オリキャラ説明しますね
【挿絵表示】
・妖狐の少女(蔵馬と比べれば若い方)
・母の奪われた形見(宝石)を奪い返すために盗賊になった。
・器用で小柄な体格を生かして狭い場所に保管されている宝も盗んでいた。そのため当時の蔵馬に「利用できる」と強引に盗賊団に入れられた。(ただし「形見の情報が早く手に入るぞ」と言われたのですぐに逃げるのをやめた)
・蔵馬から生きるか死ぬかの内容で盗賊の技術と戦い方を叩きこまれるが、おかげで形見が奪還できたので蔵馬に感謝している。そのため蔵馬が瀕死の重傷を負わされ、霊体の状態で人間界に逃亡した時は悲しんだ。
・15年後、回復しているだろう蔵馬を探すために人間界に来た。
「…っ」
「おい蔵馬!大丈夫かよ!」
「降魔の剣で貫かれたからね。そりゃきついよ」
痛みが走ったのかお腹の傷を押さえる蔵馬。その様子に気絶した幼馴染を背負った幽助とぼたんは心配する。
「大丈夫。帰ったらちゃんと手当てしますから」
数日前、霊界の闇の三大秘宝である降魔の剣・暗黒鏡・餓鬼玉が飛影、蔵馬、剛鬼によって盗まれた。しかし霊界探偵になった幽助によって降魔の剣・暗黒鏡・餓鬼玉は奪還された。ただしそのさい蔵馬が飛影と降魔の剣がお腹に怪我を負った。
ピピピ
「「「!!」」」
幽助の手首につけた妖気計が鳴った。
「それは?」
「妖怪が近くにいるとその方向と距離を示す道具さ!」
「お前や飛影程じゃねえが近づいてくるぞ!」
身構える幽助達。この状況で襲われたら大変だ。
ト…
「「「!」」」
とうとう現れた。現れたのは狐耳の少女だ。
「なんだあのモフ耳娘は?」
「ありゃ妖狐だよ!蔵馬と同じやつ!」
幽助にどんな妖怪なのかを教えるぼたん。一方、同じ妖狐である蔵馬は驚いていた。
「………
「かや?」
華夜と呼ばれた少女。すると華夜は震え、瞳から涙が溢れてきた。
「蔵馬様!!」
「華夜!!」
泣きながら蔵馬に抱きつく華夜。
「蔵馬様会いたかった!まだ人間の姿なのに大怪我して!!治すので傷口見せてください」
「ああ。わかってる。」
華夜は自分の妖気を流し込み、蔵馬の傷の手当てをする。
「………心配かけてすまない」
「Σ!?」
蔵馬の謝罪に手当てを終えた華夜は驚いた
「あ、あの蔵馬様が謝った!?ええ!?偽者!?」
「偽者とは失礼だな」
ギリギリギリギリ
「いたたたたた。耳つねないでください」
狐耳をつねられる華夜。そんな華夜に狐耳を離した蔵馬が優しい笑顔で聞く。
「優しいオレは嫌か?」
「……………これはこれで良いと思います。//////」
そんな様子に幽助とぼたんは呆然としていた。
「だ、誰だいあの子は」
ぼたんは思わず呟く。
「いやオレはわかったぜ!あいつは蔵馬の……コレだ!!」
そう言って幽助は自信満々に自分の小指を立てる。ただし
「違います」「違うけど」
本人たちから違うと言われた。
「紹介しますね。彼女は華夜。見ての通り妖狐でオレの弟子です」
「弟子ぃ!?」
「はーこりゃたまげた」
なんと蔵馬の弟子だったのだ。
「えーとなんで弟子になったんだ?」
幽助は疑問を問う。
「……これ」
華夜が見せたのはピンクの宝石がついたペンダントだった。
「お母さんの形見。けど奪われちゃって。探し出すために盗賊になったんだけどなかなか見つからなかった」
「そんな中オレとオレが率いる盗賊団と出会ったんです。あの時は大泣きして逃げそうになったんですよ」
蔵馬の言葉に幽助は華夜を見る。
「逃げたのか」
「それは逃げるに決まってるでしょ!蔵馬様たちは極悪非道って名高かったんだから!!」
確かに極悪非道と名高い盗賊に出会ったなら逃げるのは当然だ。(ちなみに華夜は蔵馬が操る植物によって逆さ宙づりにされた)
「ん?でもなんで弟子入りしたんだい?」
ぼたんの問いに華夜は言う。
「「仲間入りしたら形見の情報が早く手に入るぞ」って言われたの。見ての通りその数年後こうして返ってきてくれた。でも……でも…蔵馬様が瀕死の重傷を負わされて……回復するために人間界に逃げて……お母さんが死んだときと形見が奪われた時みたいにすごく悲しかった。」
華夜の声がどんどん小さくなっていく。慕っていた蔵馬が重傷を負わされ、仕方がないとはいえ人間界へ逃げることになってしまった。悲しいのは当然だった。
「………華夜」
蔵馬が言うと華夜は無言のまま蔵馬にしがみついた。
「………幽助、本当ですね」
「?」
「自分のことで泣いているを見るとバツが悪いです」
そう言って蔵馬は優しく華夜を抱きしめた。
数日後
ピピピ
(妖気!?)
妖気計が鳴る。身構える幽助。しかし現れたのは
「幽助!」
「華夜!?なんだその姿!!」
洋服を着た人間姿(狐耳、尻尾無しの黒髪)の華夜だった。
「あの姿は目立つからね!人間姿に化けたの!上手でしょ!」
「おう!たしかに上手い!」
以前出会った尻尾を隠せない子ダヌキよりは断然上手だと思った幽助だ。
「幽助、蔵馬様から聞いたよ。暗黒鏡って秘宝を使った時助けてくれたって。本当にありがと」
「なーに!別にいいって事よ!」
幽助がいなかったら蔵馬とは2度と会えなかった。華夜は蔵馬を救ってくれた幽助に心から感謝する。
「だから霊界探偵のお仕事手伝うからね」
「え」
「それじゃあねー!」
「ええぇぇ!?」
その後、華夜は蔵馬と共に幽助の仕事の手助けをしたそうだ。