魔法科高校の呪術師   作:エルにー

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今更ですが、この作品は全面的に達也と深雪の兄妹カップリングを推しています。


7初の風紀活動

達也達の模擬試合を行って正式に3人が風紀委員になった翌日。達也達は風紀委員室に集まっていた。

 

摩利「今年もまた、あの馬鹿騒ぎの一週間がやってきた。有力な部員の確保は各部の勢力図に直接影響をもたらす重要課題であり、その争奪合戦は熾烈を極める」

 

どうやら一高の部活勧誘は激しいようだ。

 

摩利「殴り合いや魔法の撃ち合いになることも残念ながら珍しくない」

 

虎杖「うわぁ……そんなことあるんだ……」小声

 

伏黒「そのようだ。五条先生も標的にあい、もみくちゃにされたことがあると前に聞いた」小声

 

虎杖「えぇ……」小声

 

摩利「今年は幸い、卒業生分を含む4枠の補充が間に合った。紹介しよう、立て」

 

摩利がそう言うと達也、悠仁、伏黒、そして先日騒動を起こした一科生の森崎が立ち上がった。

 

摩利「1-Aの森崎駿と1-Eの司波達也、同じく虎杖悠仁に伏黒恵だ。早速パトロールに加わってもらう」

 

「役に立つんですか?」

 

疑問に思った一人が二科生である3人を指して言う。

 

摩利「心配するな。4人とも使えるヤツだ。司波、虎杖、伏黒の腕前はこの目で見ているし森崎のデバイス操作もなかなかのものだ。他に言いたいことのあるヤツはいないか?」

 

摩利は早期と誰も話さない。

 

摩利「よろしい。では、早速行動に移ってくれ」

 

一拍置いて

 

摩利「出動!」

 

摩利がそう言うと風紀委員達は立ち上がり右手を心臓の位置に置く敬礼をして、パトロールに向かった。新入りの四人だけは残った。

 

摩利「まずはこれを渡しておく」

 

摩利はテーブルにデバイスと風紀委員の紋章を置いた。

 

摩利「風紀委員会はCADの学内携行を許可されている。使用についてもいちいち誰かの指示を仰ぐ必要はない。だが」

 

摩利は振り向いて

 

摩利「不正使用が判明した場合は委員会除名の上、一般生徒よりも厳重な罰が課せられる。甘く考えないことだ」

 

達也「質問があります」

 

摩利「許可する」

 

達也「CADは委員会の備品を使用してよろしいでしょうか?」

 

摩利「構わないが……あれは旧式だぞ?」

 

達也「たしかに旧式ではありますが、エキスパート仕様の高級品ですよ、あれは」

 

摩利「そう言うことなら好きに使ってくれ。どうせ今まで埃をかぶっていた代物だ」

 

達也「では、この2機をお借りします」

 

そう言って達也はCADを2機とった。

 

虎杖「2機同時に使えたっけ?」

 

伏黒「プロならできないことはないだろうが、普通はできない」

 

摩利「君は本当に面白いな。虎杖と伏黒の二人は特にCADは必要なかったな。やりすぎないように気をつけてくれ。特に虎杖は」

 

「「うっす!(はい)」」

 

摩利「では、4人もパトロールに向かってくれ」

 

「「「「はっ!」」」」

 

4人も敬礼をして部屋を出た。

 

達也が行こうとするとまた森崎に難壁をつけられ、さっさと行ってしまった。

 

伏黒「ハァ……すごく嫌だが、俺はあっちから行く」

 

虎杖「おう、頼んだ」

 

伏黒は森崎の行った方に行き、達也と悠仁は逆の方に行き、途中で別れた。

 

 

さて、まずは伏黒のところから見ていこう。

 

 

伏黒は人の多い所ではなく、人気のない場所をパトロールしていた。

 

伏黒「普通はこんなところに来ることはないだろうけど」

 

そう思いながら歩いていると

 

「ほら、なんとか言ってみなさいよウィード」

 

伏黒「話し声か……」

 

