トレーナーさんは眠らない(ガチ)   作:HK416

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『懇到切至』

 

 

 

 

 タマちゃんとオグリがミーティングルームを訪れてから早三日。

 事のヤバさを認識したオレは皆に断りを入れて、まず最初にオグリ専用の献立メニューを最速で完成させた。

 後は間食を控えるように伝えてあるが、ここら辺は本人の意思に任せる他ないのが歯痒い所だ。

 オグリを甘やかしているというスーパークリークにはタマちゃんの方から状況をしっかり説明して、釘を刺しておいて貰った。

 

 理事長にはオグリの状態を報告してある。

 早い所あらゆる意味で管理上手なトレーナーを宛がって貰わないと、オグリの将来が悲惨なことになりかねない。

 

 だが、人事権のないオレには理事長や駿川さんに任せる他なく――

 

 

「ありがとうございます!」

「ほい毎度ありー。また来てねー」

 

 

 ――学園の購買でのんびり店番をやっていた。

 

 トレセン生の一人にお釣りと買った商品を渡すと、笑顔で元気良く礼を告げてきた。

 その後ろ姿を手を振って見送り、椅子に座る。

 

 現在、時間帯は午前10時頃。二限目のちょっと長めの休み時間。

 朝8時からルドルフ達のトレーニングが始まるまでの間、トレーナー業はどう頑張っても軽くしか出来ない。

 やれてかつてのオレが残してあった資料を漁り、17時以降に目を通せるようにしておくくらいだ。

 それ以外の仕事は記憶を失ってしまう関係上、無駄になる可能性が高く、17時以降に集中してやった方が効率的。

 

 実際、スズカ達のトレーニングは順調だ。

 スズカはフォーム改善に意欲的。マックイーンもライスも生来の生真面目さもあって基礎訓練をサボったり手を抜くような真似もしていない。

 唯一懸念していたルドルフのマウントルドルフ振りとスズカの対抗心の折り合いであったが、意外なほど良好な関係を築いている。

 トレーニング中、ルドルフは合間合間に経験者として指摘こそするものの常に言葉は選んでおり、スズカも唯々諾々と従うばかりではなく素直に疑問を口にする。

 

 正に健全な先輩後輩関係だ。

 なのにどうしてミーティングルームに戻るとドヤ顔と不機嫌な表情が飛び交い、毎回あんな空気になってしまうのか。

 オレとマックイーンは辟易している。唯一の幸いはライスが空気の変化に気付いていないことだろう。

 

 まあそんなこんなで、17時以降は一応は順調。

 オレもルドルフから得た情報を大いに生かして計画も立てられている。

 

 ただ、昼間もやろうと思えばやれんこともないのだけれど、精神的な負担が大き過ぎてやりたくない。

 効果的なトレーニングを思いついたとしても、映像研究で何かを見つけたとしても、17時以降のオレに手帳や録音データで伝えたとしても齟齬が生まれる可能性は否定できない。

 何をしていても頭にそうした考えがチラつき、不安と無力感ばかりが溜まっていく。

 

 そんな調子ではいずれ精神の均衡を崩してしまうだろう。

 ならばいっその事、記憶を失う時間帯はトレーナー業に関して資料漁り以外はノータッチにすると決めた。

 殊の外、現実は上手く行かないことばかりだ。オレと同じ症状に苦しむ人は、こんな気分で日常を送っているのだろうか。

 

 無理をしている自覚はある。だからこそこれ以上の無理は重ねない。

 無理は余裕を奪って焦りを生んで視野が狭まる。焦りは後悔しか生まず、後悔は更なる後悔を生む羽目になる。

 その結果、オレの後悔に巻き込まれるのはルドルフを初めとした担当する娘達。避けなければならない事態だ。

 

 だが、そうすれば時間が生まれて暇になるわけで。

 基本的にオレは何もせずにじっとしているのが苦手な人間だ。落ち着きがないと言われたことはないが、少なくともオレはそう自認している。

 

