終わりなきあべこべ世界 作:将軍
フレテハナラヌ
キオクダ
5・7・4
証明完了
博麗神社
「…紫、あんたそこでなにしてんの?」
「昼寝!」
「いや、養子に上から抱きついてるようにしか見えない」
「昼寝ったら昼寝なの!」
「ん…んんっ…あー…足ベットベトだ…」
「ほら、起きた」
「私と一緒がいいわよね!?」
「…誰だあんた?んー…今2時くらい?」
「まぁ大体。紫、あんたはいつまで固まってんのよ」パシンッ
「…あべこべだとこの胸も良いのかなって」
「残念だったな生憎俺は貧乳好きだよ」
ってなんで俺は最初っから自分の性癖を丸出しにしてんだよ。おかしいだろうが。暑さで頭がイカれたか…
「て言うか寝たのに疲れた…」
「上からのしかかりされたらそりゃあ」
「のしかかりってなによ!?」
「…うーん。松葉杖がないと立てないってのはなんとも」グテー
「今気がついたあんた寝たまま話してたのか」
「足は誰にやられたんだったかな」
どうせウスバカゲロウとかにやられたんでしょうな。て言うかウスバカゲロウってなんだよ
「そんなことより!博麗神社改装の日よ!」
「…改装したらどうなるんだ?」
「て言うか巫女である私にすらそんな話聞いてないんだけど」
「…開戦の笛ならして良い?」
「待ってなんで持ってるの?」
「お土産」
「あんた帰る家ないのに…?」
「蓮子とメリーと俺とでシェアハウスしてたのさ。あの頃の蓮子達は可愛くて普通だったのに…先輩悲しい」
「だってよ紫」
「待て原作でメリーとの関係が全く明かされてない私に対してなんでそんなこと言うの?」
「プッ…紫色の服と金髪で髪の長さを省けば同じようなもんなのにね」
「…どうでも良いけど言葉にしづらい乙女の喧嘩は辞めてもらおうか」
よくよく考えりゃこれメガホンだ。かっとばせー!ってな。外からの遺留品…ん?俺まだ死んでないぞ?外の世界も死んでないぞ?じゃあ遺留品は違うか。蓮子とメリーそれぞれのツーショット写真ならここにあるけどな…?て言うか撮った記憶がねえしツーショットっていうんだっけ…?
「ん?どうしたのその写真」
「いや、なんでもない」スッ
「…なんで?」
「見せるものじゃないから」
「そう。それなら仕方ないわね。霊夢…」ボソボソッ
「?…なるほど」
「それじゃ、頼んだわよ」
「頼まれた」
「…賄賂?」
「んなわけあるか!」
その夜
「…zzz」
「起きないでね…起きないでね…これがそのバッグ…写真はあれね…ツーショットってやつ。紫、聞いてるの?」
「ちゃんと聞いてるわよ」ボソボソ
「…それでこの人形は…?」
「随分とボロボロねぇ…他人の物だから捨てれないけど」
「それと…あら、虫取り網の魚版」
「釣れた魚を網で取るやつね」
「そしてこれは…」
「…メモね。どれどれ…『↑↑↓↓←→←→BA』…コナミコマンドかよ」
「よう懐古厨」
「殺すわよ」
「…んで、これは…写真?しかも…結構古いわね。赤ん坊が写ってるわ」
「母親に…兄弟かしらね。家族?」
ふむ。少し騒がしいから目を覚ましたが…なにしてんだこいつら。っていうかなんで俺のバッグ漁ってんの?おかしくね?俺のそのバッグは旅行に出かける時に使うクソデケェバッグだけどさ。なんでそんなに漁ってるの?
「お二人とも、なにをやっておられるので?」
「!?」ドキッ
「!?…あ、あら起きてたの?それなら一言くれれば」
「なにやってたんですか?」
「…」
翌日
「チッはぁ…」
「…」
「舌打ちの上にため息…かんっぜんに嫌われた…」
「嫌ってないですよ。ただ元の評価値に戻っただけです」
「嫌われてるじゃない!?」
「…なんで私まで…」
「魔理沙にも同じような罰を受けやがれってんだ」
「霊夢…お前なんか口調荒くないか?」
「良いでしょ別に…正座耐久60時間くらい余裕よ」
「すまん俺そこまでは言ってないんだが」
「あら?」
「50分だって言ってんだろ」
「…そうだったかしら?」
この博麗の巫女は異変解決してるらしいけど本当に異変解決してるのだろうか。実力でねじ伏せているのではなかろうか。
「さて…そろそろ10分だな。魔理沙、茶飲むか?」
「お?それはそれは…足が痺れて動けん…」
「…博麗さんだけ増やしてやろうかな」
「なんで!?」
「…20分追加で」
「」ガーン
「ほれ、茶葉はないからとりあえず爽健美茶飲むか」
「…ソウケンビチャ?」
「八雲さんに持ってきてもらった。美味いぞ」
「なんとも爽やかそうな名前だが…少ししょっぱいなこれ…」
「ん?そうだったか?じゃあ口直しに…酒」
「レッツゴー酒インターナショナル!」ゴクゴクッ
「と思わせておいて甘酒」
「ちくしょう!」ドンッ
「…ワロス」ハハッ
こいつも結構子供だな…いや、子供が酒飲んだら色々とやばいんですけど。この幻想郷ではそんな法律ないみたいだぁね。
「ったくよー…でも美味かった」
「そうだな。コーラの味がする不思議なコップで炭酸水飲むか」
「なんじゃそりゃ…!?泡立つ水なのに味までついている…だと…!?」
「なんてな。ただの泡立つ水だ」
「今この場で男に対して攻撃してはならないというか法律がなければお前を幻想郷の果てまで連れて行ってやったところだ」
「そりゃ怖い!」
「…クッ…いじられるなんてうらや…けしからん」
「紫、あんたがけしからんって言うと羨ましがってるように聞こえるから辞めてくれる?」
「え?」
クッキーよりもクッキーが好き