FALSENESS TALE   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。

あけましておめでとうございます!(激遅)
やっと…やっと家の問題と私情が解決しました…
それで、だいぶ間が空いてしまいましたが更新再開させます!
小説自体、かなり久しぶりの更新なので感覚が鈍っている可能性も大の上、何か途中言ってることがしっちゃかめっちゃかになったりしてますが…では、



本編、どうぞ!


パピルス終戦

「…はぁ…はぁ…まだ…俺様は諦めないぞ…!」

 

「…パピルス。」

 

「……たとえ…俺様の命を危険に晒してでも…」

 

「おい、」

 

「俺様は…ニンゲンに…またあんなことをさせるわけには行かないのだ…!」

 

「パピルス、一回話聞け。」

 

「…俺様は…」

 

「パピルス!」

 

「っ!」

、っと、思わず叫んじまった。

あまりに返事しないもんだからよ…だからFrisk、そんなに怯えないでくれ。

 

「一つ聞くが、その()()()()()ってなんだ?」

 

「あんな事ってのは……ッ、あんなことだ!」

頭の弱さは健在かよおい。

 

「…もしかして、俺がフリスク(こいつ)を後ろから操ってお前を…いや、お前たちを殺して回る事か?」

 

「えっ?」

驚いたようにこっちを向くFrisk。同時に、Papyrusも少し驚いたようにし、応えた。

 

「!っ…その通りだっ…!何故か…貴様たちがそんな事をしでかすような気がしてならないのだ…ッ!」

…これは…何でだ…?SansとかFloweyとか博士とかはまだ分かる。が、Papyrusはそんな特徴は持ってないはず…

まさか、記憶のロード、リセットの働きが弱くなってる…?

 

「ま、待ってパピルス!ボクもお兄ちゃんもそんなことしないよ!…今回は…なんでか体が勝手に動いちゃってパピルスに攻撃しちゃったけど…ボクだって攻撃したくなかったよ!」

Friskも咄嗟に反論する。

 

「…いや、そんなことは…」

と、少し下を向き、Papyrusは言い淀んだ。

 

「あるんだよ。それに、お前薄々気づいてんだろ?俺らは何もしてない、って。そんなに無理して立ちふさがるのは何でだ?」

 

「っグ……」

苦しそうに顔をしかめるPapyrus。…なるほど、苦しみをどこにぶつけていいか分からない、っつったところか。

一度こっちの頭をかき、Papyrusに向く。

 

「…はぁ、いいかパピルス。一回ちょっと暴言吐くぞ。」

 

「?」

前述もしたが、苦しんでいる原因が記憶なのなら、少なくとも俺も加害者だ。だからこんなことが言える立場じゃないことぐらいわかる。だが…ちょっと、言うぐらいいいじゃないか。

 

 

 

「……本っ当に馬鹿だな、お前。」

 

 

 

「えっ?」「ニェッ、」

おいちょっと待て、何でそこでハモる。

…まあいい。

 

「最初のパズルで気付いてたが、お前、友達が欲しかったんだろ?その友達と遊んで、料理をして、色んな話をして、そういうのがしたかったんじゃねえか?…だったら、3、4回もパズルで遊んで、パスタも食べた俺らは友達じゃないのか?」

問いたてる。

 

「一度信じないと決めたなら迷うな。惑わされるな。一方で、信じたいなら信じろ。前を向け。完全にどちらかに振り切るのは難しいかもしれんが、それでも中途半端にうじうじしてんじゃねえよ。」

 

「ちょ、待ってお兄ちゃん!?」

Friskが何か言った気がしたが、一回無視する。これ言っとかないと多分俺が生き残った状態で残るのは無理だ。あとちょっと言っときたいだけ、ってのもある。

 

「一つ、言うなら、少なくとも俺らは誰も殺してないし殺す気もない。…これを信じるか信じないかはお前次第だ。が、そんな中途半端な不信で済ますんじゃねえ。」

…言ってることがメチャクチャなのは重々承知してる。だが、言いたいことは少しは伝わったらしく…

 

「…………俺様は……」

重々しくPapyrusが口を開いた。…何か、まだちょっと迷ってるふうだが、幾分か吹っ切れたか。

 

「…いや!ならこうしよう!これから俺様が最後のスペシャル攻撃をする!それを避けきってみろ!そうすれば……俺様が!特別に!デートをしてやろう!」

 

……………ん?

 

どこからデートの話が出てきた?いやまさかとは思うが…友達じゃないのか?の部分からデートの話が…いや、止めとこう。星占いを解こうとするようなやつの思考回路は間違いなく俺の知ってる考え方とは違うはずだ。考えるだけ頭が疲れる。

 

と、無音だった空間に、音楽が流れてきた。

聞き覚えのある、軽快な、どこか安心できる、あの曲。

 

BGM.Bonetrousle

 

……なるほど、戻ったか。いや、戻ってねえか。スペシャル攻撃出すっつってんじゃん。…確かガスブラだっけか?どうなるものやら。

と、アナウンスが聞こえた。

 

『*パピルスは骨をガタガタ鳴らしている。』

…確かにガタガタ言ってんな。あいつ何やってんだ。

 

ピッ

 

「ちょっと待っていろ!今…スペシャル攻撃の準備をしているからな!」

と、左から大きめの骨が3本流れてきていた。…ヤバいぞ、さっきとの難易度のギャップがありすぎて逆に避けづれえ。

…避けるけど。

で、最後の青骨もちゃんと避ける。…と、右から一本ちょっと早めの骨が流れてきた。危なっ、奇襲は良くないぜ…。で、ターンが回る。

 

『*パピルスは骨をガタガタ言わせている。』

相変わらず何かをしながらも骨をガタガタ言わせるPapyrus。…ほんとに…何やってんだ…?

