終わりなきあべこべ世界   作:将軍

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その…下品なんですが…
奮起、しちゃいましてねぇ…


22話

 

博麗神社

 

「…博麗さん」

 

「何かしら」

 

「俺の腹の上に頭乗っけて寝るのやめてもらえます?」

 

「嫌だ」

 

…いやって言わずにささっとどいてくれ…腹の具合が悪く…ならねえけど。さてこれからどうしたもんかな〜…

 

「…散歩行こう!」

 

「良いけど死ぬわよ」

 

「やっぱやめておこう」

 

「…どうせ頭乗っけるなら身体乗っけても同じじゃね?」

 

「それはつまり誘ってるってことで良い?」

 

「いや待てそれは違う」

 

「…なんてね。ん〜」

 

「…布団をばさっと」

 

「ちょうどいい温度…」

 

「あとは枕で完成。お昼寝タイム」

 

「昼寝っていうか朝寝っていうか二度寝よ」

 

「確かに」

 

ポカポカ陽気なあれだけど一応朝なんだよね。朝からこれとは幻想郷の夏も温暖化が進むか…いやいや、考えるのはよしておこう。身体が重くなるだけだ。寝よ寝よ

 

数時間後…

 

「おーい霊むっ…」

 

「すぅ…」

 

「zzz…」

 

「三者三様みたいな寝息だな…起こさなきゃ酒が飲めんのよ〜起きてくれ〜」ツンッ

 

「んっ…んぁ?ああ、鬼さん」

 

「萃香だよ。霊夢起こしてくれる?」

 

「霊夢…あい、了解した…ばさっと」

 

「うっ寒っ…あら萃香」

 

「本当に起きやがった!?」

 

「で、なんの用?お昼寝してたんだけど」

 

「…とりあえずお酒」

 

「お酒?蔵にあるわよ」

 

「蔵?」

 

「自力で探しなさい」

 

「…わかった」

 

…反応が冷たく感じたのは気のせいだろうか…いいや、これ以上寝たら流石に頭が痛くなる…ってあんたまだ上に乗っかってんのかい

 

「降りて…立つから」

 

「ち○こが?」

 

「女の子がそういう言葉使っちゃいけません」パシンッ

 

「あうっ…叩かれた…」ジワッ

 

「あっすまん!すまんかった!許してくれ!ほれ、ハグだハグ」ギュッ

 

「…」ニヤリ

 

「泣き止んだか?それじゃ、立ち上がるから降りて」

 

「うぇーん」

 

「ごめんなさい!」

 

女の子って精神的に脆いのかね。それともあれか?外の男もこういう性格だったか?いや、人それぞれってやつか…

 

「…」ジーッ

 

「ん?」

 

「…パンツ見えない」

 

「何見てんだお前!?」バッ

 

「おーっす霊夢!怪我治ったから来てやったけどお楽しみみたいだな」

 

「んなわけ…」

 

「よー養子!」

 

「あ?お前俺のこと覚えてんのか?」

 

「当たり前だろ?」

 

「…ああ、養子って言うんだ」

 

「あんたは初めて知ったのかよ」

 

なんだかよくわからんがなんだかよくわからんのでとりあえずパンツを見ようとするな。こらズボンの隙間から見ようとするな…おい!?

 

「やめんか!」

 

「…魔理沙も養子のパンツみる?」

 

「ブフッ!?」

 

「何誘ってんだお前は」

 

全く酷いやつだぜ…と言いたいがそろそろ散歩に出たいぞ。運動とかもしたいし。さっきまで昼寝しとったやつが何言っとんだって思うがそう言うもんだ多分

 

「魔理沙…どっか安全な場所で散歩させてくれ。人里以外で」

 

「人里以外?」

 

「頼む…」

 

「それなら…多分あそこだな」

 

「あそこ?」

 

地獄のお花畑

 

「さぁ、花を踏み荒らさない限りは殺されないぞ」

 

「リスクに対してリターンがデカすぎる」

 

「さて行くぞ。まずは挨拶だな」コンコン

 

「…ああ、所有地ってやつか」

 

ガチャッ

 

「どちら様で…」ガチャッ

 

「おい、逃げるな」ガチャッ

 

「…謝るんで許してください、はい、本当に」

 

「魔理沙やめようぜもうこの人衰弱しきってるよ」

 

「幽香!ほら、優しい男だよ!」

 

「そんな語り口調じゃなくても」

 

「じゃあ良いわね」スンッ

 

「口調がすんなりと変わったなこのやろう」

 

「で…何かしら。お花見?」

 

「花見は春だろ。散歩しに来たんだよ。妖怪の恐れがないところに」

 

「…花を踏み荒らしたら殺すから。それじゃ」

 

風見幽香…ステータスがやべーやつ。この作品では厳しい男に絡まれるのを嫌がるために引きこもっている。友人などには素を見せる。知り合い程度にはスンッとした態度。

 

「…っと」

 

「随分と上手くなってきたよな〜」

 

「あたぼうよ」

 

さて今俺は松葉杖で畑の中を…ん?なんだ、あれ…え、なんですかあれ怖いんですけど…(恐怖)

 

「あのガサガサしてるのは何」

 

「うぎがゃぁぁぁあ!」

 

「テメェ殺すぞ」バゴッ

 

「…犬なのうさぎなのワニなのかはっきりしてくれ」

 

「今のは多分奇形だって理由から妖怪扱いされた人間だろ」

 

「マジかよ可哀想だな」

 

「ふぅ…貴方たちもやったらああなるから」

 

「ヒェッ」

 

「おうよー!」

 

こ、怖いです…とても…とてもすごく怖いでしゅ…踏みないようにしよう(決意)

 

「っしょ…っしょ…」

 

「お前二刀流松葉杖の方がいいんじゃね」

 

「それもう腕力だろうが」

 

いや、もうそれただの腕立て伏せじゃないすか。立ってやるアレ。まぁやったことないから知らんけど…そこまで行ったら車椅子じゃね?

 

「そういや魔理沙、お前の箒ってどんなこうぞ」

 

「残念だが企業秘密だから喋れないな!」

 

「企業秘密だったかぁ…」

 

「…ただ!魔法で動かしているとだけ言っておこう!」

 

「はえー魔法かぁ…魔法ねぇ…すげーな」

 

「おっと!女の前で女を褒めるようなこと言ったらそれは誘ってると受け取られるから気をつけろよ?」

 

「そう言う魔理沙は襲わないじゃーん」

 

「我慢してるだけだ」

 

「…え?」

 

…その時、ようやく気が付いたんだが、魔理沙さん…スカートがしっと掴んでなにかを堪えてるようでした…それに気が付いてからはすぐに帰って忘れることにしました。

 

博麗神社

 

「さてさて…寝るか」

 

「抱き合いながら寝ましょ!」

 

「欲望が見え隠れせずにただ見えてるだけってのは新鮮だな」

 

「いいでしょ!」

 

 

 

 

 

 

 

 




いや良くねえよ
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