ゴミでカスなクズトレーナーは今日も今日とてウマ娘を虐待する。   作:カチュー

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書きたいことが多すぎて、纏まらなかったので前編・後編に分割します。

それにしても、ウマ娘楽しすぎる。因子ガチャが永遠に終わらねえ!


#6 狂気の虐待施設にショータイ! 前編

 自傷行為によりオーガズムに悶えていたミホノブルボンを寮まで送ってやった翌日、不承不承ながらライスシャワーにあの変態の同行許可を求めた。

 

「……と、いう流れでミホノブルボンも今度のオフに同行したいって話になったんだが……どうする?」

 

「……うん。ライスは大丈夫だよ。あの、お兄さま」

 

 大分回答までに間があったもののライスシャワーは最終的には頷いた。だが、顔を俯かせて表情を見えなくさせたライスシャワーは通常時の鈴の鳴るようなソプラノボイスとは正反対のアルトボイスを絞り出していた。

 

 その声色はまるでオレを詰問するかのようだった。

 

「どうした?」

 

「……なんで、仕事終わりなのにブルボンさんに指導してたの?」

 

「指導じゃない、アドバイスだよ。あの子のこと、どうしても放っておけなくてな……」

 

「……そっか。そうだよね。お兄さま、とってもやさしい人だもんね」

 

 顔を上げたライスシャワーは耳を垂れさせつつ、手を震えさせて、あからさまな作り笑顔を貼り付けた。

 

 きっとひ弱で心が生温いライスシャワーのことだ。ミホノブルボンを巻き込まないため、本来の希望ならば同行を断ろうとしたのだろう。

 それと新たな犠牲者を作りだしたオレに対して、はらわたが煮えくり返るほどの激情を胸に秘めて。実に健気で扱いやすいヤツだ。

 

 今回、初めて担当ウマ娘にライスシャワーを選んだのは間違いなかったとしみじみ思うぜえ。

 

 それに比べて、ミホノブルボンはマジで予測がつかねえ。

 

 トレーニングが出来ねえからってわざわざ休日を棒に振るか? しかも、1秒たりとも一緒にいたくねえはずのクソ野郎と一日一緒に過ごさなければならねえのに。

 

 自分のトレーナーでもない上、こんなグチグチと口うるさく自分の性的興奮を妨げる面倒なヤツだって認識はミホノブルボンにはねえのか? いや、あった上でトレーニングがダメなら、精神的被虐を愉しもうとクソムカツク奴筆頭のオレについていく選択を取ってきたのか? 

 

 変態の思考は本当に考えもつかねえ……

 

 まあまあ、虐待する相手が一人から二人に変わっただけ。計画に支障はねえ。クフフ! クハハハハ!

 

 

 

 そして、記念すべき休日虐待の日。オレが待ち合わせ時間の20分前に車を校門前まで走らせると、そわそわと落ち着かない様子の動きやすいラフな恰好をした私服姿のウマ娘2名を発見した。

 

 言うまでもなく、ライスシャワーとミホノブルボンだった。20分前行動を取れるとは感心感心。コイツらにはブラック企業に順応できる才能があるぜ。

 

 車の窓から顔を出したオレを発見したライスシャワーは輝くような笑みで手を振ってきた。ミホノブルボンも最近よく見せるようになった微笑をオレに向けてきた。

 

 まだ朝だからそんな薄っぺらい元気を出しているようだが……見てな、すぐに凍り付かせてやるよ。

 

 しょっぱい軽自動車に二人を詰め込んで……一日がかりの楽しい楽しい虐待のはじまりだァ!

