魔法科高校の呪術師   作:エルにー

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長らくお待たせしました。


6風紀委員室への案内と兄弟のイチャイ〜チャ♫

悠仁と伏黒の異常な戦いの後、達也と一緒に風紀委員室に案内された。

 

ガチャ

 

扉を開けるとそこには物が散らかっている惨状があった。

 

摩利「少し散らかってるが……まぁ、適当にかけてくれ」

 

悠仁「これで少しっすか?」

 

伏黒「これを少しで収めるのは無理がありますよ」

 

これは少しなのだろうか?案内された3人はそう思った。これを少しにするなら彼女の女子力はひk……

おっと、失礼。

 

とりあえず、見かねた達也は

 

達也「委員長。ここ片付けてもいいですか?」

 

摩利「何?」

 

達也「魔工技師志望としては、この状態は耐え難い物があるんですよ」

 

片付けたいと言った。

 

摩利「魔工技師?あれだけの対人戦闘スキルがあるのに?」

 

達也「俺の才能じゃ、どうあがいてもC級までのライセンスしか取れませんから」

 

悠仁「この学校での成績が低くても、実力が有れば問題ないと思うぞ。実際、五条先生も成績は低かったみたいだし。ななみんも」

 

達也「悠仁達の場合はそうだろうな。さっきの戦いを見ればどれだけ強いかわかる」

 

摩利「ちょっと待て。五条ってあの五条悟か?」

 

伏黒「そうです。ななみんってのは七海健人のことです」

 

達也「俺の師匠と五条悟は友人で先日知りました」

 

摩利「彼らも呪術使いだったのか……」

 

伏黒「さらに言うなら、虎杖と五条先生はほぼ互角です」

 

摩利「なっ!?」

 

悠仁と悟がほぼ互角と知って摩利は驚愕した。

 

達也「あの領域展開も戦略級魔法に該当すると思います。それだけの威力がありますから」

 

悠仁「領域の範囲は最大半径10キロなのでそうなりますね」

 

伏黒「自分はまだ半径6キロです。後、見えたと思いますが、巨大な人型の式神も戦略級になるかと」

 

摩利「今年の一年生には普通の学生はいないのだろうか……」

 

伏黒「代々魔法師の家系やその名門、それ以外にも名門にあたる家もあると思いますし、入学して知り合ったやつに一般の者はいますが普通の学生はいませんね」

 

達也「エリカと美月か。だが、レオは?」

 

悠仁「レオって普通か?才能もあると思うし、対人戦では躊躇なく戦うと思うぞ」

 

摩利「とりあえず、君たちと知り合いらは普通じゃないという事はわかった」

 

達也「では、早くこれを片付けましょう」

 

少し話が脱線してしまったが、四人は部屋の片付けを始めた。

しばらく経って

 

摩利「君達をスカウトした理由は…そういえば、ほとんど説明してしまったな」

 

達也「覚えていますが、二科生対策はむしろ逆効果かと」

 

摩利「どうしてそう思う?」

 

達也「二科生の上級生は同じ立場のはずの下級生にいきなり取り締まられることになれば、面白くないと感じるでしょう」

 

摩利「だが、同じ一年生は歓迎すると思うがね」

 

達也「一科生の方には歓迎に倍する反感があると思いますよ」

 

摩利「反感はあるだろうさ。だが入学したばかりの今なら、それほど差別思想に毒させていないんじゃないか?」

 

伏黒「それはないと思いますよ。先日の騒動もありましたし」

 

悠仁「それに、人は他人を呪いながら生きて行くわけですし」

 

摩利「呪い?」

 

悠仁「はい。まぁ、負の感情ですね。嫉妬、蔑み、怒り、恐れ。もっとありますが、それを人に向けて生きているわけですし」

 

摩利「なるほど。呪術というには面白い思想をしてるね」

 

達也「それに、先日はいきなり『お前を認めないぞ』宣言を投げつけられましたし」

 

摩利「森崎のことか」

 

達也「知っているのですか?」

 

摩利「それはもちろん。彼は教職員推薦でうちに入ることになっている」

 

「「「え?」」」

 

摩利「やっぱ驚いた。達也君でも慌てることがあるんだな」

 

達也「それはそうですよ」

 

悠仁「人間だもの」

 

