トレーナーさんは眠らない(ガチ)   作:HK416

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『孟母三遷』

 

 

 

 

 

 四月の最終週。

 今年の春天は5月の初週にずれ込み、お陰でルドルフの調整には多少の時間的な猶予が出来た。

 

 仕上がりはほぼほぼ理想に近い。

 今は学園のコース上でチームの面々と併せを行っているが、時計もいい結果が出ていた。

 

 長距離への適性が極めて高いマックイーンとライスの存在が良い刺激になっている。

 スズカとオグリも前者二人に比べれば適性は低いものの、それぞれの走り方がそのままルドルフに迫られる択となり、経験値に貢献している。

 特定の相手ばかりと併せをしているとおかしな癖がつきかねないが、その心配はなさそうだ。

 

 相手側の情報も出揃っている。

 オレの分析、予測で負けはほぼないが、それが逆に困ったところ。

 ルドルフの瑕を何とかしたくとも、状況が整わない。これでミスターシービーが居てくれればまだ良かったんだが……。

 

 

「調子、良さそうね」

「ああ、どうも上河さん。偵察? それともスズカへの労いですか?」

「ふふ、そうね。どちらも、かしらね」

 

 

 ストップウォッチを片手に、カメラで併走を撮影しながら見守っていると後ろから声を掛けられた。

 

 ウェーブパーマの入ったボブヘアに、黒いパンツスーツ。

 下がった目尻は柔和な性格を表していて、薄い化粧は色香を際立たせている。

 

 おハナさんよりも僅かに年かさ。黒沼さんとは同期にあたるベテラントレーナーである上河さん。

 実績、指導ともに堅実。特に先行型のウマ娘を育てる手腕は間違いなく一流だ。

 彼女の育てたウマ娘のレースを見ていても、オレが取れと指示を出すであろうポジションに必ず付いている。

 ただ、その堅実さ――使う戦略の幅が少なく派手さがない分だけ、トレーナーとしての評価はおハナさんや黒沼さんに劣って見られがち。

 

 予想外の走りが魅力的なのは認めるが、予定通りの走りをそのまま最後まで完遂するのも難易度だけで言えば同様のはずなのだが。

 その辺りの難しさを見ているだけの人間に理解しろ、というのが無理な話か。

 

 そして、オレにとって何よりも重要なのは、彼女がスズカの前トレーナーということ。

 

 

「“デネブ”の滑り出しも順調なようだし、安心したわ。君に任せて正解だった」

「随分とヨイショしてくれますね」

「認めていなければ、私の見つけた才能を預けたりしないわよ。最近の若手の中でも期待してるんだから」

 

 

 冗談交じりのオレの言葉に、上河さんは苦笑を漏らした。

 

 彼女の言うように、その期待は肌で感じている。

 スズカの不調について理事長が話を持っていった時には、既に後任として幾人かの名前と共にオレを挙げてくれていたらしい。

 その後、オレが正式にスズカの担当となった際にも、快く納得してくれた。

 

 これは本当に珍しい話だ。

 トレーナーの評価は、如何にウマ娘を勝利に導いたかに尽きる。

 従って誰も彼もが勝ちに直結する才能あるウマ娘を獲得しようと躍起になる。

 スズカほどの才能ともなれば、望んでいるからと言ってそう易々と手放したりはしない。

 

 以前から交流――と言うよりも、御多分に漏れずオレが首を突っ込んだこともあったようで。

 それもあって、驚くほどオレを高く評価してくれているらしい。

 

 んー、相変わらず記憶がないので不安が尽きない。ほんと、余計なことしていないといいんだけど……。

 

 

「やりきったのはスズカですよ。スズカに声を掛けてやってください」

「それは勿論。けど、それよりも……」

「…………?」

 

 

