ボク、カイチョーもブルボンもマックイーンも…というかキャラあんまし持ってないんだ。ってわけで独自解釈入ります。だからミスってたら…ごめん。
そうだ…俺たちが今まで積み上げてきたもんは全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり怪文書は増えていく。
ぐっ(更新、更新、更新…)ぐぅっ!うおぉぉぉ‼︎はぁはぁはぁ…(読書中)ウマ娘ss…なんだよ、結構増えてるじゃねえか。これくれぇ…なんて事はねえ!怪文書を書き、そして読むのが俺たちの役目だ。皆、やっと分かったんだ。俺たちにはたどりつく場所なんていらねぇ。ただ進み続けるだけでいい。止まんねぇかぎり、怪文書は増えていく。
俺は止まんねぇからよ…お前らが止まらねぇかぎり…その先に俺はいるぞ!…だからよ…止まるんじゃねぇぞ…。
(1番時間がかかったのが前書きと後書き)
Eclipse first, the rest nowhere…
トレセン学園のモットーとして相応しいエクリプスの言葉は、今も尚語り継がれて…かれこれ150年は過ぎている。
今、俺は案内役と共に学園を歩いている。俺は学園を歩いている。俺は正規雇用として初めて来た学園を歩いているのだが…。ここに訪れたのは試験や見学に来た時を含まなければ初めての筈だ。そこに間違いはない…筈なのである。だというのに…まるで実家にでも帰ってきたかのような既視感に、ある種不気味な何かが俺を不安にさせている。とはいうものの…憧れのトレセン学園に来ていること自体に事実として違いはない。そうだ、きっと妄想か夢などの類…或いは見学に立ち寄った際に焼き付いた光景が離れられずにいるのだろう。そうでなければならない気がして、足を進める。俺はトレーナーとして初めてここに来たのだから、と。…にしても、やはり不思議な事は付き物だ。まさか案内役として買って出たのが、
「……となっている。そしてトレセン学園は全国にあるウマ娘トレーニング施設の中でも、最大規模、十全十美のカリキュラムで、優美高妙なウマ娘と切磋琢磨し、己の研鑽に粉骨砕身の努力と共に身に宿した才を…っと私ばかり話してしまった。どうも、私は会話が一方通行気味になる事が多々あってね。つい長々と語ってしまう…すまない。」
「いや、大丈夫大丈夫。説明は大事よ?そんな気にしなさんな。」
「そ、そうか?…では、そうだな。何か気になることがあれば、遠慮することなく言ってくれると私としても嬉しいよ。」
「気になること…ねえ……。」
そう、俺の隣に今居るのが現生徒会長にして最強のウマ娘の一角として絶対に名を外せない1人、『永遠なる皇帝』の異名を持つに相応しい、と皆が注目しているあのシンボリルドルフだとは誰も思うまい。
おい、仕事はどうした。エアグルーヴやナリタブライアンを置き去りにしてここに来たわけじゃないだろうな?駄洒落ばかり言って撃沈させて来たのではあるまいな?…無いとは思うがサボりたかったから、だとかではないだろうな。
…何がどうなっている?俺と彼女は初対面であると同時に、彼女は理想的な模範生徒としても話を聞くことが多い。そんな彼女が…寒っい駄洒落を言い、さらにその影響で生徒会室に氷河期が到来したとか…俺も変な想像を…そんな事実は無いというのに次から次へと溢れ出す偏見が、この子の隣にいればいるだけ何故か余計な彼女のイメージが止まらない。意外と悔し泣きしそうな事、気を許した相手には遠慮が無くなるタイプ…頭が良い分、変に周りと噛み合わない…調子を崩す理由が理解出来ない…やっぱりアドリブはよく無いと思うよカイチョー…などなど。いやいやまさかそんな…馬鹿だな、俺はハハハ。
「なに、今日の実務は既に終わらせてきている。トレーナー君がそんな顔をしてまで心配することは無いさ。」
こうして時折、鋭い矢が刺さることも無ければ…の話だがな。嫌というわけでは無いのだがね?矢だけに…。とはいえ気兼ねなく話が続く分には良いのだが、こちらの心配など不要とするような微笑みとは裏腹に…どこか無理をしているような雰囲気がどうにも気になってしまう。少しばかり崩すか、この状況を。…
「あー…も
「ああ、随分とわかりやすい顔をしていたよ。まあ、その…四苦八苦する要因が私であることは目に見えていたからね。気を遣わせてしまったようだな。」
「まあ、そりゃあ…謝るほどでは無いだろうが、かの生徒会長様が新人トレーナーである俺を案内すること自体イレギュラーな時点で身構えるよ。それに、お忙しい身であることは容易に想像出来るからなぁ。た『しか』学園に来たばかりなのに生徒会長になったとか聞いたこともあるし…尚更ね。」
「ふふ、君はなんというか…そんなことを思いつつも自然体で居てくれるのだな。」
「ん?いやいや、結構ガクブルよ?俺の足、見るか?生まれたての子鹿のようなものよ。」
「……!ならばその足をしかと確認したいものだな。」
〜未だかつてない戦いがここ、トレセン学園にて行われています!今日の勝利の女神は果たして誰にチュウをするのか、果たして誰にギュッとするのか、見物であります!
