イリスちゃんは知りたい   作:ロザミア

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めっっっっちゃ更新止まってすいません。
何にしてもやる気湧かなくなってましたが復帰です。
うちの可愛いわんこが亡くなって鬱にでもなったかな?
関係ないですね、はい。

今回は、既に何ヵ月か経ってしまってますがシモツキ様の作品、『超次元ゲイムネプテューヌRe;Birth3&VⅡ Origins Exceed』とのコラボのプロローグです。
内容気になる方はリンク先へどうぞ。
次回はエピローグになりますぅ(なるべく早くに投稿しますね(´;д;`))

https://syosetu.org/novel/211199/


ここは何処?迷子の迷子のイリスちゃん

今日のイリスは、お勉強じゃなくて、ロムとラムと外で遊ぶ。

雪を踏むのは、最近になって普通に思えるようになってきた。

雪はいい、とっても心地良い。

倒れても、イリスは怪我をしない。雪が包んでくれて、ひんやりだけど、気持ちいい。

手袋を着けて、ブランのマフラーを首に巻いて、外を駆けていく。

 

「あはは、イリスちゃん、まてー!」

 

「まてー(とてとて)」

 

「わー」

 

追いかけっこをして遊んでいて、雪をザクザクと踏みしめながらイリスは逃げる。ロムとラムは待てーといいながら駆けてくる。

えっほ、えっほ。

イリスは逃げるので、止まっちゃいけない。

えっほ、えっほ。

 

そう逃げていたのに、いつの間にかラムが前にいて、びっくり。

 

「イリスちゃん、にげばはないわよー!」

 

「う…」

 

「イリスちゃん、つかまえた~(ひしひし)」

 

「わー」

 

「わたしもつかまえたー!」

 

どうしようと考えていたら、後ろからロムに抱き締められるようにして捕まってしまった。

ラムにも、前から抱き締められて捕まってしまった。

イリスは二人に捕まったので、二人のポシェモン?

 

「イリス、ポシェモン、違う。」

 

「「?」」

 

「イリスは、捕まった。でも、ボールに入ってない。ので、ポシェモン、違う。」

 

「えっと…イリスちゃんは、イリスちゃんだよ?」

 

「わーい。」

 

「じゃあ、イリスちゃんはわたしたちにつかまったから…いうこと聞かないと、駄目~!」

 

う、イリスは捕まってしまったので、言うことに従う。

絶対服従、イリスは賢いので、二人の言うことちゃんと聞く。

 

「何、する?」

 

「一緒にごはん食べよ!お腹ペコペコ~!」

 

「ペコペコ…」

 

「分かった。イリス、ごはん食べる。いっぱい食べる」 

 

「うん、食べよ(わくわく)」

 

「じゃあ、家まできょーそーよ!」

 

そう言って、ラムは走り出す。家に向かうつもり、理解。

ロムもイリスににこりとして、「帰ろ?」と言ってぱたぱたと走り出す。

イリスも、走り出す。

帰ったら、ミナやブランも一緒にお昼食べてくれる?そうなら、嬉しい。嬉しい、は楽しい。

イリスもぱたぱた走り出す。走り出してから、気付いた。

目の前で、ロムとラムが遊んでる。

遊んでる…?さっき、帰るって言って…イリス、騙された?

はっ…嘘つきゲームが始まっていた?なんてこと、イリスの負け。

 

それはそうと、二人とも、イリスに気付かないでやっぱり走り出す。あの方角は、家…教会。

イリスも、そっちに向かう。ぱたぱた、ぱたぱた…

 

そんなイリスは、まさかあんなことが起こるなんて、まだ知る由もなかったのです。

 

 

 

 

 

──

────

──────

 

 

 

 

 

「お帰りなさい、ラム、ロム。…おや、イリスは?」

 

「え?さっき一緒に帰ろって…」

 

「ふぇ…まいご…?(オロオロ)」

 

二人はどうしよう…と困った様子で私を見る。

ブラン様はまだ執務ですし……仕方ありません。私が探すしか無いようですね。

まずは、と二人の頭をポンポンと撫でる。

 

「私が探しますから、安心してください。ほら、ラムとロムはお腹空いてるでしょう?ご飯は用意してありますから、食べておいてください。」

 

「ミナちゃん…うん…」

 

「イリスちゃん、見つけてね。」

 

「はい、勿論です。」

 

 

 

 

 

──

────

──────

 

 

 

 

 

「……?」

 

キョロキョロ、辺りを見回す。

ここ、ルウィー…だけど……違う?

ラムとロム、見失った。でも、教会の場所は分かる。

ここを左…まっすぐ…左で大通り。

とぼとぼ歩いて、思った。一人は、少し寂しい。

 

寂しいは、嫌な感情。…理解。

 

「………あれ。」

 

キョロキョロ、辺りを見回す。

ここ、違う。大通りじゃない…間違えた…イリスも、年かのー。

困った、ここ大通りじゃなくて…迷った…?イリスの記憶能力、もしかして、曖昧?

新しい発見、素晴らしくはない。

う…お腹空いた…ブラン……

 

とぼとぼ、歩く力に元気がなくなる。

迷子、やだ。イリス、迷子、やだ。

 

歩いて、歩いて、歩いて。

それから、見たことがある帽子が目に入る。

あれ、ブランの帽子。

ブラン、ブラン。

 

「ブラン、ブラン。」

 

「え?」

 

 

 

 

 

──

────

──────

 

 

 

 

 

「イリスが消えただと!?」

 

「はい…ルウィー中を探し回りましたが、イリスは何処にも…ラム達に聞いても、帰る途中まで一緒だったと。現在、国の兵にも探させてますが、ルウィーの外の調査の進展も…」

 

「消えた…?……ごめんなさい。少し落ち着くわ。」

 

いきなりの報告内容に驚き、思わず素で荒っぽく聞き返してしまったわ。

イリスが消えた…逃げた?そんな筈……イリスはこのルウィーを、私達を好いてくれている。そんなの誰だって分かる事だわ。

あの子は嘘をつけないんだから……

だとしたら、拐われた?

いえ、ミナの言葉通りならそれはない。

あるとしたら空を飛ぶ何かだけど、そんなの誰かの目に映る。

……消えた、と考えるのが一番かしら。

あり得ないは、あり得ない。

 

だとしたら………

 

「イストワールを呼んでもらって良いかしら。」

 

「イストワール様を?プラネテューヌの教祖、ですよ?」

 

「ええ、そうよ。とても嫌だし、あのお調子者にからかわれるのなんて目に見えていることだけど……行方不明の妹を探すのに、頭下げない姉なんていないわ。」

 

私の考えが正しいなら、イストワールが適任…というかそれ以外に伝手がいない。

プラネテューヌに貸しを作る羽目になるけど、イリスは私の大事な妹の一人…それくらい、どうってことないわ。

ラムとロムも、安心させてあげないとね。

姉っていうのは、こういう時冷静でいないと……でもイリスは後で叱る。分からないものに勝手に触れない、ついていかないって何度も教えたのにあの好奇心の塊は……

 

「帰ってきたらお説教ね。」

 

「…そうですね。」

 

少しミナの目がマジになってて驚いたのは…内緒よ。




今回は日誌はないです!でも、次回は日誌ありです
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