 自身への称賛よりも、スズカの活躍を望んで手放した上河さんのこと。

 スプリングSでの勝利は期待を上回る驚きもあっただろうが、それ以上に歓びが勝っていただろう。

 今こうしている間にも、真剣ながらも笑みを浮かべながら走っているスズカの姿に目を細めて微笑んでいる。

 

 しかし、それもそこまで。

 彼女の表情は一転して、不快感に眉根が寄る。

 

 何かやってしまったか、と一瞬だけ心当たりもないままに焦ったものの、どうやら上河さんの覚えている不快感はオレ由来のものではないらしい。

 

 

「最近は鼠も多いみたいでね。天下のトレセン学園がこんな有り様なんて、不愉快極まるわ」

「そりゃまた。まあ、鼠は強いですからね。油断していりゃ何処にでも潜り込むでしょ」

 

 

 そう漏らした上河さんの顔は、股座に手を差し込まれたかのように極まった不快感が表れているようで、今度はオレが苦笑する番だった。

 

 普段決して怒らない人間は怒らせると怖いと言うが、彼女の場合は正にそれ。

 柔和だった顔立ちは眉根が寄って、下がっている目尻は今は逆に釣り上がっていた。

 

 それほどまでに鼠が嫌い、という線もなくはないが、トレセン学園は生徒の身を守るため衛生面で殊更に気を遣っている。

 病気の媒介になりかねず、食品や建物を喰い荒らす鼠が入り込むような余地がないように多くの対策がなされている以上、ストレートな意味ではない。

 

 これは遠回しな警告と情報提供だ。

 どうやら、トレセン学園内部で既に幾人かがオレに関する情報を外に漏らすような不穏な行動を取っているらしい。

 

 わざわざ遠回しにして濁したのは、上河さん自身が情報の出所をきちんと把握していないからか。

 パッと思いつくのは、知り合いの記者かマスコミ関係者が探りでも入れてきたという線。

 

 驚きはない。

 実際、トレーナーが集まる会議においてもそれとなく嫌味を言ってくる者もいれば、露骨にオレを排除しようと発言する者も居た。

 

 反応するのも面倒だったが、オレは発言の穴や差別とも取れる部分を突いて冷静に反論。

 理事長やおハナさんが実績を理由に庇い、黒沼さんや南坂ちゃんが二人の発言を補強する形で賛同。

 上河さんや小宮山さん、その他知り合いの方々が賛同を後押ししてしまえば、発言者も口を噤まざるを得ない、というのがある種の様式美となっている。

 

 

「大丈夫かしらね?」

「問題ないでしょ。方法はいくらでもあるし、対策も立てられてますし」

 

 

 心配するような視線を送ってきた上河さんに、何時ものように笑みを浮かべて返す。

 

 実は、そういった事態を警戒していくつか行動を起こしている。

 その内の一つが、情報をばら撒くマスコミ側に間者を送り込んだこと。

 

 以前取材に来た乙名史さん。

 突撃取材で此方を困らせてくれる藤井さん。

 他、口が堅く信頼に足る何名かにオレの現状を明かしている。

 

 彼女らは自分の発言や行動が、多くの人々の主観や言動を変え、一人の人生を容易く破滅に追いやりかねないとよくよく理解した人物。

 常識は兎も角として、まともな倫理観を持っていると断言でき、それ故にオレの明かした情報を悪用するとは考え難い。

 裏切られたと言うのなら、オレの人を見る目がなかったというだけなので、其処は黙って受け入れよう。

 

 かなりリスキーではあるが、これで世間に先んじてマスコミ側の動きを把握できる。

 今のところ、マスコミ側は耳に入った噂の事実確認に躍起になっている、と言ったところか。

 オレのところに直接問いに来ない以上は、誰も彼もが話半分で聞いている状態と見て間違いない。

 

 マスコミ側も慎重になろう。

 オレ自身に非のない現状を面白おかしく騒ぎ立てるとなると、オレと同じ境遇の人々を守る立場も腰を上げかねない。

 過去に根も葉もないスキャンダルでトレセン学園とは裁判沙汰にもなっているので、どうしたところで二の足を踏む。

 そして何よりも、オレが結果を出している内は動こうにも動けまい。

 

 あのトレーナーは前向性健忘で一日の何割かを忘れてしまうが、眠らない体質をフル活用して何とかしていたのだ!

