──【ざまぁ裁判】って知ってる?
地獄には今、変革が起きていた。
相次ぐ死者達の死してなお行われる鬱々としたヘイトスピーチにより、地獄の管理者たる『閻魔大王』が倒れてしまったのである。
それに伴い『閻魔代理官』という、閻魔の代わりに罪人達を裁く役人達が相次いで台頭した。
しかし、死者達の現代へのヘイトがそっくりそのまま感染ったかの様な地獄の住人は、もはや公平な裁判なんて求めていなかった。
結果、どうなったかというと。
閻魔代行官による地獄裁判は、どれだけ罪人達を華麗に裁くかという、パフォーマンスの場と化してしまっていた。
歌うように罪状を読み上げ。
被告の抗議をにっこりと聞き流し。
踊るように木槌を叩く裁判長。
それはまるで、アイドルのコンサートのような裁きの場。
通称【ざまぁ裁判】。
罪を裁く天秤はいらない。
必要なのは、どれだけそいつが悪い奴か。
悪を裁く痛快さは、娯楽の少ない地獄ではうすしお味の麻薬だ。
死体に鞭打つどころか、泣きっ面に蜂をしかけてトドメにコブラツイストかけるが如く所業が、今の地獄では平然と行われていた。
だが。
諸行無常、変わらないものはない。
渡る世間は鬼ばかりな現世も真っ青な地獄とて、変革の波は再び訪れようとしていた。
波のはじまりは、地獄中央政庁の外れに構えられた、小さな小さな事務所から。
掲げられた看板は⋯⋯【三途の川先相談事務所】
惰眠と怠惰を愛するゲームヲタな閻魔の娘『リコリス』
ぐう有能だが割とお調子者な猫メイド『火鈴』
ヒモ街道まっしぐらな記憶喪失男『伊達 渚 』
これは、以上三名の事務所役員共でお送りする、笑いあり涙ありなドタバタラブコメディである。
※この作品は小説家になろうでも投稿しております。
地獄には今、変革が起きていた。
相次ぐ死者達の死してなお行われる鬱々としたヘイトスピーチにより、地獄の管理者たる『閻魔大王』が倒れてしまったのである。
それに伴い『閻魔代理官』という、閻魔の代わりに罪人達を裁く役人達が相次いで台頭した。
しかし、死者達の現代へのヘイトがそっくりそのまま感染ったかの様な地獄の住人は、もはや公平な裁判なんて求めていなかった。
結果、どうなったかというと。
閻魔代行官による地獄裁判は、どれだけ罪人達を華麗に裁くかという、パフォーマンスの場と化してしまっていた。
歌うように罪状を読み上げ。
被告の抗議をにっこりと聞き流し。
踊るように木槌を叩く裁判長。
それはまるで、アイドルのコンサートのような裁きの場。
通称【ざまぁ裁判】。
罪を裁く天秤はいらない。
必要なのは、どれだけそいつが悪い奴か。
悪を裁く痛快さは、娯楽の少ない地獄ではうすしお味の麻薬だ。
死体に鞭打つどころか、泣きっ面に蜂をしかけてトドメにコブラツイストかけるが如く所業が、今の地獄では平然と行われていた。
だが。
諸行無常、変わらないものはない。
渡る世間は鬼ばかりな現世も真っ青な地獄とて、変革の波は再び訪れようとしていた。
波のはじまりは、地獄中央政庁の外れに構えられた、小さな小さな事務所から。
掲げられた看板は⋯⋯【三途の川先相談事務所】
惰眠と怠惰を愛するゲームヲタな閻魔の娘『リコリス』
ぐう有能だが割とお調子者な猫メイド『火鈴』
ヒモ街道まっしぐらな記憶喪失男『
これは、以上三名の事務所役員共でお送りする、笑いあり涙ありなドタバタラブコメディである。
※この作品は小説家になろうでも投稿しております。
| プロローグ:1【地獄のざまぁ裁判】 | |
| プロローグ:2【メイドとヒモとご主人様】 | |
| プロローグ:3【三途の川先相談事務所】 | |
| プロローグ:4【相談事務所役員共】 | |
| プロローグ:5【合法ショタ爺と違法ロリ婆】 | |
| プロローグ:6【こしあんかつぶあんか、それが問題だ】 | |
| プロローグ:7【クーデレは割と抜け目ない】 | |
| プロローグ:8【ヨルハとリコリス】 |