 

「……今日は一緒に来られて、ライス嬉しいよ」

 

「ええ、私もあなた(・・・)と来られて気分が高揚しています」

 

 目的地へ向かう道中は会話もなく、しばらく無言の空間が形成されたがようやくライスシャワーがめちゃくちゃ下手な会話の切り出し方で会話を発展させようとした。が、相手もコミュ症ドMウマ娘。すぐに会話は途切れてしまう。

 

 それもそうだろう。コイツらって坂路トレーニング以外ではあまり関わり合いがなかったようだからな。で、お互いコミュ力が低めになるとこうなることは目に見えていた。

 

 後部座席に座らせた二人の会話が妙に重苦しくて、ぎこちねえ。それに冷房をかけてねえのに不思議と冷気が漂っている気が……まあ気のせいだろ。それよりも特別な虐待日を全力で愉しまねえと損だ!

 

 普通の女の子ならおしゃれなカフェを回ったり、ショッピングモールで流行の洋服やアクセサリーといったおしゃれ用品を仕入れたり、スイーツを食べ歩いたりして休日を過ごすもんだろうが……んなことさせるかよ! 

 

 オレの選択した処刑場は――ここだァ!

 

「あ、ここ……」

 

「この施設をご存知なのですか、ライスシャワー?」

 

「うん! 前から一度は行ってみたいと思ってたんだ!」

 

「ここが『リフレッシュ』する為の施設なのですね」

 

 車を飛ばすこと約30分。さあさあ、お待たせしました。テメエらには狂気の施設「スポッチュ」にご招待だ、コラァ!

 

「スポッチュ」とは日光の差さない室内で、ひたすら立てられたピンに向かって球を投げ続ける不毛すぎるスポーツ場や喉を潰させる密室、機械から放たれる豪速球を恐怖心を押し殺しつつ打ち返さなければならない特殊拷問器具まで用意されている娯楽とはかけ離れた血も涙もない施設だ。

 

 休日ですら体と精神を追い込ませる悪行を思いついてしまうとは……オレって、ほんとクズ! 自画自賛しちまうよ!

 

 さてさて、金を出そうとした二人を制止して愉しむための入園料を3人分支払ったオレは憐れな同行者2名を連れて、最初の目的地へと向かう。

 

 まずは定番中の定番、ピンを倒すだけで何も生み出さねえスポーツ「ボウリング」からスタートだ。このスポーツは無駄に普段使わねえ全身の筋肉を使うからな。球を投げているだけに見えて無駄に負荷が高い害悪競技だ。

 

「えいっ! うう……またガーターだ」

 

「三投目までは入射角に誤差あり。次こそは確実に仕留めます……またしてもエラー発生」

 

 おいおい、見ろよ! コイツらの曇った顔! ただピンを倒すだけの競技をやらされるだけではなく、それすらまともに出来てねえ! 超絶無様だなあ! 

 

 ククク! 更に煽ってやるか!

 

「……フンッ!」

 

「す、すごいよ、お兄さま! 三連続ストライク!」

 

「この競技においても優秀とは流石です、あなた」

 

 ケッ! コイツらに褒められても何も嬉しくはねえが……フィジカルで勝る自分たちに出来なくて、自分たちより劣っている野郎に出来ている事実に心の中ではめっちゃ悔しがってんだろうと思うとワクワクしてくるぜ!

 

「あ、あの……おにい」

 

「あなた、アドバイスをお願いします。どのようなプロセスを踏めば、結果を導き出せるのでしょうか」

 

「え、あ……」

 

 早速、プライドを投げ捨ててミホノブルボンが身を乗り出すようにオレの傍に寄ってきた。

 

 ライスシャワーも言いたげに手をモジモジさせていたが、さすがドM。恥や尊厳を捨てるスピードは常軌を逸している。

 

「そうだな。君の場合、ボールのリリースタイミングがズレているんだ。体の向きも右に傾いているせいでボールがヘッドピン、真ん中を捉えることができていない。そこを修正すれば、間違いなくストライクは取れる」

 

「了解。インプット完了。あなたのアドバイス、ログに永久保存」

 

 すると、次の一投でミホノブルボンは。

 

「ストライク、達成しました」

 

「ミホノブルボンは飲み込みが早いな」

 

 苦も無く修正をしてきてストライクを取ってきた。何も面白くねえが、ここからが本番よ!

