FALSENESS TALE   作:謎の通行人 δ

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どうもただの謎存在です。

…いやマジですみません!謝ってばっかな気もしますけど、また投稿サボってましたァ!
まあ、その事についてちょっと大事なお話を活動報告の方に上げました。まあ、察せと言わんばかりなんですが、今回はちょっと訳がありまして。読んでいただけると幸いです。
まあ言い訳はここらへんにしといて。



では、本編どうぞ!


自信

「一応自己紹介ってあるじゃん、ね?」

 

「…まぁ…」

 

「コホン、じゃあ改めてお!」

と、黄色い玉ねぎは一気に顔を崩して、

 

「わたし、オニオンサンだお!オニオンサンって呼んでお!」

と声高らかに言った。

 

「よし、行くぞ。」

 

「え、いやなんかリアクションとか無いお…?」

 

「いやどうリアクションしろと。」

なんというか…なぁ…。

そもそも、こいつ声変えてたんだ。元々…というか初対面のときめっちゃキャピキャピした声出してたのに、顔が崩れると同時に面倒臭さMAXの声になったぞ。

で、進んでいるとオニオンサンは着いてきて話しかけてきた。

…つかこいつ、敬称付けられたらどうする気なんだろ。もしかしてあれか?オニオンが名前で自分でさんってつけてる感じだったのか?…いや、違うだろうな。じゃあ呼び捨てていいか。オニオンサンさんは言いづらすぎるだろ。

 

「そ、それより、ウォーターフェルは初めて?ここはいいとこだお!」

と、オニオンサンは初対面のときの顔になった。

 

「オニオンサンもだーい好きだお!お気に入りだお!」

 

「…おう、そうか。まあでも確かに綺麗な所ではあるな。」

 

「うん!お空とかも綺麗だよね!」

Friskも賛同する。まあ、正確に言えば空というより天井だけどな…まぁ、別にそこはいいか。空っちゃ空だろ。

と、オニオンサンは水の中に顔を埋めた。

 

「でも…最近水がどんどん減ってきてるお…だからずーっとしゃがんでないと頭が出ちゃうお…」

と思ったらまた勢いよくザバッと顔を上げた。…普通に水掛かったわ。まあ一瞬で乾いたけど。…こういうところちゃんと(?)してんだよなぁ…

 

「でッ…でもッ…!いいんだお!都に住むよりはマシだお!人の多い水族館で生活するなんてまっぴらだお!」

いや都どんな所やと想像してんだ。仮に水族館があったらUndyne連れてかれるぞ。……やべ、水族館の中で魚に混じってUndyneが泳いでるの想像したらシュールすぎて笑えてくる。どちらかといえば飼育員側だろ、あれ。

 

「友達はみんな水族館暮らしだけどッ!」

訂正。あったのか、水族館。そんなところあったか…?いや、記憶に無いが…通行路以外のところにあったのか?

ならUndy…あ、止めとこ。これ以上想像するとマジで吹き出す。シリアス要員が一気にシリアル要因になりやがるぜ。

 

「どーせ水族館は満員だお…住みたくても無理だお…」

と、オニオンサンはまたどんよりとした顔をしながら水に顔を埋めた。

…こいつ、情緒大丈夫か?

と、オニオンサンはまたザバッと顔を上げて元気そうな顔をした。…だから水かかるんだってば乾くとはいえど!

 

「でも大丈夫だお!アンダインがなんとかしてくれるお!オニオンサン、ここを出て広い海で暮らすんだお!」

っと、ここでUndyne出てきたのか。

名前が出た瞬間一瞬でFriskの体が震えた気がした…いや、震えてたな。握ってる手の力が強くなった。

 

「…まぁでも、海か。お前、海水で生きれるのか?ここは淡水みたいだが。」

ちょっと指に水をつけて擦ってみても、完全に水。塩特有のベタベタした感じもないし、まあ秒で乾くけど塩は残らない。

 

「か、海水…?」

って、分かってなかったのか、こいつ。

 

「海ってのはこことは違って、ものすごい広い。まあそれは知ってたみたいだが、それに加えて水が濃いめの塩水なんだ。大丈夫なのか?」

淡水魚は海水に入れると死ぬって聞いたことがあるが…いや、こいつは魚じゃねえか。何に入るんだろ…野菜?流石に違うと信じたい。まぁ、モンスターはモンスターか。

 

「そ、そんなに難しいのかお…また考えとくお!…あ、もう出口に着いちゃったね…じゃ、まったねー!」

 

「またねー!」

Friskは答えていく手を振っていた。俺?…ちょっと面倒くさい系の相手は苦手でな…まあ、返答レベルで手を振っておく。

 

「!!フフン ブクブクブクブクブク…」

…なんで今ちょっと誇らしげに笑った?

