サブタイトルって考えるの面倒ですよね。…それだけです。
次の部屋に入ると、Torielさんは立ち止まって振り返り、話し始めた。
「これから、二人にはとても辛いことをさせなければいけないの。…この廊下は…二人だけで進んで行ってちょうだい。…悪く思わないでね」
そう言ってTorielさんはさっさと先に行ってしまった。
「…悪く思うような事なのかな?」
「さあな?」
「でも、ボクにはお兄ちゃんがいるからね!」
あ、やべえ超可愛い。…流石にそろそろ変態って呼ばれそうだから止めておこう。…もう呼ばれてる可能性あるけど。Alphysとかに。何気に言ってないだけでRuinsに監視カメラが…いや、向こうからはここ入れないからそれはないか。
で、この時間に色々考えていた俺だが、一つ、とんでもないことを思い出してしまった。
俺は恐らくデータセーブやロードの能力を持っている。さっきセーブ画面確認できてたし。つまり、Friskがデータロード、リセットしても記憶はある程度引き継がれるだろう。だが、そうだとすればここの記憶はないため、ここは一周目ということになる。つまり何が言いたいかというと、
…マジか…え、じゃあFriskにAsgore王とFlowey(OmegaもといPhotoshop)は少なくとも戦わせなきゃいけない感じか?え、嘘だろ。…確かに、二週目ではPルートも選択可になるが、Friskは記憶を引き継いでしまう。…本当の辛い選択肢ってここじゃねえの。
いや、まあ別に自分から殺させなきゃいけない訳じゃないけど、Asgoreは結局どっちでも死ぬし、Floweyは…見逃しも一応できるが…あいつ、見逃す場合、最後に何回も選択肢が出てくるから、もしFriskが「FIGHTを押さないと先に進まない」と考えてしまえば殺してしまう可能性だってある。
阻止するしかないが、俺が止めれるのかどうか…そもそも俺が介入していい問題でもないからな…本来なら俺ここにいるはずのない存在な訳だし、Friskの判断に任せ
「…お兄ちゃん?」
「、おっと、フリスク」
Friskが顔を覗き込んでいた。
「…どうしたの?難しそうな顔してるよ?」
「いや、何でもない。ちょっと考え事してただけだ」
「?ならいいけど…トリエルさんがここで待っててって言ってたけど、どうしよう?」
おお、思いの外結構考えにのめり込んでたんだな。話が飛んでいやがったぜ。
「どうしようって?」
「…先に進もっかな…なんて」
「…ま、俺はフリスクの意見を尊重する。フリスクがどうするかによるな」
「うん……じゃあ、進む」
「オーケー。じゃあ行こう」
そう言って次の部屋に入った瞬間、結構大音量で携帯が鳴った。
で、漫画ならビクゥッ!とでも効果音がつけられていそうなほどFriskが跳ねた。
ちょっとばかし落ち着かせてから携帯に出させよう。
「もしもし、トリエルです。部屋から出たりしてないわよね?」
おっと、やるなTorielさん。さっき出たところだ。
「その先にはまだ説明してないパズルがあるのよ。二人には危険だから、いい子でいるのよ?いいわね?」
そう言って電話は切れた。
「…トリエルさんって予知能力とか第三の目とかあったりするのかな…?」
「さぁ?もしかしたら持ってるかもな。さ、進むんなら進むぞ」
さっきの「最後のいい子でいるのよ」が俺が初見プレイの時に間違ってTorielさんを倒しちまった時の最後の台詞と同じだったなあ…あーバカだったなぁ、あのときの俺。
そんなことを考えながら、FriskがFroggitに話しかけるのを聞いておく。
そして、セーブポイントにFriskが触れたとき、
セーブしますか?
はい いいえ
セーブしました
遺跡の入り口→落ち葉の山
…あれ、俺はセーブしてないんだけどな…もしや、セーブデータ共有される感じか?…ま、確かに、アンテにはセーブファイル一個しかなかったからそうなるのか。
その後にFroggitの横にある部屋に入る。そこには、「お一つどうぞ」と書かれた看板と飴の入った籠があった。
「お一つどうぞだってよ」
「じゃあ…一個もらおっかな」
「じゃあ俺も」
「あれ、一つでしょ?」
「いいや、
へへ、と笑う。いや、屁理屈こねてるように見えるかもしんないけど、俺だって死にたくはないんだよ。
まあ、そんな弁解をしながら部屋を出て少し歩くと、突然世界が白黒になった。
「うおっ!ああ、戦闘か…」
『*Froggitが現れた!』
そんなアナウンスが響く。相変わらず音楽も流れるようになっている。
と、FriskはACTを押す。
…が、何言ってるのか分からねえ。いや、何か言ってるのは分かるが、ぼそぼそ言ってる感じか?だが口が動くのははっきり見える。コマンドの選択時の会話は聞こえない感じか?確かにFriskの言ったことはコマンドには現れてなかったが……
…まあ、最終FIGHTを押さなければいいか。
『*Froggitは言葉の意味を理解できなかった様だが、それでも嬉しそうにしている。』
「ゲコッ…」
ああ、ほめてたのか。
そのまま虫のような追尾弾幕が出現する。
「うわっ!」
「おっと、」
弾幕に当たりそうになったFriskを俺は抱えてそのまま避けていく。が、
「あ、」
一個当たった。
まあ、一応痛みはすぐに引いたが、というか当たったという感触だけあり、あとは目の前のHPバーらしきものが少し減った位。
『*Froggitはあなたと戦いたくないようだ…。』
そんなアナウンスが流れた瞬間、Friskは[MERCY]を押す。
『You win! 0EXPと0ゴールドを入手した!』
その直後、世界が元に戻る。と同時に、
「!ってて…」
さっきの戦闘で当たったところが少し痛むようになった。なるほど、戦闘中は当たっても当たった、という事しか分からないが、どうやら戦闘が解除されればダメージはその瞬間に感じれるようになるのか。
「!お兄ちゃん、大丈夫!?」
「ああ、何、問題ない」
3や4のダメージ食らっても基礎体力が150あるんだ。問題ない。
「さて、進むか」
そう言っても心配そうな顔で見てくるFrisk。
本当に優しいな。大丈夫だ、という意味も込めて、頭を撫でてあげた。
「…えへへ」
…うん、かわいい。
前書きにも後書きにも書くことがなくなってきたー…
ではでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!