FALSENESS TALE   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。

超難産回の不信パピルス戦です!あとがっつり原作破壊も行っております。今更ですがご了承ください。
あと、超重大発表、題名を変更しました。長くなりそうなので理由はあとがきにて…では!



本編どうぞ!


Disbelief Papyrus

「っうっそだろ…!」

まさかこんな事があるとは考えてもいなかった。イレギュラーでスペシャル攻撃をされる程度かと思ってたのに…!

 

「っち…」

流石にこれは想定外すぎる…!

目の前では白黒の景色になった世界で大きな骨を持ち、片目で泣きながら片目でこちらを睨みつけているパピルスがいる。

 

「ど、どっどうしようお兄ちゃん!?」

 

「…………フリスク、ちょっと我慢してくれ。」

 

「え?わっ」

とりあえずFriskをおんぶし、自分から離れないようにする。

 

「フリスク、いいな?絶対に攻撃(FIGHT)はするな。(MARCY)し続けろ。」

 

「それは…もちろんだよ!」

 

「よし。」

もし、攻撃パターンが本当に不信パピルスだとすると…まぁ…ある程度は避けれると自負している。ゲームよりも自分の体は動かしやすいはずだ!

 

と、後ろでピッ、と音がした。

 

「痛かったら教えてね。」

と、soulが青くなり、浮遊感が消える。と同時に横から山の形のように長さが調整された大量の骨が流れてくる。

 

「っ!」

右から、左から、更にもう一度右から流れてきたところで、ソウルが元に戻って見覚えのある、龍頭骨が6つ現れた。

俺とFriskを囲うようにそれら…Gaster Brasterは設置され、光線を吐き出した。

と同時に上から青骨が落ちてきた。

光線に当たらないように止まる。…なんとかやり過ごせた…次は、オレンジか!

光線に当たらないように動いてやり過ごす。と、

 

「ヤッベ!」

オレンジ骨の後が青骨で、咄嗟の事で動きが止められず、目の前に青骨が迫る。

 

「ちっ、はっ!」

骨…サバイバルナイフでさばけるか…?

 

ガガガァン!

 

っし、セーフ!危ねぇ…

と、その後も青骨とオレンジ骨をやり過ごした。

 

「本当は俺様もお前たちを傷つけたくないのだ…教えてあげる必要があるだけなのだ…」

 

『*パピルスは謝りながらあなたを睨んでいる…』

ピッ、と背中から音がした。

 

と、再びソウルが青くなり、頭上に二本、骨が現れ、青骨になって俺とFriskを透過しながら回る。と、動きが止まって普通の骨になり、横にブラスターが2個、設置される。

と、骨が回って迫ってくる。ぎりぎり入れる位のところで…ジャンプ!

足元ぎりぎりを光線がかすめていったのに冷や汗をかきながら着地、なんとかここもノーダメでいく。…なんか今日調子いい。本来なら半分ぐらい体力持っていかれててもおかしくないけどなぁ。

 

「…俺様はキサマたちを傷つけてしまいそうだ…貴様たちだって、これを最後のパズルにしたいとは思ってないでしょ?」

…当然。思ってる訳がない。俺の目的はPルート。それも、ただのTPルートじゃない。本当の…セーブアンドロード、リセット、コンティニュー、つまり、Playerからの干渉を完全にカットする、俺の思うおそらく最高のルート。そこに至るまでは…いや、至っても殺すわけがない。

 

『*最悪な状況に陥った。』

まさに、だな。これはマジでやばい。いまにもあたりそうでこちとらヒヤヒヤしながらやってらぁ。

 

と、Papyrusは持っている長い骨の端を持った。と、骨がオレンジに光った。動く方か!

そのまま骨が振られるが…

 

「うっそだろ!?」

オレンジに光ったのは何なんだとばかりに青骨を振りかぶってきた。しっかり当たったじゃねえかこの野郎。割と体力持っていかれるんだよお前の攻撃!

