白き翼の物語~Trail of klose ~   作:サンクタス

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しばらく本編の更新ができなさそうなので、まとめとしてこんなものを作ってしまいました。
以前自分用に書いたものを手直ししたものなので書いてある事も適当ですし、今まで出ていない設定もいくつかあります。でも重大なネタバレはありませんのでご安心を。
過去話の改良をする予定もあるので、もしかしたらここに書いてある事が本編に反映されるかも………
ほとんど原作準拠ですが、多少原作と設定が違うところがいくつかあります。それはこのストーリーではそういう設定だとご理解ください。



これまでの登場人物のまとめ

◎メインキャラっぽい人たち

 

○クローゼ・リンツ(クローディア・フォン・アウスレーゼ)

・年齢 十六歳

・誕生日 十月十一日

本作の主人公。原作では重要人物っぽい雰囲気を醸し出しながら、最終的にはやっぱり地味だった、サブキャラの一人。

しかし作者がFCプレイ時に一目惚れし、結局ゲーム中、強制イベント以外で彼のパーティからクローゼが外れたことはなかった。それから色々あり、現在作者がこの作品を執筆するに至っている。

リベール王国女王アリシア・フォン・アウスレーゼの直系の孫であり、王位継承順では一位である。

性格は真面目で、誰に対しても丁寧な態度で接する。昔はそれが行き過ぎていた事もあったが、現在は特に問題はないようだ。一見上品で可憐な雰囲気だが、たまに大胆・無茶な行動をとることも。

とても感受性(?)が強く、人の心や、果ては動物の心まで何となくだが読み取ることができる。あくまでも、何となくだが。しかしジークやテイルとなら普通に会話している。

故あってルーアンのジェニス王立学園に通っていて、成績は学園全体でもトップクラス。

髪の色と瞳は青紫。これはリベール王家の人間である証でもある。

服装は基本常に彼女が通うジェニス王立学園の制服を着ている。

得物は細剣(レイピア)で、その腕前は学園内の男子をはるかに上回るほど。そうは言ってもただの学生なので、どちらかというとアーツを使う方が得意な様子。剣とアーツは王都時代にユリアから教わり、その他にもいくつかの学問から飛行艇の操縦まで習っている。

(序章では一歳~五歳。一章では十五歳。二章以降は十六歳。)

 

 

○ジーク

・年齢 ???

・誕生日 ???

クローゼの護衛兼伝令役兼お友達の白ハヤブサ。リベール王家発祥時から王家に付き従っている白ハヤブサ一族の末裔の一人(一羽)。百日戦役の直後、同じく白ハヤブサのテイルに連れられてクローゼと出会い、それから十年間ずっとクローゼと共に過ごしてきた。普段は大雑把な性格。

彼にクローゼの臣下という自覚はなく(本人はクローゼの付き合い方の問題だと主張)、彼女に対する態度はかなり適当だが、仕事に対する態度は意外と真面目。彼なりにクローゼの事を考えて行動しているらしい。

小型魔獣相手なら戦うことも一応可能。しかし、やはりただの鳥なのでそこまで強くはないし、彼自身もあまり積極的には戦おうとはしない。

クローゼのそばにいない時はユリアの世話になっている。

ちなみに瞳は紅。

(第五話から登場。)

 

 

○ヨシュア・ブライト

・年齢 十六歳

・誕生日 十二月二十日

原作の主人公。間違ってもヒロインではない。誰もが認める美少年。

エステルと一緒に遊撃士修行の旅をしていたが、とある事からクローゼに出会い、それから彼女はヨシュアに長い間好意を寄せる事となる。エステルもヨシュアが好きなようだが、(無視なのか鈍感なのかは定かではないが)二人の好意に彼は全く気づかず、かと思えばそういう方向で誤解を招くような言動&行動もしばしば。しかし無神経という事ではなく、普段はとても気の利くお兄さんである。

髪の色は黒。瞳は金色(リベールでは珍しい瞳の色だとか)。得物は双剣(ツインエッジ)で、それを用いた速攻を得意とする。

(十三話から登場。)

 

 

○エステル・ブライト

・年齢 十六歳

・誕生日 八月七日(ちなみにこの日は某漫画の主人公『の○太』の誕生日でもある。)

原作の主人公。ヨシュアと同様、とある事でクローゼと知り合う。クローゼとは歳は近いが性格は正反対で、それがかえって二人が仲良くなる要因にもなった。二人は一応恋敵という関係に当たるが、両方とも自分の気持ちを整理するだけで精一杯のようだ。ひたすら明るく前向きな性格で、人からは脳天気と呼ばれることが多い。

