俺だけにウマ娘のステータス画面が見えている   作:酒池肉林太郎

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シンボリルドルフ②

6月の中旬。

最近、サイレンススズカの成長率が異常に高い。

筋肉の発達は限度があるが技術や思考能力の向上が想定を上回っている。

 

調子も下がる気配が無い。

完全に流れに乗っており、次のマイルへの準備は万端だ。

もうG1レベルのレースを想定しても良い段階に来ているので、あらかじめ準備していた他の選手の情報をそろそろまとめなければいけない。

 

以下、今後のレースでサイレンススズカと当たる可能性のある有力選手を手記で書き記す。

 

【エアグルーヴ】

中距離先行型。差しも行ける。

生徒会役員で副会長も務めている。

高い次元でまとまっていて能力的には隙がない。中距離やマイル以外の適性が低く、サイレンススズカとレースがかぶる可能性が高い。

衝突は避けられないだろう。

 

【ミホノブルボン】

珍しい逃げ型。

サイレンススズカとかなり脚質が近いウマ娘。

同タイプなだけに学ぶことは多いが反面敗北した時それなりにショックもあるだろう。

ざっと観察してみた限りでは苦手な走行ルートと垂れる条件をいくつか見つけたので当たるならそこを突いて確実に勝利を収めたい。

俺としても負けられない。

 

【スペシャルウィーク】

終盤での追い上げが特徴の中長距離先行型。

技術的には未熟だがいずれ強大な壁となり得るだろう。選抜レースこそ2着だったが後半の伸びは脅威だった。サイレンススズカとは同室らしく親しい間柄のようだ。

 

【メジロマックイーン】

長距離先行型。

中距離も走れるが長距離の方が脚的に向いている。

スタミナが高く、新人の中では唯一中堅(C)評価の項目を有するポテンシャルの高い選手。

恐らく中距離にも出て来るだろう。

 

【ハッピーミーク】

桐生院さんの教え子。

脚質の幅が最も広く、全てのコース、全ての距離を巧みに走ることが特徴。弱点らしい弱点がない安定性が売りの選手。条件によっては食われる可能性も大いにあり得る。桐生院さんには最近気にかけてもらっているので潰し合いはしたくない。比較的穴場の短距離に出てくれることを祈る。

 

【トウカイテイオー】

中距離先行型。

跳躍するような独特の走り方には華がある。

シンボリルドルフが剛だとすればこいつの走りは柔。

ルーキーだと最強クラスだが三冠を目指している割にはスタミナにやや不安が残る。

しなやかな筋肉と柔軟性の高い関節が速さの秘密だと考えられるが、いくらなんでも柔らか過ぎる。異常だ。

あれだと走行中骨の一部に相当な負荷が掛かっているはず。常にリミッターが外れているようなものだ。

関節は硬軟の程度こそあれ限界はある。曲がり過ぎてもいけない。特にウマ娘は。

あいつは選手生命と引き換えにあの速さを手に入れていると言っても過言ではない。今は平気だが一年後、二年後はどうなるか分からない。

速度は落ちるが、早めに走行フォームを矯正した方がいい。今度それとなく伝える。

俺が細かく見てやれば引退までは走り方を変えずに健康を維持出来るかも知れないが…。

いや、俺では駄目だ。適任は他にいる。

トレーナーはまだいないようなので、大きなお世話かも知れないがクラス担任と保健医にさり気なく情報共有はしておこう。面倒だが今度の飲み会に行くしかない。ただの杞憂で終わればいいが。

 

【オグリキャップ】

先行・差し型。

短距離以外は全て走れる脚質。

走行中は重心が異様に低く、一気に凄まじい加速を見せる様はF1を思わせる。蹴り脚が異常に強く足裏に爆弾を仕込んでいるかのような走りだ。

現状ナリタブライアン、ミスターシービーと同じようにシンボリルドルフに土をつける可能性を持った数少ないウマ娘の一人と言える。

 

【シンボリルドルフ】

現役最強候補の一人。

個別で研究記録を取ってあるが、こいつの走り方は異次元と言っていい。

一歩一歩が誰よりも広く長く、そして誰よりも早く終わる。

基礎能力が高いのが強さの理由なので対策し辛い。

逃げから追い込みまで戦術も幅広いが、特に先行が強過ぎる。

だが今の世代の新人達ならいつか倒せる筈だ。

少なくともサイレンススズカならいける。

あいつは中距離最強になる資質を秘めている。

俺はそう思う。

 

以下要注意人物。

 

【グラスワンダー】

会うのはアメリカ以来だ。

俺のことをベラベラ喋らないように口止めしておく必要がある。口は固いだろうが念の為だ。

 

