どうも超絶お久しぶりのただの謎存在です。
えーとですね、およそ1年ぶりの投稿をしたわけなんですが、早々に良いお知らせと悪いお知らせがありまして。
まあ詳しくはあとがきに置いとくんですが、かるーく言いますと良いお知らせは支援絵をいただきました!(描いて下さったの8月。大遅刻。)ということでして。
んで悪いお知らせは更新はしますが多分頻度がまた死ぬというものです。
ではまあとりあえず本編どうぞ。
「あれ、鳥さん?」
進んだ先に黄色い小鳥が一羽いた。
あーあのBGMの曲名が長いやつだ。何なんだよ「びっくりするほど短い距離を飛んでわたらせてくれる鳥」って。謎に勇ましいBGMなんよ。まあメタトンホテルの「枕の上にミントチョコレートも置いていない宿泊施設をホテルと呼んでよいものなのだろうか?」が一番意味分からんが。別に良いだろ。
「……?」
と、その鳥は身振り手振りで何かダンスみたいなことをし始めた。…これが渡らせてやるって事か…?
「…うんうん、お兄ちゃん!この鳥さんが渡らせてくれるんだって!」
分かったのかよ、すげえなFrisk。
俺初見で理解できる気しねぇわ。
「へぇ…大丈夫なのか?」
とは言ってもまあ水、1、2メートルくらいの長さだし深さも多分これ足湯くらいの浅さだけどな?一応な?
「大丈夫だって!」
「そうか。行ってみるか?」
「うん!」
と、Friskが黄色い鳥に何やら話しかけると、黄色い鳥は胸を打つように羽を胸元に持っていき、それからFriskの頭まで飛んだ。そして…
「お、おぉお…!」
Friskを持って10センチくらい浮いた。…浮き
いやこれ怖っ!?
こっちから見てればマジで危険運転にしか見えんのだが!?
いやまあ20センチもないくらいの鳥に運ばれれてるのも充分変なんだがそこは置いておいて。
んでそのままふよふよと危なっかしい運転のまま水上を渡り始めた。
…いかん、死ぬほどヒヤヒヤする。
「渡れたー!」
と、何とか渡りきったFriskは向こう岸で小さくぴょんぴょんと跳ねた。
…うん。まあ当人が楽しそうなら良かったか…いや帰ってくる時も俺ヒヤヒヤしなきゃなんねえのか。
もうこの距離なら俺が幅跳びで行ったほうが早えんじゃねえか。助走つければ2メートル弱位飛べるぞ?多分。
つか最終抱っこして俺が水浸かるのもあり。どうせ乾くし。*1
「いま帰るねー!」
まあそんな事を考えたところでFriskが乗り気だからそのまま危険運転で帰ってくるわけだが。
マジで手を貸したくてしょうがなくなるわ。鳥くん、せめて君はもう少し成長してからチャレンジした方がいい。うん、それが良い。
と、その鳥は今度は俺に向かって踊りだした。
「…俺も連れてってやるって?」
うむ!と言わんばかりに首をふる鳥。いや、うーん…
「やめとこう。さっきフリスクだけでも精一杯だったろ、俺フリスクの2倍くらいは重いし」
流石に持ち上げられんだろ。
もうちょっと大きくなってからだな、と言うと小鳥はわかったというように首を縦に振ってパタパタと羽を動かした。…元気だな。
「いこ!お兄ちゃん!」
「おう」
小鳥に手を振って、今度はそのまま向かいの道に進む。こっちが進む道だな、NapstablockとUndyneの家はフル無視か。
で、セーブエリアでFriskがセーブしているのを見つつ周りを見渡す。
ボックスと…
真っ黒で穴が空いたみたいになっとる…アレか。マップ外だからロードされてないのか。メッタいな。
それはともかくここ一応ノートとメガネ買っといたほうが良いんかな…どうだろ。
まあ一応効果的にも強いから買っとくのに越したことはないし、金は普通に残ってるんだけど。
「行こ!」
「おう」
と、セーブが終わったFriskに手を引かれてGersonさんの店に入っていく。
「おおいらっしゃい、良いガラクタを売っとるぞい」
言われて店内を見渡してみるが…うん、これマジでガラクタじゃねえか。なんかよく分からん鉄パイプみたいなのとかほぼ腐りかけの廃材みたいなのもあるんだが…何これ?え、これ売りもんなの?え?
確かあのゴミエリアからひっぱってきてるんだったっけ。…あそこからかぁ…いやせめて選別はしようぜ…
「むー…」
と、そんな事を考えながら店内を見回しているとFriskが少し唸っていた。
「どうした?」
「あのね、このノートとメガネ、買っておいたほうがいい気がするんだけどお金が足りなくて…」
…なるほど?