声のする方に行き見ると、うずくまっている男子生徒一人にそれを囲う男子生徒3人、その後ろに腕組みをしておる女子生徒が一人いた。

 

伏黒「(想像の通りなら…)」

 

「どうした新入生。根性ないぞ」

 

?「う……うぅぅ……」

 

伏黒「やはり暴行か」

 

伏黒は四人の前に出る。

 

伏黒「風紀委員会だ。何が起こってるか話を聞こう」

 

「風紀委員?ウィードが?それも新入生が?」

 

「おいおい、何格好づけようとしてんだ?一年のウィードは俺たちブルームの上級生を敬えよ」

 

「そうそう。じゃなきゃ、痛い目を見るぞ?」

 

「痛い目を見たくなければ土下座をしてみっともなく謝りなさい!」

 

伏黒「断る」

 

「何ですって?」ピクピク

 

司令塔の女子生徒は額に青筋を浮かばせる。

 

「ウィード如きが私の命令を断る……?」

 

「コイツを締めようぜ。もう謝っても手遅れだぞ」

 

腰巾着の一人がそう言う。

 

伏黒「先輩なのにガキみたいですね」

 

ブチッ

 

「なんだと!この野郎!!」

 

ブチギレた3人はCADを操作し始める。

 

伏黒「ハァ……」

 

伏黒は手を鳥の形にし

 

伏黒「【鵺】!」

 

茶色い怪鳥2体が伏黒の影から現れる。

 

「な、なにこれ……」

 

伏黒「新入生を集団で暴行した事、無断で魔法を使用しようとした罪で逮捕します」

 

「何が逮捕だ!新入生のウィード如きが!」

 

「そうだ!どうせあれもハッタリだ!」

 

「あの新入生をボコボコにしなさい!」

 

女子生徒がそう言うと3人は再び魔法を起動する。

 

伏黒「何を言っても無駄か。鵺!男3人を気絶させろ!もう一体は女が逃げ出さないように確保しろ!」

 

ギェエェェェェ

 

一体は女子生徒の後ろに周り足で掴み浮かぶ。もう一体は男子生徒3人に向かい

 

バチッ バリバリバリッ

 

「「「ぎゃあぁぁぁ!!」」」

 

電撃を放ち気絶させる。

 

伏黒「さて」

 

「ひっ!」

 

伏黒は浮いている女子生徒を見る。

 

伏黒「大人しくしていてください。でないと……わかりましよね?」

 

コクコクッ

 

伏黒の脅しに女子生徒は高速で首を縦に振る。それを見た伏黒は他の風紀委員に連絡を取る。

 

伏黒「こちら伏黒恵。新入生に集団暴行、及び魔法のを行った二年生4人を逮捕。場所〇〇。被害者一人と加害者3人負傷しているので担架をお願いします」

 

連絡が終わると。

 

?「あ、ありがとうございます……」

 

伏黒「風紀委員の仕事をしただけだ」

 

?「僕は1-Eの吉田幹比古」

 

伏黒「同じく1-E伏黒恵だ」

 

幹比古「同じクラスだったんだね……よろしく」

 

その後担架が来て幹比古と二年生の男子生徒3人が連れて行かれ、女子生徒も連れて行かれた。

 

 

伏黒の成果 新入生を集団暴行していた男子生徒3人と女子生徒は1人を逮捕。同じクラスの幹比古と知り合いになった。

 

 

では、次は悠仁を見てみよう。

 

 

悠仁は中庭をパトロールしていた。

 

悠仁「おぉ、人が多いな。ここにも部活の勧誘してんだな」

 

パトロールしていると。

 

「ちょっと!離しなさいよ!」

 

悠仁「ん?」

 

悠仁は聞き慣れた声が聞こえてそっちの方を見る。そこにはもみくちゃにされている釘崎がいた。

 

釘崎「もう!離しなさいよ!」

 

「うちの部活に入ってくれ!」

 

「いーや!うちの部活よ!」

 

