FALSENESS TALE   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。
あらすじにある通りの理由です。何とかこれは完結させたいです。


転生…転生?

あー、何でこうなった。

展開が早すぎてあれだが、言おう。

死んだ。

 

トラックに轢かれた。

 

死に方までベッタベタとは、何とも言えないがなぁ…まあ、最悪そこはおいておこう。

 

「…………」

 

「?どうしたの?()()()()()?」

いやダレキミ?

 

いや、異世界転生とか洒落にならんから止めてくれぇ。プラスしてこの子の兄ですか?知らねぇぞこんな子。つーかこの子誰だよ。そしてここどこだよ。今いつだよ!もっと言えば俺誰だよ!

 

 

…いや、ちょっと待て。さっきまで若干(若干どころじゃない気もするが)錯乱してて分からなかったが、この子、Frisk(フリスク)っぽくね?Undertaleの主人公の。

なんか見覚えあるシャツ着てるし。めっちゃ糸目だし。ほっぺが餅みたいな…それは関係ねえか。

 

いや、ないと思うが…わけわからんことが続いてる現状だ、試しに呼んでみるか。

 

「あー、フリスク」

 

「?どうしたの?」

いやマジかよ合ってたわ…どうなってんだ。

見た目は…10、11歳位か?…いつEbot(イビト)山とか行く気なんだろ。

 

「…お前、イビト山って知ってるよな?」

 

「?知ってるけど何で?」

あれ、まだ行こうとはしてない系か?

 

「あぁいや、なんでもない」

 

「?変なのー」

それなら…いつ辺りに行くことになるんだろうか?というかUndertaleの中って確実に外国だよな。どこ産のゲームだったか…イギリスだったかアメリカだったかは忘れたが、テキストは基本英語だったはず。その翻訳版が出回ってたって感じっぽかったし。

 

……どうしよう、俺英語話せねえんだが。

 

話せるのなんか中学英語辺りで怪しいぞ…いや、でもFriskとの会話は日本語でいけてるし…どうなんだろ。なんか自動翻訳機能みたいなのが付いてたりすんのかな。

まあ…そこはおいとくか。とりあえず他には…親は、いないみたいだな。あれ、外に出てるor俺が親代わり、どっちだろう…まあ一人暮らししてたから家事はできるけども。

まあそれは後々わかるだろ。それより大事なのは俺の名前なんだが…あ、こんなところにちょうどいい感じのカバンがあったわ。名前とかどっかに書いてたりは……うん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         『Gaster(ガスター)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………うん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         『Gaster(ガスター)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………いや、ちょっと待とうか。

これは洒落にならんぞ。異世界転生とかよりもっと洒落にならん。いや、まあ同姓同名なんてよくある話だ。うん………いや、流石にこれはねえよ…。

 

一度顔を洗いに洗面所に来た。で、洗面台の鏡を見てみる。

髪はちょっと長めの黒…目がちょっと茶色がかった金で身長は…大体180位か?歳がどれくらいか分かんねえが…多分大体20代前半辺りだろ。

服はFriskのやつと同じ配色で線が一本バージョンのやつだな。

…誰も殺してないし、LOVEもEXPも取ってない…はずだよな?

 

とか色々考えていると、電子音みたいな音がして目の前にパネルが出てきた。

 

Gaster

 

LOVE 1

EXP 0

HP 150

ATK 70

DEF 1

 

…ステータス画面ってか?

…あれ、LOVEが1なのにHPが150、ATKが70もあるんだが。…何かすごいインフレ起こしてんな……ま、当然不殺ルート行くし、ATKは使わねえだろうから70でも100でもいいんだが、DEFが1なのは痛いな…まあ、とりあえずはいいか。

…うん…どうやりゃあこのパネル消えるんだ?×印みたいなのは無い系か?…あ、何か腕振ってたら消えたわ。

そんなことをしながら一度部屋に戻る。

と、その時思い出した。

いや、思い出した、っつーのも変な感じだな。

俺は確かに、Gasterとしてこの世界に生きていたのだ。その前世?的な感じなのか、それがあのトラックに轢かれた記憶だ。まあ何が言いたいかっつーと、さっき俺はこの世界に来たみたいに言ったが、そうじゃなくて元々ここで生きてたところに、前世の記憶が蘇ってきた、って感じなのが正しいわけだな。

 

「…はぁ…」

にしても情報量が並みじゃねえな。

そう、俺はGaster。去年に両親を事故で亡くして、妹のFriskと今この家に住んでる。俺自身は今はアルバイトで繋いで定職を探してる感じだな。正直、父さんと母さんの遺産と今のアルバイトの給料でカツカツな感じだ。幸い…と言っていいのかは分からんが、家のローンは残ってないからそこの支払いをする必要がないのはまあ良かった。

あと、俺割とシスコンだったっぽいわ。いや確かにFriskめっちゃかわいいなとは思ったけど。フィルター補正か。

とかなんとか色々情報を整理していると…

 

「お兄ちゃーん」

 

「?ああ、フリスク。どうした?」

ドアの向こうでFriskの声がした。

返事をして開けてみるとちょっとだけもじもじするFriskがいた。うわ、何この可愛い生き物。

 

「いや…明日休みだし、ハイキングでも行かないかなーと思って…」

 

「…ハイキングか、良いんじゃないか?」

…まさかとは思うが…

 

「じゃあ、準備しててね!」

と、Friskは元気よく扉を閉めて多分準備に向かった。

怪我するなよー、と呟くように言ってから、少し考える。

 

「…まさか、イビト山じゃねえよな…?」

…念のため色々準備しとこうか、可能性はゼロじゃない。まあ主には食べ物…と一応武器もだな。

この世界はUndertaleの世界で間違いない。Ebot山だって存在してたし、Friskだっている。…こちとら原作を知ってるんだ、絶対悲惨にしてやるものか。




一話短めでいきたいです。
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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