さあ、盛り上がってまいりました!皇帝と若武者の対決となって繰り広げられています! 第4コーナー回った! ここからが真骨頂であります!先に先頭へと出たのはルドルフだ!ルドルフが出た!ルドルフ先頭だ!
おっと、トレーナーが来ている! トレーナーが来た! トレーナーが仕掛けた!ナリタブライアンとエアグルーヴのコンディションは最悪だがどう出るか!残るは、待ちに待った2強の対決ですっ!接戦が見られるか!最後の直線! トレーナーが踏ん張る!
やはり、駄洒落のルドルフ強し!3バ身4バ身と離していく!轟け、とでも言わんばかりであります!
ここでトレーナーを離す! ルドルフ圧勝するのか⁈〜
「確かめるのか、鹿だけに?『しか』と『たしか』を組み合わせたようだが…まあ君ならその行為もしかねないか。」
「…!しっかりと見たいものだね。こればっかりは仕方がないよ。」
〜さあルドルフか、トレーナーか!ルドルフか!トレーナーか! ルドルフが依然出ている!ルドルフだ!ルドルフだ!皇帝始動!こっからが強い!こっからが強いぞ、ルドルフ!実にいい競バです!いいギャグ戦争です!〜
「これしかないと決めた時の会長は強いという噂は確かだったようだ。果たして俺が、かの会長様のお目にかなう資格があるのだろうか?今のは目、視覚、資格で合計5コンボ。」
「やるね、トレーナー君…だが、私とて死角はない。皇帝の名に相応しい私に不可能は無いのだと証明して見せよう。君だけにしか見せない姿を…見せようではないか。しかと受け止めよ。」
〜トレーナーの追い上げ!シンボリルドルフ!初めて苦しい戦線を乗り越えました! しかし依然として話しております!楽しそうに話しております!日本から世界の最強へと飛躍するために、 その第一関門を突破しようと奮闘しております!目が離せません!〜
「随分とまた威勢がいいものだな。しかし、俺とてトレーナーの身。足掻きたいどころではあるか…こいつはちと長くなりそうだな。お互いにここで手を引こう。そうだな…斯くしておしまい、という形で…ちゃんちゃん.、ということで。」
「斯斯然然に繋げたか、成程。…にしても、まさかこんな仕掛けをしてくるとは…ん?仕掛け…ふふっ此処にも潜んでいたとは…驚いたよ、トレーナー君。」
〜物凄い回転だ!物凄い攻めだ! 来たぞ来たぞ来たぞ!シンボリ来た!シンボリ来た!
しかし外からトレーナーだ! 外からトレーナー!外から仕掛けてきたトレーナーが!よぉおし!意図を見破ったぞ!シンボリが先頭に立った!
シンボリが先頭に立った! 大歓声だ!大歓声だ‼︎トレセン生徒会室は凍えている!