 

「だ、大丈夫…?」

 

「、ああ、問題ない。心配すんな。」

背中から心配を貰いながら骨の光る順番を覚えていく。

青青オレンジ青オレンジオレンジ…だー覚えられるか!なんか多くないか!?本来ここ3つぐらいだっただろ!

とまあそんなツッコミを言えるわけもなく、大人しく躱す。幸いそんなに速いわけでもなかったから見切って行動できたのも良かった。…と、横からクロス状のオレンジの骨が回りながら飛んでくる。ああ、回りながら躱すやつか。途中で普通の骨に変わるから気をつけておぐっ!?

 

「っと…」

しっかり貰った。認識してても駄目じゃねえかよ。

と、急に動いたり止まったりで翻弄するような骨の動きには順応していると、骨の色が青に変わった。来たか。ここ一番苦手。

前の方にブラスターが構えられているのが見える。その軌道から外れるように骨の動きに合わせて隙間を通って外れる!

 

ドォォン!

 

「っぶな!」

あと数センチずれてたら当たってた…やべえな。っと、次は上か。来ることが分かってると避けやすい…のか?あんまり避けれてないが。と、次は前にも上にもブラスターが、いる。よし、再び隙間を縫って…あ、

 

ドォォォン!

 

「ぐっ!」

やべっ!左腕と背中まともに食らった!逃げっ…

 

「っはぁ…はぁ…」

た、体力どうなってる…っと、136/150か…225あったのから考えれば相当食らってるな…というか事実痛みは感じてないが、腕焼かれてるし、打撲痕あるし、ヤッベ、この状況写真にしたらやばいな。左腕焼かれてボロボロの奴が小4あたりの女の子背負ってるんだぜ?やべえな。

 

「お、お兄ちゃん……!」

 

「心配すんなって、死にゃしない。…少なくともフリスクがいる間はな。」

 

『*パピルスは動揺しているようだ。』

不幸中の幸いか、焼かれたのは左腕だから利き腕の右手は使える。…さて、どうしたもんか…ん?

コマンド選択の音がしない…?

 

「フリスク?」

ふと後ろを見るとフリスクが俯きながら震えていた。

 

「い、嫌だ…ぼ、ボクがこれを押したら…また…お兄ちゃんが……!嫌…!」

………はぁー…

 

「あのな、フリスク。聞け。」

 

「っ…!」

 

「そのコマンドを押さないと先には進まない。先に進まないって事は終わらないって事と同義だ。俺はフリスクがそれを押してくれないと延々ここに留まることになる。そうなれば、パピルスと仲良くなるなんてのも不可能だ。…俺の力だけじゃ無理なんだ。」

説得する。

 

「…………」

 

「…だから、力、貸してくれ。慈悲(MERCY)を選んでくれ。」

懇願する。

 

「…………でも…」

 

「……頼む。」

希う。

 

「…わかった…でも!…絶対に…無理はしないで…!」

 

「…ふ、どうだかなぁ…ま、できる限り善処するさ。こっちだって痛いのは嫌だからな。」

絶対に、誰も死なせはしない…!

 

と、頭の中に流れると思ってなかったアナウンスが聞こえた。

 

『*DETERMINATION.』

同時に、体が軽くなった。

…は?どういう…ん、俺のソウルの赤い部分の色が濃くなってる…?

…なるほど、それで()()()か。

 

「やってやらぁ!」

 

ピッ

 

と、ソウルが青くなり、ふたたび山の形になるように長さを調整された骨が大量に流れてくる。しかも、一回目よりも多い。だが、

 

「こんなところで…GAME OVERしてたまるか…ァっ!」

右、左、右、右、ゆっくり右、そこに合うように左…避けられた。と、更にまだ続いた。

青骨バージョンの山とオレンジ骨バージョンの山が左右から流れてくる。こんな所はなかった。知っている。でも、避けられる。

と、右と左から規則的に骨の山が、流れてくるようになる。と、前にブラスターが見えた。

 