「いや、うちだ!」

 

釘崎は鍛えているから勧誘されているのだろう。体幹も良く、目利きのいいものはそれに気づくだろう。

 

悠仁「釘崎か。助けないと!」ダンッ

 

悠仁は地面を強く踏み走り出す。その影響で悠仁のいたところはひび割れていた。

途中でジャンプして人混みの中に降りる。

 

悠仁「捕まれ、釘崎!」

 

釘崎「了解!これね!」

 

釘崎を抱えまた跳び、そこから去った。

 

人気のないところにつき、釘崎を降ろした。

 

釘崎「あの時と同じだな。スピードはあの時よりすごく速いが」

 

虎杖「そういえばそうだな」

 

釘崎「よくやった。褒めて遣わそう」

 

虎杖「へいへい。これもあの時と同じかよ」

 

釘崎「嘘、ありがとう。別にいいでしょ」

 

虎杖「やっぱり釘崎ももみくちゃにされたな」

 

釘崎「そういう面では風紀委員のあんたらが羨ましいよ」

 

虎杖「風紀委員も風紀委員でめんどくさいぞ」

 

釘崎「でしょうね」

 

 

悠仁の成果 釘崎の救出

 

達也は必要ないだろう。

 

 

時間は過ぎてとあるカフェにて

 

達也「こんな時間まで待たせて悪かったな」

 

悠仁「別にいいよ。俺も伏黒も少し前に来たし」

 

達也「それでもだ。お詫びに遠慮なく食べてくれ」

 

レオ「なら、遠慮なく」

 

「「「「いただきます!」」」」

 

レオ「今日は伏黒と達也は活躍したな」

 

悠仁「そうだな。俺は特になかったのにな」

 

釘崎「一応、もみくちゃにされてた私を救出した手柄があるでしょ」

 

悠仁「でも、それだけだぜ?伏黒は同じクラスの幹比古だっけ?を助けて上級生4人を逮捕だぜ?」

 

美月「逮捕者がいない方が好ましいけどね」

 

レオ「でさ、その桐原って二年生殺傷生Bランクの魔法を使ったんだろ?よく怪我しなかったよな」

 

悠仁「効果範囲は竹刀だけだから体術の上手い達也なら大丈夫だろ」

 

深雪「えぇ、お兄様に勝てる者は……す、少なくとも悠仁達を除いていないわ」

 

エリカ「実力はよく知らないけど、3人と比べたら大半は赤子でしょ」

 

深雪「まさにその通りよ。悠仁と恵の戦いなんて異常の一言よ」

 

レオ「それはヤベェな」

 

美月「でも、高周波ブレードって超音波を放っているんでしょ?」

 

レオ「耳栓なしだと酔っちまうと言うしな」

 

深雪「単にお兄様の体術が優れているだけじゃないの。魔法式の無効化はお兄様の十八番なの。お兄様、キャストジャミングをお使いになったでしょ?」

 

達也「深雪には敵わないな」

 

深雪「それはもう、お兄様のことなら深雪はなんでもお見通しですよ」

 

達也と深雪の周りにまたもピンクな空間が出来る。

 

レオ「それって兄妹の会話じゃないぜ!?」

 

「「そうかな(しら)」」

 

レオ「グハッ」ガンッ

 

レオは机に頭をぶつける。

 

エリカ「このラブラブ兄妹にツッコミ入れようってのが大それてるのよ」

 

悠仁「そうだぜ。五条先生も血の繋がった夫婦って言ってるし」

 

伏黒「依存度も高いだろうな」

 

レオ「あぁ、俺が間違ってたよ」

 

達也「その言われようは著しく不本意なんだが」

 

深雪は達也に寄りかかり

 

深雪「いいじゃありませんか。私とお兄様は強い兄妹愛で結ばれているのは事実ですし。ましてや夫婦なんて……///」イヤンイヤン

 

「「グハッ!」」ガンッ

 

今度はエリカも頭を机にぶつけた。

 

「「「早く結婚しろよこの兄妹夫婦」」」

 

達也「無理に決まってるだろ」

 

深雪「事実婚なんていう手も……///」

 

ダメだ。収集がつかない。落ち着くまでカット!!