摩利「ハハハハ!」

 

悠仁の言葉に摩利は笑った。

 

ガチャ

 

「はよ〜っす」

 

「おはようございます」

 

「おっ姐さん。いらしてたんですかい」

 

「委員長。本日の巡回終了しました。逮捕者いません」

 

パァンッ

 

摩利は束ねた紙で先に入った男にビンタした。

 

「ぐわっ!」

 

摩利「姐さんって言うな!何度言ったら分かるんだ!お前の頭は飾りか!」ダンッダンッダンッ

 

「そんなポンポンたたかねぇでくださいよ…」

 

摩利「フンっ!」

 

叩かれた男はチラッと達也達を見て

 

「所で委員長。そいつらは新入りですかい?」

 

摩利「背が高いのが一年E組司波達也。目の下にタトゥーがあるのが同じくE組の虎杖悠仁、栗頭が伏黒恵だ。3人とも生徒会枠でうちに入ることになった」

 

伏黒「風紀委員長も栗頭はやめてください 」

 

悠仁「やっぱ頭で判断されてや〜んの!」

 

悠仁は笑うがすぐさま伏黒に黙らされた。

 

「へぇ……紋なしですかい」

 

「辰巳先輩。その表現は禁止用語に抵触するおそれがあります。この場合、二科生と言うべきかと」

 

摩利「お前たち、そんな単純な了見だと足元をすくわれるぞ」

 

摩利は卓に腰かけ

 

摩利「ここだけの話だが、さっき服部が足元をすくわれたばかりだ」

 

二人は驚き3人を見る。

 

「そいつらがあの服部に勝ったってことですかい?」

 

摩利「正しくは達也君がね。悠仁君も恵君はそれ以上に強いよ」

 

悠仁「といっても証拠があるわけじゃないですが」

 

摩利「証拠はあるさ。あの部屋には監視カメラがあったから、録画されてるはずだよ」

 

達也「そうだったんですか?」

 

摩利「あぁ。見てみるかい?」

 

「もちろんです。入学以来負け知らずの服部が新入生に敗れたわけですから」

 

摩利「うん。じゃ、見てみよう」

 

摩利はすぐ近くのコンピュータを起動し、さっきの模擬試合の映像を再生した。

達也対服部、さらに悠仁対伏黒の映像を再生し終わって

 

「スッゴ……」

 

「服部を一瞬にして勝ったのもすごいが、後の方がとんでもない。いや、異常だ」

 

「プロでも勝てないんじゃないか?」

 

摩利「とまぁ、3人の実力はこんなもんだ」

 

「これは心強え。大歓迎ですよ」

 

「えぇ、すごい逸材ですね、委員長」

 

摩利は達也の方を向き

 

摩利「意外だろ?」

 

達也「はぁ……」

 

摩利「この学校はブルームだ、ウィードだと。つまらない肩書きで優越感に浸り、劣等感に溺れるヤツらばかりだ」

 

摩利は一拍置いて

 

摩利「正直言って、うんざりしていたんだ、私は。幸い、真由美も部活連代表の十文字も。私がこんな性格だって知ってるからな。生徒会枠と部活連枠はそういう意識の比較的少ないヤツを選んでくれている。優越感がゼロってわけにはいかないが、きちんと実力の評価ができるヤツらだ」

 

摩利は卓に手を置き

 

摩利「ここは君にとっても居心地の悪くない場所だと思うよ」

 

風紀委員の二人は達也たちに近づき手を差し出す。

 

「3-Cの辰巳鋼太郎だ。よろしくな司波、虎杖、伏黒。腕の立つヤツはさっきも言った通り大歓迎だ」

 

「2-Dの沢木碧だ。君を歓迎するよ司波君、虎杖君、伏黒君」

 

悠仁「1-E虎杖悠仁っす。よろしくお願いしまっす!」

 

伏黒「同じく、伏黒恵。こちらこそよろしくお願いします」

 

達也「一年の司波達也です。こちらこそ、よろしくお願いします」

 

3人はそれぞれ握手をした。

こうして3人は二人ではあるが認められ、風紀委員に正式に入ることになった。

 

 

時間は過ぎて夜。場所は達也宅。作業している達也のところに深雪がノックをして入った。

 

深雪「失礼します」

 