髪は明るい栗色。瞳は燃えるような赤。得物は自分の身の丈を越える長さの棍(スタッフ)で、攻防一体の棒術を扱う。

(十三話から登場。)

 

 

 

 

◎クローゼに関係する人たち

 

 

①王都グランセル

 

○ユリア・シュバルツ

リベール王国の王室親衛隊中隊長。幼い頃のクローゼを知っており、彼女の護衛兼養育係も兼務していた事もある。最近はユリア自身も忙しく、クローゼの護衛の仕事はないが、それでもいつも彼女の事を気にかけている。最近では親衛隊の専用艦『アルセイユ』の艦長も務める。

ショートカットでビシッと決め、キリッとした目つきが、巷では王都の女性達に人気があるとかないとか。

得物はレイピア(もしくは長剣)。クローゼがレイピアを使うのは彼女の影響。

(第二話から登場。)

 

 

○アリシア・フォン・アウスレーゼ

現リベール王国第二十六代女王。歴代の王と比べても政治的能力にはかなり長けていて、特に外交に関して秀でている。リベール王国を国力では圧倒的な差がある北のエレボニア帝国や東のカルバード共和国と対等な位置に立てる程にした功労者。

国民に対しても慈愛を持った政治を行うため、リベール国民からは慕われている。

ただ肉親の事となると案外弱いようで、十年前に王太子が亡くなった時、表では気丈にしていたが、裏では相当落ち込んでいたらしい。

(第一話から登場。)

 

 

○カシウス・ブライト

元リベール王国軍大佐。百日戦役時は対エレボニア帝国反攻作戦の総指揮を執り、その類まれなる知力、判断力で帝国軍を撃退した。現在は遊撃士として活動。『剣聖』と呼ばれる程の剣の達人で実質リベール最強の人物だったが、軍を退いてからは剣を捨てているらしい。実はクローゼの父親ユーディス王太子の学友。ユリアの剣の師匠でもある。

(第一話から登場。)

 

 

○フィリップ・ルナール

元王室親衛隊大隊長。(現在は大隊長の座は空席。)かつては『鬼の大隊長』『剣狐』と呼ばれ、レイピアの達人。しかし性格は穏やかで、どんな相手に対しても腰が低い。

十五年前のエテルナ号沈没事件の責任を取り、大隊長の座を退いた。それからはデュナン公爵の執事、実質お世話係を務めている。

(第一話から登場。)

 

 

○デュナン・フォン・アウスレーゼ

アリシア女王の甥っ子。幼少の頃から甘やかされたのか、かなりの我が儘で高慢。王族であることをやたらと鼻にかける。エステルには『オカッパ』と評された。周りを省みない行動に執事のフィリップも手をやいている。

(第六話に登場。)

 

 

○ヒルダ夫人

グランセル城の女官長。長く王城に勤めており、クローゼの事も生まれた時から知っている。どんな時でも落ち着き払った性格故、アリシア女王からの信頼も強い。

(第二話から登場。)

 

 

○アラン・リシャール

リベール王国の軍人。階級は大佐。十年前の百日戦役の時はカシウス直属の独立機動部隊の一員として活躍した。

七耀暦1201年、王国軍に『情報部』を設立し、初代指令に就任、リベール各地で精力的に様々な活動を行い、次第に国内での影響力を強めている。彼の傍には常に情報部副官カノーネ・アマルティア大尉が控え、作戦指揮の補佐を担当している。

(第一話から登場。)

 

 

○マクシミリアン・シード

リベール王国の軍人。階級は少佐。百日戦役時はリシャールと同じくカシウスの部隊に所属していた。クソ真面目な性格。

(第一話に登場。)

 

 

○シア

クローゼお付きの侍女。仕事柄異性に会う事が少ないため、同年代の男性に弱い。

(今後登場予定。)

 

 

○テイル

百日戦役時、クローゼが孤児院で生活していた際に突如現れた純白のハヤブサ。クローゼに自分達白ハヤブサの事やリベール王国の成り立ちを教えた。他にも何やら彼女に話したいことがあるようだが………。

ハヤブサなので見た目ではわからないが、結構年をとっているらしい。

(第三話から登場。)

 

 

 

 

 

②ルーアン地方

 