 

 

レオ「そういや、キャスト・ジャミングとか言ってなかったか?」

 

キャスト・ジャミング。アンティナイトという希少な鉱石を使った魔法式を無効化するものだ。

さらに、アンティナイトは軍事物資で一般人が手にすることは不可能である。

 

達也「この話はオフレコで頼みたいんだけど」

 

達也は小声に話し始める。

 

達也「俺は使ったのは正確にはキャスト・ジャミングではなく、それの理論を応用した特定魔法のジャミングなんだよ」

 

レオ「ん?そんな魔法あったか?」

 

悠仁「なかったはずだぞ」

 

伏黒「ということは新しい魔法を理論的に編み出したことになる」

 

達也「偶然発見したというのが正確だな」

 

理論はこうだ。二つのCADを使おうとするとサイオン波が干渉してほとんどの場合で魔法が発動しない。そこで一方のCADで妨害しようとする起動式を展開し、もう片方でそれとは逆の現象を引き起こす起動式を展開する。さらに起動式を複写増幅しサイオン信号波を無系統魔法として放つそれによって同種類の魔法発動をある程度妨害出来る。

 

そして、達也はこれを広める気はない。そうしたら社会の基盤が揺るぎかねないからだ。

ま、相手の展開した起動式を読むこと自体出来る人はほんのひと握りしかいないわけだが。

 

 

 

まじゅさんぽ

 

 

カフェの後、達也と深雪以外は悠仁達に話があると言われて残った。

 

レオ「で、話ってなんだ?」

 

悠仁「ちょっとした計画を進めていてな」

 

エリカ「計画?」

 

釘崎「そ」

 

伏黒「計画の内容は達也と深雪の結婚式を非公式に挙げる事だ」

 

レオ「あの二人の?」

 

悠仁「おう」

 

エリカ「でも確かに深雪が懇願すれば達也も折れそうだね」

 

美月「あわわわ……///」

 

悠仁「柴田は無理そうだな」

 

エリカ「ま、美月だからね」

 

レオ「いつやるんだ?」

 

伏黒「なるべく法に則った方がいいから二年後、達也が18になった後だ」

 

釘崎「場所はある孤島。っていうかもうその孤島ごと二人の愛の巣にする」

 

エリカ「え、孤島ごと?そんなお金あるの?」

 

悠仁「俺たちの先生二人が協力してくれるからお金の面は心配ない。二人とも名家ほどの資産を持ってるし」

 

レオ「お前たちそんな人と知り合いなのか?」

 

釘崎「同じ呪術使いだからな」

 

悠仁「大半は俺たちでやるけど、協力してくれるか?」

 

レオとエリカは見合わせる。美月は未だにショートしている。

 

レオ「まぁ、あの二人は悠仁が言ってた通り血の繋がった夫婦と例えるほどラブラブだし、俺はいいぜ」

 

エリカ「そうね。この際、盛大に二人を祝ってやろうじゃないの!」

 

悠仁「おぉ!ありがとう!」

 

伏黒「詳しい内容はまた今度話す」

 

釘崎「今日はもう遅いしな」

 

美月「あうあう……///」

 

 

ドンドン計画はヒートアップしていく。




今回はここまで。
今回は伏黒と悠仁が活躍しました。伏黒はのちに登場する幹比古を助け、悠仁は釘崎を救出。抱え方はアニメと同じです。
前書きにもあり通り、この作品は全面的に司波兄妹の兄妹カップリングを推しているので、悠仁たちの計画はドンドンヒートアップさせていきます。この計画には後に参加するメンバーを増やします。真由美とほのかは無理だと思いますが。
次回は一気に立て篭り事件まで飛びます。理由は原作と同じだからです。悠仁たちが干渉する場面がないので。
次回、放送室立て篭もり事件
お楽しみに〜
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