 

 こんな記事を世間の誰が信じると言うのか。

 これで結果もボロボロならまだ信憑性もあったろうが、スズカのスプリングS、ルドルフの日経賞、オグリのアーリントンカップと連勝中。

 たとえ事実であったとしても、結果が出ている以上は凡そ多くの人々には性質の悪いフェイクニュースかジョークにしか思わない。

 オレですら、自分以外の人間がそんな境遇にあったら、あるわけねーだろと鼻で笑うところだ。

 

 そんな調子ではニュースが事実であるか否か以前に、まずは品性そのものを疑われかねない。

 オレを叩くつもりが、一転して自分が叩かれる立場になる。其処にトレセン学園から名誉棄損で訴える、などと言われようもんなら正に泣きっ面に蜂。

 

 勝ち続けている間は、取り敢えず警戒のみしておけばいいだろう。その分だけ、負け始めた時が厄介ではあるが。

 

 

「上河トレーナー……!」

「久しぶりね、スズカ。スプリングSは素晴らしかったわ。見ていて笑ってしまうくらいにね」

「……あ、ありがとうございます!」

 

 

 決められた距離を走り終わったスズカは、上河さんの姿を認めると駆け寄ってきた。

 互いに顔を綻ばせる様は、何のわだかまりも存在していないことを物語っていた。

 

 実際、上河さんは担当を辞した後もちょくちょく顔を見せて気に掛けている。

 スズカもそれが不快ではなく寧ろ嬉しいようで、世間話をしている姿をよく見かけた。

 

 自分の行いが悪い結果を招かないで心底ホッとする。

 

 大抵はどちらか一方が未練がましく恨みがましくしていて、もう一方は心底嫌ってしまうもの。

 二人の関係性は非常に珍しいケースで、これからも続けていって欲しい。

 

 

「でも、それだけにあの話は残念だわ。何とかならないの、トレーナー君?」

「そう、ですね。私はもっと走りたいのに……何とかなりませんか、トレーナーさん」

「二人して無茶苦茶言ってんなぁ! それに上河さんは分かって言ってるでしょ?!」

 

 

 上河さんは薄っすら意地悪気に笑いながら、スズカは餌を求めるハムスターのような懇願の瞳を向けてきた。

 

 あの話、というのはスズカとオグリのレース出走に関してだ。

 アーリントンカップが終わった後辺りで、オレは理事長に呼び出されてURAのお偉方と顔を突き合わせる羽目になった。

 

 

『サイレンススズカとオグリキャップに関してですが、他のウマ娘が新馬戦を終えるまでレースへの出走を禁じます』

『はぁ、そうですか。一応、理由を聞かせてもらっても?』

『貴方、分かっていて聞いているでしょう? 他の面々よりも先んじて経験を積まれては著しく公平性を欠くからよ』

『………………という建前と、あがが!』

『軽率ッ!』

『トレーナーさん、少し黙っていましょうね?』

『何か問題がありますか?』

『いえ、問題ないです、はい』

 

 

 やたらめったら威圧感のある女性幹部にそんなことを言い渡された。

 余計なことをポロリと漏らしてしまったので、理事長に足を踏まれ、駿川さんには脇腹に肘鉄を貰ってしまった。

 

 正直、予期していた事態ではあった。

 スズカは殆ど裏技めいた方法で先んじて。

 オグリは既に地方でデビューを果たしてこそいたが中央での階級はジュニア級。

 

