東方不動語 〜岸辺露伴の幻想入り〜   作:佐々木邦泰 

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次回から新部って言ったな。すまん。ありゃウソだった。
色々補完します。
3日連続ゥ!
とりあえず今日は非番でいいってさ。


番外編
幻想郷の奇妙な事件簿 番外編


ここは地獄。閻魔大王によって死者の行方...天国か地獄かを決める場所。そこへある霊が来た。

四季映姫・ヤマザナドゥ。彼女が裁判長でたった今裁判が終わろうとしていた。

「さあ判決を言い渡しましょう。あなたはクロ。父親殺しの罪は重い。地獄行きです。鳥井伴実」

彼女の持つ白黒はっきりつける程度の能力は絶対的なモノである。つまり閻魔大王の判決は覆らない。

 

無効だ。彼女の天国行きは天国の名のもと決定されている。異論は認めない。

 

「な...なんの権限がある! 何者だッ! 姿を見せろ!」

突如響く何者かの声。周囲の者がざわつく。

「天国の名のもとにだ。私は天国の扉(ヘブンズドアー)

そう言うと伴実の顔や体が本のように捲れていき、その中から少年が出てくる。

「彼女の天国行きは決定されている。それは絶対なんだ。神から借りた力と神に匹敵する力ではどちらが強いか賢明な者ならわかるはずだ。そうだろう?」

「地獄の裁判は死者の行く末を決めるものですが? それを妨害したのですよ? どうなるかわかっているのですか?」

周囲の鬼達が矛先を少年に向ける。いつでも...殺れる。

「その上でさ。決定は決定さ。彼女の魂は天国行きだ」

それじゃ。と言って少年は伴実の魂と共に天国の方へ歩いて行く。

不思議とそれを止めるものはいない。全員がわかっていたのだ。これは絶対。この少年には勝てないのだと。

 

「小町、鳥井伴実になにがあったか調べてきなさい。私も仕事を片付け次第地上へ行きます」

少年が去り、周囲のものが仕事に戻りつつある中、映姫はため息を吐いて部下の名を呼び、指示する。

「えぇ〜。今日非番なのにぃ〜」

だるそうに小町と呼ばれた少女が言う。彼女は映姫の部下の死神である。

「上司命令です。今すぐ行きなさい」

「はいぃぃ...」

映姫が珍しく怒りを見せている。

今は...逆らわない方がいいだろう...。

小町は渋々地上へ出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって八雲邸。結界に触れた者がいると言って数日間家を開けていた紫が帰ってきた。

「紫様おかえりなさいませ。結界に触れた外来人は始末したのですか?」

「彼は受け入れたわ。そうそう藍。彼、面白いものを持っているわ。でも厄介でもあるわ」

八雲紫をもってして厄介とは...?

「彼の能力について口外すると、私は焼身自殺しなければならなくなったわ」

「なっ! 何故故そのような...?」

「能力が他者に知られるのが嫌いらしくってね。ひどいわぁ」

その外来人の能力に起因するものか。藍は声を振るわせる。

「そんな...。それってあんまりですよ! 呪いとかその手の類ですよ! 私解除するように言って来ます!」

そう言って藍は飛び出しっていった。

独り残った紫。藍を止めることもなく、ぽつりと独り言を漏らす。

「ふふ。見せて。精神の具現化を。傍観(スタンド)立ち向かう(スタンド)か。あなたを探していたの。いつかお誘いしようと思っていたけどまさか...ふふふ。自らの意思で超常の力を繰り、定められた運命を逃れる、神に抗う者。程度の能力と対を成す能力、幽波紋(スタンド)。神に与えられた力と神へ抗う力。仙人が目指す果て。魔法使いが目指した究極形態。さあ私の...」

不気味な紫の声だけが八雲邸に残った...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは人里。

露伴は狭いが家具付きの一軒家を運良く見つけ、即金で購入した。金は『ピンクダークの少年』の初回連載部が普段ならば余ってしまう量が印刷しても足りないほどに売れ、射命丸文があなたの取り分だと言って持ってきたものだ。今日は甘味処で射命丸文と打ち合わせをしていた。

