その日、突如として次元は変質した。いとも簡単に、次元は窮地に立たされた。対抗する時間も、対策を練る余裕もないまま、気付けば変わっていた。
 女神は絶望しかけた。未来は闇に閉ざされたかのように、一瞬は思った。だが、彼女達は絶望する事も、諦める事もなかった。…何故ならば、知っているから。希望を抱き続ける限り、女神である自分達が諦めない限り、未来への光は消えはしないと。
 彼女達は抗う。彼女達は切り開く。信次元が歩むべき、在るべき未来を。それは時を超え、次元を超える戦い。正義が、憎しみが、善意が、悪意が、信念が、願いが……凡ゆる思いがぶつかり合って、道を紡ぐ。
────これは、咲き誇る可能性の物語。原初の女神すらもその奔流に取り込み輝き続ける、可能性の物語である。
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