 

ピッ

 

「いくぞ!くらえ!これが俺様の最後のスペシャル攻撃だ!」

来る。

と、身構える。が…

 

……ああ、そうか。そういう事か。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()………

 

「って、うおおぉぉいッ!」

菩薩のような笑みでその音のする方を見る。

………ここまで空気が読めないやつだとは思ってなかったぞ、Toby犬。

 

「おいっ、こらちょっと、その骨をかじるんじゃないっ!あっ、お、俺様のスペシャル攻撃を返せーッ!」

まあ…Papyrusの叫びも虚しく空間に吸い込まれ、Toby犬は後ろ向きに去っていった。

Friskも展開の早さにびっくりして固まってんぞ。

 

「…………………」

…なあ、誰かこの静寂何とかしてくれ。

で、その沈黙を破ったのはPapyrusだった。

 

「……しょうがない。こうなったら「ウルトラかっこいい普通の攻撃」を使うしかないな。」

…いや、それは普通の攻撃やん?

…まあでも、これ意外とムズかったりするんよな…

 

『*パピルスは普通の攻撃を準備している。』

…うん、

 

ピッ

 

「はぁ…ではいくぞ!なんの変哲もないフツーの攻撃!」

左、右、両方の順に2本ずつ骨が流れてくる。と、次は地面から骨が生えながら上から下から迫ってくる。……この時点で結構むずいんよ?

と、順々に骨が伸びながら3本づつ、右から左から流れてくる。

と、

 

「んっ?」

…犬が。Toby犬が骨を咥えたまま走ってきた。…一応ジャンプで躱す。

と、次は骨が文字になって流れてきた。「いかした」と「こうげき」だな。…これ、最初見たとき、「いかした」が「いかレた」に見えたんだよな…イカれた攻撃…だめだ、Sansしか出てこねぇや。

 

と、スケボーに乗った骨が流れてきたところで、奥に骨の森が見えた。

 

「うっわ…」

あれはヤバい。とりあえずFriskを抱えてジャンプ…するが、

 

「いや無理だよなァ!」

当然のごとく落ちる。くっそ!

 

「っらぁッ!」

できるだけナイフで骨を弾くが…無茶苦茶すぎる骨の量に、どんどん体力が削られていく。…元々225もあったのに今じゃ19だぜ。…まだ減ってるが。と、最後にバカでかい骨が見えた。

 

「いやこれは無理だろ!?」

ゴッ、と俺の体から鈍い音が聞こえた。

体力は…7。ヤッバ。

 

「何ッ!やはりフツーの攻撃は躱されてしまうか…」

 

「どこが普通だよ!?」

こちとらボロボロだぞ!?

はー、疲れた…

…………あ、これ戦闘状態解いた後怖すぎ。

 

「…フリスク、ちょっとこればっかりは元に戻ったら気絶するかもだから、悪いがリュック、頼むぞ。」

何故かリュック自体はダメージを受けないらしく、無傷のリュックを一度地面に下ろす。と、Friskは…

 

「えっ…あっ、なら、ボクのバタースコッチパイあげる!」

 

「えっ、良いよ。あれはフリスクのだろ?」

流石に妹の物もらう程切羽詰まってねえ。…ダメージは除く。

 

「良いのっ!ボクもちょっと食べたから!」

と、いつぞやの如くバタースコッチパイを突っ込まれる。…うまいよ?美味いけどさ、まじで窒息しかけるから突っ込まないでくれ…

 

と、

 

ピン!

 

『*あなたはバタースコッチパイを食べた。体力が満タンになった!』

150/150

 

………なーんでこうなるんだか…

 

とか考えていると、Papyrusが声を上げた。

 

「ぬぬぬ、しかしッ!いま俺様が使ったのはスペシャル攻撃ではないッ!よって!キサマたちは俺様とデートをすることはできないのだッ!」

…あ、デートの話続いてたのな。

と、そこから少しPapyrusは斜め下を向いて、

 

「ま、まぁ…だが…キサマ達は俺様の…友達…だし?その…キサマ達がやりたいのなら…特別に、やってやらん事も…なくはないッ!」

…なんだこいつ。

いや、見下しとかじゃなくて、純粋に思った。なんか百面相してるんだが。まあ、ともあれ…

 

「フリスク、どうしたい?」

第一は、まあフリスクの意志の尊重だわな。

Friskの方を向いて聞く。と、Friskの意志は決まっているらしく…

 

「ボクは…パピルスとデートしたいよ。」

即答だった。

…意味は分かってるんだろうか。…うん、十中八九分かってない感じだな。まあ良いか。

 

「だとよ、パピルス。」

Papyrusの方を向いて伝える。と、Papyrusはパァッ、と表情を明るくして、

 

「何ッ!そうかッ!なら、俺様は家で待っているからなッ!ちゃんと来るのだぞッ!」

一気に満面の笑みとなり、何かすごい動きをしながら飛んでった。

そして結局お前がしたかったんじゃねえか。デート。

…まあ、ともあれ……

 

『*You win!!

0EXPと0GOLDを手に入れた!』

…長かったが…何とか勝てた…!……あれ、Papyrus戦の後ってあのリザルトのアナウンス流れたっけ?……まあいいか。

 

──世界に色が戻ってきた。




はいお久しぶりです謎の通行人δです。
まず、酸素オーツー様、高評価ありがとうございます。

で、家の方の事件もなんとか片付き、投稿再開しました!いやー…ほぼ全く小説も書いてなかったからか、文章力が1、2割ほど削られてる気がする…
まあ、そこらへんの勘はまた追々取り戻す(取り戻せるかはさておき)として、またよろしくお願いいたします!



ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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