露伴は茶と団子を。文はあんみつをそれぞれ食べながらまったりと打ち合わせだ。たまにはこういうのもいいかもしれないと露伴も珍しく思っていた。

「キミにも取材がしたいな。今いいかい?」

文への好奇心が抑え切れず、取材したいと言ってしまう。

「露っ露伴先生! 今だなんてそんな。なにも答えられないですよ」

「言葉はいらないよ。読ませてもらうからな」

こっそりとテーブルの下に天国の扉(ヘブンズドアー)を出してすでに射命丸文を読んでいた。視覚は同期させていて、じっくりと読んでいた。

 

「おい君。岸辺露伴だな?」

「だったらなんだ?サインでも欲しいか?」

顔を上げずに(No Lookで)露伴は答える。

「鳥井伴実を知っているか? 裁判の結果を覆されて映姫様がお怒りなんだ」

「私もだ。紫様にかけた呪いを解け!」

別の声が聞こえてくる。仕方なく顔を上げると妙な格好をした赤髪の女と狐みたいなヤツがいた。なんだコイツら? コスプレ大会の帰り道か?

「なあ文くんキミの知り合いか?...あれ? いない...?」

そう! 射命丸文は死神の小野塚小町が現れた時点ではまだいたが、あのすきま妖怪の式が来たとなれば話は別だった。

故にすでに安全圏まで逃走していたのだ!

(困りましたねぇ。露伴先生の『ピンクダークの少年』は傑作だったのに。まあ何があったか知らないですけど、あんなところにいたら命がいくつあっても足りませんよね〜。逃げるが勝ちってヤツですよ。こりゃ。頑張ってくださいね♪露伴センセッ!)

射命丸文は腹黒かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪いけど、本当心が痛むんだけど、ペンで書き込んじゃったから天国の扉(ヘブンズドアー)は効力を永遠に発動するし、何より魂自体に書き込んだものは解除できない。もしどうしてもってなら、書き込んだページを破らなきゃいけない。でもそれってそのページに書かれた記憶を完全に失うってことになる」

「どうにかならんのか!?」

藍が声を荒げ、小町が睨む。

露伴は嫌々ながら口を開く。...策はスデに張り終わっている。

「なるなら解決策を言うだろぉ!? 大体なんなんだよ。この岸辺露伴の時間を潰してまでやらなきゃいけない問題か? 1人や2人うっかり天国に行っちゃいました位よくあることなんじゃあないか? それに幻想郷の管理人が僕のことを知ってりゃいいだろ。そこの狐! お前が僕の能力の詳細を知る必要性はないね」

じゃあと言って店を出て行く露伴。

店から少し離れたところでぽつりと言う。

天国の扉(ヘブンズドアー)。『僕が言ったことを全てまともと思い込む。一切の違和感を抱かない』案外ちょろい奴らだったな。ついでに少し読んだが、中々にやばい奴らだったようだ。死神に九尾か」

まともにやり合ったら即死だな。と思いつつ、フフと笑い、露伴は生活用品を買いに出かけていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...小町が地上でサボっているのが見つかり、映姫に13時間説教を喰らったのは言うまでもなかった...




小町かわいそうに。
これだけはウソつかない!
コレが終わったら本当に新部だよ!
アンケートの結果、結構辛辣だよぅ。
毎秒投稿ってwww

できるわけがないッ!
できるわけがないッ!
できるわけがないッ!
できるわけがないッ!

ハッ! できるぞ!(大嘘。ムリ)

アンケートはまだ受け付けてますよー!
も一個アンケート増やしたから見といてね。

前書き部分にあらすじを書いてほしいか

  • 書いてほしい
  • いらない
  • 今のままくだらない雑談でいい
  • 何も書かなくていい
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