自由奔放なサッカー少女は縛られない   作:黒音195(kurone)

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聖二郎さん別に悪い人って訳じゃあ無いんですよねぇ・・・


決別

結果だけ言います。負けました!!前半3点取ったんですけど、後半は私ベンチに下がったので!なんかその間に負けました!!悔しいですね!!そんな事を考えつつ、私は浦部さん達に円堂くん達と共にナニワ地下修練場に連れて行かれてます。イプシロンとの試合の時に10日の猶予が与えられているらしく、特訓を行いたいとの事で・・・私もここで特訓しようかな・・・とか考えてました。けど、なぁんか嫌な予感するんで、この辺で退散です!前回、浦部さんが勘違いしていた大阪ギャルズに入ったという誤解も解いたし、後はもう・・・自然消滅するでしょ!・・・そう言えば最近、FFのルールが変わったって聞きました。なんでも、女子でも実力があれば試合に出られるという事を新聞?かなんかで見ましたよ!多分どっか裏の人が改正したんでしょうね!!誰だろうね!わかんないね!そんなこんなで夜に、ナニワ地下修練場に円堂君を呼び出す。

 

 

円堂「どうしたんだ東雲?話があるって」

 

 

雪「・・・円堂君ってサッカー上手だよね」

 

 

円堂「そうか?」

 

 

雪「うん・・・私なんか1試合の前半か後半のどっちかしか出れないからずっと出てる円堂君が羨ましい・・・」

 

 

円堂「・・・なんか病気とかか?」

 

雪「・・・まぁ、そんな所・・・最近は良くなってたんだけど、またダメになっちゃった・・・けど、良くなったらまたサッカー・・・してくれる?」

 

 

円堂「もちろんだ!またお前とサッカー出来る時が楽しみだ!」

 

 

雪「・・・うん・・・じゃあ、私お父さん待ってるから行くね?バイバイ」

 

円堂「そうなのか?またな!」

 

 

そうして、ナニワ地下修練場を出た後に人気のない場所に行き、姿を消す。今日のサッカー楽しかったな・・・またお日さま園の皆とサッカーしたいなぁ・・・

 

 

私はお日さま園に帰ると、お父さんが呼んでるとヒロトくんに言われたのでお父さんの部屋に行く。

 

 

雪「・・・お父さん、失礼します・・・」

 

 

星二朗「来ましたか、雪。早速ですが君をジェネシスに加えます。明日から猛特訓しなさい・・・エイリア石のパワーも強くしときます」

 

 

雪「・・・はい、お父さん」

 

その日から、訓練所以外の施設には行かせてもらえず、ヒロトくん、風介くん、晴矢君と同じ強さになるまでその猛特訓は続いた・・・サッカー・・・楽しくない・・・心が折れそうになりつつも、今までの自分の行いのツケが回ってきたと思い、頑張った。

 

 

そして、イプシロンが沖縄で負けた事を知った。それを伝えられてから、私はダイヤモンドダストに配属された・・・

 

 

雪「円堂君・・・助けて・・・」

 


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