、今日のお昼はどうかしら?」
深雪は達也を見る。
達也「会長は深雪と話があるからいってきなさい」
真由美「達也君も一緒でいいよ」
深雪「では、お昼に伺います」
真由美「あ!それとそっちの3人もきて欲しいかな」
悠仁「俺たちですか?」
真由美「うん」
伏黒「構いませんが…」
真由美「じゃぁ、決定!またお昼にね」マタネー
釘崎「会長さんって一言で言うと」
「「「嵐」」」
達也「それには同感だ」
深雪「私もです……」
5人、特に悠仁達3人の中では真由美は嵐と定義された。
時間は飛んで昼食。達也君は言われた通り生徒会室にやってきた。
コンコン
真由美「どうぞ」
達也「失礼します」
真由美「いらっしゃい。遠慮しないで入って」
悠仁「失礼しまっす!」
伏黒「失礼します」
釘崎「失礼しまーす」
最後に深雪が入り
深雪「失礼します」ペコ
?「はあぁ……」
その所作に二名ほど見惚れている。
とりあえず5人は席につきそれぞれ昼食を取り出す。悠仁は弁当だ。
真由美「入学式で紹介しましたけど、念のため。私の隣が会計の市原鈴音。通称リンちゃん」
リンちゃん「私のことをそう呼ぶのは会長だけです。左の名前もそれにしないでください」
これは失敬。
鈴音「まぁ、いいでしょう」
真由美「その隣は知ってますよね。風紀委員長の渡辺摩利。それから書記の中条あずさ、通称あーちゃん」
あーちゃん「会長!お願いですから下級生の前で『あーちゃん』はやめてください!私にも立場というものがあるんです!」
真由美はそれを無視して
真由美「もう一人副会長のはんぞーくんを加えたメンバーが今期の生徒会役員です」
あーちゃんは真由美に無視されて落ち込む。
摩利「私は違うがな」
深雪「渡辺先輩」
摩利「なんだ?」
深雪「そのお弁当はご自分でお作りになられたんですか?」
摩利「そうだが……以外か?」
釘崎「いえいえ!手を見れば普段やってるかわかりますし」
摩利は恥ずかしそうに手を隠す。
深雪「そうだ!お兄様。私たちも明日からお弁当にしましょうか」
達也「それはとても魅力的だけど、二人になれる場所がね……」
またこの兄妹は……作者に兄妹から義兄妹に改変させるか…?
鈴音「兄妹というより恋人同士の会話ですね」
達也「そうですか?まぁ確かに」
達也は深雪に向く。嫌な予感がするぜ……。ブラックコーヒーの用意をオススメする。
達也「考えたことはあります。血の繋がるがなければ恋人にしたいと」
深雪「ああ……」
ありゃりゃ、ピンクの空気ができちゃったぜ。摩利とあーちゃんは驚きリンちゃんは頬を赤らめる。
宿儺『砂糖吐きそうだからこの空気をどうにかしろ』
悠仁「無理。あれに俺は入れん。口直しに弁当食うか?」
宿儺『そうする』
悠仁と宿儺は入れ替わり弁当を食べる。伏黒に釘崎も学食を食べる。その様子を真由美達生徒会と風紀委員長は目を見開き見ている。
摩利「なに……が起こっている……」
達也「それはですね……」
達也は宿儺の事を話す。
摩利「にわかに信じがたいが、実際目の前にいるし……」
真由美「まぁ、いいじゃない。すぐ近くに人生の先輩がいると思えば」
間違ってはないけど千年以上前だしあまり参考にはならんだろう。
昼食を食べ終えると
真由美「そろそろ本題に入りましょうか。当校の生徒会長は選挙で選ばれますが、他の役員は生徒会長に選任、解任が委ねられています。各委員会の委員長も一部を除いて会長に任免権があります」
例外の中には風紀委員がある。風紀委員がは生徒会、部活連、教職員会の3者が3名ずつ選任する形だ。
話は戻して、真由美は深雪に生徒会に入って欲しいようだ。毎年新入生総代には生徒会の役員になってもらうのが恒例になっている。
深雪は達也に顔を向け、達也は頷く。兄の許可がないと何もできないのだろうか。