凍った赤い大輪が氷点下を下回ったトレセン学園に大きく咲いた!! ここまで無敗の皇帝が!トレセン学園史上、不滅の大記録が達成されました!!これこそ、皇帝だ!皇帝シンボリルドルフ‼︎〜
なんだこれは・・・。たまげたなぁ。
バレるのが早い…本当に頭の回転が速いというか、天才というか。その分、変に頑なになる癖が無ければこんなにも年相応の子になるというのに…。ちょっとムキになるところとかそれっぽいし。駄洒落は意外だったが…ふむ。耳の状態を見るに、ようやく落ち着けたようだ。良かった。
「なんか…その、な?少しばかり無理してそうだったから、お互いに緊張しているってことを前提に考慮して…こういう時にはジョークの一つや二つ覚えておいても良いだろうと思っていたから、つい試したんだ。いやはやここまで盛り上がるとは…馬鹿には出来ないものだったよ。」
「流石、と言いたいところだが…一ついいかなトレーナー君。」
「何?」
「少しばかりと馬鹿には出来ない…これは故意かどうか、聞いてもいいかな?」
「…あ。」
「くっ…くくっぷっハハハハ‼︎あ、い、いや悪い。プッまさか…ふふふっ…素で…こんなプフゥ…ダメだ、トレーナー君。わ、笑いが止まらない、どうしてくれる!…フフフ。」
〜撃沈んんっ‼︎ナリタブライアンッ!エアグルーヴッ!トレーナーとルドルフのやりとりを影から見ていますが、これは彼女達の性質に合っているのかっ!これから先の展開が怪しくなってきました!〜
「あー実に愉快だ。久方ぶりだよ、こんなにも充実した楽しい会話は。…そうだ、トレーナー君。実は来月に選抜レースがあってね。そこに私も出ることになっているのだが…良ければ見に来てはくれないだろうか。」
「それは構わないが…良いのか?」
「こうして話しているのも何かの縁だろう。案内役として志願はしたが、君と過ごす時間はどうしてだか、とても心地が良い。…願わくば、君個人から私に志願してくれる事を期待しているよ。勿論、私の走りを見てからで構わない。急にこんな事を言って申し訳ないのだが、是非。」
「は?いや待て…あの、生徒会長様?」
「ん?」
「…数多のベテラントレーナーから新人トレーナーまで篩に掛け、スカウトを断り続けたのに何故俺を?余計な一言かもしれないが…正直手に余ると感じるほどに君は強い。走りを見なくてもわかるほどに鍛えられた足は制服越しからでも分かる。立ち止まった時にかかる重心は均等に維持するように意識し、実行に移している。並大抵の筋肉量の維持に必要不可欠な食事もバランスが良いのだろう…筋肉が喜んでいるようだ。特にこれは…腹筋から太ももにかけては他の子達を凌駕している。もしかすると最後の直線までスタミナの減りが少なくなるのか?コーナーを耐えてそこから繰り出される加速は……凄まじいものだろうな…天賦の才能…応用も効く。加えて元々の体幹が素晴らしい…だが、例え体幹や筋肉量というものが生まれつき持った才だとしても、必ず人というのは無意識のうちに癖として残っている事が多い…それを意識したまま保つ精神力はこの歳では異常なほどだ。先程の会話の切り返しの反応速度からして頭の回転力も判断力もある…これだけでも既に逸品。…そんな君が新人で…才能も無い俺の何に目を付けたんだ?君は…強者だろ?」
君の全てだよ、と言えない私は実に臆病だ。君の前では…素顔が出そうで…気が緩んでしまう。それが怖くもあり…嬉しくもある。ある種仲間とは違う…自然体な私で居られるのは…トレーナー君だけだった。そして、問われる立場となることに喜びを感じてしまう。前は私が問う側だったのだが、これはこれで悪く無い。
「トレーナーとウマ娘との関係は良好であればあるほど、得をするのは目に見えていること。実はその…性格というか気質と言うべきか…威圧感があるというか、四角四面というか。残念ながら私の隣りで私の夢を共に叶えよう…いや、正確に言えば支えられそうな人に中々巡り会えなくてね。あとは…女の勘、とでも呼んでおこうか。」