「それくらいなら俺から出すよ。ガーソンさん、このメガネとノート下さい」
「はいよ、毎度あり」
にしてもGersonさん、声がイメージ通りの近所のおじいちゃんみたいな声なんだな。なんか警戒心も解けるわ。
これでも人間との戦争で生き残ってたってんだからなぁ…
「…あ、あれ…」
「どうしたフリスク?」
と、Friskが壁にかかっていた模様を指して呟いた。
deltarunか。
「ママの服にもあったね」
「…あ、確かに」
ママ…Torielさんだな。確かにあの…前かけ?エプロン?みたいなのにも刺繍されてたな。いやはやまだ数日も経ってないはずなのに懐かしく感じる。
「む?お主らこれが何か知らんのか?」
「あ、あーまあ、恥ずかしながら、はい…」
「小学校でも習うと思うんじゃが…近ごろの学校は何を教えとるんじゃ…?」
あ、これdeltarunの意味聞いたときのやつだわ。若干違う気もするけど。
「これはDELTA RUNEというてな、この王国の紋章なんじゃよ、我々…モンスター王国のな…」
少し含みが有りげな顔をしつつそう言うGersonさん。と、次の瞬間には豪快に笑い出し…
「洒落た名前じゃろ?我らがフワリン王のネーミングセンスは全くイケとらんからの!」
ワッハッハ!と笑うGersonさん。
良くも悪くもこの人こういう性格だよなぁ。物怖じしねぇっていうか豪放磊落というか。
「フワリン王…?って…」
「多分だが、王様…アズゴア王だろうな」
聞き慣れない人名に首を傾げるFriskにこそっとそう言うとえっ、とまた少しだけ体が固まって、若干怪訝そうな顔をした。うーん、そうか。今のFriskからすればAsgoa王の印象って、
・Torielさんからは、残虐で簡単に命を奪いに来ると言われ。
・Papyrusからは、普段は優しいけど怒るとめっちゃ怖いと言われ。
・Undynは、Papyrusがあんなガチガチになってたことはまず上司的な立ち位置、つまりロイヤルガードの一員だってことになってて、王国騎士なんて名前だからにはAsgoa王が率いてる筈で……とまでは流石に思いつかねえか。いくら何でもそこまでヤバいほど頭が良いとは思えない。いや失礼か。でももしそうだとしたら可愛くて頭いいとか最強かよ。
うーん、まあでも前2項だけでもどうやってもヤバい印象しか浮かばねえわ。なんなら一番親身になってくれてたTorielさんがあれだけ嫌悪感を抱くほどの相手だと認識してるとなると…中々ヤバそうな印象受けるわな。
そんなやつが「フワリン王」なんて呼ばれてたらそりゃ怪訝そうな顔もするわ。俺だってそうなる。
「この紋章にはとある意味が込められているんじゃ。この大きな三角は‘天使’を、下の小さな三角は我々‘モンスター’を表しているとされとって、“地上より天使がこの地に舞い降りた時、地下からモンスターはいなくなる”…そのまま取れば地下から解放されるという意味になるんじゃが、最近は不穏な考え方をする輩も出てきておってのう…」
キラ、と一瞬細く開かれたGersonさんの目が光ったように見えた。
「“天使がモンスターを皆殺しにして地下からモンスターがいなくなる”…なんて解釈をする輩が出てきとるんじゃよ。全く、不遜な輩もあったもんじゃ」
そう言うとGersonさんはまた豪快に笑った。
…うーん、何というか思うところがあるんだろうなぁ。
それからまた少し話をした後店を出ようとした、その時。
「なあ、お二人さん。これからお前さん達は、どっちへ行くんじゃ?」
ピク、と反射的に振り返った。
…それは…どういう意味でだ?またあの目をしながらこっちを優しく、しかし鋭く見つめるGersonさんにはやっぱり思うところがあるみたいだ。まさかとは思うがこの人も記憶持ち系の人だったりするか…?Gルートのときにもメタ発言してたし
「ここからまっすぐ、こっちの方に行きます!」
と、深く考えてたところで横でFriskが手を上げて答えた。
…そうか、それで良いのか。
と、Gersonさんは目を少し見開いてくつくつとこらえるように笑って、すぐに、
「ワッハッハッハ!そうか、なら気を付けていくんじゃぞ。またそのうちにこの店にも寄ってくれい」
と豪快に笑って言ってくれた。
Friskなばいばーい、と手をふるのにも笑顔で答えてくれたし、まあ…とりあえず何事もなくて良かった。
一応Gersonさんと戦うAUもあるからな…ワンチャンあり得るか?とか思ってたけど杞憂で良かった。
で、店を出る直前。
「無事に、帰れると良いの」
「えっ」
ふと、少しさみしそうな、優しい声が聞こえた。
が、その時にはマップを離れており、店の中は見えなくなっていた。
「お兄ちゃんどうかした?」
「…あぁいや、行こうか」
「ん!」
手を引かれて先に進む。
…気の所為、か?
はいということで大遅刻支援絵公開でございます。
【挿絵表示】
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かっけぇ!めっちゃかっけぇ!しかも2枚!両方かっけぇ!(語彙力どうした)
抹茶様、本当にありがとうございます!宣言通り血涙流して喜んどきます
で、悪い知らせなんですが…えーとですね。
─ 浪 人 し ま し た ─
…はい、浪人です。
いや言い訳させてください。来年から共通テストの形式が変わるというのもあって特に地方国公立の倍率が跳ね上がってくれやがりましたお陰で無事一浪となったんですよ。
今回の共テでも別に昨年の最低点は余裕で越えてたんで多分来年は大丈夫だと思いたいんですが、それでも一浪であることに変わりはなく。投稿頻度は依然死んだままということになります。
まあさすがに年1投稿とはならないとは思いますが…ならないとは断言しないでおきます、ということです。
ただ、一応投稿復帰という形にしようと思っておりますので題名から投稿休止は消しておきます。
では、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!