FALSENESS TALE   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。
すっごい今更ですが原作未プレイです。タグつけときますね。


Ruins

「フ フ フ … バ カ だ ね 。こ の 世 界 は … 殺 す か 殺 さ れ …え?」

 

「ふぅ…大丈夫か?フリスク」

 

「え、う、うん…」

 

「え、嘘だ!何で耐えてるの…どういう事…!?……まあいいか」

Floweyはまたニヤリ、と笑い、包囲するように弾を置き、あの甲高い笑い声をあげながら弾を発射する。

 

「ぐっ!」

俺はFriskを庇うように抱き締めると、また背中を鈍い痛みが襲い始めた。だが、大丈夫、痛み自体はほとんど感じる間もなくすぐに引いていくし、そもそもまだ俺の体力は50以上ある。どんどん体力のゲージが赤くなって、左の数字も下がっていってるけど。

Floweyの攻撃は最初の威力は高いが、あとのやつは一回につき10も食らってないから、まあそんなに大問題でもなかろう。

 

「な、何で…どうなってるんだ…!ちっ、」

その時、攻撃を一旦Floweyが止め、舌打ちをすると逃げ場がないレベルの円形に弾を発射し、ゆっくり迫らせてくる。全部で4、50は下らないかもしれない。

 

死ね。

 

ジリジリ、ジリジリと弾は近づいてくる。…Friskは顔を青くさせてどうしよう…どうしよう…と呟いているが、俺はあいにく此処から先を知っている。…来て、くれるよな?と、それらに当たった瞬間、全ての傷が消えた。前を見るとバーの赤い部分がなくなり、全て緑になっていた。数字も150/150になっている。

 

「え?」

 

その時、Floweyの隣に火の玉がついた。

…ギリセーフ…いや、ちょっと俺もハラハラしてたわ。

 

「へへ、フラウィー、残念ながら時間切れだ」

 

「え?ウワァッ!」

その火の玉にFloweyは吹き飛ばされる。

その火の玉が飛んできた方向を向くと、そこには模様…デルタルーンが刺繍された紫色のエプロンを着けた、ヤギのような人が立っていた。

 

「情けないわね、罪のない子をいじめて…ごめんなさいね。私はToriel(トリエル)。この遺跡、Ruins(ルインズ)の管理人よ。時々あなた達みたいな地上から落ちてきた子達がいないか見回ってるの。さ、こっちに来て」

Torielさんが言い終わると白黒から色が戻る。同時に胸元のハートも体の中に溶けていった。どうなってんだこれ。

 

「はーい!」

Frisk、無邪気かお前。…いや、前々からこんな子だわ。

まあ、かわいいからよしとする。異論は認めん。おい、誰だ俺をロリコンとかシスコンっつったの。審判を下してやる。ちょい最後の回廊に来い。…いやごめん、俺でもちょっと自覚はしてた。

一人で漫才みたいなことを考えながら歩いていくと、石造りの建物の前でTorielさんが立ち止まった。

 

「ここがお家よ」

 

「?……?」

 

「、フリスク、どうした?」

Friskが何回か目を擦って目を凝らしている。

 

「何か…黄色い光?みたいなのがある…」

 

「光?…何かしら…私には見えないけれど…まあ、とりあえず入りなさい」

 

Torielさんが建物に入った後…

 

「…フリスク、これか?」

俺は俺にも見える光を指してFriskに聞く。

 

「!うん、それ!」

 

「…おりゃ」

少々怖いが、これセーブポイントだよな?触ったら…

 

セーブしますか?

はい   いいえ

 

セーブされました

空っぽ→遺跡の入り口

 

なんか勝手にセーブされてそんな音声が流れた。…思ったより幼い声なんだが。思ってたんと違う…なんかほらこういうのはさ、落ち着いた機械質な女性の声みたいなイメージがあるじゃん。ちゃうんかい。

 

「お、フリスク、これ触っても大丈夫だぞ」

 

「もう触ってるよ?」

何っ!?いつの間に…もしかしてこれ勝手にセーブされたと思ってたけど操作したのFriskか?