嘘だ。
「そういうものなのか?あと女の勘って…意外だな。」
「おっと…。皇帝らしからぬ…私らしくない発言だったかな?だが、私も1人のウマ娘…。こういう一面があってもおかしくは無いだろう?」
「いや…そりゃあな。ってかそもそも10代だろ?そんな気を使う事ないって。そういうお年頃なのかもしれないとか思っていたが、随分とまあ…肩凝ってない?マッサージでもしてあげようか?」
「それは是非とも。」
「意外とノリが良すぎるぞこの皇帝…にしても夢、か。」
「…意外か?」
「いや、実に皇帝らしい望みなのかな…とね?」
違うんだ。
私は君の隣で君と一緒に、同じ速度で歩みたいだけだ。
ただの我儘だ。君にだけ見せる私の我儘だ。
こちらも必死なのだ。君という存在を手にするために…なりふり構っていられない。
初めて会ったあの日を…私は、忘れることはないだろう。
否、あの勝利から君との物語が始まったのだ。
君は何故、私のところへ来たのか…これは君と初めて出会った時の対話だったね。
トレーナー君。実はあの時…既に君の答えに関係なく…私は君に惹かれていたのかもしれない。私の前で示せ、などと…偉そうに述べていたが。何故私が君だけに近寄ってしまったのか…。それが答えと言わんばかりに、君は私の夢であった景色を即座に理解し、手伝いたいと述べた。同じ視座に立ちたいと…これが見たい未来だと。
常にあらゆるウマ娘達が…幸福でいられる世界を実現する。
その為に全力で挑んでいた時…ある時、君は初めて私に問うたな。
『なあ…その夢とやらに君自身は入っているのか?いつまでも他のウマ娘の為にって…君自身の幸せはないのか?』
『あくまで個人的な意見だが、時代によって…だがな?王とは孤高であり、孤独であると共に…誰よりも我儘で強欲な存在だった。民草が自然と背中を追っていくような存在だった。なろうとして、ではなくそうなるが故になった存在だ。その、少しばかりは息抜きというか…そうした仕草を見せてもいいんじゃないか?そんなに俺は側近として…トレーナーとして頼りないか?』
ガツンと頭を殴られたような気分を味わったよ。初めて心の底から負けた、と思ったよ。それこそ暴れ回りたいほどに。
それから事あるごとに君にあたった時もあった。涙を流した日もあった。分からない…難しい、と泣きついた。正直、敗北した時より悔しかったよ。
そんな私に君は…優しくて生真面目でとても良い子だが…いつもそれだと肩が凝るだろ、と優しく慈母のように言ってくれた。あの時の…グラスワンダーとマルゼンスキーの光景が過ぎる。それこそ…いつまでもこの時間が続いてほしいと願うほどに、贅沢な一時を。
君に『泣きついている時はもはやライオンだなはははっ』、と言われた事を忘れるわけがない。
私は半端な自分が許せない。
いつか見た青春恋愛映画を含め…あらゆる作品を借りに借りまくった。
海の家で食べる焼きそばが何故か美味しく感じたのか、肝試しが何故あんなにも楽しめたのか…答えは明白だ。君が居たからだ。
そして、半端な君も許せなかった。
私たちの中で誰かが選ばれれば…君自身が選んでいればここまで私たちが狂う事は無かった。それを君は『俺はあくまでトレーナーだ。そういう目で見た事は一度もない』と断ったな。
腹が立ったよ。私たち生徒を勝手に虜にして勝手に去っていく…レースで負けた時よりも悍ましい何かが、壊れてはならない何かが壊れてしまったんだよ…君のせいでね。
私の求めていた私自身の幸せはこんなにも近くにあったのだな、と理解した時には時既に遅し。私の隣から君は消えていた。思い出から何もかも…全て、君は消していた。
たった3度の敗北を語りたい、とかつて世間から言われた事がある。
私は…そんな小さな敗北よりも大きなものを失っている。知っているかな、トレーナー君…私はね?特に負けた相手には人一倍執着心が働いてしまうことを。他の子達に目をかけているようだが…気付いているのか?
