終わりなきあべこべ世界   作:将軍

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10話の前置き大好き


14話

 

妖怪の山

 

「フンフフンフーン…圧倒的駄菓子率」

 

「養子さーん!あなたにお客さんが来ましたよー!」

 

「マジ?どなたでしょうかどなたでしょうか…」

 

俺にお客が来るなんて。世にも珍しい…摩訶不思議アドベンチャーも摩訶不思議と首を傾げるくらい摩訶不思議だ。ちなみにΖは好き

 

「こんにちは。いや、久しぶりかしら?」

 

「…人違いです!」ガラッ

 

「うわっとまったぁ!」グッ

 

「なんですか俺は八雲紫に客として来られる経緯も記憶もありゃしないっつうか力強い!」

 

「良いじゃないの私が幻想郷に招き入れたんだから」

 

「あんたの部下に犯されたのまだ覚えてるからな!」

 

「なんですって?」(フル装備)

 

「あんたはだぁっとれい!」

 

「すいません」シュンッ

 

「あのね!私はあなたに誠意のある謝罪をと」

 

「どうぞどうぞお構いなくお帰りください…!」

 

「ひどいっ!?」パッ

 

ガララッピシャッ!とそんな音を立てて閉まる。ようやく閉まりやがった。ていうかあいつなんか変な能力持ってた気がするけど無視だ無視。逃げろ逃げ

 

「こんにちは♡」

 

「クソがぁぁぁ!」

 

「そんなに嫌がらなくても良いんじゃない!?」

 

「いくら美的感覚があべこべでも性格だけは受け入れられそうにないですね…」

 

「鉛玉を口の中にくれてやるのでお帰りくださいお願いします!」

 

「いやひどい嫌われようね…泣いちゃいそう」

 

「泣いてもいいから!早く!お帰り願います!」

 

「酷くね!?」

 

「あなたの顔の方がクッソ醜くてものすごく嫌です」

 

「それってあなたの感想ですよね」

 

「…ひひっ…はっ…もういいや籠ろ…」

 

「布団に包まった!愛くるしい!」

 

「私がいちば」

 

「拒絶反応!」ピカーン!

 

幻想郷は基本何でもありだから某人造人間決戦兵器が使う拒絶反応も絶対に出来るっていうかできなきゃダメっていうか

 

「スキマ開示!ロック解除ぉ!」

 

「え?」

 

ドンガラガッシャーン!

 

「…すいません椛さん俺もうこの家出たいです」

 

「許しません」(フル装備)

 

「あんたいつまでフル装備なんだよ」

 

と、いうわけで。夜!

 

「…ダンボールで滑るアレできた」スーッ

 

と!いうわけでまた戻ってきました!夜の人里!

 

「あんま人いねえなぁ…って言いたかったけど普通におった。女ばかり」

 

「この人よお母様!」

 

「お前か!うちの娘を侮辱した安保は!」

 

「はぁ!?冗談じゃないよ!あんたんとこの娘さん侮辱する価値もないからね!」

 

「なんだとぉ!?」カチャッ

 

「お前武士だったのかよ!?」

 

とまぁ色々と逃げ回りながら眠気を誘われながら走り回り数時間が経ちようやく夜が明け朝を迎えた。あんなクソブスに一度も捕まらなかったのは偉い

 

「なんとかっ…かんそっ…できたっ…かぁ…!」

 

「…どうしたんですか?そんな馬鹿みたいに息切らして」

 

「馬鹿なのは事実さ…けほっ…ん?」

 

「あ、ごめんなさいこんな不細工が近くにいたら」

 

「いや、別にいいよ。ていうか居てくれ。金髪じゃなければそれで良い」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

「良いよ。俺は養子…まぁお前の名前は知らんが1日だけの付き合いだろうから、よろしく!」

 

「私は多々良小傘です!」

 

多々良小傘…純粋。かわいい。しかし性格は多分大妖精と同じ。賢いチルノとは違う。小傘≒大妖精>チルノで。

 

「…そ。見たところ妖怪…っぽいな。人間で髪の色が黒茶白以外なのあんま見ねえし」

 

「見たとしても巫女さんとか魔法使いだし」

 

「変な女だと思っていたよ…後から聞いたら魔法使いだの賢者だのなんだの…」

 

「よくありますよね…あ、雨降ってくるから傘貸しましょうか?」

 

「あんがと」

 

とまぁ傘は受け取らず結果的に相傘となったわけだが。人肌感じられるけど妖怪よな…ま、ええか。

 

「…あー、本当に雨降ってきた」

 

「信用してなかったんですか!?」

 

「出会って即信用できるか?」

 

「確かに!」

 

勢い良いなこの子…ていうかさっきから視線を横切る謎の空飛ぶ船はなんなの?何?今日なんかお祭りあった?てか船が空飛ぶの?それなんてガンダム?なんて超常現象?

 

「…ま、良いか。異変が起きても俺関係ないしなぁ…」

 

「え?異変?」

 

「船が空飛んでるじゃん」

 

「あ、ほんとだ」

 

こいつ本当に妖怪なのか?なんだ?ただのおかしな人間じゃねえのか?まぁ別に良いか…

 

「さて。何をしようか迷うけど」

 

「じゃああの船見に行こ!」ガシッ

 

「あ、おい待て空飛ぶなあっあっ待っあっ!」

 

聖輦船…なんて読むのこれ?

 

「とーちゃく!」

 

「…不細工がまた一人増えた」

 

「」グサッ

 

「おい、なぁ待てよ。泣くな。お前仮にも妖怪だろ。なんで言葉の一つであーもうなんでそんなに泣くの!?」

 

「男がいる…!?」

 

「うぇぇえぇえん!」

 

「テメェ何してくれてんだぁ!?」

 

「ヤクザかよ!?」

 

あのネズミ耳野郎嫌なことすんなよ…テメェの価値観で言ったらお前だって不細工に入るだろ。ていうかまたってなんだまたって。

 

「おいおい小傘。泣き止みなさい」

 

「不細工って言われたぁぁぁ」

 

「お前そろそろ良い加減にしないと船から投げ捨てるぞ」

 

「それは嫌だ!」

 

「お、泣き止んだ」

 

「…ふむ。どうやら1匹は妖怪だな…この船だけは事情あって渡せないんだ。お帰り願おう」

 

「どうしたんだいナズーリン…侵入者かい?」

 

「ああ一輪。どうやらそのようなんだ」

 

ナズーリン…ネズミ耳だがちゃんと現実に足つけて生きてる妖怪。頭いいらしいけど作者頭悪いから多分再現できない…

一輪…入道雲を部下にしてるみたいな言い方してるけど入道雲抜いたら赤ずきんちゃんの色違い

 

「私の紹介ひどくない?」

 

「…やべ。家出してきたばっかだから武器なんて一つも持ってないや…どうしましょう」

 

「負けたらどうなるんですか?」

 

「働いてもらう」

 

「こ、こんなところにいられるか!俺は帰らせてもらう!」

 

「幻想郷で男働かせたら重罪ですけど」

 

「え、そうなの?」

 

 

 

 

 

 

 




クッ!こんなところにいられるか!
俺の部屋に帰らせてもらう!
数分後…
うわぁぁぁぁ!

し、死んでる…!!
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