【アグネスタキオン】

去年研究室からフラッといなくなったと思ったらここに入学していたのか…。

だが公式レースに出場している記録はない。

相変わらず何を考えているのか分からんが、丁度こいつの研究データが必要だったところだ。

奇人だが研究者としては信頼出来る。

どうでもいいがまともに飯は食っているだろうか。

 

【ゴールドシップ】

トップステイヤーの一人。

戦績を見る限りかなりムラっ気が強い選手のようだが、G1で勝利を挙げているあたり実力は本物だ。

一回会話してみたが意味不明過ぎて二度と会いたくない。

こいつは本当にやばい。

 

以下気になった点。

 

【ナイスネイチャ】

最近よく勉強を教えてくれと頼まれる。

割と早くから本格化していてその分デビューも早かった早熟気味の選手。

今年で引退して来年高校受験を考えているらしいが、本気なのだろうか。体力的にも実力的にも不足があるようには見えない。

 

【ハルウララ】

死ぬほど遅い。

しかし身体的頑強さは興味を引かれる。

調べれば他のウマ娘達の怪我の予防に繋がるかも知れない。

人格的にはかなり優れていて社交性が極めて高い。

 

 

…まだまだ書きたいことが山ほどあるが時間が足りない。それほどまでに今の中距離はレベルが高い。まるであらゆる時代のエース級だけを寄せ集めたような層の厚さだ。黄金世代なんて生易しい言葉で言い表せる状況ではない。

 

今のG1で一勝することは昔と比べて桁違いに困難と言える。

 

俺が歴代最強のウマ娘を育て上げると理事長は言っていたが、確かにこの時代にトレーナーとして就任し、幾人もの逸材に触れ合えることはかなり運が(ここから先は上から黒く塗り潰されて読めなくなっている)

 

 

ふと手を止めると、いつの間にか窓から朝日が差し込んでいた。

デスクの隅にある電子時計はAM7時を示している。

他の選手の情報をまとめていたらいつのまにか徹夜になっていた。

 

だが頭が妙に冴えていて今から眠れる気がしない。

今日は日曜で授業は休みだ。

サイレンススズカとのトレーニングは9時開始。

少し早すぎるが今から出勤して部室でデータをまとめよう。

 

身支度を済ませ、ジャージに袖を通して家を出る。社宅は学園から10分ほど離れた住宅街にあり、駅からも近い好立地だ。

 

越してきてから数ヶ月経つが未だにどんな街なのか詳細を知らずにいる。この街にはトレセン学園がある、それ以外はあまり知らない。この前のメイクデビューまでサイレンススズカの指導のこと以外考えていなかった。

 

近くに公園も多摩川もあることだし、今度適当に散歩してみるのもいいかもしれない。

 

そんなことを考えながら、交差点の赤信号で立ち止まっていた時、不意に横から声がかかった。

 

「おはよう、トレーナー君」

 

真横に振り向く。

そこにはロングブラウンの女が立っていた。

眼鏡をかけていたので、一瞬シンボリルドルフだと分からなかった。ホワイトパンツ姿で完全にオフの日の装いだ。

 

「シンボリルドルフか」

 

「ルドルフでいい。その格好、今日もトレーニングか?」

 

小さく頷く。

対してこいつは休日の外出と言ったところだろうか。

垢抜けた感じで普通に小洒落ている。

大人びた印象の私服だ。

 

「お前は?」

 

「私は買い物だ。あと映画でも観ようと思っている」

 

「そうか」

 

一人で観るんだろうか。

そんな益体の無い疑問に割り込むように、今度こいつに会った時素直に謝ろうとしていたことを思い出した。

 

「ルドルフ」

 

「なんだ?」

 

「あの時は悪かったな。後輩の前で意味もなく顔を潰して」

 

「む…?」

 

余程意外だったのか、ルドルフは2、3度両目を瞬かせて、やがて嬉しそうにクスリと微笑みをこぼした。

 

「何だ」

 

「いや、急にそんなことを言うものだから、少しびっくりしただけだ。あれは私がふっかけたのが始まりだ。こちらこそすまなかった」

 

ルドルフも特に気にしている様子はない。

あれは結構な羞恥だっただろうに、割と寛大な奴だ。

そもそも生徒会長であるこいつと仲違いしてもメリットはひとつもない。

 

「トレーナー君。少し時間はあるか?」

 

「1時間くらいなら、まあ」

 

「だったら少し話さないか?お茶をご馳走しよう」

 

 

案内されたのは学園の近くにある古いカフェだった。やたらとでかい焙煎機が店外から窓越しに見える本格的な店構えだ。

 

西欧風の内装も凝り過ぎず質素過ぎず丁度いい塩梅の雰囲気で、店内には微かにジャズの音調が流れていた。

 

二人して席に着いて軽い雑談もそこそこに、注文したカップが運ばれて来た。思えばこうやって誰かと向き合いながら店でお茶をするのも久しい。

 