【一度見た顔は絶対に忘れない】…それが君であれば尚更だ。
繰り返す度に、出会う度に鼓動が高まる事を…君の事を勝手に、一方通行で好きになっていく私を愚かだと思うか?
私にとっての本当の敗北は君だけなんだよ…トレーナー君。どんなに勝利を手にしても…君だけは手に入れる事ができなかった。手に入れたとしてもまた振り出しに戻る日々…。これでは負けっぱなしだ。私が負ける事を1番に嫌っている事は君も理解しているだろう…なあ、トレーナー君?何、忘れた?それこそ勝ち逃げというものではないだろうか。…ずるい。ずるいずるいずるいよトレーナー君。だから、許してくれ。こんな弱い私を許してくれ。強者では無い私を許してくれ。
「まっ、それも含めて楽しみにしてるよ。選抜レース…頑張って。」
「ありがとう…なんというか君は本当に付き合いがいいというか、楽で助かるよ。」
「それは俺が大人として見られていない、という意味ではないよね?」
「はははっ!あとマッサージの件、忘れないでくれたまへ。」
「エッ」
「何?まさか冗談だとは言わないでくれよ?皇帝の肩を揉める機会なんぞ、そうそう無いのだから…光栄に思うが良い。」
「なあ…あのルドルフとあんな自然なやり取りができると思うか?」
「出来るわけないじゃ無いですか。…そもそもルドルフが入学当時から凄いことは知っていましたが…あのトレーナーも大概です。正直、あそこまで有能なトレーナーが入ってくるとは思いませんでしたよ。彼女が、いえ彼女達が僕たちに目をつけないのも…単に実力不足ってだけなのかもしれませんね。」
「ああ、酷く痛感する…。私の今までのトレーナー生活がなんだったのかって感じるほどだ。初対面であれだけの癖や素質を見抜き、尚且つメンタルを保ち楽に接する事ができる相手…こんな化け物をウマ娘達が知ってみろ。…今年は荒れるぞ。」
聞こえてくる噂話…当然だ。何せ彼は…最高傑作である私たちが育て上げた… 百折不撓、協心戮力の末に生まれた最高のトレーナーなのだから。
私たちの間に遠慮は無い。なればこそ、全力で奪ってこその皇帝、と言えるのだ。彼を求める理由に特別な理由は無い。ただのちっぽけな望みだけだ。
さて…また誰が主導権を握るのかはわからんが…環境が再び変わった…調子は好調。私の想いは変わらない。…君の口から『ルナ』と再び呼んでもらえる事を信じて、君にだけ…私だけを見てほしいがために走る…君を手放す事など出来ない。ここにあるのは私の理想だけ。
さて、共に行こうか…トレーナー君。今度こそ君だけは…絶対に手放さないようにしっかりと私が握ろう。
もう、皆はとうの昔に限界を迎えている。
ここからは…オマージュの時間だ。
う ま さ ん ぽ
カイチョー!!マックイーン!!
なんですの?今暑くて何もする気が起きないですわぁ…
スウゥ…トレーナーが逆ナンされてるぅ!!
…!!!!!!!!!
フォーメーション、Bで行こうか‼︎
承知っ‼︎
…。……。
トレーナーァキュゥゥゥン!!
は?グエエエエエアアアアア……
何よ、その女ぁ!ボクの瞳に乾杯したあの夜を忘れたの!
私と一緒にいる時が1番楽しいってあれは嘘だったんですのぉ!
ア、アノー
気安く触らないでもらえるかしらぁん…泥棒猫ちゃん達ぃ!
エッ
トレーナー君はこれから私と一緒にヴァイオリィンのお稽古なのよ。
帰るわよ…トレーナー君。今日こそきらきら星をマスターしてもらうわぁん!ってトレーナー君は何処へ?
あのぉ…駅が何処か聞いただけですので。それと…彼ならあなた達の勢いに耐えきれず吹っ飛んでいきましたけど…。
エッ…。アラッ…。ナン…ダト…。