 なのでオレは空いた時間で色んな人の手伝いをしていた。

 トレセン学園は制度も設備も整えられているが、人手が足りなくなる場面はどうしようもなく訪れる。

 本日は購買で家庭の事情による急な休みが出たらしく、シフト調整が難しくなったとかで、じゃあオレがと名乗りを上げた。

 購買のおばちゃん達はオレの事情を鑑みて最初の内は渋っていたものの、生徒達が殺到する激戦の始まる12時前までなら、と受け入れてくれた。

 

 ――――まあ、単に人助けをしたいだけじゃないんですけどね。

 

 

「……あら?」

 

 

 釣銭の渡し間違いがないかレジの中を確認していると一人の生徒が驚いたように目を見開いて足を止めた。

 鹿毛の長髪に、碧色の瞳。何よりも印象的だったのは品格と確かな教養がありながらも、相手に緊張感を与えない柔和な顔立ち。

 

 ルドルフと同学年だろうか。如何にもお姉さんと言った雰囲気の少女と目が合い、思わず固まりそうになった。

 少女は少し驚いたように目を見開いたが、すぐに笑顔を浮かべて此方に近付いてくる。

 

 

「はぁい♪ 私のこと分かるかしら?」

「マルゼンスキー、だよな」

「ピンポーン、大正解♪ それから私のことはマルちゃんって呼んでちょうだいね?」

「もしかして、前はそう呼んでた?」

 

 

 彼女は情報として知っている。

 サブトレーナーとして関わっていたらしく、資料も残っていた。タマちゃんと違うのは、正式な形で関わったこと。

 どうにもタマちゃんの方は資料から察するに、全く関係のない小宮山トレーナーのところにオレが勝手に首を突っ込んだようだ。

 対し、マルゼンスキーことマルちゃんは、東条トレーナーことおハナさんの下に居た頃、正式にサブトレーナーとして関わっているらしい。

 

 その上、もう何を言ってくれたのかさえ覚えていないが、ルドルフの一件でも何かをしてくれたらしい。

 大事な絆を一方的に忘れてしまった申し訳なさ、助けてくれた恩すら覚えていられない不甲斐なさ。

 記憶もないものの、手帳に残された文字から抱いた本物の感謝の念に板挟みにされて、気後れしてしまう。

 

 しかし、彼女の態度は柔らかで、思わず気後れすら忘れてしまうほど。

 さりげなく過去の親しかった関係性まで匂わせてくれている。

 ただ、聞き返してみても返答はなく薄っすらと微笑むだけ。まるで無理することはないと言っているかのようだ。

 

 

「悪いね。前は助けて貰ったみたいで……」

「気にしないで。私は私でやりたいことをやっただけだから。ルドルフも明るくなったし、チョベリグねッ!」

「今日日聞かない言葉出てきたな」

 

 

 ルドルフがフォローの達人とするならば、マルちゃんは気遣いの達人と言うべきか。

 壁を感じさせない接し方は、オレが記憶を忘れている事実さえも忘れそうになる。

 

 なるのだが、完全な死語をお出しされて、若干脳が混乱する。

 いやチョベリグて。流行ったの何時だ。オレが小学校くらい、いやもっと前じゃないか?

 だが、完璧超人の意外な瑕を見つけてしまったかのような面白さがある。脳は混乱するが。

 

 

「出来れば教えて欲しいんだけどさ、前に会ったみたいだけどオレは何て言って、君は何て言ってくれた?」

「あら、どうして? 八方丸く収まってるなら、それで良くない?」

「いや、オレが覚えときたいだけだよ。人に優しくされたら、覚えとかなきゃ嘘でしょ」

「…………ふふっ。やっぱり変わらないわよねぇ、そういう誠実なところ。でも教えてあーげないっ♪」

 

 

 誠実、と言われてもピンと来ないし、余り興味もない。

 人からの評価など十人十色。良き評価も悪しき評価も気にしていたらキリがない。

 真摯ではあるべき、とは思うし、人からの意見に耳を傾けるべきとも思う。けれど、変えられない自分と言うものは存在しているわけで。

 その辺りのバランスは上手く取っているとは思うが、さてどうか。少なくともマルちゃんには好評のようではある。

 