「よく来るのか?」

 

「うん。学園の生徒もよく見かける。結構人気の店なんだよ、ここは」

 

言葉の通り、まだ朝だというのに満席に近い状況だ。頼んだエスプレッソも適度に鼻腔を擽る。

熱いうちに、と思いカップをゆっくりと口元に傾ける。

 

「………………」

 

確かに旨い。

わざわざ硬水でも使っているのか本格的な味だ。

クレマもかなり分厚い。

最近はインスタントばかりだったから余計に味わい深く感じる。結構本気で衝撃的だったので上手く感想が思い浮かばない。

 

沈黙した俺を悪い方向に捉えたのか、シンボリルドルフは不安そうな顔で問い掛けて来た。

 

「…もしかして口に合わなかったか?」

 

「いや、旨い。良い店だな」

 

「だろう?」

 

ルドルフはやや安堵したような笑みを浮かべた。

 

「ここは腕が良くて評判なんだ。ブレンドも価格の割にはいいものを混ぜてあるし、言えば焙煎したての豆も売ってくれる。軽食も美味しい。私は気に入ってる」

 

確かに人気なのも頷ける味だ。

また訪れたいが、時間が取れるかどうか。

作業効率は落ちるが気分転換がてらにここで仕事するのも悪くはないかも知れない。

 

「時に、最近スズカはどうだ?」

 

「調子は良い」

 

短く端的に答えて、もう一度カップを傾けて続ける。

 

「あと、かなり練習熱心な奴だ。走ることが好きらしいが、それ以外のトレーニングも真剣に臨んでいる。見ていないとこでもサボってる気配もない。ああいう選手は好感が持てる」

 

「随分と気に入ったんだな。上手くやれているようで良かった」

 

「あいつと上手くやれない奴は下の下だ」

 

それくらいサイレンススズカはやり易い。

飲み込みも早い。

ここまで癖のない選手は本当に珍しい。

一見機械のようだがレースへの情熱もある。

素質も、選手としての姿勢も、間違いなく一級品だ。

 

「だがスズカはどちらかというと無口だから間が持たない時もあるだろう。いや、案外それが君と相性がいい理由なのかな?」

 

「あいつは結構よく喋るだろ」

 

「え?」

 

意表をつかれたように驚くルドルフだが、実際あいつはかなり喋る。

 

「喋るって、例えばどんな話をするんだ?」

 

「…そうだな。昨日のテレビ番組とか、流行りの音楽とか映画とか。小説もよく読むらしいからよく話題に上がる。あとスニーカーとかランニングシューズにも結構詳しい」

 

俺自身趣味が少ないので素っ気ない返事になりがちだがアイツのおかげでコミュニケーションは割と良好だ。聞くのも上手で、この前試しにチェスの話題を振ってみたら割と真剣に聞いてくれてルールまで覚えようとしていた。改めて優しい奴なんだと再認識した。絶対興味無かったろうに。

 

「なんだ?お前らの前では喋らないのか?」

 

「…そもそも一人が好きな生徒だからな。友人と話している時も君が言ったような印象はない」

 

「饒舌だぞ、あいつは」

 

「饒、舌…?」

 

思い切り怪訝そうな顔で復唱するルドルフ。

「嘘だろ?」みたいな顔だ。

そんなに意外なのか。

 

「…ま、まあとにかく、スズカが好調のようで何よりだ。君もあれから真剣に指導を行なっているようだし、私からは何も言うことはないよ」

 

真剣に、か。

そういえば一つ聞きたいことがあったのを思い出した。

 

「ルドルフ。お前、俺が内定を辞退したことを知ってたのか?」

 

ルドルフが「む…」と小さく唸る。

手に持っていたカップの中のコーヒーに波紋が立った。

 

「…君とスズカがレース場で話をしている時、実はあの場には私と仲が良い職員がいて、その人に聞いた。あとは理事長に裏を取って、大体の事情を知った」

 

やはり聞かれていたのか。

おおよそ予想通りだがどこか腑に落ちない。

妙な違和感がある。

 

「スズカは大切な後輩だ。あの時点では直接問い質さないと不安は拭えなかったが────いや、もういいんだ。現にスズカは見違えるほど持ち直した。君のように優秀なトレーナーを疑うなんて、私の目は節穴だな」

 

「そうでもない。俺は…」

 

「そう言うな。お互いに水に流そう。尤も、君が許してくれるならの話だが」

 

「…お前がそう言うならいい」

 

「うん、ありがとう。出来れば私も、君とは懇意にしたい」

 

穏やかな顔のまま、ルドルフはコーヒーで唇を濡らして、カップを受け皿に落とした。

 

「なあルドルフ」

 

「なんだ?」

 

「地方の選手をスカウトする際、現調は誰がやっている?」

 

ふと、ルドルフの微笑みが唐突に途絶えた。

 