 来る新馬戦まで凡そ二ヵ月もの時間があり、少なくとも一度、多ければ二度はレースに出走可能。

 その経験の差は酷く大きい。同年代に与えられる機会も多くなり、レースにおける公平性を欠く、という言い分も分からないでもない。

 

 オレとしては、ルール上は何の問題もないんだから、スズカとオグリが割り喰うことはないと思うのだが、そこはそれ。

 主催者側の意向、決定とあれば従わざるを得ない。これに文句を言うのなら、トレーナーとしてではなくURAの上層部になる努力をすべきだろう。

 

 

「でも本当に残念だわ。私はスズカの大逃げを見たかったんだけど」

「………………」

「やめて上河さん、ホントやめて」

 

 

 もう上河さんはスズカを煽る煽る。もう嫌がらせかと疑うレベルだ。

 スズカはスズカで闘争心を漲らせてムラムラしていた。

 ルドルフの日経賞を見て、成長してきたと思ったのにこれだもんなぁ。んもぅ、走ることしか考えてない先頭民族はこれだから……!

 

 

「ちょっと走ってきますね?」

「お、おう。あ、でもほどほどに、ほどほど――――駄目だ、聞いてねぇ! もう行きやがった!」

「ふふふ、スズカは相変わらずね。それでも成長しているようだけど」

「今ので元に戻っちゃいましたけどねぇ?!」

 

 

 もう我慢できないと湧き上がる闘争心のまま、ぴゅーと駆けるスズカ。

 日が暮れるまで走り続けるやつですねぇ、クォレハ!!

 

 全く、困ったもんである。

 最近はルドルフを見習って、()()()()()という手段を学び始めていたんだが。

 勿論、二番手三番手に甘んじるという意味ではなく、あくまでも先頭に立ったまま自分のペースと相手のペースを相談した上での話。

 

 それでも十分過ぎるので恐ろしい。

 自己ベストも更新し続けているし、ラップタイムも指定した目標に際どいところまで近づいている。

 

 卓越した才能と、身に付き始めた技術の数々。

 まず大前提としてスピードで肩を並べなければならず、其処から更に駆け引きと騙し合いの領域に引きずり込まれる。

 相手にしてみれば悪夢という他なく、その様は正に異次元の逃亡者だ。

 

 

「スズカさん、どうしましたの? また走り出して……あら? そちらの御方は……?」

「行っちゃった……あ、こ、こんにちは」

「スズカを前に担当してくれてた上河さん」

「それは…………いえ、不躾ですわね。失礼致しました、メジロマックイーンですわ。以後、お見知りおきを」

 

 

 ぴゅーと駆けていくスズカの背を不思議そうに眺めていたマックイーンとライスは此方に気が付いた。

 

 しかし、警戒や驚きの反応はない。

 こうしてオレが他のトレーナーと話しているのは珍しくない。もう慣れてしまったのだろう。

 

 南坂ちゃんを筆頭におハナさんや黒沼さんもよく顔を見せる。

 他にも、トレセン学園に入ってからの後輩――になるらしい、名門出の桐生院ちゃんやら“ターフの魔術師”と呼ばれた偉大な父を持つ奈瀬ちゃんなんかとも交流がある。

 

 オレは担当の実力を隠すためにその交流を断つつもりはない。

 交流で得られる情報交換という狙いもあるが、それ以上に多くの人々に支えられて今此処に立っている事実と温かみが喜ばしかったから。

 人に頼りにされるのは嬉しいし、人に頼れるのは心強い。

 

 その結果、手の内を晒してしまうことにも繋がるが、そこはそれ。

 こちとら勝負師だ。敢えて手の内を晒すという選択が、相手に択を迫る効果もあると知っている。

 レース中の駆け引きはウマ娘の領分であるが、レースまでの駆け引きはトレーナーの領分。やってやるさ、存分に。

 

 

「はい、こんにちは。メジロマックイーンに、ライスシャワーね…………そう言えば、二人とも先行型だったわね」

「はぁ、そうですけど……」

「私がスズカを預けたのだから、貴方は二人を預けてみない?」

「ちょっと?????」

 

 

 上河さんは冗談のつもりだろうが、目が半分くらい本気(マジ)だった。

 

 確かにね? オレもね? 上河さんの手腕はね? 認めますけどね?