 

「ナイスストライク! ウェーイ!」

 

「申し訳ございません。手を高く掲げながら『うぇい』という単語を発する意味についての検索結果なし。どのような意味を持つのでしょうか」

 

「ストライクを取ったらハイタッチがボウリングのマナーだ。喜びを分かち合うのは当たり前だろ? ウェーイに関しては……そう、これもマナーだ!」

 

 ノリをマジレスで返すな、このポンコツが! オレの方が恥ずかしくなってくんじゃねえか!

 

「かしこまりました……うぇい」

 

 どうだ!? 毎回、ストライクやスペアを取るたびに体の接触を強制される嫌悪感! マナーだから断るわけにもいかねえ! うんうん、最悪だよなあ……っておい! 無表情ながら何嬉しそうに顔を赤らめている!

 

「……ずるいよ」

 

 お前はライスシャワーをもう少し見習えや、コラ! 見ろよ、ライスシャワーもオレの気持ち悪い行動にぼやきつつ、眉を下げて引きつった顔をしているのを! これが本来の反応! お前は異常なの、異常!

 

 いや、マジでライスシャワーがいると自分が正確に虐待が出来ていることを実感できるってもんだ! 

 

 このままライスシャワーのドン引き顔を眺めるのもいいが……トレーナーたるもの差別はよろしくない。ライスシャワーにも公平に助言をしてやるか。

 

「で、ライスは投げるときにボールばかり見て、レーンやピンに注視していないな。後、オレみたいにボールを曲げようとしなくていいから、もう少し落ち着いて、真っ直ぐ投げるように心掛けてみろ」

 

「う、うん! がんばるぞー、おー!」

 

 と、いつもの掛け声で気合を入れていたものの……。

 

「ど、どうしてダメなのぉ……?」

 

 その数秒後には2連続ガーターで耳と尻尾を垂れ下げて落ち込んでいたライスシャワーの姿があった。クハハハハッ! いいぞ、お前こそウマ娘の中のウマ娘! これが王道の反応ってやつよ! すぐに順応できるヤツはそうはいねえもんな! 

 

 いや、マジでライスシャワーかわいいわ……! クックククッ!

 

 さあ、ミホノブルボンと違ってだめだめだったライスシャワーには苛酷極まりない追い打ちといこうか!

 

「ほら、ライス。ボール持って」

 

「え、あ、うん……ふえっ!?」

 

「ニュートラルポジションはここ。で、背筋を伸ばして……足の位置はこう。で、投げるときに腕を振り子のように使う」

 

「う、うん。お、お兄さま……その、あのぉ」

 

「そうそう、こんな感じだ。力ではなく、遠心力で投げるイメージを持て」

 

「ほ、他の人に見られてるよっ。は、恥ずかしい」

 

「気のせいだって。案外、人ってのは他人に興味は持たないもんだ」

 

 体を触って無理やり修正しているオレに対して小声でやめるように懇願してくるが、当然ガン無視だぁ! 公衆の面前での羞恥プレイと女の子の体にベタベタ触るといったトレーナーじゃなきゃ、法的に完全アウトな所業を思う存分愉しんでやるぜ! クハハハッ!

 

「……ストライク、達成しました。うぇい」

 

「で、だな……ん? ああ、またストライク取ったのか! ナイスストライクッ! ウェーイ!」

 

 クク、あまりにも楽しくてミホノブルボンが投げているのも忘れて、学園内では見せられねえひっどいニヤケ面でライスシャワーの虐待に没頭しちまったぜ。雑目にミホノブルボンとハイタッチをかまし、すぐにライスシャワーの虐待の続きにとりかかる。

 

 うむうむ、ミホノブルボンに狂わされた調子を着々と取り戻してきているぜ!

