終わりなきあべこべ世界   作:将軍

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吐き気を催す邪悪とは!
以下略


第33話

紅魔館 図書館

 

「…さて。人生うんたら本で…人間関係っと」

 

「こあ、あの人たちは?」

 

「図書館の利用者です♪」

 

「何言ってんだか」

 

…やはり同じような体験をしている奴は少ないのか。人間恐怖症に近い…が、そこまでではない…と言ったところだろうか。

 

「本じゃやっぱりわかんねー…ん?」

 

「この漫画面白い!」

 

「この本がいけないのか!この本が!」バシッバシッ

 

「わかさぎ姫よ、人魚姫にまつわること開いて何を…ああ、肉食えばってやつね」

 

「全くもう失礼しちゃうわ!」

 

「あのね…あなたたち、ここは図書館なの。男だろうがおん…男?」

 

「男ですよ」

 

「…例え男だろうが女だろうが静かにしてもらうわよ!」

 

「りょ」

 

「すいませんねパチュリー様ったら面倒だから」

 

パチュリー…動かない図書館。普通の図書館も動かない。運動音痴ではなく喘息持ちで、全開パワーだと裏ボス並みになってるらしい。常に喘息であれ

 

「パチュリー様ねぇ…なんだかめんどくさそうな名前してるな」

 

「プッ…wあ、お、おほん!それで、静かにしていただけますでしょうか?」

 

「OK」

 

「あはははははは!」

 

「こいつは例外だ」

 

「…わかりました…」

 

パリーン!

 

「!?」

 

「きたな霧雨魔理沙ぁ!」

 

「…えっまた?」

 

ヒュヴウゥゥゥゥゥゥ!と風切り音がする。うるさい。本読ませろ。しかし霧雨魔理沙…聞いたことがあるようなないような。わからん!

 

「…あった!これだ!って過食症かよ…」

 

「過食症?」

 

「ご飯を食べすぎて支障が出ちゃう人。食べた後にトイレに流しちゃったりする症状のことよ」

 

「もったいないねー」

 

「でしょ?でもそうしないと落ち着かない人がいるってこと」

 

「へー」

 

「ま、みんながお前みたいに能天気にポジティブになったら明るくなる代わりに道は崩壊の一筋の道だろうな」

 

「むずかしー」

 

「でも、私たちも精神面を考えないと厳しい時代になったわよねぇ」

 

「いや、知らないが」

 

「せいしんめん?」

 

「…こいつらに聞いた私が馬鹿だった」

 

「おい待て撤回しやがれ」

 

そろそろ時間だが…博麗神社に戻ってもなぁという感じだ。もう巫女さんの顔を思い出せない。相手も覚えていなかろう…

 

「記憶力って悲しー」

 

「辛いよねーやめたいよねー」

 

「明日寺子屋の宿題があるぅ…」

 

「…寺子屋なぁ…寺子屋…?」

 

「どうしたの?」

 

「なんだか吐きそうか!?ビニール袋か!?」

 

「此処、学校あるの…!?」

 

「そっち!?」

 

「いや失敬。だって教養のねえ奴らがそこらへんに地面のように転がってるから…」

 

「言いたいことはわかるけども」

 

「うーん…わからん!」

 

「お前は本能で戦ってんのか知力で戦ってんのか」

 

「氷属性だから…賢さ?」

 

「じゃあ水属性はなんだよ…」

 

そう言いつつこれまだ1000文字じゃねえかと驚きを隠せない作者がいるのは内緒。ていうかここのチルノさんかなり出来が酷くないですかね。こう、頭とか諸々…なんでですかね。わかさぎ姫に聞いてみましょうか。

 

「…ねぇわかさぎ姫ー」

 

「はいなんでしょう!?」ビッチビッチ

 

「尻尾振り回さないで」

 

「あ、ごめんなさい」

 

「…こいつはなんでこんな教養が無いんですかね」

 

「生まれて数百年その性格で生きて来たからじゃないですかね」

 

「ほーそうか」ナデナデ

 

うーむ聞いてもよくわからん。どっかの黄色い寝たらイナズマる人みたいだ。いや、わからん。

 

「というか…ぜんっぜん話進まねえな。大体心情としては人間恐怖症が近いのに吐くとかは書いてねえんだぞこの本」

 

「人間恐怖症なら妖怪の山に行けばいいもんね」

 

「妖怪の山…名前からして嫌な香りがする」

 

「なんでだ?文とかいい人だぞ?」

 

「俺からしたらストーカー集団だよあの山は…」

 

「あ、あはは…」

 

「むー!納得いかない!連れて行く!」

 

「やめろ!!」

 

…この妖精を連れて来た俺が馬鹿だった…なんで連れて来たんだよ俺…逆に疲れが溜まったよ俺ぇ!

 

「…疲れた。少し寝る」

 

「そうしましょうか」

 

「本読んでたら頭が痛くなって来たよ」

 

「おやすみzzz…」

 

「寝るの速いなぁ」

 

「zzz…」

 

「おやすみすら言ってない」

 

それから数時間後…

 

「んっ…あー…!起きた…さて。本の続きを」

 

「待ちなさい」

 

「…どちら?」

 

「私はこの館の主人。レミリア…まぁ名前だけでいいか。あなた…そのまま行くと、破綻の運命を辿るわよ?」

 

「破綻…破産?すまんが俺は破産するほどの財力も権力もないが」

 

「警告してんのよ」イラッ

 

なにやら俺はこのまま行くと死ぬらしい。え?ん?つまり…どゆこと?わ、訳がわからんぞ!!

 

「…そ、知らん知らん。俺は警告されても無駄な人種なんだが」

 

「そうね…あなたは最終的に誰からも認知されなくなる。大事な部分を自分で潰すからかしら?」

 

「なんならここで抉り取ってやろうか…」

 

「え、待ってなんでわかるの?」

 

「目隠しして顔を見えなくした時、誰も俺を忘れていなかったからな。まぁもう忘れてるけど」

 

「…なによそれぇ!?」

 

「図書館では静かに!」バゴッ

 

「あぶっ」

 

「…ゴミだな」

 

さて占いのようなことをした主人さんは置いといて。果たして目玉を抉り取ったらそんな認知されないものか?

 

「…言っておくけど、レミィの占いは100%当たるわよ。注意したほうがいいから」

 

「…マジかよ目玉抉り取ること前提じゃねえか」

 

「ま、少しだけなら操ることだってできるのよ。転ぶのを転ばないにしたりとかかなり地味だけど」

 

「所々小さい関節つけて曲がる…蛇以上に嫌な生き物だな」

 

「運命に住み着く生き物だから、困ったわねぇ」

 

「…あんたは本の虫でしょうが!」

 

「静かに!」

 

 

 

 

 

 




寝落ちしたけどこれ予約投稿なのよね!
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