FALSENESS TALE   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。
やー、遅れました!いや学校の方で文化祭がありまして…そっちが優先でそもそもハーメルン自体にあんまり入れてなかったんですよ。
でももう大丈夫!ここからまた頑張ります!



では、本編どうぞ!


アンダイン

SansとFriskが戻ってきて、隣の部屋に移動する。

 

と、目の前にはかなりでかい滝が流れていた。

 

「すごい…」

 

「え!?なんか言ったか!?」

のは良いんだが、滝の流れる音がでかすぎてまともに声が聞こえない。どんだけの高さから落ちてきてんだこの滝。

 

「なんでもない!とりあえず進もう!」

むむ…にしてもここ濡れないといけないのか…着替えがない状態でこれはいささかキツくないか…?風邪引くぞ。

と思ったが、靴を脱いで入るとあまり深くもなく、脛辺りまでの深さだった上、水温もちょっと温かいぐらい。…俺はいいが、Friskは腰辺りまで浸かってるからな…気化熱の現象がキツそうだ。

と、石も避けながら進んでいると…

 

「あれ?…なんかあそこだけ違う…?」

ふとFriskが滝の方を見ながら呟いた。流れてきていた石を退かし、俺も見ると確かに色が濃い所がある。なるほど、ここがあのチュチュのある所か。こう見てみると結構見えるんだな。

 

「えい」

と、Friskが手を伸ばすと滝が割れた。モー○かな?

 

「わっ…?」

 

「こりゃすごいな。」

驚きつつそのまま部屋に入ると、濡れていた筈なのに水が一瞬で全部乾いた。…わぉ、そんな仕様あるんか…

 

「濡れてたのが乾いた…」

 

「ま、風邪引く心配はなくなって良かったな。濡れたまま行ってると普通に風邪引くかも知んねえし。」

確かに原作内でも水から上がっても濡れてた感じなかったもんな。そんなところはちゃんと原作に沿うのか…いやもうちょっと原作に寄せるところあったろ。Papyrusとか。

 

「ん、何だろあれ?」

と、Friskが部屋の隅を見ながら言った。チュチュに気が付いたらしい。

 

「チュチュ…か。色はだいぶ()せてるが。」

 

「…お兄ちゃん、これ持ってて。」

と、俺の方にチュチュを渡してくるFrisk。

 

「何でだ?」

 

「…何となく、持っていかないといけない気がするから。」

…これはPlayerの意思が無理やり言わせてるのか、はたまた本心か。まぁ、断るつもりはねえけど。

 

「おうよ。…あーフリスク、ここでちょっと休んでくか。歩きっぱなしでちょっと疲れたろ。」

 

「ん、うん、そうする。」

リュックにチュチュを入れる代わりにクッキーを取り出す。回復用じゃない。普通におやつだ。

ちなみにだが、地下世界に入ってから食べ物とかの時間が止まってるんだよな。弁当も全くぐちゃぐちゃになったりしてないし、飴も溶けてないし、クッキーも割れてない。…インペントリ扱いなんだろうな。

 

「ほい、フリスクの分。」

 

「あ、ありがとう。」

で、包を開けて美味しそうに食べるFrisk。俺も食う。…美味いな。体力の回復は無くとも別に美味けりゃいいじゃない。にしても…何でバタースコッチパイなら体力回復するんだろうか。なんか他のやつとの違いとかあるか…?

博士が言うにはソウルの内、モンスターのソウルの含有量によって回復量が違う、って言ってたか…何だ、バタスコはTorielさんが…モンスターが作ったから俺でも回復するとか…いや、ここの食べ物多分全部モンスターが作っただろうから違うな。なら何が…博士が何かした、ってのも無くはないが…あの反応を見る限りそれは無いだろうな。そもそもそんな事をするメリットがない。

 

と、そんな事を考えているとFriskもクッキーを食べ終わり、再出発の準備が整った。

 

「よし、行くか。」

 

「うん!」

で、滝のゾーンを抜けて次のエリアに着く。

ここは…

 

「草むら…?草がおっきい…」

あぁ、めっちゃ草でけぇ。Friskが隠れるぐらいにはでけぇ。…が、俺の身長が隠れるレベルじゃないんだよな…まぁ、ちょっと屈めば隠れるレベルだが。

 

「転ばねえように気を付けろよ。」

ここは…お魚との邂逅場所か…まずここで心臓を潰してくるからな…気をつけねえと。

 