 

「セーブ…何かゲームみたいだね!」

…………まさかとは思うが、誰かに操作されてる…なんて事はないよな…?…怖えよ。

 

「まあ、とりあえずトリエルさんを追いかけるか」

 

「うん!」

元気なFriskを横目にちょっと早足──無論Friskの速度に合わせた速度で先に進むと、銀色のスイッチみたいなのが床に埋め込まれてるみたいな部屋でTorielさんが待ってた。

 

「ああ!付いて来ていないから驚いたわよ」

そう言って足元のボタンを押していき、レバーを落とした。

 

「ここにはこういうパズルが沢山あるの。解き方を教えておかないと入れないから、ちゃんと慣れていってちょうだいね」

 

「「はーい」」

Friskに言っといて何だが俺もこういう返事をする。ノリには乗らねえとな。

次はレバー…スイッチのやつだったかな?等考えながら先に進み、解き方を覚えていく。

まあ多分ここもう通らないけど…

 

 

で、人形…Dummy(ダミー)の所に着いた。

 

 

「モンスターたちは人間を見つけると、襲ってくることもあるわ。その時のために準備しておかなくちゃいけないわね。でも安心して、やり方は簡単よ。モンスターと遭遇すれば戦闘が始まっちゃうけど、お話をすればいいの。時間を稼いでくれたら、私が仲裁するわ。このダミーで練習してみましょうか」

来たな。

背景が真っ黒になって俺とFriskの胸元にハートが出てくる。同時に無重力状態みたいに浮いていられるようになる。Floweyの時と一緒だ。……ちょっとこの感覚にも慣れてきてるな。まだ気持ち悪いけど。

同時に、一個気がついた。

これ音楽流れてるわ。どこから流れてるのか知らんが、あの戦闘時に流れる音楽が流れてる。名前は…忘れた。なんだっけ、普通に『Battle Start』とかだっけ?

まあそこはおいといて、ふと横を見るとFriskの前にコマンドが4つ現れていた。

 

FIGHT(たたかう)】【ACT(こうどう)】【ITEM(アイテム)】【MERCY(みのがす)

 

Friskの前にコマンド出てくるのか。俺は…俺の前には無いな。まあそりゃそうか、主人公はFriskだし。

そう思いながら、俺が「FIGHTは押すなよ」と言いに行く前にFriskはACTに触れ、[話す]に触れる。

 

『*あなたはDummyに話しかけた。』

『*会話はあまり弾まなかったようだ。』

そんな声が頭に響く。

だろうな。人形と話弾んだらそれはそれですごいわ。まあ、話が弾むというか会話にすらなってないと思うが。

 

「そう!それでいいのよ!良くできたわね。」

 

「えへへ…」

ヤッバFrisk可愛すぎかよ…

その状態のえへへは殺人的だぞ。

 

まあ、そのあとも特にトラブルなく進んでいると。

 

「!」

急に世界が白黒になった。

 

『*Froggit(フロギー)が現れた!』

 

あの音が鳴ってバトルが始まる。Froggitだ。

Friskは迷わずACTに触れ、まずは調べてみる。すると、Torielさんが出てきて…仲裁(威圧)した。これが蛇に睨まれた蛙…いや、Torielさんはどちらかと言えばヤギに近いか。…あれ、ヤギって蛙食うっけ?あいつ草食だった気がするが…

まあいいや。別に睨まれただけで食うなんて一言も言ってねーし。

それより次は…ああ、針山か。あれ見た感じヤバイんだよな…うん、見た感じヤバイ針山が見えてきたな。針の長さがFriskの胸辺りまである。…そこだけ見るとかなりヤッバいな。

…それよりFrisk。顔色悪いぞ、大丈夫か?

 

「これは、正しい道を歩けば針は引っ込むわ。さ、手を繋いで渡るわよ。お兄さんはついてきてちょうだい。」

うん、まあそりゃそうだ。

というか、やっぱり結構道幅狭いんだな。TorielさんとFriskだけでもう道幅ギリギリだし。

 

そんなことを思いながら針山も抜けた。

さて、次は…ああ、あのくそ長い廊下か。




名前のカタカナと英語ですが、会話文中ではカタカナ、初めての名前、アナウンス、コマンド、説明文の中では英語表記です。
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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