 

「………何故ですか、何故、何故、何故」

 

 虐待の光景を外から俯瞰的に見ることで、ようやくミホノブルボンも先程行われていた虐待の意味を理解したようで、一定のトーンでブツブツと何かしらの呪詛を吐いているようだった。

 

 よしよし、間接的にダメージを与えられているようだ。

 

 その後も3ゲームほど投げて、コイツらがいかに身体能力にかまけているだけの無能であるかを知らしめさせ、屈辱と無力感をたんまりと堪能してもらった。

 

 ククク、第一フェーズは満足いく結果だったな。この調子でどんどん虐待していくぜ!

 

 

 続いては日が差す屋外へと有無を言わさずに連れていく。そして、網目上に張り巡らされたガット付きのラケットで黄緑色のボールを相手に叩きつけ、ノックアウトさせる超絶野蛮な競技をコイツにやらせる。

 

 そう、スポーツの皮を被った何でもありの異種格闘技である『テニス』だ!

 

 トレセン学園に就職する前、アマチュアのテニスの試合を生で見物する機会があったんだが、コートが爆発したり、ラケットでブラックホールを生み出したり、骸骨の幻影が相手の全身を剣で抉っていたりとこれはまあ惨い有様だった。

 

 オレもとてもスポーツとは思えない殺人技術を取り入れるべきかと一瞬検討したものの、見様見真似で模倣しようとしてすぐに断念した。アレらは威力が高すぎて虐待には使えねえ。モノは大事に扱う主義だからな。

 

 なので、今回の虐待は少しばかりハードルを下げて、ワンバウンド以内に相手コートにボールを返す超ぬるいルールで地獄の片鱗を味わってもらうことにした。このルールでもきついことには変わらねえがな。

 

 オフの日だろうがしっかりと足腰、そして腕・肩とありとあらゆる部位をとことん虐め抜いてもらうぜ! クッソ、ミホノブルボンにはただのご褒美になっちまうのが悔しいッ!

 

 に、しても……。

 

「……絶対に負けませんッ! ブルボンさん!」

 

「私に譲りなさい……! ライスシャワー!」

 

 更衣室でスポーツウェアに着替えたウマ娘二人のかわいい姿を目に焼き付けたオレがあいつらの体を使って直接教えただけなんだが、今回はボウリングの時とは違ってサーブ以外二人とも覚えるのが早かった。というか……何が何でも覚えてやるといった執念が途轍もなかった。ミホノブルボンは特にだ。

 

 剥き出しの地肌に触れて虐待を楽しむはずのオレが若干たじろいてしまった。

 

「はあッ!」

 

「やあッ!」

 

 てか、めっちゃ白熱してんなー。ミホノブルボンは持ち前のパワーで無理やり突破口をこじ開けるパワーテニスで、ライスシャワーは打球は遅いが相手を前後左右に振り回すスタミナと根性を削り取る嫌らしいプレイスタイル。共通する点はトレーニングで追い詰められた並のウマ娘なんか比較にならねえほど、鬼の形相をしているところだ。うん、息切れして苦しんでいるところは実にグッドだが、なにが奴らをここまで必死にさせるんだ?

 

 

 尚、勝負の結果は決着が着く前に両者ともにぶっ倒れ、体力回復している間にコートの使用時間が過ぎてしまったため、引き分けとなった。

 

 もしかして、コイツらがここまで血相を変えていたのは”勝った方の望みを一つだけ叶えてやる”っていったからか? たまには虐待側にも反抗されるリスクがないとオレの気が緩んじまうから提案したんだが。

 

 お前ら、ご褒美という名の要求を盾に積もり積もったドッロドロの恨みをどのように晴らすつもりだったんだ……?

 

 クク、まあいい。やっていいのはやられる覚悟があるクズだけだからな!

 

 さてさて、まだまだ終わらせねえよ。時間はたんまりとあるんだ。今日は地獄の淵が見えるまでとことん追い詰めてやるから覚悟しておけよ……!

 

 




アンケート結果から重バ場お出かけから書くことにしました。

思った以上にしっとりブルボンさんにも票数が集まっていたので、こちらも終わってから執筆していきます。
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