終わりなきあべこべ世界   作:将軍

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投稿時間間違えちゃった♡
能力に影響されない子ほんと好き


8話

紅魔館

 

「…脱出したいけど目が見えん」

 

「うぃー!」

 

「うーむ俺の部屋はなんでこうも人が窓を破るのか」

 

「あれ!?久しぶりだね!なんでこの世界にいるの!?」

 

「あ?誰だよお前…えーと…ん〜…?」

 

「覚えてないの?私、蓮子だよ!」

 

「蓮子…蓮子…ああ、思い出した思い出した。うん、思い出した」

 

「…てかなんで目隠ししてるの?」

 

いや、覚えてないの?って素振りから俺がここに来る前の人間だと思うんだがなんでここにいるの?

 

「私の夢の世界なのになー…」

 

「どゆこっちゃ」

 

「とにかく、久しぶりですね!急に大学から居なくなったから心配したんですよ?」

 

「…ああ、完全に思い出した。お前か。顔覚えてないけど」

 

「酷いですね!」

 

思い出した。大学の後輩だ。京都にいた時だっけ。そうなるとなんでここにいるのかを聞きたくなってしまう男の子だもん

 

「私ね、あれからなんでか大学内でいじめられちゃいまして」

 

「そうか。俺なんか大学から居なくなったことにされてんだぞ」

 

「一緒ですね。でもメリーがいたおかげで自殺までは行きませんでしたよ。めげずに大学行ってます」

 

「そうか。そりゃよかったな。で、お前の相方のメリー…だっけな。そいつは今いるのか?」

 

「えと…メリーがこっちに来てるんですよ」

 

「???」

 

メリーって確か俺の知ってる奴だと常識人で心配性な子だと思うんだが…?果てよくわからんなこいつは。

 

「なんでも良いからこの館から出してくれ。周りが見えんから迂闊に歩けない」

 

「良いですよ…そういや先輩って何歳でしたっけ」

 

「お前らと出会ったのがもう二十歳過ぎだったから…ここに来たのは25歳だろ。それから何日が経ってんだか…一年は経った気はする」

 

「そうだったんですね。ちなみにみんなから忘れられてもパソコンのデータには忘れられてなかったですよ」

 

「話の切り替えがマリカーで一回転するくらいなんだがどういうこと?」

 

「先輩が突然消えたから探してたんですよ。メリーと一緒に…偉いでしょ?」

 

「はーもうわけわかんねぇな。とりあえずこのでかいベットから立つから肩貸してくれ」

 

そういや蓮子って扱いが面倒な奴だったな。子供っぽくて撫でられるのが好きで…幼稚園児だなこれ。頭は俺より良いのに…

 

「?おい、布に何当ててる?」

 

「ハサミです。布切れば顔見れますからね」

 

「…やっぱお前面倒くさい女だな。立ったからまず肩を貸してくれよ」

 

「わかりました!」

 

なんだろうか。元気いっぱいなのは良いんだがどうしてもフン○リケ○タリが流れてくるのは何故だろう。いや、あれは元からああいう歌だったな。

 

「っと。やっぱり不安だな。お前頭はいいのに性格が子供っぽいから…って大学の時毎回言ってたか」

 

「毎回言われてましたよ!んじゃ布切りますね!」

 

「頼むわ」

 

さてこの館にぶっ飛んでから何日経ったのかを見定めましょうぞと。

 

「ちょきん!」

 

「掛け声おまえ古いよな…よし、バッチリ見える。んじゃ脱出じ…ここって何階?」

 

「それはわからないけど目測10mはあるかな…」

 

「お前怪我しなかったか?」

 

ていうかここ10mあったとしてお前どうやって窓割ってきた?魔法使いか?空飛べる?舞空術使えちゃうパターン?

 

「ちなみに!はしご使って登りました!」

 

「そのはしごは?」

 

「…倒れてますね」

 

「ハハッ誰か助けてクレメンス」

 

「ですがここは私にお任せを!これでも山登りの経験ありですから!富士の樹海に行ったこともありますし!」

 

「お前怪我しなかった?ほんと危険だからやめような?」

 

「さて行きますよ二郎先輩!」

 

「だからお前俺は養子だって言ってんだろ!」

 

なんでこいつは俺のことを覚えている上にあだ名すら記憶に残してんのかな。記憶力そんなすごいのかなこいつ。

 

「よし…じゃあおんぶしていくんで捕まっててください」

 

「頼む…ん?これ誰かに見られたらドッキングしてるように見えないか?」

 

「知りません」

 

今なんかこいつ冷たかったぞ。でもメリーも俺のこと覚えてんのかなぁ。懐かしき大学の思い出が蘇るぜ…蓮子に名前付けられた記憶しかねえや

 

「…一人だと楽なんですけどね…!」

 

「大丈夫か?マジで無茶はするなよ?」

 

「先輩私のこと好きなんですか?さっきからすんごい心配してますけど」

 

「俺は無茶をしてクライミング中に腰の骨折った奴見たからな。後遺症でやばいことになったやつもいるからな」

 

「やっぱ先輩私のこと大好きなんじゃないですか」

 

「誰がお前なんか好むか」

 

グダグダ言ってるうちに下り終えた。蓮子が疲れたと寝転ぶが疲れたって程度じゃ済まなかろう。

 

「…蓮子、早く人がいる場所に行くぞここじゃ死ぬかもしれん」

 

「そう言うわけには行きませんよ」

 

「お前はポケモンの対戦不可避トレーナーか」

 

「あれ害悪ですよね!」

 

「…そこの不細工、彼を離しなさい」

 

「嫌です。ようやく見つけたんですから」

 

「何言ってんだお前気持ち悪いな…腰から拳銃!」スッ

 

「これは…戦うってことでいいのかしら?」

 

「俺自身人殺しは初めてだ」

 

「先輩いつ拳銃なんか買ったんですか?」

 

「Amazonで売ってた」

 

「嘘でしょ」

 

さて…これ自殺用に買ったから1発しか弾ないんだよね。流石に後輩の前で恥ずかしいことは出来んから…

 

「では、削ぎ落とさせてもらうわ」パッ

 

「折り畳み式スナイパーライフル装備!」

 

「マジでどこから買ってるんですか!?」

 

「Amazonで20万でモデルガン売ってたからね。拳銃は男のロマンよ!」バーン!

 

「今度は逃げれないようにしな」

 

「はいそこぉ!」ブンッ

 

「うわっ危なっ!?」

 

「急に野蛮になったわね…」

 

 

 

 

 

 

 




せ、戦闘シーンがあるだって!?そんな馬鹿な!?
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