【注意】
・結構原作崩壊しています
・うずめとくろめが仲良しです
・キャラ崩壊してる部分が多数あります
・ただビュンビュン書いただけなのでめちゃくちゃに駄文です
「何かないかな……。お、シュークリームがあるじゃないか」
冷蔵庫を漁るうずめ。小腹を満たすためのおやつを探していた。
「ちょうどいい。甘い物な気分だし、これにしよう」
うずめはシュークリームに手を伸ばした。その手にもう一つの手が重なる。驚いて手の方を見ると、色以外はうずめと瓜二つの存在、暗黒星くろめがいた。
「どうした、『オレ』」
「何、おやつを食べようと思っただけさ」
「……こっちじゃダメか?」
適当に冷蔵庫の中の物を指さす。うずめが指した先には卵があった。
「生卵はおやつにはならない」
「そうかい」
「甘い物な気分なんだ。どうかな、譲ってはくれないか?『俺』」
「生憎オレも甘い物の気分なんだ」
「生卵も甘いかもしれないぞ?」
「な訳ねーだろ」
お互い引くつもりはないようだ。
「このままじゃ埒が明かないな」
「オレに譲ればいいだけじゃないのか?」
「まぁまぁ、こういう時はアレに限るだろ」
「アレ?」
くろめは右手を力強く握った。
「ジャンケンだ」
「ジャンケン?」
「なんだ、こっちの方が良かったか?」
くろめは左手で右手の指をバキバキ鳴らした。
「いや、そうじゃないけど……意外で」
「そうか。でも良いだろ?これなら公平かつ穏便に事を収めることができる」
「まぁ、そうだな……。よし、乗った」
うずめとくろめは冷蔵庫を閉め、向かい合う。お互いに右の拳を差し出す。
「いくぞ」
「あぁ」
「「さーいしょーはグー!」」
「「ジャーンケーンポン!!」」
うずめパー、くろめチョキ
「俺の勝ちだな。じゃあシュークリームは俺が……」
「待て」
うずめはくろめの腕を掴んで止めた。
「あん?」
「三回勝負だ」
「うわ……」
「三回勝負だ!」
「往生際が悪……」
「三回勝負だっ!!」
「ゴリ押すな!」
くろめはうずめの腕を振り払った。
「ガキかよ……」
「女神だよ」
「女神としてのプライドはどこだよ。零次元の果てに落としてきたか?」
「プライドはここにある」
「冗談だと言ってくれ」
くろめは頭を押えながら大きくため息をついた。
「まぁ、良いよ。あと二回だな」
「本当か!?」
「あぁ。あーここでこんな素晴らしい対応、俺って大人だなぁー」
「うし、やるぞ!」
(スルースキルはあるんだな)
再び拳を差し出す。
「「さーいしょーはグー!」」
「「ジャーンケーンポン!!」」
うずめグー、くろめチョキ
「よし!」
「へぇ、面白くなってきたな」
くろめはニヤッと笑った。
「せっかくだ、もっと面白くしようぜ」
「?」
「俺は次、絶対に……パーを出す」
「なっ……!?」
(信じるか……?でも『俺』の事だ、絶対パーは出さない……と思わせておいて出すのか……?)
(ガチで悩んでる……。おもしれー女神)
本気で葛藤するうずめを見てくろめは楽しんでいた。
三分後……
「よし、いくぞ!」
「遅かったじゃないか……」
「待たせすぎたな! だがもう迷いはない!」
「そうか。じゃあいくよ」
「「さーいしょーはグー!」」
「「ジャーンケーンポン!!」」
うずめグー、くろめパー
「……」
「俺の勝ち」
「……」
「なぁ、今どんな気持ち? 自分で三回勝負にルール変えてそれで負けてどんな気持ち???」
「…………」
おやつ程度でここまで落ち込むのか、というくらい落ち込んでいる。流石のくろめも少しだけ罪悪感を感じてしまう。
「はぁ……ったく」
くろめは冷蔵庫の中からプリンを取り出し、スプーンと一緒にうずめに投げた。
「これ……」
「冷蔵庫の奥にあった。今回はそれで我慢しろ。今度買ってきてやるから」
うずめの表情が明るくなる。
「し、仕方ないなぁ。今回はプリンで我慢してやる」
うずめはプリンの蓋を開けてプリンを食べ始めた。
(楽しかったなぁ。やっぱ暇つぶしはこれに限る)
くろめはシュークリームを食べながらコソッと部屋を後にした。
「海男ー! 私の為に取っておいたっていうプリンは!?」
「おかしいな……確かに冷蔵庫に入れて置いた筈なんだが……うずめ、何か知らないか?」
「えっ……し、知らないなぁ……」
「ははっ、なんか面白いことになってら」
こういう関係のうずめとくろめも良いなぁって思いながら書きました。仲良しであれ