聞くと要件はCADの調整だった。戦闘のバリエーションを増やしたいようだ。深雪に弱い達也が断る訳がなく、支障のないように調整した。

ただ、兄弟だとしても下着姿を見せるのはどうかと思うが。ま、そこは二人だからということにしておこう。

調整が終わり、ヤキモチを焼いた深雪に達也はイタズラという名のお仕置きをくらい、深雪に膝枕されていた。

 

深雪「所で、悠仁と恵の戦いはすごかったですね」

 

達也「あれは異常の域に達しているよ」

 

深雪「深雪にあそこまで強くなる事はできるのででしょうか……あそこまで強ければ、家のことも気にする事はないでしょうし……」

 

達也「深雪」

 

達也は深雪を呼び、思考の渦から引き上げる。

 

達也「お前がそこまで気にする必要はない。焦っても強くはなれない。それに」

 

達也は深雪の頬に手を当てる。

 

達也「何があっても俺は深雪の味方で守ると誓っている。深雪の気持ちもわかる。ゆっくりでいい。焦らず強くなればいい」

 

深雪「お兄様……はい。私は焦らずに強くなってお兄様を守れるようになります!」

 

達也「ハハハ、そうなったら俺の立場が奪われるな」

 

深雪「いえいえ、お兄様は深雪の心を守ってくれてますから」

 

達也「なら、俺も深雪に逆転されないように気をつけないとな」

 

深雪「絶対に追いつきますから!」

 

達也「楽しみにしてるよ」

 

さらに絆が深まった司波兄妹であった。本当にこの二人は越えてはいけない一線を越えそうで怖い。ま、血の繋がった夫婦の名は伊達ではないだろうけど。

 

 

 

まじゅさんぽ

 

回らない寿司屋にて

 

釘崎「しっかし、深雪ちゃんってホンットに達也が大好きだよな」

 

悠仁「確かにな」

 

伏黒「あれはもう夫婦の域に達している」

 

五条「へぇ、あの二人がね」

 

七海「あり得るのですか、そんなこと」

 

釘崎「もういっそのこと知り合いで二人に非公式の結婚式を挙げてみる?」

 

悠仁「おぉ!それは面白そう!」

 

伏黒「深雪は照れながらも絶対に賛成だろうし、深雪に弱い達也が深雪に頼まれたら断る訳がない」

 

五条「いいねぇ、やるなら僕も参加したいな」

 

七海「極上のパンを用意するのなら考えないでもないですよ」

 

悠仁「んじゃ、決まり!非公式だとしても法に則った方がいいし、二年後にやるか」

 

伏黒「幸い、お金の面は五条先生にやってもらうとして、式場、知り合い、料理は俺としては虎杖の母親に作ってもらいたい」

 

釘崎「それには大賛成。ついでに私たちの母親にも手伝ってもらおう」

 

悠仁、伏黒、釘崎の3人は寿司を食べながらどんどん話を進めていった。取り残された大人二人は

 

五条「あらぁ…3人とも本気だね」

 

七海「まぁ、いいでしょう。今の世も物騒ですが、()()に比べたらマシですから」

 

五条「本当にねぇ」

 

一年ズを見て和む二人であった。

 

悠仁「最悪の場合、孤島に俺たちで式場を作ればいい。あとは……」

 

伏黒「【魔虚羅】がいるから建築はすぐ終わる。さらに……」

 

釘崎「その孤島も島全体を改造して二人の愛の巣にして……」

 

五条「……」

 

七海「……」

 

五条「あ、あははは……」

 

七海「ドンドン計画が壮大になってきてますよ」

 

二年後、本当に3人によって孤島が改造され、達也と深雪の結婚式が挙げられ、二人の愛の巣になるのは別の話。てか、本当になれ!!

 




今回はここまで。
二週間も待たせてすみません。3人の風紀委員の活動にしようと思いましたが、風紀委員室での会話だけになってしまいました。
アニメを見ながら書いているのでストーリーの進みは遅いですね。
達也と深雪のイチャイチャはよくかけたと思いますが……どうでしょう?
あとは、まじゅさんぽの方ですねww
一年ズの暴走で計画がドンドン進み、本当にやるのでしょうかww
次回こそ三視点で3人の活躍を書きます。
では、お楽しみに〜
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