 しかし、返ってきたのは意地の悪い言葉。

 尤も、これもまた気遣いの内だろう。そして、激励のようなものだ。

 礼を言うのならきちんと思い出してから、それまでは何時までも待ってあげる。そんな心境と言ったところか。

 

 そう言われると此方も男だ。

 健忘に関しては諦めにも似た境地にいたが、是が非でも思い出したくなる。

 そして、待つという態度が焦りを殺してくれる。この娘、人をその気にさせるのが相当巧い。

 事実、こうしている間にも後輩と思しき娘達がマルちゃんに元気よく挨拶しており、相当に慕われているようだ。 

 人間関係における卓越したバランス感覚と生来の気質と性格がなければこうはなるまい。

 

 

「それで、購買の店番なんかしちゃって、どうしたの?」

「いやぁ、暇なもんで」

「ふーん? 君、昔からそういうところあるわよねえ。見なきゃならない時は集中してるけど、手持無沙汰になるとふらっといなくなって別の何かしてたり、おハナさんも呆れてたわよ?」

「あー、そうなのか。まあ、今回は別の狙いも――――おっ」

「………………うっ」

 

 

 マルちゃんはカウンターに両肘をつくと手の上に顎を乗せて、事情を探るように問うてくる。

 先程までは気を遣っていたが、今度は面白がっているような雰囲気を醸していた。単純に興味があるのだろう。

 

 そんな事を話していると、正にその狙いと目が合った。

 購買のカウンターから僅かに離れた位置で、狙いはオレの存在を見つけてだらだらと冷や汗を掻いている。

 

 そう、いまオレがもっと懸念しているオグリキャップである。

 

 

「………………じゃ、じゃあ」

「お待ち、何をしに来たのか話してごらん?」

「くっ……」

 

 

 何をしに来たも何も、購買に来た以上は買い物しかあるまい。

 だが、分かっていながら敢えて口にしただけだ。

 

 にっこり微笑むオレに逃げられないと悟ったのか、オグリは観念したかのように此方に向かってくる。

 

 

「その、何か食べる物を、と……」

「間食しちゃダメ言ったでしょーが。どうしても我慢できない?」

「あ、あぁ、身体が勝手に……」

 

 

 余り強い口調で言わなかったが、助けを無下にしている自覚があるのか、オグリは気の毒なほど消沈している。

 いや、それだけではない。普段見せる無表情は鳴りを潜め、妙に落ち着かない様子だ。

 

 実は、タマちゃんからオグリのその後に関して聞いていた。

 三食の量に変化はないのだが、オレの作った献立メニューはしっかり守って、当人にも好評。

 スーパークリークの甘やかしも、食べさせる方向ではなく、別の方向に舵を切ってくれていた。

 

 凡そ狙い通りに事は進んでいたが、今度の問題はオグリ本人が間食を止められないでいる現状。

 スーパークリークから食べ物を与えられなくなるとこうして購買に来ているのだとか。

 アレ以降、オレは彼女を見かける度に声をかけていた。そうした様子は見られなかったから安心していたのだが、どうやらそう甘い話ではなかったらしい。

 

 オレが気になったのは、オグリ本人に抱いた印象とのチグハグさ。

 

 確かに、間食を続けていれば癖になる。

 しかし、倒れたトレーナーの残したノートに記されたトレーニング量は平均以上であり、それに加えて自主トレすらしている様子すら伺えた。

 その量は過酷と言ってもいい。秀でた身体能力だけでなく、当人の意志力もなければ成立しないだろう。そんな彼女が間食を我慢できない、というのが信じられなかった。

 

 だが、現にこうして購買に現れた以上は受け入れるしかない。

 そして、別視点からの切り口も必要だと改めて認識した。

 

 