深雪「会長は兄の入試の成績を知っていますか?有能な人材を生徒会に迎え入れるのなら、私よりも兄の方がふさわしいと思います」
深雪は自分も加わるなら達也も一緒に入れて欲しいと願い出た。
鈴音「残念ながらそれはできません。生徒会の役員は第一科の生徒から選ばれます。これは不文律ではなく規則です」
リンちゃんの説明に深雪は謝る。
真由美は空気を無理やり断ち切り、深雪は書記として生徒会に加わることになった。
そこに
摩利「ちょっといいかな」
摩利が水を指す。
摩利「風紀委員の選任のうち、前年度卒業生に、辞退した者、そして残念なことに事故で亡くなったのと3枠空いている。いずれも生徒会選任枠で生徒会は二科生を選んでも規定違反にはならない。だったよな?」
真由美「ナイスよ!」
達也「はぁ?」
真由美「そうよ!風紀委員なら問題ないじゃない!摩利、生徒会は司波達也君と虎杖悠仁君と伏黒恵君を風紀委員に指名します!」
悠仁「え?」
伏黒「何故……」
達也「ちょっと待ってください。俺の意思はどうなるんですか?大体風紀委員の仕事も説明されてないわけですし」
鈴音「妹の深雪さんにも生徒会の仕事について、まだ具体的な説明をしてませんが?」
達也の反論にリンちゃんは反撃する。
ここで風紀委員の主な仕事を説明しよう。風紀委員は大雑把に言うと喧嘩が起こったらそれを力づくで止める。魔法が行使された時も同様に。
達也「あのですね。俺は実技の成績が悪かったから二科生なんですが」
宿儺『何ふざけたことを言っている小僧』
達也「宿儺だったか。だが事実だ」
宿儺『フン、貴様は面白い体質をしているではないか。そしてデメリットを補っても余るほどの実力や技術も持っておろう』
達也「な…!?いや、そうか……。お前はそこまでわかるのか」
宿儺『俺からしたら劣化品だがな』
真由美「えっと、どういうことかな?」
宿儺『あまり詮索しない方がいいぞ、女』
キーンコーンカーンコーン
摩利「続きは放課後にしたいんだが、構わないか?」
達也「ハァ……わかりました」
こうして放課後にまた生徒会室に行くことになった達也君であった。
午後の授業、ここで魔法の発動速度を測ることになっている。
達也の順番になった。
達也「遅い、遅いすぎる……」
悠仁「だめだ!やっぱ俺魔法無理だ」
伏黒「大体1-Eの中間ぐらいか」
釘崎「どうしても呪力も出てきて邪魔するのよね」
美月「呪力って炎みたいですね」
悠仁「そういえば柴田見えるんだったな」
伏黒「五条先生の目の下位互換みたいなものだしな」
悠仁達一年ズは苦労してるようだ。
ではでは、ここで新コーナー!その名も!
まじゅさんぽ!
このコーナーはいわゆるギャグのおまけみたいなものです。では、早速どうぞ!
まじゅさんぽ
時は転生してすぐらへん
悠仁「なぁなぁ」
伏黒「どうした」
悠仁「五条先生ってたまに語尾に違う言葉をくっつけるんやん。お待たせサマンサとかさ」
釘崎「あるね」
悠仁「俺、今思い返すとそれしか聞いたことがない気がするんだよな」
伏黒「そういえば他に聞いた記憶がない……」
釘崎「私もだ……」
悠仁「それを俺たちで考えてみねぇ?」
釘崎「面白そうだしいいぞ!」
伏黒「俺も構わないが……」
悠仁「じゃぁ!早速考えてみよう!」
結果考えたおはヨーヨーなどが決まって、悟が使うことになりましたとさ。
他のものはそのうちに出てくるよ!
今回はここまで
所々雑になってるような……。まぁ、いいや。
原作通り達也に悠仁と伏黒が風紀委員入りします。他の二人はタグにあるご・都・合・主・義♪ということで♪
次回は達也とはんぞーくんの戦いですかね。悠仁と伏黒の強さを知るために回復したはんぞーくんか達也、それか二人で、はたまた二体一か。
おまけのまじゅさんぽもどうでしょうか。次回のはもっとギャグっぽくしてみます。
それでは、次回もお楽しみに〜♪