「基本的に視察は私とマルゼンスキーが直接行う。それがどうかしたのか?」

 

「いや」

 

小さくかぶりを振って、デミタスカップの中の液体を喉に流し込む。少し間を置いたせいか、酸化の影響で微かに味が変化している。

 

「それはそうと、この前テイオーが世話になったようだな。何か失礼はしなかったか?」

 

「別に。部室で大人しくしてたぞ」

 

「それはよかった。彼女が珍しく他人を褒めていて驚いたよ。君は良い奴だと言っていた。自分で言うのもなんだが、テイオーは私の話になると少し周りが見えなくなる時がある。よく話を合わせられたな」

 

「…お前レベルの走りになるとレースの情報そのものが貴重なんだよ。色々と参考になるから一通り目は通してある」

 

「研究熱心なんだな」

 

「俺だけじゃない。このくらいの情報収集はトレーナーなら誰でもやってる」

 

尤も俺は趣味の範囲でやっているところも多いが、プロトレーナーなんてみんな強いこだわりがあって然るべきだろう。事務員の駿川さんですら話した感じかなりのレース好きだったようだし、桐生院さんも分厚いマニュアルみたいなものを持っている。

中央に来るんだ。

それなりの人間が集まる。

 

「ならトレーナー君。興味本位で聞くが、デビュー前の選手でも強ければ覚えていたりするのか?」

 

「本格化を迎える前の選手でも有望な奴なら忘れないと思うが…」

 

いかんせん俺は人生の10割ぐらいあいつのことを考えて生きて来たのでその辺は正直疎かにしていたきらいがある。あいつが在籍していた地方のトレセン学園に様子を見に行った際、何人か目ぼしいのはいたが、デビュー前で今でも記憶に残ってるウマ娘はいない。

 

…いや、一人だけいたか。

かなり優秀だったやつが。

 

────と。

そんな時、不意に俺のスマホが振動して着信を報せる。液晶画面には知人の名が表示されていた。

 

「悪い。少し外す」

 

「構わない。ゆっくり話して来るといい」

 

装蹄師の友人からの電話だ。

恐らくこの前発注しておいたサイレンススズカ用の蹄鉄の件だろう。

 

「もしもし────」

 

スマホを耳に当て通話が繋がったあと、シンボリルドルフの口元が、微かに動いた気がした。

 

「でも君は、私のことは覚えてなかったじゃないか」

 

 

8時も回ったのでルドルフとは適当なところで解散した。

 

〝奢ると言っただろうに…〟

 

電話で席を外した際に会計を済ませると、彼女は不満そうに俺を詰った。少し露骨だったが、立場上生徒に奢られるのは健全とは言い難い。

 

〝代わりに後輩に奢ってやれ〟

 

そう返すと、彼女は律儀に礼だけ述べて駅の方に向かった。

 

そして部室へ向かう途中、偶然────というほどでもないが────サイレンススズカとばったり鉢合わせた。

 

「おはようございます、トレーナーさん」

 

機嫌が良さそうな声色で挨拶してくる彼女は、最近調子だけでなく元気も良い。スランプから抜け出せたおかげだろう。

 

「そうだ、来るついでにコーヒー買ったんだ。飲むか?」

 

「わあ、ありがとうございます」

 

さっきの店で買って来た容器を差し出すと、サイレンススズカが上品に笑いながら受け取る

 

「このお店、近くにある有名なところですよね?トレーナーさんもよく行かれるんですか?」

 

「いや。ルドルフに教えて貰った」

 

「…………ルド、ルフ?」

 

「生徒会長だ。知らないのか?」

 

「いえ、もちろん名前は知っていますけど…。その、トレーナーさん、会長と仲がいいんですか?」

 

「いや別に」

 

「そもそも私以外の生徒と親交あったんですか?」

 

「ほぼ無い」

 

「です、よね…?」

 

サイレンススズカは歯切れ悪そうに眼をそらす。

浮かない顔だ。

こいつは意外と感情の起伏が激しい時がある。

というか俺、やはり友達いなさそうと思われているんだろうか。

 

俺だってこの歳なんだから親しい友達くらいいる。

二人か、三人か。

いや二人だったか?

まあいい。

 

「あの、トレーナーさん」

 

「なんだ」

 

「私実は、友達からはスズカって呼ばれているんです」

 

「そうか」

 

「はい。そうなんです」

 

「……………」

 

「……………」

 

「……………」

 

「……………」

 

「じゃあ今度からスズカって呼ぶか」

 

「そうですね。その方がいいと思います」

 

かねてより先輩から言われていたことだ。

呼びにくいのも事実だしな。

 

「今日は坂路だ。気合い入れて行くぞスズカ」

 

「はい!!」

 

その日のスズカの練習への姿勢は鬼気迫るものがあった。

 

 

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