「仕方ないな。じゃあ、食べるならこれにしときな」

「これは……?」

「おからと豆腐のドーナツ。カロリー少な目でおすすめ」

「そんなものが……! では、ダンボールで貰えるだろうか?」

「お願いだから加減して???」

「し、しかし、これだけでは……」

「じゃあ、飴ちゃんも付けよう。これ噛まないで舐めるだけならいいよ」

「むぅ……背に腹は代えられない。分かった。それで頼む」

 

 

 オレがカウンターの下から取り出したるは、カフェの方で作り、購買に下ろしているドーナツとノンシュガーの飴ちゃん。

 トレセン生は競技者と言えども年頃の女の子だけあって、甘いものが好きな娘が多い。

 体重を増やしたくない! でも甘いものが食べたい! という節度と欲求を同時に満たすため、こうした甘味をカフェ職員が提供しているのだ。

 

 量の少なさに不満ではあるのだろうが、メニューを考えたオレへの恩義も同時に感じているようで、渋々ながらも頷いた。

 

 

「ほい毎度。頑張れよー」

「ありがとう。もぐもぐ、頑張るぞ」

 

 

 言ってる傍から喰っていたが、まあ仕方がない。

 

 オグリは典型的な瘦せの大食い体質。

 基礎代謝に関係しているβ3アドレナリン受容体の型によっては、一日に消費するカロリーが人よりも多くなる。

 更には脂肪や脂質を燃やして熱に変える褐色脂肪細胞の活性値が異常に高いため、食べた傍からカロリーを熱に変換していくものと思われる。

 

 そんな痩せの大食いの体重が大きく変化すること自体が異常。

 仮に食べた直後の体重と運動後の体重を測ったのなら分からなくもないが、あれだけ熱意に溢れたトレーナーが決められた時間以外で体重測定などするとは思えない。

 

 体重増減の要因は食べ過ぎにあるのは間違いない。

 ただ、原因はもっと別のところにありそうだ。

 

 

「ふーん、今はあの子にゾッコンなんだ?」

「ゾッコンて。それほどじゃないけど、気になるんだよなぁ」

「ふふ、君はやっぱりその顔よね」

「顔……?」

 

 

 次の授業に向かうべく去っていくオグリの背中を観察していると、マルちゃんはまた半分死語を言った。

 いや、完全に死語か? オレは分かるが、最近の娘には通じないんじゃないかなぁ……。

 

 センスがズレてると言うか、明らかに年齢に対して年代が違う言動の数々に思わずそちらを見ると僅かに頬を染めて微笑んでいるマルちゃんの顔があった。

 

 

「怖いくらいに真剣で、でも優しい顔。私、好きよ?」

「そう言われてもなぁ」

 

 

 自分の顔など鏡がなければ分からない。褒められているかも判然としない。

 顔の良さなどウマ娘に及ぶべくもなく、最近流行りのイケメンではない自覚もある。彼女くらいの年頃に人気がありそうな顔立ちというと、南坂ちゃんの方だろう。

 

 

「うーん、なるへそなるへそ照れもしないのね。ふんふん、そういう感じ。私達はそもそも恋愛対象じゃない、と。前々から薄々感じてたけど、確定ね」

「何の話してんの?」

「いーえ、こっちの話だから気にしないで。それから、オグリちゃんのことが気になるなら見ておきましょうか?」

「え、いいの?」

「私もちょっと気になるのよね。前からよく食べるのは有名だったけど、あんなに間食してるところは見たことなかったから」

「へぇ……じゃあ手の空いた時でいいから、気に掛けてやってくれる?」

「ガッテン承知の助!」

 

 

 ガッテン承知の助と来たか。

 知ってはいるけどオレでも使ったことねぇ……でもなんかもう楽しくなってきちゃったぞぉ!