 今はまだその時じゃない。その時じゃないから! その時がくれば上河さんみたいに快諾しますけれども! 今は勘弁してぇ!

 

 

「何か困ったことがあったら、言ってちょうだい。相談に乗るわよ?」

「……!」

「……え、えぇっと、ありがとう、ござい、ます……?」

「ははぁん…………ええ、その時はお願い致しますわ」

「……?!」

 

 

 し、信じらんねえ! 上河さん、オレの目の前で二人にツバつけやがった!

 

 ライスは可愛らしいもんで、どうして自分に良くしてくれるんだろうと不思議そうだ。

 しかし、ピコーンと頭上に電球を灯したマックイーンは、目元に影を作りながら微笑んで申し出を受け入れる。

 

 もうマックイーンは大体こんな感じだ。

 オレをイジれると判断すれば、全力で乗ってきやがる。

 

 この愉快な庶民派お嬢様はよぉ……!

 クソゥ、オレもイジれると思ったら全力でやるからなぁ。覚悟しとけよぉ、お見舞いするぞー!

 

 まあ、それだけ仲良くなったってことで結果オーライとしよう。

 マックイーンも上河さんの背景や思惑を察した上でやっているだけ。本気では言っているわけじゃないからな。

 

 

「じゃあ、私はそろそろ。貴方も、何かあれば遠慮はいらないわよ」

「そうさせてもらいます…………ライスゥ、ちょっと塩取ってきてぇ、でっかめのぉ、岩塩をぉ」

「……えぇ?! そ、そんなのないよぉ……!」

「いや、あるだろ。トレセン学園なら探せばある。食堂とかに」

「あら怖い。退散させてもらうわ」

「人の担当にツバつけるためなら、にどとくんな!」

「おほほほほ」

 

 

 高笑いを上げながらぴゅーと去る上河さん。ちくしょー、本気で塩撒いたろか。

 スズカと相性が悪かったのはあくまでも指導面だけであって、性格面ではそんなでもないようで走り方は妙に似ていた。

 

 とは言え、彼女の言葉は心強い。

 好き放題やらせてもらってはいるが、これでも味方は多いのだ。

 オレ自身、記憶がないので困惑しきりであるが、有り難い話だった。

 

 そして、オレを思っての言葉も素直に受け入れ、手帳に書き記しておく。

 やはり持つべきものは切磋琢磨する仇敵(ライバル)であり、同時に後を任せるに足る信頼できる味方だった。

 

 

 

 

 





上河トレーナー

スズカのキャラストで出てきたあの人。
名前は原作の最初と二番目の騎手から一文字ずつ。そして両者のジョッキーソウルを受け継いだベテラン。黒沼トレーナーとは同期。
欧州のレースを参考に好位抜出こそ正道にして王道と信奉しており、指導・レース展開は堅実の一言。
勝ちに派手さはないものの、勝てるところで確実に勝ちを広い、目も当てられないような惨敗は一度もない。
彼女が担当するウマ娘は確実に好走して掲示板入りを果たすと評判。
此処のトレーナーが天才性から彼にしか導き出せない選択肢を見出して何をしでかすか分からないタイプとするのなら、彼女は誰もが考え得る選択肢を確実に熟すタイプ。
総じて、玄人受けする職人のようなトレーナー。拷問部屋出身ではない。
なんか妙にキャラ崩壊してるのは、真面目なキャラほど面白可笑しくしたくなる作者の性癖。


サポート効果:先行適性UPイベ、先行スキル獲得ポイント低下、先行スキル特盛。


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