終わりなきあべこべ世界 作:将軍
これもうアレだな。とっておきの秘策「主人公君能力に目覚めちゃう」を使うしかないな。
え?忘れられっぽいのと忘れっぽいのは彼の体質ですよ?(無茶)
だーれが能力に目覚めるもんか。今俺はこの幻想郷のどっかに身を隠している。探知スキルがまさに化け物。さながら漫画に出てくる雷操る耳たぶのながーい神様だぜ。
「へへへ…流石に仏教はごめんだな。肉食えねえってのが一番きつい」
幻想郷のどっか
「ここまで来れば大丈夫だろう。さてさて寝るとしますか…ん?あれ、もう夜明け来てんじゃん…」
「…誰だ?お前」
「ん?知らん」
「いや知らないはおかしいだろ流石に」
「ああ、名前聞いてたのね。養子だ。以上、解散」
「んなわけあるか。魔法ぶっ放すぞ」
「ごめん許して」
魔理沙宅
「しっかし不思議だな。私の顔を見て吐き気を催すどころかじっと見返すなんて」
「そんなに不思議か?顔なんて人間の一部だろ。俺なんかその特異性ってだけですんごい好かれるんだからよ」
「そう言う奴がこの幻想郷にはいないのさ。お前ってあんまわかってないんだな」
「わかんなくてすまんかったなおい!」
「それじゃ、これからどうすんだ?人里だとお前…」
ああ、お前が思った通りだ。トラウマだらけで死ぬ。あと顔キモいし。無理無理、バイオハザードで「ゾンビと和解する」ってミッションがあったらもう諦めるくらい無理。
「…あんなのゾンビの巣窟だよ。外見どころか中身も汚い。さながら荒れきった大腸だよ」
「お前例えが汚いな」
「大腸が汚いとかお前どう言う思考してんだ?」
「…それは…その…」
「!お前まさか」
「いやいやいやいやいや!?なーんにも考えてないけど!?ただ、大腸って言うとアレがあるだろ!ほら!アレ!」
「アレ?…ああ、うんこか」
「そう。そのうん…ってスラっとよく言えるなお前」
「そう言う人間だからな。舐めんなカス」
「舐めんなカスとか言ってると殺すぞ」
「んじゃ、俺寝るわ。安楽椅子が欲しいけど」
「あー、丁度ここに」
「お、あんがと」
…安楽椅子って…キノコ生えるっけ…?そもそもキノコ生えたら安楽椅子って言うのかな…?安心できない…
「ん…なんかすごい眠気が…」
「え?あ、ああ!キノコ採るの忘れてた!」
「zzz…」
数時間後
「…い…い…タン!」パシンッ
「いでっ!?」
「おーい!起きたかようやく!このスカタン!」
「スカタン!?な、なんで!?」
「とりあえず、無事でよかった。無事で済まなきゃ霊夢に1週間追われる生活になるとこだった」
「そうか。それで安楽椅子のキノコは」
「全部取った。毒性の物はないはずだし、そもそもキノコないし。座ってくれ」
「あいあいさ…んっ…と。やっぱ気が楽だな…」
「…エロいな!」
「うんこを躊躇いながら言ったくせにエロいは普通に言うのか!?」
「なんだかこう…安楽椅子に男が座ると…トラウマとかで弱々しくなった男みたいな感じでエロい!」
「てめーさてはSだな?」
「霧雨魔理沙だからな!」
「お、そうだな」
この子娘に何言っても日本語で帰ってくる気がしない。さすればさっさと寝て会話を中断するに限る。
「zzz…」
「ん、寝たか…しっかしまぁすんごい体で…片足ふにゃふにゃするな…」
「くすぐったい!」
「うわっすまん!!」
「…あ、松葉杖がないんだった…」
「どうやってあそこ行ったんだよ」
「地面這いつくばって」
「お前頭おかしいだろ!?そんなやり方で怪我したらどうなると思ってんだよ!?」
「うわっ急に過剰に反応してくる…仕方ねえだろ。星蓮船とか言う性欲の集まりから逃げてきたんだから」
「お前異変に関わってたのか!?」
「だーかーらー!違うってば!」
「そうか、それならいいんだ。それなら…」ギュッ
「おばあちゃんのような温かみを感じるのは良いんだが当たり前のように抱きつくのかこの世界では」
「あ、すまん!嫌だったか!?」
「嫌じゃないけど」
「じゃあ良いだろ!」
「まず順序を踏めって言ってんだよ!」
「!?そ、そうか…雰囲気か…あの異変に巻き込まれなくてよかったな」ナデナデ
「いやだからそうじゃねぇって言ってんだろうがぁぁぁあぁ!」
「えぇ!?」
今時の女って全員こうなのか!?いやよくよく考えりゃ蓮子もよく頭撫でて来たな…メリーも。今時の女って全員こうだったのか…驚きだ。
「疲れた…」
「す、すまん…お詫びと言ってはなんだがキノコフォンデュを」
「チーズフォンデュだろ!?」
「一般はそうだけど私はキノコが大好きだから…」
「あ、そうなのね。ごめんなさい」
「いや、別に良いんだけどな!?」
「…しかし妙に眠い」
「そ、それは…」
「なんか心当たりあるの?」チラッ
「うゔっ!?」
「あるの!?え、うそぉ!?あるのかよ!?」
「…私がやりました」
「霧雨魔理沙テメェぇぇぇぇ!」
いや、でも今までの奴らと比べると「聞けばしっかり答えが返ってくる」と言う時点でかなりマシなのでは?
「ま、待て!だってあそこからここまで這いつくばってくるとなるとかなり時間がかかるだろ!?だから眠れるようにって」
「まさかの保護精神!」
「な!?わかってくれたか!?」
「うん、ありがとうございますです」
「なんか語尾が変だけど…食べてくれ!」
「あいあいさ」
霧雨魔理沙…一応この作品では可愛くしていくつもり。家に帰ると素に戻る子…だと良いなぁって!
「ん、うまい」
「本当か!?」パァァ
「すげぇ喜ぶな…」
霧雨魔理沙とか言う近代のなろう系では主人公にすらなれないタイプ
多分次回あたりで皆さんこの作品が大嫌いになると思います(^^)