終わりなきあべこべ世界   作:将軍

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ヒャッホー!クソガキ爆誕だぜ!
転生はしないよ!


1話

その日、運が悪かったといえば悪かった。ギャンブルでボロ負けするわ自転車に危うく轢かれそうになるわ階段からコケ落ちるわ。

ただ、車で轢かれるのは些か運が悪すぎるだろう。

まだ我25歳ぞ?

 

キュルルルルー!

 

「あ、すいませんこっち来てくれる?」

 

「え?」スッ

 

…まぁ不幸中の幸いは美女に助けられたことだな。その先に目玉があるなんて。

 

???

 

「ここはどこ〜なぞのばしょ〜?歩数数えなきゃ…」

 

「いや、謎の場所ってどこよ」

 

「んなもん知りまへんわ」

 

「…あ、そうそう。選択肢はないけど幻想郷来る?」

 

「あ、そうそう。唐揚げ食う?」

 

「…頂くわね」パクッ

 

これにて俺の人生終わり!これからは金髪美女と…とはなりませんでした。

 

神社らしき場所

 

「…はえー今でも客がいないのに成り立つ神社があるんだねぇ」

 

「ねぇ紫こいつ貴重な男なのは認めるからぶん殴って良い?後顔隠せ気持ち悪い」

 

「やめなさい霊夢」

 

…八雲紫。名前を聞くとなんだこいつと思った。

妖怪らしい………が、どうでも良い。俺には人にしか見えん。

今の時代差別禁止差別禁止だ。平等にしようじゃないの。

でそっちの巫女さんは…博麗霊夢というらしい。

聞くだけで腹一杯な名前だ…客のほとんどをもう一つの神社に取られてるらしい。

可哀想だから全財産(20万円)くれてやった。パーっと使うなよ

 

「…紫、換金よろしく」

 

「あら、良いの?」

 

「あんな男がいるなんて私世にも聞いてないわよ」

 

「そりゃそうよ。誰も言わないんだもの」

 

「おい聞こえてんぞ」

 

「あ、やべ」

 

「なんだよこいつら…しかし暑いな…こうも暑いと…やっぱり子供の頃の記憶が蘇る!」

 

「…紫、なんであいつ連れて来たの?」

 

「人生が終わりかけてたから」

 

「…はっちゃけてるけど」

 

「良いじゃない別に」

 

「おお!アブラゼミがこんなにたくさん!だが…子供の憧れはやはりカブトムシぃ!」

 

「…妖怪に食われて死ぬんじゃない?」

 

「あ、それは困る。戻ってらっしゃーい!」

 

「捕らえたー…ん?なんか呼びましたー?」

 

「いや、良く聞こえないものね」

 

「危なっかしい…」

 

「そっちは危険なのよー!」

 

「そっち?そっちってどっち?こっち?こそあど言葉でなんでも通じると思ってんじゃあ!?」

 

「ガルルルル」

 

「…なんだよオオカミかよ!」ペシッ

 

「ちょっと!それ妖怪〜!」

 

「え?妖怪?そんなのいるわけないジャロ。ハーハハハハハ…ん?獣が静かに…」

 

「まったく…妖怪退治が務めとはいえこう血塗れじゃ寄ってくる男がいなくても悲しくなるわよ」

 

「あらごめんなさい♪」

 

「(自主規制)」

 

「あ、吐いた」

 

「常人に臓物見せたらそりゃそうなるでしょ」

 

「それもそっか…で、なんのよう?」

 

「彼、引き取ってくれない?」

 

「嫌だ」

 

「…給料2倍」

 

「乗った!」

 

こうして俺はこの神社で暮らすことになった。

…お父さんから『お父さんはそんな結婚認めないからな!』って来そう。

お父さん、僕はお父さんよりお母さんの方が好きですよ

 

「…で、あんた名前は」

 

「名前か…考えたことねえな」

 

「はぁ?あんたねそりゃないでしょ」

 

「ん〜…偽名なら幾つかあるよ」

 

「なんで偽名あるの?」

 

「…あった。これだね…養子(ようし)…そのまんまだね!」

 

「あんた血が繋がってないの?」

 

「いや、そもそも俺親いねえから名字ねえしww」

 

「笑ってる場合か!」パチコン!

 

「痛い!」

 

それから数日が経ち俺も幻想郷の暮らしに慣れませんでした。

 

「…なぁ博麗さんや」

 

「霊夢って呼びなさいよ。ムカつくやつね」

 

「…なんか外出られないんですけど」

 

「布団に籠ってるからでしょ!?」

 

「いや、そうじゃなくてね…ここ数日人里に行こうとするとやたらと阻止するじゃないですか」

 

「死んだら給料2倍がパーだからね」

 

「それは良いとして、来客が来た時は外に出してくれないじゃないですか。どゆこと?」

 

「…私の顔で男がいたらみんな攻撃しちゃうからよ」

 

「寝取ったって?」

 

「寝取られる元がないわよ悪かったわね!」

 

「…ふーん」

 

ただわかったことはこの幻想郷とやらでは俺の知ってる美的感覚が真逆ということだ。

 

「…それも良いけどさ。霊夢さん、俺もそろそろ自立を」

 

「給料!」

 

「…ごめんなさい」

 

「まったく。いくらあんたが出来るからって怪我はするでしょ。そしたら紫になんて言われるか…それに宝物は傷付けずに取っておくものでしょ?」

 

「男は宝物として待つ側じゃなくて追い求める側でしょーが」

 

「この世界じゃそれが普通なのよ」

 

「…それはそうと俺の部屋なんか仕掛けた?」

 

「何を言ってるの?」

 

「いや、だから出れないんですよ」

 

「…?何を言っているの?宝物は傷付けずに取っておくものでしょう?」

 

「はぁ?何言ってんだあんた。出してー!ここからー!」

 

霊夢さーん!そんな虚な目で見ないでくださいよー!くすぐったいじゃないですかー!

 

「…あ、魔理沙が来たから閉めるわね」ガララッ

 

「おーい!?ちょっとー!?」ドンドン

 

「それでなーアリスがさー」

 

「おーい!来客の方〜!?魔理沙さーん!?聞こえますかー!?」ドンドン

 

「…なんか後ろうるさくね?」

 

そうだその調子だその調子で某名探偵少年みたいに閃いてくれ!

 

「猫飼ったからそのせいでしょ」

 

「なーんだそうだったのか」

 

おのれ博麗ぃぃいぃいいぃい!後ここに預けた八雲紫ぃぃぃぃいいぃぃい!

 

「おぉぉおおぉぉぉおぉぉぉい!」ドンドン

 

「…ま、全生物に嫌われる私たちの顔じゃ男捕まえるの無理だけどな」

 

「ん?どうやらそうでもなさそうよ?」

 

「そりゃどういう意味…まさかお前…作ったのか!?」

 

「んなわけないでしょ。紫に押し付けられたの」

 

「なーんだ」

 

「聞こえないなら全力で…ぬん!」バギィッ

 

「え」

 

「…チッ」

 

 

 

 

 

 




勢いで書いた。
反省はしていない。
でも僕のフェチなので許しを乞うつもりはない
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