○テレサ・マーシア

マノリア村のそばにあるマーシア孤児院の院長。百日戦役時にジョセフからクローゼを預かった。

クローゼにとっては母親のような存在。民間人ではクローゼの正体を知る数少ない人物でもある。

夫に先立たれてからも孤児院を続けている。

(第三話から登場。)

 

 

○ジョセフ・マーシア

テレサ先生の夫。百日戦役でルーアンに帝国軍が侵攻した時、ユリアとはぐれたクローゼを拾い、マーシア孤児院に連れて帰る。明るい性格で、物静かな妻とは対称的だった。元々孤児院を作ろうと考えたのは彼。クローゼにとってはテレサ院長と同等の大切な人物だったが、数年前事故により死亡。

(第三話~第五話に登場。)

 

 

○クラム、マリィ、ポーリィ、ダニエル

マーシア孤児院に保護されている子供達。クラムは間接的にだがクローゼとヨシュア達が出会うきっかけを作った。ヨシュアに対し、密かに憧れのような感情を持っているらしい。

(第九話から登場。)

 

 

○ジル・リードナー

クローゼの親友の一人。いつも明るく人懐っこい性格。しかし調子に乗ると一言多くなる所があり、それが災いして何人も友達をなくすという意外な経歴を持つ。クローゼとは学園の寮で相部屋となり、何度もの衝突を経て、今では双方ともに認める親友となった。

現在は学園の生徒会長を務めている。

(第七話から登場。)

 

 

○ハンス

クローゼの親友の一人。同じ生徒会メンバーだからか、大抵いつもジルとくっついている。男友達はいないのだろうか………。

(第七話から登場。)

 

 

○レクター・アランドール

王立学園の先代生徒会長。クローゼ達の先輩に当たる。色々な意味で『豪傑』。尋常でなく傍若無人な彼の行動のおかげで生徒会のメンバーは毎日学園中を走り回らされていた。クローゼには突然現れては意味深なアドバイスを残して消えていく、ということを何度か繰り返していた。

実は遊撃士顔負けの身体能力を持ち、戦闘もかなりできるようだ。さて、彼の正体は………。

(第六話から登場。)

 

 

○ルーシー・セイランド

レクターと同じくクローゼ達の先輩。生徒会で副会長を務めていた。その美貌はハンスを含めて学園の男子生徒全員の憧れの的だった。レクターとは親しいようで、レクターの暴走時に彼女が彼に一発食らわせて黙らせる事がほぼ習慣化していた。

(第七話から登場。)

 

 

○レオ・E・ローレンツ

レクターやルーシーと同じくクローゼ達の先輩。生徒会で書記兼会計係を務めていた。当時の首席。

(第七話から登場。)

 

 

○コリンズ学園長

ジェニス王立学園の学園長。知識人でもあり、度々アリシア女王の相談役ともなる白ヒゲのおじいさん。

(第六話から登場。)

 

 

○ジェイル・フレイド

学園祭前日に突然クローゼ達の前に現れた色々な意味で謎の男子生徒。初対面のはずのクローゼ達にやたらと馴れ馴れしく接してきた。学園祭の学生劇の代役となり、そこそこ演技は上手いようだった。色々と含みを持った言動を取るような事があるが………。

(第二十二話から登場。)

 

 

○モーリス・ダルモア

現ルーアン市市長。貫禄だけなら誰にも負けない(かも)。

(第十六話から登場。)

 

 

○ギルバート・スタイン

ダルモア市長の秘書。一見優秀そうな面をしているが、根はかなりの小心者。

(第十六話から登場。)

 

 

○『レイヴン』

ルーアンの倉庫街に生息するゴロツキ集団。現リーダーはロッコ、ディン、レイスの三人。

 

 

○アガット・クロスナー

遊撃士で、ヨシュア、エステルの先輩。リベール国内の若手遊撃士の中では五本の指に数えられる実力者。昔は『レイヴン』に所属し、リーダーも務めていたが、とあるきっかけで更生した。

髪の色は赤毛。強面で、少々人付き合いも悪い。得物は大剣である事から、『重剣』の異名を持つ。

(第二十話から登場。)

 

 

 

 

③その他

 

○アルバ教授

ヨシュエスが旅の途中で出会った貧乏考古学者。いつも笑顔を絶やさないメガネのオジサン。

(第二十五話から登場。)

 

 

○『剣帝』&『雷光』

クローゼ達の劇を見に来ていた二人。怪しげな会話を交わしていたが、彼らの正体は如何に?

(第二十七話から登場。)

 


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