返事をくれたのが嬉しかったのか?妙なところで俺とシンパシーを感じさせるな、こいつ。(意味が分かると悲しいお話)

 

まあ、そんなこともありつつ先に進む事にした。

次の部屋…あ、Shyrenの所か。歌…歌かぁ…俺音痴なんだよなぁ…Friskに頼まれたら歌うよりほか無くなるけどさ。

 

と、進んでいると、部屋の隅っこに縮こまっている魚…魚?人魚?とも取れるモンスターがいた。

 

「!どうしたんだろう?怪我でもしたのかも…!」

と、トテトテっとFriskが走っていく。こけるなよ。

すると、Shyrenは一瞬こっちを向き、ビクッと体を震わせて壊れた機械のようにギギギッと元に戻った。

 

いやどうした。

 

と、Friskが近づくと、いつものように背景が白黒に切り替わった。胸の前にハートも出てくる。

 

………ん?あれ?音楽は?

 

「ぁ、ぇっと…え…」

…ん?これはもしや恒例となったイレギュラーか?…まあ、だろうな。まさか戦闘内ですら問題が出始めるか…

 

「えっと…こんにちは?」

と、FriskはACTを選択し、分析する。

 

『*Shyren

ATK19 DEF0

音痴。地獄の歌声を披露する自信がない。』

 

「………」

…おかしい。

分析しても内容におかしい所はないが、Shyrenも何も喋らないし、音楽も流れない。その上戦闘が進むこともない。何だこの違和感…

 

『*………』

と、ターンが回った。

…まーじで何なんだ。こりゃいよいよ解決策が分からんぞ…ACTで他の選択肢を…いや、現時点のコマンドが調べるしかなくなってるな。ハミングとかのコマンドがあったならワンチャンと思ったが、コマンド外の行動は向こうに干渉できないみたいだからなぁ。

 

「お、お兄ちゃん、どうしたらいいの…?シャイレーンちゃん、何も喋ってくれないし、何も起きない…」

んなもん俺が聞きたい。だが、兄としてここは何とかしときたいところだがな…どうする…?できる行動は逃げるか調べるかアイテムか…[FIGHT]。これだけは駄目だな。だがコマンド外の行動に反応してくれないとなると……いや、待てよ?もしかしたら…

 

「あー、ちょっといいか?」

 

「ビクッ!」

やっぱり。

Friskのコマンド外の行動は反応されないが俺のは反応されるらしいな。プレイヤーの影響範囲外だからか?

 

「…何をそんなにビビってるのかは知ないが、一つ聞きたい。…歌の練習、しなくていいのか?」

 

「………。」

Shyrenは何も喋らない。

 

「…返答ぐらいは欲しいな。それとも、なにか歌えない理由でもあるのか。」

 

「……だから…」

 

「ん?」

ふと、蚊の鳴くような小さな声が聞こえた。

 

「…へた、だから…誰かに…聞かれるのが、怖い…」

…あー、な。なるほど、()()()()()のShyrenか。

 

「ま、なら一回聞かせてみ?自分の感じ方と人の感じ方はだいぶ違うぜ?聞いてみなけりゃ分かんねえし、下手かどうか決めるのは自分じゃねえ。…つーかむしろそこまで下手だってんなら逆に聞いてみたい。」

 

「………ん………」

…大丈夫…か?

と、少し小さく音楽が流れ出した。

同時に、小さく、本当に小さく歌声が聞こえてきた。

 

ふんふん……」

 

『*Shyrenは小さく口ずさみ始めた。』




ではまず、炙りカルビって噛まずに言える?様、yoka様、コシュカ様、10戌様、RINGO飴様、様々な評価ありがとうございます。もっと精進していこうと思います。

そして、とりあえず個人的にはこの話の展開上中ボス戦だと扱ってるシャイレーンちゃんです。基本的に中ボスあたりにはイレギュラーを入れるつもりなので。※ruinsではナプスタ。snowfullでは犬夫婦戦のスキップ。
…つかスキップはほぼほぼ手を抜いた結果な気もしなくもないなぁ…(ボソッ



ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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