で、草むらを潜って進んでいると、ふと崖の上から声が聞こえた。…声的にPapyrusだな。

 

「え…えっと…アンダイン隊長…今日の任務の、報告に来ました…その…さっき電話で伝えたニンゲンの事なんですが…」

と、声的に女性の声がした。

 

「…え?戦ったのか、って…?も、もちろん戦いましたッ!実に勇敢にッ!」

若干焦るようなPapyrusの声。

と、また女性の声がする。同時にガチャ、と金属の当たるような音が聞こえた。

 

「…え、捕らえたのか、って…?えええ、えーと…その…一生懸命がんばったけど…逃げられちゃって…」

と、女性のため息のような声が聞こえた気がした。同時に、もう一度ガチャ、と金属の音がする。

 

「…え?人間のタマシイを取りに行く…?隊長が…?で、ででででも、別に、殺さなくったって…!だって…!」

早口でまくし立てるPapyrusだったが、またガチャ、と音がすると、少し落ち込んだような声で…

 

「…はい…全力で…手伝います……」

そう声がし、Papyrusが去っていくのが気配でわかった。と、横でFriskが…

 

「…うん、進もう。」

と、言った。が…ここは…

 

「!ま、待て。」

 

「?」

と同時にガサ、と大きく草の音がする。同時に、崖の上に()のマークが浮かび上がり、同時に青い…というか水色の光るものが見えた。…槍だ。

 

「っ!フリスク!じっとしてろよ…っ!

小さくそれだけ言って、Friskに近づいて抱きかかえる。と、

 

ヒュン!ザッ!

 

「っっ!!」

 

劈くような音が聞こえたかと思うと、目の前に水色に光る槍が刺さった。

腕の中でFriskが驚きと同時に怯えたのが分かる。

 

その後、崖の上からは気配が去り、少し気を緩めて草むらを出た。

 

「っはぁ…ッ!んだよあいつ…!」

あの野郎…初対面のやつに槍ぶん投げんなよ。

つか元々槍は投げなかったろ!なんで投げてんだよあいつ!構えるだけで済ましとけよ!

と、

 

「よっ!」

 

黄色に茶色の横線の入ったモンスターの子供…Monstar kid君が草むらから出てきた。…いつから君そこにおったん…

 

「なあ見たか!?あのアンダインの視線!めちゃめちゃかっけぇ…!おまけに槍までプレゼントしてもらってさ!お前たちが羨ましいぜ!」

いや、君はこっちに来ない方いい。敵対したら最後、殺す気満々で襲ってくるぞ、あのお魚。

つかあの殺気ガンガンの視線と殺意マシマシの攻撃をどう感じ取れば好意に受け取れるんだろうか。君もしかしてメンタルダイヤモンド?

 

「よし!アンダインが悪者をぶっ飛ばすところを見に行こうぜ!」

そう高らかに宣言してMonsterKid君は走り出し、顔面からこけた。

が、気にしていないように立ち上がり、何事もなかったかのように走っていった。

……色々と強いな、少年よ。

 

「…フリスク、俺らも行くか。」

 

「う、うん…」

…目に見えて怯えてるな。ま、そりゃそうか…

 

「…安心しろよ、大丈夫だ。フリスクに何かある前に俺が絶対横で守ってやるから。それに…フリスクはみんなと仲良くなりたいんだろ?」

 

「!…うん。」

少しだけ表情が明るくなるFrisk。

 

「なら大丈夫だ。ここに根っからの悪人なんていねえ。なら話をして、友達になりたいことを伝えれば絶対仲良くなれる。…パピルスも言ってたろ?」

 

「!」

 

「だから大丈夫だ。まさか一回攻撃されかけたからって諦めるわけじゃ、あるまいな?」

少し意地悪な顔を意識しながらFriskに言う。と、Friskも少し元気になったようで、小さく笑った。

 

「おし、んじゃ進むか。」

……とは言ったが…正直何がどうなるか分からんからな…

パピルスでさえあの難易度だ。となるとUndienは……や、考えないようにしておこう。下手に先を憂いても仕方ない。

 

そう考えてFriskと俺は足を進めることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     『*Determination = )』




まず、クマァマ様、高評価ありがとうございます!モチベアップだぜ!

さて、ということで今回はお魚登場回でした。…もうすでに原作を壊しかけるというね。もうこの先どうなるか自分ですら分かったもんじゃ無い…
さてさて、次からまたどうなるか…ね。


では、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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