 

 などと考えていたが、マルちゃんは気になることを言っていた。

 ……これはオグリ本人を観察するよりも、第三者に聞いてみた方がいいかもしれない。

 おおよそ見当はついているが、推察を語るに当たって理事長へ報告するにはもっと確度が高い情報を得ておきたい。

 

 しかし、参った。

 ルドルフと言いマルちゃんと言い。最近は甘えてばかりだ。

 自分の置かれた現状を鑑みれば当然かもしれないが、何か返礼をしたいところではある。

 

 

「ん? もしかしてお礼でもしてくれるのかしら。それは――――」

「いや、それは思い出してからキチンと改めてするよ。ただ、先払いだけもしておきたいなって」

「んもう、律儀って言うのかしらねえ、こういうのも。なら、そうね。デートしましょう、デート」

「デートぉ?」

「そうよ、私のたっくんでドライブデート」

 

 

 ドライブデート、と言うことはたっくんとは車か。

 女の子って結構、普段使いの道具とかにも愛着もって名前つけてするよなぁ。

 

 しかし、デートか。

 まあそれくらいならいいか。この際、ドライブでも買い物でも何でも付き合おう。

 

 アイドル的人気を博すウマ娘が男とデートしていたくらいでは、この業界のブンヤは記事にもしない。

 そもそもトレーナーは男の方が若干多い。担当するウマ娘の休日に付き合って出掛けるくらいは普通にする。

 

 この業界専門のブンヤに良識がある、と言うよりか、過去の一件が絡んでいる。

 昔は単なるお出掛けがデート報道された挙句、学園側が否定して全面戦争が勃発。

 裁判沙汰になる一歩手前まで行って、最終的に報道側の降伏宣言によって完全勝利を収めた、なんて経緯もあって慎重になっているので、余程の不祥事でなければ心配はいらない。

 

 

「まあそれくらいなら」

「やった! なら次の休みは開けておいて!」

「……お、おう。それより、次の授業そろそろ始まるけどいいん?」

「あらま、私としたことが。オグリちゃんは見ておくから何かあったら教えるわね? じゃあバイビー!」

「バイなら~」

「ふふーん♪ デート♪ デート♪ デ・ェ・ト♪ ドライブデートぉ♪」

 

 

 くっ! 最後にオレも年代を合わせたつもりなのに気付いて貰えなかった! 古すぎたか!?

 いや、バイビーとバイならってどっちのが古いんだ? 分からん、今度ネットで調べてみよう。

 

 スキップしながら次の授業に向かっていくマルちゃんを見送りながら、手帳にはしっかりドライブデートの予定を書き込んでおく。

 オグリと知り合いではなかったようだが、彼女くらいに気安く話し易いタイプなら問題ないだろう。その時の様子は後で教えて貰って、参考にしよう。

 

 しかし、オレはこの時気付いていないどころか、考慮に入れてすらいなかった。

 

 

「うわっ、マジか。真っ赤なカウンタックじゃん。ひぇぇ、こんなお高い車だったのか。タントだと思ってた」

「ん? シートベルトくらいするよ。免許の点数減らされるのマルちゃんだしなぁ。は? 吹っ飛んじゃうから? 何を――――」

「――――うぃぃぃぃぃぃっ!!! シートにシートに押し付けられるッ!!」

「アクセルベタ踏みやめろぉっ! はっ!? まだまだこんなもんじゃない? ちょっと待って? やめて???」

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛、横Gが! 横Gが凄いッ! カーブでアクセル踏むなぁ!! それ以上攻めるなぁ!!」

「前ッ! 前見てッ! こんなスピードでナビ見るなっ! 日本の公道で乗る車じゃねぇよこれぇ!」

「つーか捕まる! 首都高警察が来ちゃう! は? オービスの位置もネズミ捕りをよくやってる場所も把握してる? ガチじゃん! この娘ガチ勢じゃん!」

 

 

 こんな罰ゲームみたいな目に合うなどと――――! 

 

 

 

 

 





マルゼンスキー参戦!
相手の状況や心境を察した上で、さりげなく手助けしながらデートの約束を取り付ける恋愛強者ですよ、このゲキマブは。

会長?
まあ恋愛弱者ですよね、普通に考えて。
お固いもんだから好意の示し方がそもそも知らない感じ。だからこうしてマウントルドルフにする!


会長「作者の解釈に悪意を感じるな。そもそもマルゼンスキーも未通女(おぼこ)だろうに」
トレ「その言い方やめて???」

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