「っと!」

なんとか普通より力を入れて飛び、躱す。と、次は上にブラスターが来た。前に飛んで躱す。と、ターンが回る。

…やっと終わったか…

というか、ここってくされ攻撃が来るところじゃねえの?…あ、そっか、Sans死んでないからくされ攻撃無いのか。

 

『*パピルスは自分の本性を裏切っている。』

と前を見るとさっきよりもより一層苦しそうな顔をしているPapyrusがいる。

…本当に悪いな。

 

と、少し遅れたが、コマンドの選択音が鳴った。

 

と、またソウルが青くなり、前の上下から骨が迫ってくる。

トンネルのように一部分だけ穴が開いている。つまりここに飛び込んで躱す。思いの外やりづれぇなこれ…

 

と、次は後ろから来た。飛んで躱す。と、次は前後両方から流れてきた。交わるであろうところまで走り、そこでジャンプ。躱す。と、

 

「!」

上からちょうど俺のいるところにオレンジ骨が落ちてきた。と同時にまた前後から来ているのを確認し、とりあえずジャンプで動いた判定にしておく。そして地面に着地…

 

「!」

やべ、ミスった!

 

「っそ…!」

根性で飛ぶ。が、力加減もクソもないジャンプで…

 

「っ…!」

次々に骨に当たる。ヤバいな…体力は…57/150か…大丈夫か…?

 

『*スケルトンの頭を拳でぐりぐりしないで。』

ここ、本当に意味が分からないんだよな。なんで急にこのアナウンスなんだろうか。

と、前からでかい十字状の骨が回りながら飛んでくる。が、その場から動かずにでも通り過ぎていった。と、目の前で上からどんどん骨が落ちてきているのを確認した。

 

「っ、」

急いでそこから逃げ、離れる。が、行けるところも限界が来て、上から骨が一本、振り下ろされ…

 

「ダメだ!!!!」

なかった。ふと上を見るとギリギリのところで骨が骨を止めていた。

 

「…ホントにごめん…俺様は…キサマたちを信じるのを止めるべきじゃなかった…いや、」

と、Papyrusは自分で言ったことを否定し、首を振った。

 

「そうじゃない。キサマたちは何もしてないのだ…俺様が一人で勝手にキサマたちを悪者扱いして…怪我を…」

…うーん…ある意味何もしてない訳じゃないんだよな…元々Sansは研究の成果で気付けてたし、Floweyは元々セーブアンドロードの持ち主だったから例外として、気付くはずじゃなかったPapyrusまで悪影響が出てたのは間違いなくPlayerの問題だ。

この世界がどういう立ち位置にあるのかは分からんが、少なくとも俺もこんな世界を作る一要因になってたわけだし。

 

「俺様の不信は…偽物だったのだ…!」

と、Papyrusが顔を手で覆って膝から崩れ落ちる。

と、次に聞こえてきたアナウンスに俺は耳を疑った。

不信パピルス戦で分かったことは、とりあえずAUであろうと何であろうと、流れは揃えられてもキャラクターの言動やら攻撃やらの細かいところは差異が出てくることだ。

今俺たちは誰も殺してないから、Papyrusは「キサマたちはたくさん悪いことをしてきたけど…」じゃなくて「キサマたちは何もしてないのだ…」になっていた。アナウンスもだ。決意を抱いたところで、この戦いで『*DETERMINATION.』なんてアナウンスも無かった。

………それなのに………なんで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『*さっさと終わらせよう=)』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでこのアナウンスなんだよ…?




まず、餃子協賛様、評価ありがとうございます。
そして題名変更の理由ですが、
·そもそも長い
·題名に面白味が全くない(ここは新しい方もあんまり変わってない気がする)
·厨二の主がこっちの方がかっこいいとかほざき始めた
等の理由が挙げられます。まあ、題名そのまんま過ぎましたからね…
ということで、「アンダーテールに入り込んでFriskの兄になったんだが」改め、「FALSENESS TALE」、よろしくお願いいたします。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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