続かないし、自分の妄想垂れ流しただけなので、続きは書かないですしありません。
「やっば!遅刻じゃないですかぁぁぁぁ!!」
とある少女が大声を挙げて階段を降りていく。
「ちょっとお母さん!なんで起こしてくれなかったんですか!」
少女の叫びに母親はなんて事ないように、「これからは一人でも大丈夫なんでしょ?」とにやにやしながら答えた。
その答えに、少女は「それは…」と呟くと同時に罰の悪そうな顔で頬を掻く。先程母親の言葉は少女が女学院に入学決定の際に言った台詞なのだ。
「それより早くしないと、遅れるわよ。はい、トースト」
「はっ!いけない。行ってきます!」
少女はトーストを口に加えて走る。
「まったく。あの娘は…それにしても、行光…か。血は争えないのかしらねぇ?」
母親は自分の娘の後ろ姿を見ながら、そう呟いた。
「モグモグ…」
少女がトーストを食べながら塀の上や屋根の上を走る。
巫剣女学院に入学する前に検査があり、それに適正があれば、過去の巫剣の力を手に入るのだ。少女の適正は【不動行光】。巫剣の力があれば塀や屋根の上を走るぐらいは簡単にできるのだが…それをやって良いかどうかは別である。
「こらぁ!そこの巫剣女学院の生徒!屋根の上を走らない!」
急な声に少女は驚くと同時に屋根からバランスを崩し始める。
「い、いかん」
その声の主は爪を使って少女の服を引っ張ろうとするがうまく行かず、そのまま一緒に落ちてしまう。
「「うわぁぁぁぁぁ」」
二つの声が重なりながら下に居た人の上に落ちてしまう。
この後その人の大怪我で救急車を呼んだりと大騒ぎになる。
「ほんっとぉにごめんなさい」
「ま、まぁ、私は大丈夫でしたので…それに君みたいな巫剣女学院の生徒さんを助けられたなら良かったと思うよ」
少女の謝罪に困った表情で下に居た人は答える。
「そ、そんな。私が遅刻しそうだから屋根の上を走らなければこんな事には…」
「そうじゃのう。確かに御主があんな場所を走らなければ、こやつも怪我をせんかったろうな」
少女の言葉に巫剣女学院の上級生の生徒が答える。
「ごめんなさい」
「まぁまぁ。えっと…」
「わしか?烏丸(からすま)じゃよ。烏丸 藍(らん)。巫剣女学院の生徒会の一員でのう、こやつのように巫剣の力を悪用していないか確認しておったんじゃが…」
「な、なるほど。しかし別に彼女の場合、悪用はしていないのでh」
「巫剣の力を遅刻してるからと言う事で使うなど、私的利用じゃろう。そんな事をしていては他の者達の示しにならん」
烏丸の言葉に、少女は「はい」と呟くと落ち込む。
「ところで、君の名前は?」
怪我をした人はそう、落ちてきた人に尋ねる。
「私は、不動 幸(ゆき)と言います。本当にごめんなさい」
「ゆきちゃんか。かわいい名前だね。私の名前は…」
この時彼女達は知らなかった。
この不動行光の少女と怪我をした人との出会いは必然であり、巫剣使いと一緒に禍憑を討伐する運命になることは。
「おばあさん。娘の幸はあなたのように、良い出会いがあるのでしょうか…」
続かない!