FALSENESS TALE   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。
今回から地下に行きます。



地下世界突入

  次の日

 

「お兄ちゃん、準備できたー?」

 

「ああ、今開ける」

ドアを開けるといかにもお出かけ、といった風…でもなく、いつも通りの格好のFriskが立っていた。

でもこういうので良いんだよ、こういうので。

 

「よし!行こう!この間…というか昨日お兄ちゃんが言ってたイビト山!」

 

「……ああ」

…んー…まさか俺の聞いたことがフラグになるとは…要らんこと言わなけりゃ良かったな…いや、まあもしかするとストーリー通りに進むようになってるのかもしれないな。それより…こっからが大変だからなぁ。…まあどんなに大変でも、ストーリー知ってるのは強いんだが。

ちなみに、今回持ってきたものは、クッキー5枚、お弁当2個(一応ハイキングのため)、水筒2つ、お金1000ゴールド(地下と単位一緒だった)、念のためのサバイバルナイフ、それらを入れているリュックの、この6つ。

 

で、二人で歩くこと15分くらい…

 

「よし、ここだな」

 

「うん」

いよいよ入山だ。

なかなか思ったよりも傾斜の激しい山道を二人で登っていく。ちなみに、とりあえず目的地は頂上ということにしてある。

 

「うわ!何、このおっきな穴…」

と、オープニングテーマで出てきた洞窟みたいなのに興味を引かれて入った先にあるのは、あの地下の入り口…もとい(レベルの違う)落とし穴。家一個分くらい入るんじゃねえの、これ。一応気を付けるように言っとかないとな…

 

「落ちないように気をつけ「あ…」フリスク!」

なんつーフラグ回収の早さだよ!急につまずくな!

 

「くっ!」

脊髄反射レベルの反応速度で続いて俺も飛び込む。そしてFriskを抱き抱えて頭をしっかり手で抱える。プラスして何とか体勢を変え、俺が下に来るようにしてから…

 

「っつつ…ああ、花がクッションになってくれたんだな…。フリスク、大丈夫か?」

なんとか着地。セーフ。でも若干背中痛い。

 

「うん…ありがと、お兄ちゃん」

一回笑って言うFrisk。

 

「へへ、どうってことないさ。さて…こっから出るのは無理だな…進むしかないか」

上を見れば10メートル程落ちていた。この高さから落ちて無傷でいられる程のクッションとなれるこの花々凄いな。何か特殊な花なのか?

 

で、一本道進むけど…ここあのお花がいるんだよなぁ…そもそもどう接すりゃいいんだよ。過去を知ってる身としては可哀想だけども所見ではただただ腹立つクソ花だからなぁ…あ、いた。

 

「!ハロー!僕はFlowey(フラゥィー)!お花のフラウィーさ!」

…うん。知ってた。んでFrisk、あり得ないものを見るような目で見るのはやめれ。

いやまあ確かに喋る花とかはあり得ないようなものなんだけども!

 

「この子の兄のガスターだ。まあ、何だ。色々よろしく」

と、Floweyが怪訝そうな顔をした。…こいつもGaster知ってるクチか。

 

「…ガスター…?まあいいか。コホン 君達、地上から落ちてきたんだね?それじゃあさぞかし不安だろうね。でも、安心して!僕がこの世界でのルールを教えてあげるね!」

Floweyは小さく首を傾げ、少し咳払いをしたあとそう言った。と、その瞬間背景も含めてすべてが白黒の世界になる。俺もFriskも白黒になり、胸元…心臓の辺りに、Friskには赤いハートが、俺には白の縁がついた赤いハートが現れる。…いや、どちらかと言うと白じゃなくて黄色か。うっすいなコレ。

それと同時に体が宙に浮く。…うわ、これ気持ち悪ぃ…酔いそう。

 

「そのハートは君のソウルさ!君そのものと言ってもいい」

体を動かしたい方向を考え、体を傾けるとその方向に体が動く。なるほど、こういう感じな訳か。

 

「最初はすごく弱い…でも、「LOVE」を手に入れれば強くなれるんだ!君も「LOVE」が欲しいでしょ?待っててね…今分けてあげる!」

うん、色々と言ってんなぁ。

いや、まあ確かにここでは今は誰も「愛」を渡すとは言ってないんだな。このLOVEってのは「愛」じゃなくて「Level Of ViolencE」。…まあ、このあと盛大に嘘つくんだけど。

 

「ここでは、「友達カプセル」っていう、こんな白くてちっちゃいカプセルに入れてプレゼントするんだ!…さあ!カプセルを追いかけて!」

…って!まずい!原作じゃこんなに多くなかったろあの弾!5つで19ダメージだったはず…15位あるから60近くのダメージを食らう!多分!…だよな!?

もしそうならLOVEが1のFriskは体力は20のはずだから、やられちまう!

 

「危ない!避けろ!」

 

「!お兄ちゃん!?」

避けろ、とか叫んだ瞬間俺はFriskの前に立ち、白い弾を全身に全て受けていた。

 

鈍い痛みが全身に伝わった。すぐに痛みは引いていったが、目の前に出てきた緑色のバー…恐らく体力ゲージは半分ほどが赤くなってしまっていた。

その横に、数字が現れ、150/150から、93/150に減った。クソ威力高ぇじゃねえか。殺す気満々だなぁ…

…つかこの体力バー、普通に視界の邪魔なんだが。何もわざわざ視界のど真ん中に出てこなくても…あ、動くわこれ。(お前割と余裕だろとか言ってはならない)

 

体力バーを視界の端に追いやり、ふとFlowey(クソ花)を見ると、ソイツは狂気的な笑みを浮かべていた。




この小説は原作改編が多数見受けられます。というかものすごいします。
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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