Snowdinへ行きます。はい。
あ、そういえばサブタイトル、しばらく英語です。かっこいいと思うから。以上。
では、本編どうぞ!
「ええ、分かっているわ。一生ここで暮らすなんて、あなた達は嫌よね…。
慣れてしまうと遺跡はとても狭い所だもの。ここは、あなた達にとって良い環境とは言えないわ。
…だから、私の望みも…寂しい気持ちも…心配も…あなた達のために今は全て、忘れましょう」
目の前でTorielさんが話す。
「……………」
「どうしても出ていくというのなら…私はもう止めません」
「トリエルさん…」
「でも、この扉の外に出たら…二度とここには戻らないこと。どうか分かってちょうだいね」
Torielさんはそう言うと、振り向き、俺とFriskを抱きしめた。
やべえ、これめっちゃ恥ずかしい…。
「…ママ、大丈夫だよ。絶対また会おうね!」
「……ふふ、ええ。ありがとう」
少し、柔らかく笑いながら、Torielさんの目には涙が浮かんでいた。それを隠すように、Torielさんは走り去っていった。
「…よかった」
「…ああ。さ、行くか」
心の底からような声で安堵するFrisk。やば、やっぱ天使かよ…
まあ、そんなことを考えながら色の変わる長い廊下を廊下を歩いていき、はい、ご登場。みんな大好き糞花君である。
「なるほどね。感心したよ。キミ達、自分達ではうまくやったつもりでしょ?」
「…………」
ひとまず話を聞いておこう。口を出すのはその後だ。
「でもこの世界では殺すか殺されるかだ。
たまたま自分のルールが通用したからっていい気になるなよ。たった1人の命を救ったからってさ。フフフ…」
「…ふん。それがお前に当てはまらないとも限らないだろ」
ごめんやっぱ無理。
「…は?」
「お前の言ってる
「…ふーん。ま、さぞかしいい気分だろうね。確かに、キミ達は今回誰も殺さなかった。
だけどさ、もしも殺人鬼に出くわしたらどうする?そいつに何度も何度も殺されて…とうとう心が挫けたら?その時はどうするの?
イラだちに任せてそいつを殺しちゃう?それともこの世界を完全に見捨てて…
…ボクに支配させてくれる?」
また凶悪な顔になるFlowey。
ふと後ろを見るとFriskが若干顔色を悪そうにして腕をぎゅっと握ってきた。このパックンフラワーめ。どうしてくれようか。
「…やなこった。それに、心が挫けるほど何度も殺される事なんてあるわけない」
「なんで言い切れるのさ?」
「俺が守るからだ。フリスクに怪我はさせれねぇし、させる気はない。もちろん、お前にもだ」
こちとらお前のことも知ってるんだ。そう簡単にやられることはないはずだ。
「フフフ…まあまあ、安心しなよ、ボクはこの世界の未来を担うプリンスだから。キミを殺して力を奪うつもりはない。
それよりもっと楽しいことをやるつもりさ」
「………そうか。行こう、フリスク」
高笑いをするFloweyの横を通り過ぎ…る前に、小さく言ってみる。
「じゃあな、アズリエル」
「っ!?」
驚いた顔をしたFloweyを尻目に、出口に向かう。
さてと…どうなることやら…ふふ。
そうしてRuinsを抜け、外に出たのだが……
「うわさっむ!」
一面雪景色だ。めちゃくちゃ寒い。
「まあ雪降ってるわけだし、そりゃ寒いことは寒いか…」
長袖で来てたのがせめてもの救いか…いや、それでも寒ぃ…まあ、Friskは大丈夫みたいで良かった。
《Sans side》
…人間が来た。
いつもおいらが、
………
今度はどんなやつだ…ん?
おかしい。いつもなら1人しか来ないはずだ。現に、
何回繰り返されてきたか分からないこの世界ではあいつが延々と一人で、中途半端にモンスターを救い、世界を救い、そして全てを壊す。そんなことをしていた…しかし、二つの足跡とは…?
「!」
おっとまずい、危なかった。まさかあの枝折れるとは思わなかったが…まあ、ショートカット使って逃げたからそこは良いか。
…にしても、あの背の高い人間は…何?なんだこの感覚は…悍ましさ…か?
……落ち着け、まぁそこら辺は後々聞くとしよう。あいつらがバリケード(笑)の前に来たから…ちょっとからかいに行くだけ行こうか。ここじゃまだあいつらは攻撃できないしな。
《主人公side》
門…のようなものの前に来ると、後ろからザク、ザク、と雪を踏む音が近づいてきて、真後ろで止まった。
「おい、人間。初めて会うのに挨拶も無しか?こっちを向いて握手しろ」
Friskがギギギ…とでも音がしそうな感じで後ろを向く。って、マジでシルエットになってんだが。これじゃあまるで某名探偵漫画の犯人だな。
で、Friskが握手した瞬間。
気の抜ける音が森に響いた。…シュール…
「…ハハ、引っ掛かったな。手にブーブークッションを仕掛けといたんだ。お約束のギャグだよ」
突然の事で頭が追い付いていないのか握手した状態で固まるFrisk。
同時にシルエットも解除されて愉快な骨の姿が現れる。
何となく気が抜けてため息を着く。
「それはそうとあんたら、人間だろ?」
「まあ…そうだな」
実際そうだしな。
「ハハハ、ウケるな」
「いや何がだよ」
これは原作で思ったことだ。
「まあまあ、おいらは
さっきからFriskが俺の顔とSansの顔を視線で追っている。忙しそうで何よりだ。
………それより、これ自己紹介どうしよ。Sans絶対知ってるもんなぁ…
「…うん?何だ、おいらは自己紹介したのにお前達は無しか?」
「ああ、いや、この子の兄のガスターだ。よろしくな、サンズ」
「!ガスター…!?」
Sansの目が大きく見開かれる。あー、やっぱそうなるかー…
「…?何か変なとこあったか?」
こうなれば手段は一つ、全力で知らないふりをする!
「…ああ、いや、何でもない。ま、おいらは人間が来ないかここで見張ってろ、って言われてんだ」
よっしゃ成功!
と、横を見ると急にFriskの動きが止まり、顔がこわばっている。あ、そっか。
「…ま、っつっても、おいら的には人間捕まえるとかどーでもいいけどな。…でも、弟の
更にFriskの手に力が入るのが分かった。だって手繋いでるし。
「…お、噂をすれば…パピルスが来たっぽいな。…そうだ、とりあえずこのゲートっぽいのをくぐれよ」
と、目の前にある木でできたバリケードを指差すSans。…というか、これマジで意味無いよな。
「普通に通れるだろ?パピルスが作ったんだけどさ、意味ないよな」
そう言って、ほれ、とFriskと俺に促すSans。そうして進むと、小屋とランプのある所に着いた。…10秒位しか経ってねえけど。
「その、丁度いい形のランプに隠れてくれ。ガ、ガスターは…その小屋にでも隠れててくれ」
「分かった!」
「オーケー」
やっぱGasterって呼ぶの違和感あるんだなぁ…つかマジであのランプFriskの体型とピッタリだな。もしかしてこっそり測って作った?ってぐらい。
…あ、Alphysのカメラ発見。
まあ、そんなことを考えていると…
「、よう、パピルス」
「よう、では!ぬあぁぁい!」
愉快な骨、二人目のご登場である。
はーい、愉快な骨、二人目の登場です。
そういやお気に入りしてくれた人が何かすごい増えてて、更に感想を書いてくれた方もいてヒャッハーってなってました。本当にありがとうございます。がんばります。
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!